鬼ヶ岳〜根場浜からの周回

2013年05月25日(土) [日帰り]

• GPS: 04:45
• 距離: 9.2km
• 登り: 1,075m
• 下り: 1,059m

コースタイム

08:45 根場浜の駐車場
08:59 東入川砂防堰
10:39 雪頭ヶ岳 10:50
11:06 鬼ヶ岳 11:30
12:17 鍵掛峠
13:06 西湖いやしの里根場
13:17 根場浜の駐車場

天候

→

アクセス

利用交通機関：

自家用車

駐車場：根場浜の駐車場

【交通費】
(車)高尾山→河口湖　　900
(車)河口湖→国立府中　1350
計：2250

コース状況／危険箇所等

○根場〜雪頭ヶ岳
・東入川砂防堰を過ぎるとひたすら登りだが、道は歩きやすい。
・樹林で展望はほとんどないが、雪頭ヶ岳が近くなると展望がよくなる。
○雪頭ヶ岳〜鬼ヶ岳
・数箇所補助的にロープがある。
・5mくらい？のハシゴが1箇所。片側は絶壁で少しスリル感はあるが、慎重に行けば問題ない。
○鬼ヶ岳〜鍵掛峠
・道は狭めで、踏み外すと・・と考えるとぞっとするほど、道の両側は急斜面。
・基本的に樹林に覆われているが、ところどころで大展望がある。
・短めのアップダウンが多い。
・岩が多く、段差が高いところもある。
・ザレて滑りやすい場所もある。
○鍵掛峠〜根場
・急斜面をひたすらジグザグに下っていくが、意外にも道は歩きやすい。


温泉：富士西湖温泉　いずみの湯　900円
食事：ほうとう不動

ファイル

非公開 0525清算.txt

（更新時刻：2013/05/28 17:43）

写真

5/25 19:01

根場浜の駐車場に車を置いて、まずは富士山。

5/25 19:01

西湖と富士山
午後から曇りの予報だが、朝は快晴。

5/25 19:02

根場は西湖の北西端にある。

5/25 19:02

根場浜の駐車場

5/25 19:02

魚眠荘の奥に鬼ヶ岳への登山口。
これから登る雪頭ヶ岳が正面に見える。

5/25 19:03

東入川砂防堰
東屋もあって、ちょっとした公園になっている。
ここから本格的な登りが始まる。

5/25 19:04

春と夏の境目で花は少なめだったが、この花が多く咲いていた。
ツルキンバイ？

5/25 19:04

急坂を登り続けると、ブナの原生林に変わる。

5/25 19:04

登るにつれて、段々と木々の背が低くなっていき、富士山が見えるようになる。

5/25 19:04

雪はずいぶん少なくなった。

5/25 19:05

雪頭ヶ岳に到着。
西湖と富士山の眺めは絶景。

5/25 19:05

雪頭ヶ岳山頂
展望は富士山側のみ。

5/25 19:06

フデリンドウ？
ハルリンドウ？

5/25 19:06

鬼ヶ岳へは、数箇所ロープが付いた場所がある。

5/25 19:06

籠掛から王岳への稜線。

5/25 19:07

鬼ヶ岳の山頂近くにあるハシゴ

5/25 19:07

ハシゴの途中で横を見る。
左側は絶壁。

5/25 19:08

富士山に少し雲がかかり始めた。

5/25 19:08

鬼ヶ岳山頂
奥には南アルプスの峰々が見える。

5/25 19:08

山頂にある鬼の角。

5/25 19:09

鬼を踏む。
鬼の角のてっぺん。

5/25 19:09

鬼ヶ岳から東側の眺め。
左側が節刀ヶ岳

5/25 19:09

鬼の角
奥に十二ヶ岳

5/25 19:10

鬼ヶ岳からの富士山。
手前が雪頭ヶ岳。

5/25 19:10

鬼ヶ岳からの富士山。
下半分は雲に隠れてしまった。

5/25 19:10

ツルキンバイ？

5/25 19:11

まだまだ新緑。

5/25 19:11

鍵掛への稜線からの富士山。

5/25 19:11

鍵掛への稜線は細めの道。
もう終わっていたがツツジが多い。
道の両脇はかなりの急斜面。

5/25 19:11

岩の上からの眺め。
雪頭ヶ岳の尾根の向こうに富士山。

5/25 19:12

この岩の上に登ることができて、眺めが良い。

5/25 19:12

振り返って鬼ヶ岳。

5/25 19:12

稜線からは所々でこのような景色が見られる。

5/25 19:13

鬼ヶ岳と雪頭ヶ岳

5/25 19:13

5/25 19:13

右下がこれから下る根場。

5/25 19:13

鍵掛峠
ここから根場に下る。

5/25 19:13

急斜面をひらすらジグザグに下っていく。
意外にも歩きやすい道。
新緑がよい。

5/25 19:14

ヤマツツジが見頃だが、数は少ない。

5/25 19:14

西湖いやしの里根場。
有料施設なので立入禁止と書いてある。

5/25 19:14

富士山は、ほとんど隠れてしまった。

5/25 19:14

いやしの里と奥に鍵掛の稜線。

5/25 19:14

根場からの雪頭ヶ岳

5/25 19:15

根場浜の駐車場

5/25 19:15

駐車場に戻ってきた頃には、富士山はほとんど隠れてしまった。

撮影機器：

PENTAX K-5 ペンタックス

感想

WashiTabi

天気予報は午後から曇り。
朝家を出て中央道の大月JCTを過ぎるくらいまでは、どんよりとした曇り空だった。
富士山狙いの鬼ヶ岳だったが、今日は無理か・・・と思っていたら、河口湖インターに着いた頃には一転して快晴。
くっきりと富士山が見えていた。

西湖の北西端にある[b]根場（ねんば）浜の駐車場[/b]に着いたのは朝8時半頃。
まずは西湖の畔で、いつ隠れるかわからない富士山を撮っておいてから出発。

魚眠荘の前を通って少し進むと鬼ヶ岳の登山口があり、これから登る雪頭ヶ岳が正面に見える。
ちょっとした公園になっている[b]東入川砂防堰[/b]を過ぎると、本格的に登りが始まる。

ここから雪頭ヶ岳までは、ひたすら登り。展望はほとんどない。
序盤は檜か杉かの樹林帯だが、いつの間にか緑が映える[b]ブナの原生林[/b]に変わる。
さらに登ると段々と木々の背が低くなっていき、所々で富士山が見えるようになってくる。

東入川砂防堰から約100分で[b]雪頭ヶ岳[/b]の山頂に到着。
山頂からは富士山が真正面に見え、西湖も全体が見渡せる。
山頂はそこそこに広く、大休止するのなら鬼ヶ岳よりもこっちの方が良いと思う。
時期が合えば花畑になるらしいが、今回は春と夏の中間だからか花は少なめだった。
展望があるのは富士山側の南面のみ。

雪頭ヶ岳からは、ロープもありハシゴありの道になる。
といっても、慎重に行くのは当たり前として、それほど危険な道ではない。
小さくアップダウンを繰り返すと、雪頭ヶ岳からわずか15分ほどで[b]鬼ヶ岳[/b]に到着。

山頂は肩丈ほどと木々に囲まれているが、岩にの上ってみれば、ほぼ360度の展望。
南面には富士山と雪頭ヶ岳が並び、西湖が少しだけ見える。
東西には御坂の山々。
東側には節刀ヶ岳と十二ヶ岳、奥に黒岳。少し霞んで三ッ峠。
西側には鍵掛から王岳と、奥に毛無山。ずっと遠くに白い南アルプスの峰々も見える。
北面は、八ヶ岳と甲府盆地があるはずだが、この日は霞んでいて全く見えなかった。

鬼ヶ岳でしばらく休憩したら、鍵掛峠に向かって下る。
道は狭めで、両側はソっとするほどの急斜面。
また岩も多く、段差が大きめの短いアップダウンを何度も繰り返しながら進んでいく。
樹林に覆われているが、丈はそれほど高くなく、所々で大展望が得られる。

鬼ヶ岳から50分ほどで[b]鍵掛峠[/b]。
鍵掛峠は鬼ヶ岳から標高差で200mほどしか下っていない。
これから残り600mほどを一気に降りないといけないか、と思うと気が滅入る。

鍵掛峠からは、急斜面に付けられたジグザグの道を、ただひたすらに下って行く。
だが、予想に反して道は歩きやすく、新緑が見事なのもあって、あまり疲れを感じない。
鍵掛峠から1時間もかからないうちに、[b]西湖いやしの里根場[/b]に着いた。

西湖いやしの里根場は、たくさんの古民家が建ち並び、背後に富士山も見える、なかなかいい雰囲気の場所。
有料施設なので、中に入ることはできないが、外周を周りながら眺めるだけでも楽しめる。
あとは川沿いの歩道を行けば、根場浜の駐車場に着く。
駐車場に着いた頃には、富士山はほとんど隠れてしまっていた。

温泉は、車で西湖に沿って北岸を行き[b]いずみの湯[/b]へ。
意外にも貸切状態で露天風呂に入れた。
ここは広い畳の休憩所もあり、食事もできるが、ここでの食事は我慢する。
そして、河口湖の北側にある[b]ほうとう不動[/b]へ、
温泉に入ったばかりなのに、汗だくになってほうとうを頂く。



根場浜から周回しておおよそ4時間半から5時間くらい。
登りはキツいが、降りてきて見ればあっという間だった気がする。
最近当てにならない天気予報だが、富士山と西湖の絶景が見られて本当に良かった。


○コース参考
・昭文社　山と高原地図　「31　富士山」（2012年版）
・山と渓谷社　新・分県登山ガイド　14　山梨県の山　「7　鬼ヶ岳」

○すべての写真（Googleフォト）
https://goo.gl/photos/Cj4FnVBVmUUwdPEe7