神室山
- GPS
- 16:53
- 距離
- 18.6km
- 登り
- 1,480m
- 下り
- 1,456m
コースタイム
- 山行
- 10:04
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 10:34
- 山行
- 5:35
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 6:10
天候 | 初日 終日晴天無風 二日目 晴天 風は稜線場で10mくらいか? |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
そこから鳥居まで15分、さらに登山口までは30分くらい |
コース状況/ 危険箇所等 |
初日 昨日の積雪でモフモフ 最初のうちは良かったが、前神室まで延々とラッセルは流石にヤバい 第一ピーク〜第二ピーク間は雪庇をかわすと踏み抜き帯へ。 リスク考えれば当然後者 山頂手前はさらにヤバい踏み抜き帯 落ちたら戻れるのか不明 牛歩で時間を要する とりあえずノートレースがこんなに苦労するとは… 二日目 稜線は雪が締まって昨日よりはいい感じだけど、踏み抜きは変わらず 昨日のトレースを忠実に再現 いっぷくあたりから下はもう溶け出していて滑る滑る 重い雪だった |
その他周辺情報 | 温泉入るの忘れた… |
写真
感想
ようやくおとずれた厳冬期でのチャンス。
朝日連峰と直前まで悩んだが、若干天気の不安があったのでこちらをチョイス。
前日の真昼岳を早めに撤退して体力温存で前乗り。
登山口は役内集落終点
夜明け前にスタート
前日の降雪でフカフカ
当然ノートレース、というか俺の前はいつトレースがついたのか不安になるくらいの真っさらの雪。
本来の登山口からすぐに渡渉地点だが、雪壁が高くてしばらくウロウロ。
何とか道を見つけたと思ったら急登。
雪が締まってれば登りやすいがフカフカ。
一歩一歩足場を作りながらのラッセル。
いっぷく平まで既に予定よりロス。
第一ピークまでは雪庇を避けながら何度も雪壁を乗り越えて体力を奪われる。
第二ピークからは踏み抜き帯。
雪洞として使えるな…と落ちた穴の中で落ち着いてみたり。
前神室に着いた頃には既に予定より2時ロス。
前回はトレースがあったが今回は延々と一人ラッセル。
こんなに長い一人ラッセルは初めてだ。
泊まり装備でなければここで撤退だね。
しばらく稜線歩きを満喫したのち、山頂手前は最難関の踏み抜き地帯。
落ちても夏道なんだろうけど、確証はない。
かと言って避けすぎても崖下に落ちる。
一歩一歩足場を確認しながらの牛歩。
ようやくの山頂は夕日色に染まっていました。
小屋は当然埋まってたのだが、予想外なのは扉が開いていたこと…
中まで雪がぎっしり。
30分くらい雪かきした頃にはもう日暮。
飲んで食って就寝。
二日目は晴天だが強風。
といっても気温が高いのでそよ風に感じる。
昨日のトレースを忠実に辿って危険地帯を抜けると後は素晴らしい稜線歩き。
前神室の先でまさかの三人とスライド。
危険地帯を周知して下る。
気温が高く雪が重いがおかげで締まって昨日よりはグリップが効く。
最後の急登は冷や汗を流したが無事下山。
厳冬期の神室山は想像以上に美しかったが、リスクは高い。
今回のようによほどコンディションが良くなければ無理だっただろう。
次はいつ来ようか。
コメント
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最高ですな
天気が良くても誰でも歩ける訳ではない場所。さすがであります。
小屋の雪掻きまでお疲れ様でした。
写真がどれも綺麗!
mooreeさん、ありがとうございます。
もしかしたら会えるんじゃないかとワクワクしながら登っていました。
来るなら南か東からかなぁ…とね。
友人の友人が東稜から登ったらしいですが、登りで7時間だったそうです。
いずれにせよ、ソロラッセルはきついっすw
はじめまして。
体力の無い私には到底無理なエリアなので、素晴らしい景色を見せていただきとても幸せな気分になりました。
山って良いですね💕
ありがとうございました😊
ありがとうございます。
ノートレースじゃなければこんなに苦労する山じゃないんですけどね。
苦労してもこの景色の為にって頑張れます。
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