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Yamareco

記録ID: 305081
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積雪期ピークハント/縦走
阿蘇・九重

(熊本)冬の阿蘇山;中岳〜高岳(1983)

1983年12月30日(金) [日帰り]
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GPS
05:00
距離
10.4km
登り
478m
下り
500m

コースタイム

9:20中岳火口駅前発−9:40砂千里が浜東端−10:40-50中岳山頂−11:10-20高岳山頂−11:40中岳山頂ー12:40-13:20中岳火口駅前−14:20草千里が浜
天候 曇りのち、霧、雪
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
JR阿蘇駅−(バス)−中岳火口駅
コース状況/
危険箇所等
霧が深いのと、途中より雪がでてきたので、道は少し解りにくかった。
ところどころ、岩にペンキマークあり。
中岳の稜線、うっすらとだが雪に覆われていて、雪山らしい風景だ
2013年03月31日 16:25撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 16:25
中岳の稜線、うっすらとだが雪に覆われていて、雪山らしい風景だ
草千里が浜も、薄い新雪に覆われていた
2013年03月31日 16:25撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 16:25
草千里が浜も、薄い新雪に覆われていた
中岳の稜線から、雲間に望む、中岳火口方面
2013年03月31日 16:25撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 16:25
中岳の稜線から、雲間に望む、中岳火口方面
高岳山頂が見えてきた
2013年03月31日 16:25撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 16:25
高岳山頂が見えてきた
中岳火口付近から、中岳山頂部を振り返る(遠景のスカイライン)
2013年03月31日 16:25撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 16:25
中岳火口付近から、中岳山頂部を振り返る(遠景のスカイライン)
前泊地の竹田から阿蘇へと向かう。宮地駅から望む阿蘇 根子岳
2013年03月31日 16:25撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 16:25
前泊地の竹田から阿蘇へと向かう。宮地駅から望む阿蘇 根子岳
中岳火口口から登山開始、砂千里浜を越えて急登にかかる、振り返って望む砂千里が浜、所どころ雪化粧しているモノトーンの風景
2013年03月31日 16:25撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 16:25
中岳火口口から登山開始、砂千里浜を越えて急登にかかる、振り返って望む砂千里が浜、所どころ雪化粧しているモノトーンの風景
高岳山頂にて。こんな霧と雪の日に登る人もおらず、独りきりで雪山にたたずむ
2013年03月31日 16:25撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 16:25
高岳山頂にて。こんな霧と雪の日に登る人もおらず、独りきりで雪山にたたずむ
中岳から、草千里が浜へ移動。草千里が浜から望む、中岳噴火口
2013年03月31日 16:25撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 16:25
中岳から、草千里が浜へ移動。草千里が浜から望む、中岳噴火口
同じく)宮地駅から望む、阿蘇高岳
2013年03月31日 16:25撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 16:25
同じく)宮地駅から望む、阿蘇高岳
中岳の噴火口側は、切り立った岸壁となっており、陰鬱な雰囲気がある
2013年03月31日 16:25撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 16:25
中岳の噴火口側は、切り立った岸壁となっており、陰鬱な雰囲気がある
同じく)岩と氷の世界を、独り行く
2013年03月31日 16:25撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 16:25
同じく)岩と氷の世界を、独り行く
中岳への稜線にて、わずかに出た晴れ間より望む、阿蘇 根子岳
2013年03月31日 16:25撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 16:25
中岳への稜線にて、わずかに出た晴れ間より望む、阿蘇 根子岳
砂千里が浜に降りてきた。ようやく雲の下にでて視界が出てきた
2013年03月31日 16:25撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 16:25
砂千里が浜に降りてきた。ようやく雲の下にでて視界が出てきた
中岳稜線にて、岩塊も岩氷に覆われて厳しい姿を見せている
2013年03月31日 16:25撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 16:25
中岳稜線にて、岩塊も岩氷に覆われて厳しい姿を見せている
高岳への登りにかかる。周りは岩氷と雪に覆われ、厳冬の風景だ
2013年03月31日 16:25撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 16:25
高岳への登りにかかる。周りは岩氷と雪に覆われ、厳冬の風景だ
中岳の稜線から、砂千里が浜への下りにて
2013年03月31日 16:25撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 16:25
中岳の稜線から、砂千里が浜への下りにて
中岳付近の稜線より、目指す高岳が、雲間より姿を現した
2013年03月31日 16:25撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 16:25
中岳付近の稜線より、目指す高岳が、雲間より姿を現した

感想

【山行No 57(2)】

※ 12/27〜12/29の間、大分の傾山に登ったが、
  残念ながら寒いばかりで、期待していた雪景色は見れなかった。
  このまま帰るのも惜しいので、帰りのついでに阿蘇の山に登ることにした。

・前夜に泊った竹田のホテルを出て、JRで阿蘇へと向かう。
 JR阿蘇駅で、シュラフ等の不要な荷物をコインロッカーに入れ、バスで阿蘇山へと向かう。

9:20 阿蘇中岳火口駅前
 ・中岳のロープウエー乗り場までバスで上がってきた。
  今朝、ふもとからは阿蘇の山稜が見えてきたが、上がってくると、
  上空は低い雲がどんよりと垂れ込めており、暗い雰囲気だ。
  登山者の姿も見かけないが、とりあえず登ってみよう。

 ・ロープウエー脇を登り、そこから砂千里が浜へと入る。
  雪はチラホラ見かける程度。道にはケルンがあり、ケルン沿いに進む。
9:40 砂千里が浜東端
 ・ここからいよいよ本格的な山道となった。
  中岳火口から湧いてくる火山ガスのせいで少し息苦しいが、我慢して登る。
  天気もあまり良くないので、下りのときのことを考え、
  道にところどころある、ペンキの印に注意しながら登る。
 ・火口壁の岩壁に取りつく当たりから、岩氷が出てきた。だいぶ冷え込んでいて寒い。
  途中、今日初めての登山者とすれ違う。この人はすでに山を下っているが、
  冬用ヤッケ上下を着こんで、アイゼンも着けており、完全な冬山装備だった。

10-40-50 中岳山頂(標高=1500m)
 ・今日一つ目の山頂に到着。周りは霧に覆われて展望はない。
  今日はここまででもよかったが、地図によると、高岳へもほど近いので、
  霧の中ではあるが、高岳まで足を延ばすことにした。
 ・ただ、冷たい北風のせいで頬が凍りそうに冷たいし、
  雪も所々20cm位積もっているところがあるので、ここで目出し帽をかぶり、スパッツも着けた。

 ・中岳−高岳間の尾根道は、霧が濃い。岩につけられたペンキ印や、たまに出てくる道標を頼りに進む。
  周りの岩は、岩氷と薄い新雪に覆われて、全くの冬山の景色だ。
  なんだか北アルプスの山にでも来たような気分がする。
  寒いことは寒いが、先日の傾山では味わうことができなかった冬山らしい雰囲気を味わうことができた。
  稜線は、北側が崖になって切れ落ちているので、崖に落ちないよう慎重に行く。

11:10-20 高岳山頂(標高=1592m、気温=マイナス10℃)
 ・ようやく阿蘇山の最高点に到着。
  しかし、濃い霧のせいで、周りの展望なし。
  周りの景色は全くの冬山の様相で、なんだかすごく高い山に登ったような気分がした。
  寒いせいもあり、写真を数枚とっただけで、早々に下ることにする。

11:40 中岳(気温=マイナス9℃)
 ・休みもせず、どんどんと来た道を下る。
  途中の急坂で、今日2人目の登山者と出会う。
  この人は、先の人とは逆に、全くの軽装で、秋のハイキングにでも来たような装備だった。
  (・・・下山後、再び出会ったので聞くと、中岳までも行けなかったとのこと)
12:20 砂千里が浜東端
 ・ここからようやく雲の下に出て視界がでてきた。

12:40-13:20 中岳火口駅
 ・霧と雪の中、なかなか厳しい山ではあったが、無事登頂でき、下山後の気分は上々。
  皮肉なことに、今頃になって上空の雲が少なくなり、中岳の山頂付近も見えだした。
  コンロでお湯を沸かして、カップラーメンでの昼食をとり、ようやく体が温まった。

 ・予定よりかなり早く登頂でき、時間が少し余っているので、ついでに草千里が浜まで歩いてみることにした。
  遊歩道は、雪が5〜10cm程度積もっており、雪の中をずんずんと進むのは、爽快な感じだ。
14:20 草千里が浜
 ・振り返ると、もくもくと噴煙を上げる中岳火口と、その後ろに白い中岳最高点を望むことができた。
 
・このあとは、草千里が浜からバスに乗り、JR阿蘇駅へ下り、JRで福岡に戻った。
 
※ 観光地化した阿蘇山だが、冬の雪の多い時期に登ったせいで、
  本格的な冬山らしい雰囲気を味わえて、充実感のある山歩きだった。

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