しらびそ小屋
- GPS
- 08:51
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 940m
- 下り
- 925m
コースタイム
- 山行
- 5:20
- 休憩
- 2:10
- 合計
- 7:30
- 山行
- 1:09
- 休憩
- 0:01
- 合計
- 1:10
天候 | 2/12:曇り、2/13:快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
スノーシューは持参したものの使いませんでした。中山峠直下の急斜面はストックよりピッケルの方が良いですが、急斜面に入ってからではザックからの着脱は困難なので、早めに持ち替えた方が良いです。 |
その他周辺情報 | 稲子湯、八峰の湯 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
バラクラバ
毛帽子
靴
ザック
サブザック
アイゼン
ピッケル
スノーシュー
行動食
飲料
水筒(保温性)
レジャーシート
地図(地形図)
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
---|---|
共同装備 |
バーナー
ガス
コッフェル
|
感想
しらびそ小屋に宿泊する事を第一目標に、天狗岳は天候など条件が良ければ登りたい、という事で計画しました。みどり池入口にはトイレが無いので小海リエックスのトイレ前駐車場で車中泊。県道480号線から稲子湯への林道に入ると雪道になりましたが、2WD+スタッドレスで問題なく走行出来ました。5:30にみどり池入口に着きましたが、まさかのほぼ満車でギリギリ駐車する事が出来ました。出発時の気温は-4℃でこの時期にしては暖かでした。しらびそ小屋までのトレースはしっかりしていて踏み抜きも殆どありませんでした。しらびそ小屋で休憩し、おばさんに声を掛けて天狗岳に向けて出発。しらびそ小屋の気温は-8℃でした。中山峠への道もトレースがしっかり付いていて踏み抜きもありませんでしたが、中山峠直下の急斜面はストックでは支点にして身体を支えたり引き上げたりするには不向きなので、ピッケルに持ち替えたかったのですが、急斜面過ぎてザックを下ろしてピッケルに持ち替える事が出来ませんでした。しらびそ小屋を出る時点か、緩斜面のうちに持ち替えておいた方が良かったです。過去にも冬季にこのルートを登っているのですが、こんなに急登だった記憶がありませんでした。黒百合ヒュッテでランチ休憩。美味しいカレーを頂きました。トイレも借りましたが、小屋内のトイレが外からも出入り出来るようになっていて、綺麗で暖かいトイレでした。中山峠までの登りで体力と気力を使い果たしてしまったので、天狗岳登頂はあっさり諦めて中山峠から天狗岳方面に少し登って森林限界を抜けた展望の良い場所まで登りました。この時期の天狗岳周辺にしては珍しく無風で、曇り空ながらも遠望が利き、御嶽や槍・穂高がクッキリ見えました。この展望で満足して下山しました。下山時も中山峠直下の急斜面で大腿四頭筋を酷使し、登りのふくらはぎに加えて足を使いました。しらびそ小屋に着いた後、せっかく持って来たスノーシューなので、みどり池の上を歩いて遊びました。今夜の泊まり客は我々3人のみとのことで貸切でした。土間や食堂のある本館とは別棟の宿泊棟の8畳の個室が我々の部屋で、窓から天狗岳が見える部屋でした。暖房は石油ストーブがありました。コロナ対策でシュラフ持参かレンタルシュラフを借りるとのことでシュラフを持参しましたが、布団は敷き布団、掛け布団ともに使え、枕も使い捨ての枕カバー付でした。シュラフはシーツ代わりなのでスリーシーズン用のシュラフでも大丈夫です。トイレは中トイレで洋式1、和式2、男性用1で、使用済みのペーパーは備え付けの黒いポリ袋に入れてから箱に入れるのがここのルールでした。水場の水は流れており、煮沸する場合は飲用可で、煮沸しない場合はペットボトル入りの水を購入する、との事で我々は煮沸してコーヒーや歯磨きに使用しました。夕食は17:30から。客室と食堂のある建物は別棟ですが、階段で繋がっており、2階分くらい下ると食堂に行けます。少し早めに食堂に行き、食前酒に「にごり酒(700円)」を頂きました。美味しかったです。夕食は白身魚のフライをメインにカボチャの素揚げ、餃子、豆腐、白菜の漬け物、切り干し大根煮物、キャベツ、リンゴなど。ご飯もとても美味しく炊けていました。20:30消灯およびストーブ消火でしたが、その前に寝てしまいました。午前0時過ぎにトイレに起きた友人から満天の星と教えられ、2人で一眼レフを持ってみどり池の畔まで出て星の撮影をしました。いつもは三脚とソフトフィルターを持ってくるのですが、こんな綺麗な星空の時に限ってどちらも持って来ていませんでした。ベンチの上に薪を置き、カメラを空に向けて撮影しましたが、あまり上手くは撮れませんでした。このとき外気温は-10℃、室温は0℃でした。1時頃寝ましたが、そのまま6:30までぐっすり寝てしまいました。3季用の薄手のシュラフでしたが、暑い位で寒さは感じませんでした。5:00頃におばさんがストーブを点火してくれました。朝食は7:00からにして貰いました。急ぐ場合は6:00や6:30でも良いとの事でした。朝食は例の評判のトースト洋食を予約時にリクエストしました。厚切りのトーストにアンズジャムとトマトジャムが付き、ソーセージ、スクランブルエッグ、キャベツ、リンゴ、チーズ、コーヒーで噂通りの美味しい朝食でした。コーヒーはポットに多めに入っており、3杯お代わりしました。食事中にリスやホシガラスが食堂前のえさ台に来て食べていました。なかなか可愛いです。今回はリスを見るのも楽しみにしていたので、見られて良かったです。おばさんによるとリスが出てくるのは朝の時間帯との事でした。朝食の後、ゆっくり準備をして出発しました。天気はピーカンで無風、絶好の登山日和ですが我々は下山します。出発前の記念撮影は小屋のおばさんに撮ってもらいました。下山の途中登ってくる人10人以上とすれ違いましたが、小屋の息子さんともお会いしました。みどり池入口に着くと昨日よりさらに車が増えていました。まずは稲子湯で炭酸の温泉に浸かって疲れを取り、さらに八峰の湯(ヤッホーの湯)に入りました。どちらもしらびそ小屋の領収書で割引がありました。今回は天候に恵まれ、念願のしらびそ小屋泊が実現して大満足の雪山ハイクでした。
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