また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 2911486
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

仙丈ヶ岳、南アの女王に逢いに厳冬期3000m峰へ!

2021年02月10日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
18:50
距離
26.7km
登り
2,289m
下り
2,275m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
17:02
休憩
1:48
合計
18:50
2:36
2:36
136
4:52
4:52
148
7:20
7:20
215
10:55
10:57
18
11:15
12:44
9
12:53
12:53
136
15:09
15:09
77
16:26
16:41
122
18:43
18:44
67
19:51
19:52
0
19:52
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
柏木登山口駐車場
深夜到着で駐車車両なし。
地元の方の善意で貸してくれているそうで感謝です。
コース状況/
危険箇所等
登山口から孝行猿の石碑を過ぎて林道手前まで
 →雪もなくツボ足で歩けます
林道併用の区間途中まで
 →圧雪の氷が出てるくのでチェーンスパイクで
林道併用区間後半から稜線まで
 →雪が多くスノーシューを使用
稜線から山頂
 →アイゼンとピッケル使用。核心部は稜線出て一段登った後のトラバースとその後の急な登りだと思います。当日は雪よ状態も良く問題ありませんでしたが、氷化したりしているとかなり神経を使うはず。

トレース状況
丸山谷ノ頭まではトレースがあり助かりました。それ以降は降雪と風でトレースはかき消されており、ラッセルとなりました。
長丁場の始まりです
2021年02月10日 01:04撮影 by  iPhone 11, Apple
2/10 1:04
長丁場の始まりです
真っ暗なので写真も撮らずひたすら歩きます。やっと松峯小屋の入り口。もちろん通り過ぎます
2021年02月10日 04:49撮影 by  iPhone 11, Apple
2/10 4:49
真っ暗なので写真も撮らずひたすら歩きます。やっと松峯小屋の入り口。もちろん通り過ぎます
空が明るくなってきました。
2021年02月10日 06:14撮影 by  iPhone 11, Apple
2/10 6:14
空が明るくなってきました。
樹林、そして樹林、また樹林
2021年02月10日 06:14撮影 by  iPhone 11, Apple
2/10 6:14
樹林、そして樹林、また樹林
日の出時刻になんとか2400mピークに到着。稜線に出る前では唯一視界が開ける場所です。
2021年02月10日 06:25撮影 by  ILCE-6400, SONY
3
2/10 6:25
日の出時刻になんとか2400mピークに到着。稜線に出る前では唯一視界が開ける場所です。
太陽の出る東側は見えませんが、鋸岳は見えました
2021年02月10日 06:26撮影 by  ILCE-6400, SONY
1
2/10 6:26
太陽の出る東側は見えませんが、鋸岳は見えました
北アルプスの上空にはキレイなビーナスベルトが!
2021年02月10日 06:29撮影 by  ILCE-6400, SONY
12
2/10 6:29
北アルプスの上空にはキレイなビーナスベルトが!
塩見岳方面も空が染まります
2021年02月10日 06:30撮影 by  ILCE-6400, SONY
11
2/10 6:30
塩見岳方面も空が染まります
槍穂高が真っ赤に染まりました!なんで望遠レンズ持ってこなかったんだと、ここでも山頂でも後悔(笑)
2021年02月10日 06:37撮影 by  ILCE-6400, SONY
18
2/10 6:37
槍穂高が真っ赤に染まりました!なんで望遠レンズ持ってこなかったんだと、ここでも山頂でも後悔(笑)
乗鞍岳です
2021年02月10日 06:41撮影 by  ILCE-6400, SONY
6
2/10 6:41
乗鞍岳です
一緒に登ったryoさんもカメラに夢中
2021年02月10日 06:42撮影 by  ILCE-6400, SONY
2/10 6:42
一緒に登ったryoさんもカメラに夢中
ここから樹林帯の続きです💦
2021年02月10日 07:12撮影 by  iPhone 11, Apple
2/10 7:12
ここから樹林帯の続きです💦
森の中を進みますが、ここら辺はトレースがあり助かりました
2021年02月10日 07:25撮影 by  iPhone 11, Apple
2/10 7:25
森の中を進みますが、ここら辺はトレースがあり助かりました
丸山谷ノ頭を過ぎるとトレースが薄くなります。ここは見上げるとため息が出る急登
2021年02月10日 07:56撮影 by  iPhone 11, Apple
2/10 7:56
丸山谷ノ頭を過ぎるとトレースが薄くなります。ここは見上げるとため息が出る急登
稜線に出る前のトラバース。去年メチャ大変だったところ。今年もやっぱり大変
2021年02月10日 08:52撮影 by  iPhone 11, Apple
1
2/10 8:52
稜線に出る前のトラバース。去年メチャ大変だったところ。今年もやっぱり大変
トレースは完全に埋もれているので、ひたすらラッセル
2021年02月10日 09:01撮影 by  iPhone 11, Apple
2
2/10 9:01
トレースは完全に埋もれているので、ひたすらラッセル
正月のレコと比べるとかなり埋まってますね。あと少しで稜線です
2021年02月10日 09:10撮影 by  iPhone 11, Apple
3
2/10 9:10
正月のレコと比べるとかなり埋まってますね。あと少しで稜線です
やっと稜線に出ると同時に視界が開けます!長かった〜
2021年02月10日 09:32撮影 by  ILCE-6400, SONY
4
2/10 9:32
やっと稜線に出ると同時に視界が開けます!長かった〜
核心部写真撮り忘れました…ということで、振り返ると雪庇と北アルプス
2021年02月10日 09:39撮影 by  ILCE-6400, SONY
3
2/10 9:39
核心部写真撮り忘れました…ということで、振り返ると雪庇と北アルプス
真ん中のピークが目指す仙丈ケ岳です
2021年02月10日 09:53撮影 by  ILCE-6400, SONY
3
2/10 9:53
真ん中のピークが目指す仙丈ケ岳です
去年の撤退ポイントまで来ました。あの岩のあたりで記念撮影したの思い出します
2021年02月10日 10:09撮影 by  ILCE-6400, SONY
3
2/10 10:09
去年の撤退ポイントまで来ました。あの岩のあたりで記念撮影したの思い出します
今日はさらに先へ!
2021年02月10日 10:35撮影 by  ILCE-6400, SONY
1
2/10 10:35
今日はさらに先へ!
上層の雲もだんだん取れて青空が!これは期待以上!
2021年02月10日 10:57撮影 by  ILCE-6400, SONY
14
2/10 10:57
上層の雲もだんだん取れて青空が!これは期待以上!
一歩進んで休憩し写真を撮るryoさんww
2021年02月10日 10:57撮影 by  ILCE-6400, SONY
1
2/10 10:57
一歩進んで休憩し写真を撮るryoさんww
仙丈小屋だ!
2021年02月10日 11:24撮影 by  ILCE-6400, SONY
1
2/10 11:24
仙丈小屋だ!
甲斐駒ヶ岳に鋸岳、奥は八ヶ岳です
2021年02月10日 11:24撮影 by  ILCE-6400, SONY
6
2/10 11:24
甲斐駒ヶ岳に鋸岳、奥は八ヶ岳です
ついに仙丈の頂をロックオン!
2021年02月10日 11:08撮影 by  ILCE-6400, SONY
12
2/10 11:08
ついに仙丈の頂をロックオン!
やった〜厳冬期初の3000m峰、仙丈ケ岳に着きました(^^)
うれしくてジャンプ!
2021年02月10日 11:32撮影 by  ILCE-6400, SONY
15
2/10 11:32
やった〜厳冬期初の3000m峰、仙丈ケ岳に着きました(^^)
うれしくてジャンプ!
ryoさんが持ってきてくれたサプライズビールで乾杯🍻最高だ〜(^O^☆♪
2021年02月10日 11:50撮影 by  ILCE-6400, SONY
8
2/10 11:50
ryoさんが持ってきてくれたサプライズビールで乾杯🍻最高だ〜(^O^☆♪
中央アルプスと御嶽山です
2021年02月10日 12:20撮影 by  ILCE-6400, SONY
7
2/10 12:20
中央アルプスと御嶽山です
仙丈から続く稜線、奥は鳳凰三山です
2021年02月10日 12:21撮影 by  ILCE-6400, SONY
6
2/10 12:21
仙丈から続く稜線、奥は鳳凰三山です
甲斐駒ヶ岳もドーン!去年の冬に登ったの思い出します
2021年02月10日 12:21撮影 by  ILCE-6400, SONY
7
2/10 12:21
甲斐駒ヶ岳もドーン!去年の冬に登ったの思い出します
どこ見ても美しい
2021年02月10日 12:34撮影 by  ILCE-6400, SONY
6
2/10 12:34
どこ見ても美しい
イケメン、北岳!
2021年02月10日 12:34撮影 by  ILCE-6400, SONY
10
2/10 12:34
イケメン、北岳!
間ノ岳
2021年02月10日 12:34撮影 by  ILCE-6400, SONY
6
2/10 12:34
間ノ岳
いわゆる1、2、3、富士山、北岳、間ノ岳
今日は本当に空気が澄んでいてクリアに見えます
2021年02月10日 12:35撮影 by  ILCE-6400, SONY
6
2/10 12:35
いわゆる1、2、3、富士山、北岳、間ノ岳
今日は本当に空気が澄んでいてクリアに見えます
手前が未踏の鋸岳、奥にはいつもお世話になっている八ヶ岳。左奥は浅間山もくっきり
2021年02月10日 12:35撮影 by  ILCE-6400, SONY
4
2/10 12:35
手前が未踏の鋸岳、奥にはいつもお世話になっている八ヶ岳。左奥は浅間山もくっきり
のんびりしすぎました。下山も長丁場なのでそろそろ降ります
2021年02月10日 12:37撮影 by  ILCE-6400, SONY
3
2/10 12:37
のんびりしすぎました。下山も長丁場なのでそろそろ降ります
でも振り返る(笑)
2021年02月10日 12:41撮影 by  ILCE-6400, SONY
3
2/10 12:41
でも振り返る(笑)
上層の雲が取れて、登るときよりキレイです
2021年02月10日 12:42撮影 by  ILCE-6400, SONY
3
2/10 12:42
上層の雲が取れて、登るときよりキレイです
雲と太陽と仙丈
2021年02月10日 12:46撮影 by  ILCE-6400, SONY
6
2/10 12:46
雲と太陽と仙丈
青空へと続く稜線
2021年02月10日 12:57撮影 by  ILCE-6400, SONY
3
2/10 12:57
青空へと続く稜線
去年の撤退ポイントで記念撮影
2021年02月10日 13:01撮影 by  ILCE-6400, SONY
3
2/10 13:01
去年の撤退ポイントで記念撮影
仙丈から大仙丈に続く稜線上の雲が印象的!
2021年02月10日 13:08撮影 by  ILCE-6400, SONY
6
2/10 13:08
仙丈から大仙丈に続く稜線上の雲が印象的!
ここは急角度なのでクライムダウンです。ここを降りるとトラバースがありますが写真撮り忘れた…
2021年02月10日 13:16撮影 by  ILCE-6400, SONY
1
2/10 13:16
ここは急角度なのでクライムダウンです。ここを降りるとトラバースがありますが写真撮り忘れた…
仙丈から大仙丈の稜線、カッコいい!
2021年02月10日 13:37撮影 by  ILCE-6400, SONY
5
2/10 13:37
仙丈から大仙丈の稜線、カッコいい!
大仙丈、地蔵尾根方向から見ると男っぽさを感じてかっこええ
2021年02月10日 13:38撮影 by  ILCE-6400, SONY
4
2/10 13:38
大仙丈、地蔵尾根方向から見ると男っぽさを感じてかっこええ
名残惜しいけど樹林帯へと下山開始
あ、ryoさんハマった(笑)
2021年02月10日 13:49撮影 by  ILCE-6400, SONY
2/10 13:49
名残惜しいけど樹林帯へと下山開始
あ、ryoさんハマった(笑)
ひたすら下山。松峯小屋あたり。ryoさん、足が痛いらしくスピードダウン
2021年02月10日 16:25撮影 by  ILCE-6400, SONY
2/10 16:25
ひたすら下山。松峯小屋あたり。ryoさん、足が痛いらしくスピードダウン
ryoさん待ちの間に夕日撮影
2021年02月10日 16:55撮影 by  ILCE-6400, SONY
5
2/10 16:55
ryoさん待ちの間に夕日撮影
最後はヘッテン下山でした
2021年02月10日 17:35撮影 by  ILCE-6400, SONY
4
2/10 17:35
最後はヘッテン下山でした

感想

去年途中撤退となった厳冬期の仙丈ヶ岳にアタックしてきました。
長い長い地蔵尾根、雪山となるとかかる時間もぐっと長くなります。

満を持しての深夜スタート。とにかく樹林帯が長い、わかっちゃいたけど長い!でもそのご褒美か、稜線前の唯一の展望ポイント2400mピークでちょうどご来光時間という奇跡が。さすがにこれは狙ってませんでしたが、本当にちょうどよい時間でした。真っ赤に染まる穂高を見ながら、望遠レンズを持ってこなかったことを後悔w

丸山谷ノ頭を過ぎてしばらく行くと、新雪でトレースも薄くなり、去年苦労した稜線直下は今年もラッセル!苦労して稜線にでると仙丈の大展望が迎えてくれました。
かなり疲労はありましたが、絶景に励まされながらついに仙丈ヶ岳のピークに立つことができました。

初めて仙丈ヶ岳に登ったのは登山を初めた2017年8月。あの時はまさか厳冬期の仙丈ヶ岳に登るとは夢にも思っていませんでした。ここ最近では最高の達成感を得られ、とっても感動した仙丈ヶ岳でした!

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1214人

コメント

素晴らしい
よく登ったね〜!リベンジおめでとう!
少しは見習わなければ
お疲れ様!
2021/2/12 16:15
Re: 素晴らしい
サンキュー!モチベ保つのが大変だったけど、稜線に出たらテンション上がったよ(^^)チャレンジ山行計画して誘っておくれ〜♪
2021/2/13 15:11
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら