双六岳…ならず弓折岳まで(北ア)

2021年04月03日(土) [日帰り]

• GPS: 12:37
• 距離: 21.4km
• 登り: 1,597m
• 下り: 1,561m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:09
• 休憩: 1:25
• 合計: 12:34

2:58 新穂高温泉無料駐車場
3:07 3:11 新穂高温泉バス停
3:13 3:14 新穂高登山指導センター
3:23 3:27 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
3:45 3:45 お助け風穴
4:05 4:06 中崎橋
4:20 4:20 笠新道登山口
4:42 4:45 わさび平小屋
5:33 5:33 小池新道入口
7:04 7:04 イタドリが原
10:18 11:09 弓折岳
13:19 13:19 小池新道入口
13:51 14:04 わさび平小屋
14:24 14:24 笠新道登山口
14:41 14:41 中崎橋
14:58 14:59 お助け風穴
15:14 15:17 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
15:22 15:23 新穂高温泉駅
15:27 15:30 新穂高温泉バス停
15:32 ゴール地点

天候

午前晴れ→午後曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

高山市営 新穂高第3登山者用駐車場　215台分
https://tozanguchinavi.com/trailhead/trailhead-9139
→3時時点で10〜20台ほどの駐車あり。

コース状況／危険箇所等

■新穂高〜ワサビ平：
早朝時点で10℃前後。足首以上まで沈む緩い雪道が続く。雪崩のデブリが林道を埋めている所が5か所ほど。

■ワサビ平〜鏡平：
早朝は殆どモナカ雪。午後は表層も緩くなった。

■鏡平〜弓折岳：
1段上がった急斜面はひざ〜腿まで沈む。山頂近くの岩付近は、ハイマツの露出した周辺にクラックがあったり、踏み抜くような箇所もあり注意が必要。

写真

4/5 0:12

笠〜抜戸の稜線と星空（snowさん撮影）

4/3 5:23

夏道を行き慣れても全く別世界に思える

4/3 5:30

これだけ広大な沢なら水量が豊富になるのも納得

4/3 5:37

沢にデブリあり

4/3 5:40

滑走したら気持ちよさそうだ

4/3 6:01

夏道周辺にはデブリがゴロゴロしている

4/3 6:18

弓折岳が朝日でハイライト

4/3 6:18

抜戸岳も

4/3 6:29

秩父沢が雪で埋まり、夏と随分印象が変わっている

4/5 0:12

風も雲もなく清々しい（snowさん撮影）

4/3 6:30

スキーの方とこの後、山頂までご一緒に

4/3 6:52

右側斜面の雪が大胆に崩れてる

4/3 7:11

←大ノマ乗越　鏡平→

4/3 7:11

鏡平を目指して

4/3 7:54

ここはスキーしたら本当に楽しそう

4/3 8:04

熊の踊り場とかの辺だろうか

4/3 8:04

スキーの方はトラバース気味に

4/3 8:10

振り返ってみた所、U字が美しい

4/3 8:24

鏡平に到着、絶景だ…！

4/3 8:31

飛騨沢にシュプールが刻まれている

4/3 8:59

西鎌尾根を見渡して

4/3 8:27

今日は左奥の弓折岳で引き返すことに決定

4/5 0:12

1段あがった右奥の急斜面は3人でラッセル（snowさん撮影）

4/3 9:42

山スキーを始める日はそう遠くないかも

4/3 9:42

山スキーの方に先行して頂いた

4/3 9:44

振返って何度も堪能する

4/3 10:18

急斜面を登り切った

4/3 10:19

弓折岳からの景色、良い！

4/3 10:26

大ノマ、抜戸岳は夏もまだ踏んだことは無いがいずれは

4/3 10:33

双六、鷲羽、水晶まで良く見える

4/3 11:38

緩んだ雪も、下りでは快適だった

4/5 0:12

槍を背景に（snowさん撮影）

4/3 12:30

スキーがあればものの数分だろうか

4/3 13:20

奥丸山への橋まで降りて来た

4/3 14:51

林道は何か所かデブリに覆われていてヒヤヒヤする

4/3 14:52

夏道の面影も無い(笑)

4/3 14:56

逆さ氷柱があった

4/3 15:00

林道は朝は幾分か締まっているが、帰る頃には緩みっぱなしで辛い

4/3 15:36

センターに帰着した頃、だいぶ曇ってきていた

撮影機器：

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

装備

個人装備

インナーシャツ2枚重ね着（ウール/ジップ付きポリ） ダウンベスト 冬用ハードシェルジャケット ウールタイツ ソフトシェルパンツ 厚手靴下 フリース手袋 アウター手袋 中綿入り手袋 バラクラバ 帽子 アルパインブーツ ワンタッチアイゼン チェーンスパイク ピッケル ストック ザック 行動食 ポカリ500ml×3本 水550ml×1本 ヘッドランプ 予備電池 GPS 絆創膏 常備薬 保険証 スマホ スマートウォッチ サングラス ハンカチ 熊除けスプレー 携帯トイレ アルコールジェル お金 家カギ 車カギ ゴミ袋

感想

Torisugari

常念岳でお知り合いとなったsnowman_hiroさんと
北ア奥地を眺めに行くため、双六岳を目指した。

高気圧に覆われたここ数日、新雪は無いものの
気温上昇による雪の緩みでラッセルはある程度覚悟した上で
春の雪山経験を積むつもりで、
行ける所まで行ってみることにした。

気温は平地で10℃前後、
雪は締まった所と緩い所が交互に現れ、
ペースが上がらず、CT比1〜1.2程度が精々。

そして林道の複数個所が
デブリで埋まっていて危険な雰囲気もあり、
人が少ないのも納得のルート。

ここも、3/7に行った常念岳と同様、
春先、氷点下で好天が続いたタイミングでないと
夏山同等の快適登山は厳しいか。
あるいは、山スキーを始めて新境地を拓くべきか。

ともあれ、高気圧の恩恵十分、
鏡平からの槍穂の眺望が素晴らしく、
弓折岳頂上から冬の鷲羽や水晶も遠望でき、
結構お腹一杯まで堪能できる良いルートだった。