白山(湯ノ谷右俣〜観光新道・新ルート開拓)
- GPS
- 09:45
- 距離
- 43.1km
- 登り
- 2,389m
- 下り
- 2,374m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
路肩に5台程度駐車可能。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆白峰ゲート〜市ノ瀬発電所 ・除雪終了につきチャリ利用。 ◆市ノ瀬発電所〜別当出合 ・積雪たっぷりだがたまに雪切れがあるため板の着脱が必要。 ・別当出合の吊り橋に積雪はなし。 ◆別当出合〜御前峰 ・いつも通り砂防新道に沿って適当に登っていく。 ・甚之助避難小屋は埋まっているので利用不可。 ・室堂周辺の積雪も多い。 ・御前峰への逆くの字周辺の積雪はかなり減っている。 ◆御前峰〜市ノ瀬発電所(スキー滑走) ・御前峰から水屋尻雪渓を滑ってそのまま湯ノ谷右俣へ落ちていく。 ・殿が池避難小屋の先を左に入って観光新道に合流。 ・そこから観光新道大斜面を滑って別当出合をスルー、できるだけ遠くまでトラバースできれば帰りが楽ちん。(今回はS字までいけた) ・あとは適当にショートカットして、六万橋からはヒールフリーで発電所まで。 |
写真
感想
今週の土曜日は祝日なのでセンセーも休み。
ということでセンセーと二人で土曜友の会となった。
とはいえ午後から天気は崩れそう、午前中のうちに速攻で登って下りてくる必要がある。
となればやっぱりホームの白山か、ってことで1時スタートで白山へ向かうことになった。
今回もセンセーが新ルートを提案してくれた。
水屋尻雪渓から湯ノ谷右俣を滑って途中から観光新道に合流、そこから斜面をトラバースして市ノ瀬寄りの林道に合流しようという作戦だ。
自分としては意外と観光新道の斜面を滑ったことがなかったのと、水屋尻雪渓から湯ノ谷に向かって滑ったこともなかったので興味津々。
これは行くしかない。
1時スタートフライングなしという約束だったが安定のフライング。
0時45分に揃ってチャリでスタート。
発電所までチャリでいけそうだということだったので楽勝ムード。白山はすっかりご近所さんになった。
別当出合までに先行者さんが3名。
スキーヤー2名とツボ足登山者さん1名。ご挨拶して先に行かせてもらう。
すっかり白山の0時スタートもメジャーになったようだ。
というか他の山域でこういうのってあんまりないよね。
お一人はブログの読者さんでした。ありがとうございました。
チャリだしラッセルもないし板も軽いので速かった。
別当出合まで3時間。
ほんの1か月半前はフルラッセルで6時間以上かかってたのが夢のようだ(笑
別当出合から先も足は軽かった。
石畳をクトーでこなしてあとはテキトーに登るだけ。
もはや白山は目をつぶっていても登れる。
甚之助避難小屋の手前で明るくなってきてエコーラインの手前で日が昇った。
快晴無風で暖かく、ピクニック気分。
ただ御嶽山や北アルプスは霞んでいて見えなかった。残念。
室堂周辺の雪は増えて御前峰周辺の雪は減っていた。
ブッシュが出ている逆くの字を詰めてまずは登頂。
白峰から7時間20分。ラッセルがないとかなり楽ちんだ。
滑走モードに換装したら水屋尻雪渓に滑り込む。
今日からNewスキーなので不安半分期待半分だったが、短い割に安定感もあってとても扱いやすかった。
今後の残雪期の主役になるかも。
今日のメインはここから。
くの字から水屋尻雪渓に入って弥陀ヶ原から湯ノ谷右俣へと入っていく。
ここはセンセーは沢登りできたことがあるようだが自分は初。厳密には上部だけは昔残雪期に登ったことがあるレベル。
滝が二か所あるようだがこれだけ雪があるのだから大丈夫だろう、ってことで偵察GO!
恐る恐る狭い谷を抜けたらドーンと広大な雪原が広がっていた。
観光新道から見えていたダケカンバの森が春にはこんな大雪原になるのか。
右には釈迦岳、左に別山の絶景を眺めながらの滑走はなんとも贅沢。
写真を撮り合いながら殿が池避難小屋あたりまで滑って観光新道に合流。
そこからはトラバース気味に別当出合をスルーしてS字カーブまでショートカットした。
林道の雪も良く滑った。
やっぱり早起きは三文の得。もう少し遅かったらべしゃべしゃになって滑らなかったかも。
あっという間に市ノ瀬発電所まで戻ってあとはチャリで自動運転。
春の白山を短時間で満喫できてとってもお得な山行となった。
今日も白山に新しいコース開拓をしてきた。御前峰から弥陀ヶ原さらに湯ノ谷右俣源頭に入り観光新道大斜面を滑り別当出合に至る。全く無駄のないコースで山頂から白峰まで2時間で戻ることができた。
今日のコースも前から行きたいと考えていてガンを誘って深夜1時前に白峰ゲートをチャリでスタート、除雪は発電所まで8km弱進んでいた。先行者3名を抜いて3時間一番乗りで別当出合に着いた。ここからもガシガシ登り山頂には8時頃到着した。 もう白山はご近所さんになった。
山頂からスベスベ斜面を繋いで弥陀ヶ原へ、ここからまだ滑ったことのない湯ノ谷右俣源頭へ滝マーク2つは埋まっていた。右手に釈迦岳を見ながら落ちて行く。見たことのない景色である。殿ヶ池避難小屋下で観光新道に合流してうまくガレ場向こうに出れた。ここからは最高のザラメスベスベ斜面を別当出合はるか先のS字カーブ手前まで滑って林道に合流。
林道は市ノ瀬まで自動運転、ここから発電所まで手漕ぎで、チャリに跨がればもう楽勝、山頂から白峰まで2時間で無駄のない完璧コースであった。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する