達人に再会!新緑の真昼山地(女神山〜真昼岳)
- GPS
- 11:01
- 距離
- 25.0km
- 登り
- 1,471m
- 下り
- 1,475m
コースタイム
07:10 登山口
08:15 女神山
09:20 木戸さんに会う(しばし山談義)
09:50 出発
10:05 兎平分岐
タケノコ採りながら
11:25 真昼岳
休憩
11:55 出発
12:50 兎平分岐
タケノコ採りに夢中になる
14:40 女神山
15:45 岩清水
16:00 白糸の滝
16:20 登山口
16:45 林道駐車地点
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
✿登山道は沢の左岸を歩くので、左側に目が行きがちで、女神山への直登尾根(右側)の取り付きを見失い易いと思った。 ✿女神山東側の急斜面を下りた辺りの広い地形はまだ雪がたっぷり残っている。夏道を見失いがちになる。 ✿真昼岳南峰直下の尾根ではシラネアオイが見頃。稜線上はカタクリが群生している。 ✿女神山から見える仙北平野も素晴らしいが、真昼岳から眺める仙北平野も素晴らしい眺め。 ✿ブヨが多いので、蚊取り線香、虫除け薬等対策を。 ✿女神山西側コース、ブナ見平の美しい景観は一見の価値有り。 ✿白糸の滝へ下りる道は崩落しているので、注意。 |
写真
感想
meikenさんの和賀山塊の記録を拝見していて、登山口でお会いしたという男性に覚えがあった。新潟の方で、分水嶺を歩いていて、本を書いている。この3つの条件を満たす人はそんなにいないはずである。もしかしたら昨年飯豊連峰の門内小屋の前で山談義をした木戸さんではないかと思った。お会いできれば、貴重な話を訊けるかもしれない。本人であれば、本にサインを貰いたい。少しだけ重い500pにも及ぶ著書「青春は遥かなる稜線に」をザックに入れて、女神山〜真昼岳まで歩くことにした。
林道に昨年飯豊で見たバイクがデポしてあったので、やっぱり歩かれているようである。あとは稜線上でお会いできれば良いのだが、と思いながら女神山の直登尾根を登る。そして女神山頂から東側の急斜面の雪上を下る。まだ新しいトレースは無いようだから、すれ違ってはいないようだ。ここから先はのんびり行く事にする。
しばらく夏道を行くと、向こうから人の気配。僕が「木戸さんですか」と訊く。初めは怪しまれていた様子だったが、事情を話すと納得し、昨年の事も覚えていてくれたみたいだった。
ザックを下ろしてとりとめの無い山談義が始まる。どうやら木戸さんはGW辺りから度々東北を訪れていて、八幡平や栗駒周辺の分水嶺を歩かれていたようである。僕も秋田駒から和賀山塊を繋ぎたいことや、虎毛山周辺の山猫森のことを話すと、あーだこーだと返ってくる。かなりマニアックな話をしていると思うのだけど、ぽんぽんぽんと話が繋がるのだ。
もう分水嶺単独踏破は完成に近いので、年だし、これからはおとなしく夏道の山歩きをするよ、と最後は少し弱気な木戸さんだったが、まだまだ達人のオーラは充分。またどこかでお会いしましょう、と僕が言うと、笑顔で女神山へ消えて行った。
達人から本にサインを頂けたし、分水嶺の話を聞けたし、花を楽しめた。それにタケノコ豊作。最後に誰もいない残雪の美しいブナ平。とってもいい初夏の山歩きになった。
木戸さんの著書 http://www.palge.com/news/h21/1/20090205kido.htm
図書館で借りてみたい方はこちらで検索 http://calil.jp/local/
コメント
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残雪とブナ群の配色がいいですよね〜♪
ちょっとオーバーめに写すのがポイントだなと、お写真見ながら、自分の撮影の構想を考えていました
あおいちゃんロードステキですね
可愛いなぁ♪
カタクリロードは、キクザキイチゲの白とエンゴサクの青系が混じるのが好きなんですよね。
真昼岳も女神山も、行ってみたい山に入っています。
でもまぁ、山頂に行かずとも、滝めぐりができれば、それでいいかなぁ…とも
白糸の滝って、水量がずいぶん多いんですね!!
あんまり糸っぽくないかも
達人にお会いできて、良かったですネ
tooleさん、あの大きな本も持ってったのですか
虎毛周辺は歩かれているかと思いますが、秋田駒〜和賀も踏破済みでしたか?山談義、楽しいひとときになりましたね。
私はtooleさんのレコを参考に丁岳へ行き、山頂西側の地蔵岩から鳥海山に続く山々をゆっくり眺めることができました。あの山々も木戸さんは全部踏破されたのですね・・体力・技術にもまして、その情熱に敬服しますね
是非とも歩いてみたい山です。
行くなら車をあっちとこっちにおいて縦走プランかな
真昼岳への展望ルートは素晴らしいです。
シラネアオイが生き生きとしていますね〜
何よりもブナの森がとても素敵です。
真昼山地、和賀山塊といい、分水嶺の山々は本当に奥深さがあります。
木戸さん、ものすごい方だったんですね〜。
tooleさんが木戸さんのようになる日もそう遠くないかも〜
こんにちは。
素敵なレコをありがとうございます。
木戸さんという方はすごい方ですね
無事、お会いできてお話できて良かったですね。
真昼岳と女神山。
tooleさんのレコを拝見して
「行きたい」が「行く」になりました。
この夏、秋田通いが続きそうです(*^_^*)
なるほど、ハイキーな写真に仕上げると初夏という感じがでて良いかもしれませんよね
僕はいつもraw撮りなので、如何様にもなるのですが、最近は手を加えずそのままjpegに現像してupしてます。
あおいちゃんは僕の好きな花ですね
見ているだけで心が和みます
カメラ持って滝巡りも良いかもしれませんよね。
女神山は登山口までの林道の土砂崩れと倒木で少し歩かなければならないので登山客はほとんど居ないかも知れません。
真昼岳の方は秋田側の赤倉コースからたくさんの人が登って来ていました。
Springさんも是非歩いてみてくださいね
山にあんな分厚い本持って行く人いませんよね
でも冬山泊まり装備に比べたら、たいして重くもありませんからね
木戸さんも秋田駒〜和賀(モッコ)はまだ歩いていないとのことでした。
来年あたりばったりお会いするかもです
あー、kamadaさん丁岳周回でしたか。
のちほどお邪魔します
僕も昨年、秋に女神を歩いて以来でしたが、季節が違うと全く違う山になりますね
シラネアオイの群落は僕が知っている山ではこの真昼南峰の稜線がナンバーワンですね
ブナ林も5本の指に入る美しさでした
meikenさんも是非お越し下さい。
僕が木戸さんのようになる日?
ああいう豪快な山行はまだまだ難しいので、憧れるだけです
waqueさん、このまま秋田通いが続けば、僕よりも近場の山に詳しくなりますね
あ、でも今回の登山は岩手の登山口から入ってます
女神山は秋田側からも登れますが、沢沿いを行くルートなので、もし行かれるようであれば、増水時は避けてくださいね
初めは岩手側からの方が良いかもしれません。
waqueさん、本当にフットワークが軽いです
僕もそのうち宮城の山々にお邪魔しますよ
tooleさんのことだから、女神の秋田側VRかと思ったよ それにしても長距離ですね〜 兎平分岐から山頂まで、分県ガイドで1時間ってあるけど、以前行ったとき、1時間半以上かかって、岩手の人は健脚だなあと思ってましたが、tooleさんでもやっぱり1時間以上かかってる?安心した
ブナ林の下に大量に落ちているもの、昨日焼石でも目にしたけど、あれはブナの花でしたっけ?
今回は降る滝は往復しなかったんだね。
なんだか行きたくなっちゃった…タコの子もついてくるみたいだし
女神の秋田側は去年歩いてますからね
今時期はまだ雪が残っているかもしれませんね。
木戸さんにお会いしてからはのんびり歩きでしたよ。
稜線上は笹原なので、時々薮漕いでタケノコ採りながらです
それとあおいちゃん 撮影会などしていたら1時間半はかかります
なんつって
ブナ林の下の茶色いのは雌花や葉芽の芽鱗が落ちたものらしいですね。
よく「雪紅葉」と呼ぶらしいですよ。
滝はいろいろあるみたいでしたが、タケノコ採りに夢中になりすぎて疲れてしまいました
まだまだ藪漕ぎの修行が足りないようです
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