岩手山〜快晴に恵まれた冬季初登頂（柳沢コース↑↓）

2021年02月13日(土) [日帰り]

• GPS: 07:17
• 距離: 13.2km
• 登り: 1,572m
• 下り: 1,559m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:59
• 休憩: 1:18
• 合計: 7:17

6:25 スタート地点
6:49 6:51 馬返しキャンプ場
7:19 7:27 0.5合目
7:40 7:42 一合目
8:01 8:11 馬返しコース２．５合目分岐
8:33 8:42 旧道四合目
9:13 9:18 駒鳥清水
9:37 9:44 旧道六合目
10:05 10:05 七合目
10:14 10:14 八合目避難小屋
10:30 10:31 不動平避難小屋
11:10 11:10 焼走り分岐
11:15 11:30 岩手山
11:32 11:32 焼走り分岐
11:44 11:45 不動平
11:54 12:03 八合目避難小屋
12:07 12:07 七合目
12:15 12:16 旧道六合目
12:21 12:21 駒鳥清水
12:33 12:34 旧道四合目
12:43 12:44 馬返しコース２．５合目分岐
12:56 12:56 一合目
13:02 13:02 0.5合目
13:17 13:23 馬返しキャンプ場
13:42 ゴール地点

天候

・快晴

・気温は、出発時点で-7度、山頂は-2度。

・急登を終えた7号目付近から山頂まで強風、一時暴風でした。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・馬返し登山口までの道路は、第一駐車場2km手前まで除雪されていました。

・平日は工事のため通行止めとなっていると思われます。要確認。

コース状況／危険箇所等

・除雪最終地点から登山口まで2km程の圧雪路が続き、ツボ足でも歩けました。

・登山口から先もツボ足で歩けますが、0.5合目以降は踏み抜き跡が多くなるため、輪かん又はスノーシューの装着をおススメします。

・3合目から7合目手前まで続く急登は、早朝は雪がクラスト状でアイゼン又はスノーシューが必須です。また、体力の消耗を軽減するため、5合目から6合目までの間と6合目から先の急登は九十九折りに登りました。

・7合目から9合目までは緩やかな圧雪となっています。

・9合目から山頂お鉢までの登りは、左は積雪登りに加えて強風、右は積雪が少なく登り易くなっています。

・お鉢巡りは、焼走りコース合流付近から山頂まで積雪が続いていました。

・下山時は気温が高くなり、7合目以降は踏み抜きが増え、4合目以降はザラメ状になり歩き難くなりました。

・トイレ
馬返しキャンプ場・登山口、8合目避難小屋ともに使用できません。

・水場
馬返し登山口は豊富に流れています。

写真

2/13 6:26

除雪最終地点からツボ足で出発
2km程の圧雪路を緩やかに登ります

2/13 6:29

朝日に焼ける岩手山

2/13 6:44

第一駐車場を通過します

2/13 6:48

眩しい程の素晴らしい眺めです

2/13 6:53

道路歩きでウォーミングアップを終え、ハードシェルを脱ぎ出発します

2/13 6:58

固く締まったトレースでツボ足でも歩き易くなっています

2/13 7:11

ハート

2/13 7:20

0.5号目に到着

2/13 7:26

踏み抜いた後が多く歩き難いため、スノーシューを装着しました

2/13 7:31

トレース頼りに林の中へ

2/13 7:47

豆腐岩？
白い鯨のよう

2/13 7:49

振り向くと雲海が広がり、早池峰山が浮かんでいました

2/13 7:51

前日のトレースが沢山残っています

2/13 8:20

雪深いところもあり、先行者のトレースが有難い

2/13 8:20

途中、熊の足跡のようなものが

2/13 8:20

登山道を横切っていました

2/13 8:23

3号目付近から急斜面登りが始まります

2/13 8:34

旧道4号目付近

2/13 8:37

スノーシューの重みと積雪急登に苦しみ、各号目ごとに休息を取りました

2/13 9:21

旧道6号目のキケン岩の手前から

2/13 9:55

急登を終えて御鉢を眺めます

2/13 10:00

強風対策もバッチリ

2/13 10:04

正面から強風が吹き付け、地吹雪も発生していました

2/13 10:10

8号目避難小屋が見えてきました

2/13 10:15

封鎖された8号目避難小屋
トイレは施錠され使用できません

2/13 10:21

避難小屋から先をパノラマで

2/13 10:29

鬼ヶ城を見上げる

2/13 10:32

白く染まった岩手山セクシーゾーン
スノーシューからアイゼンに交換して、積雪の少ない右から登りました

2/13 10:56

暴風のお鉢に到着

2/13 10:57

途中までは積雪はありません

2/13 11:00

鬼ヶ城と秋田駒ヶ岳
奥には霞んで鳥海山が見えました

2/13 11:00

横殴りの暴風に耐えながら登ります

2/13 11:02

ここから山頂まで積雪が続いています
アイゼンでも問題ありません

2/13 11:08

左から森吉山、八幡平、岩木山
八幡平の奥は白神山地でしょうか？

2/13 11:14

暴風で前に進めません

2/13 11:15

雪の岩手山に初登頂

2/13 11:17

タッチ

2/13 11:17

岩木山と八甲田山

2/13 11:18

早池峰山と五葉山

2/13 11:22

看板裏のエビ

2/13 11:24

記念自撮り

2/13 11:31

素晴らしい景色を眺めるため、お鉢巡りはせずに下山します

2/13 11:31

下山は足取り軽く

2/13 11:35

鬼ヶ城と不動平避難小屋

2/13 11:35

トドが打ち上っているみたい

2/13 11:48

地吹雪が発生していました

2/13 11:51

避難小屋でコーヒータイム

2/13 12:07

ここから先は急斜面を下ります

2/13 12:09

余りの斜度に腰が引けます

2/13 12:21

良い眺めだと思っていると

2/13 12:33

股下まで踏み抜くこと数回

2/13 12:45

3号目付近
気温が上がりザラメ上の雪に足を取られるため、スノーシューを装着しました

2/13 13:17

馬返し登山口に無事下山

2/13 13:17

岩手山ありがとう！

2/13 13:20

湧水で喉を潤します

2/13 13:24

約2kmの車道歩きまでが登山です

2/13 13:41

空を見上げながら

2/13 14:09

この風景は毎日でも眺めていたい

2/13 14:46

〆は西根のむら重で生ラムスタミナ定食

撮影機器：

iPhone XS Max 64GB SIMフリー Apple

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 防寒着 ネックウォーマー レインズボン 毛帽子 靴 ザック スノーシュー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒（保温性） レジャーシート 笛 バッテリー 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス ゴーグル タオル ストック

感想

radeeeon

初めて冬の岩手山へ。

出発時点では-7度の気温も、「厳冬期」という言葉に疑問符が付くほど快晴に恵まれ暖かく感じます。

固く締まったトレースに0.5合目まではツボ足で登りますが、踏み抜いた跡が増えて歩き難いためスノーシューを装着。林の中へと続くトレースを辿りました。

3合目から7号目手前までの長い積雪急登では先行者のトレースを利用しますが、固い積雪にスノーシューのリフターをもってしても常に前傾姿勢になり、加えて強い陽射しに体力を消耗。

時には九十九折りに歩き、各号目を目安に休憩を取りながら登り詰めれば、強風と共に白く広い平原とお鉢が出迎えてくれました。

お鉢への登坂でアイゼンを装着し、山頂へ。
眼下に広がる雪景色に感動しつつ、横殴りの暴風に耐えながら雪の岩手山に登頂。
南西の方角は霞んでいたものの、多くの山々を眺めていました。

下山はアイゼンのまま走るように下ります。
所々で踏み抜いた跡があり注意して下りますが、それでも数回、足が埋まるほど踏み抜きました。

高い気温にザラメ上になった3合目以下では、スノーシューを装着して踏み跡のない重い雪を存分に味わいました。



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このレコを編集している途中で震度5弱の大きな揺れに遭い、自宅のある地域で停電が発生。
10年前と同様に暗闇の中、緊急対策のため出勤しました。
不謹慎とは思いますが、街明かりがなく、星が綺麗に見えた夜となりました。

震災への備えを忘れず、気を引き締めなおすには十分過ぎた今回の地震。
今後の余震にも注意しましょう。

コメント

reka07

自撮り写真を見て( ﾟДﾟ)
先にコメントを頂きましたが、お鉢下でスライドしましたね！！
今回も又又レコで気が付くなんて・・・
前日には岩手山へ登ろうと決めていましたが、今回は御神坂を選択。
柳沢にしたらば・・・でも、radeeeonさんに付いて行けねーｗ

radeeeon

Re: 自撮り写真を見て( ﾟДﾟ)
ホームマウンテンにお邪魔させていただきましたよ
rekaさんとは気付かず僅かながら話をしましたが、後から判明し、強風も「普通、普通」の言葉に納得しました（笑）

いつかrekaさんの案内で岩手山に登ってみたいものです

chem

八合目避難小屋
冬期初登頂おめでとうございます！
八合目避難小屋は冬期は裏側(お鉢側)が入口になります。封鎖されているわけではありません。トイレも外のトイレは閉鎖されてますが、小屋の中に冬期用のトイレがあります。次回はぜひ中で休んでいって下さい。

radeeeon

Re: 八合目避難小屋
chemさん、情報ありがとうございます！
当日は裏口に吹き溜まりができていたため確認できませんでしたが、こちらは開錠されていたのですね。
中にもトイレがあることも初めて知りました😅