地蔵尾根から雪の仙丈ヶ岳へ、下見から8年半。

2021年03月30日(火) 〜 2021年03月31日(水)

• GPS: 16:56
• 距離: 26.7km
• 登り: 2,013m
• 下り: 2,227m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:57
• 休憩: 0:19
• 合計: 8:16

5:08 地蔵尾根駐車場
7:22 7:33 地蔵尾根中間水場
9:54 10:00 松峰小屋
12:26 12:28 丸山谷ノ頭
13:24 宿泊地

2日目

• 山行: 8:52
• 休憩: 0:17
• 合計: 9:09

4:57 宿泊地
6:33 6:35 地蔵尾根合流
6:55 7:03 仙丈ヶ岳
7:12 7:12 地蔵尾根合流
9:27 9:27 丸山谷ノ頭
10:57 11:03 松峰小屋
12:59 13:00 地蔵尾根中間水場
14:06 地蔵尾根駐車場

天候

二日間とも晴れ、早朝は眺望でるが、春霞。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

柏木の駐車場にきれいな簡易トイレ。感謝です。

コース状況／危険箇所等

大変よく整備された登山道。2700mから2800mは夏道を辿るか、雪渓直登か、ハイマツ帯か、雪の状態により判断か？

写真

3/30 5:03

9年前には無かったトイレと水場。
感謝です。

3/30 5:04

そう、南アルプスの女王が見守ってる！

3/30 5:04

篤志家の方に感謝！

3/30 5:35

孝行猿のお墓だそうです。

3/30 6:11

まぁ、とにかく長い林道との並行登山道。行きはまだしも、帰りはウンザリ。TJARのルートです。

3/30 6:12

道標は、ちょっと不親切。

3/30 6:31

ずっと林道でも良いような区間も。

3/30 7:00

です。

3/30 7:20

霞かかった、中央アルプス。

3/30 7:53

美林、たぶんカラ松。

3/30 8:08

戸倉山、先代犬ricaloと奥と登った事がある。陣馬形山にキャンプして、ゆるキャン人気とコロナで閉鎖中らしいですね。残念。

3/30 8:22

残雪。

3/30 9:23

チェーンスパイク装着。

3/30 9:52

松峰小屋には、寄りません、9年前にはお世話になりました。

3/30 10:11

ここまで5時間、、、走る方には緩やかな傾斜で良いけど、歩く方にはちょっとね。

3/30 10:16

ようやく登山って感じ。

3/30 11:12

地蔵岳のトラバース。

3/30 11:22

昨年登った鋸岳。大ギャップ、小ギャップがよく見えます。

3/30 11:25

踏み抜き、これから本番でしょうか。

3/30 11:44

青空ですが、周囲は霞がかってます。

3/30 11:45

地蔵岳の向こうにかろうじて中央アルプス。

3/30 12:30

脱出に大変苦労した踏み抜き。

3/30 13:09

急登。

3/30 14:01

9年前の下見で指摘していた、最大の難所。森林限界に抜ける前の、ダケカンバ、ハイマツ帯の急登。

3/30 14:03

幸いにも雪が締まっているので、うっすらと残ってるトレースを辿って。

3/30 14:21

左側の樹林帯にビバーク適地ないかなぁ。

3/30 14:42

森林限界を超えるとこまで、行きましたが、ビバーク適地なし、トホホ。

3/30 14:42

下方に見つけた適地。ハイマツを踏みつけて下降。

3/30 15:11

我が家完成。

3/30 15:12

ストームコードは木に縛り付けて。

3/30 15:12

雰囲気あり。

3/30 15:13

宝物たち。お疲れ様。

3/30 15:46

定番、メスティン炊飯、アルコールバーナーで。
赤いのはパプリカ、最近山によく持ってゆきます。

3/30 16:01

出来上がり、カレーチーズリゾットwithパプリカ、生ハム。

3/30 16:14

ベントピッケルと鋸岳。

3/30 16:17

ダイソーメスティン で水作り。

3/30 16:37

天空の我が家。

3/30 23:24

月明かり。

3/31 4:59

出かけます。

3/31 5:00

振り返って。

3/31 5:36

怖かったトラバース、直登が正解だったかも。

3/31 5:45

モルゲントートの中央アルプス。

3/31 5:45

南ア南部も！

3/31 5:51

甲斐駒に八ヶ岳。

3/31 6:05

中央アルプス、木曽駒の向こうに御嶽山も。

3/31 6:16

行くぞ。

3/31 6:16

ヒャッホー！

3/31 6:34

甲斐駒、八ヶ岳。決まってる構図。

3/31 6:35

綺麗な雪稜。

3/31 6:51

南ア南部が光ってる。

3/31 6:51

手前塩見岳。角度が違うとわからないね。左端に双耳峰の笊ヶ岳。

3/31 6:51

地蔵岳のオベリスクを確認。

3/31 6:54

登頂。背景の中央アルプスが綺麗。

3/31 6:54

鳳凰三山、富士山と北岳。

3/31 6:54

富士山、北岳、間ノ岳、南ア南部。

3/31 6:55

塩見には、仙塩尾根で向かいたい。

3/31 6:55

最高の構図ですね。

3/31 6:55

こっちもね。

3/31 6:56

ちょっと厳しい顔のジジイ。

3/31 7:03

帰ります。

3/31 7:04

適当に降ります。

3/31 7:10

最高！

3/31 7:39

見えてきたよ、緑のテント。

3/31 7:45

怖かったトラバースですが、この少し上でこの雪渓を直登してきた方と出会いました。5回目とのこと。雪が締まってればこのルートの方が良いですね。流石ベテラン。

3/31 7:54

帰ってきました、

3/31 8:35

もう霞。

3/31 8:42

帰ります。

3/31 9:49

仙丈ヶ岳。

3/31 10:03

地蔵岳と中ア。

3/31 10:05

塩見岳と南ア南部。

3/31 13:50

もう少しかな？しかし長いよね。

3/31 14:04

帰還、都合4名の方とお会いしましたが、全員日帰り、、、猛者ばかり。9年前と違い人気の尾根になったようです。

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-1 オリンパス

装備

個人装備

ベントピッケル

感想

リカロJP🐶

2012年8月18日に「、、積雪期の下見をかねて」と銘打って奥と登った地蔵尾根。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-217152.html

先週、八ヶ岳のレコにBBCさんからコメントを頂き、最近のレコを見ると地蔵尾根」のレコが。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2999899.html

これは行かねばなるまい、と思いました。
とても強いモチベーション。
この三月、県界尾根の赤岳、桂小場の木曽駒、そして、地蔵尾根の仙丈。なんか揃ったね、ありがとうBBCさん！

ビバーク適地を探すのに100mほど下ったりの、お笑いのアルバイトはあったけれど、快適なテント泊。爆睡。
翌朝、微風快！最高の雪稜散歩でした。仙丈ヶ岳は
やはり伊那のお山、中央アルプスが近い。またこの方向からの北岳と富士山、甲斐駒と八ヶ岳、塩見とそれに続く南ア南部のコラボは、素晴らしい。
まぁ、360度の絶景なんですけどね。

こんなに好天好条件の揃った山行が連続するのは珍しい。ちょっと怖いなぁ、気を引き締めなければいけないな。とベントのピッケルに誓う。そう、あまに油で磨こう。