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遥かなる和名倉山(靴擦れにより、東仙波にて撤退) (ハイキング / 奥秩父)

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日程:
2008年11月15日 (日帰り)
メンバー: 天候:
正午まで晴れ その後は曇り


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地図:     ルート図 / 2万5000分の1地形図 標高グラフ: [+]拡大ページへ
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コースタイム:[注]
   6:30しゃくなげ荘駐車場−7:20七つ石尾根分岐−8:50牛王院平
−9:00和名倉分岐−10:00東仙波12:00−
13:30牛王院平14:00−15:10しゃくなげ荘駐車場


コース状況/その他周辺情報:
   東仙波まで道は明瞭だが、途中分岐が多く一定の注意を要する。

         以下詳細
○青梅方面から来た場合、ヘアピンの途中にある林道(舗装)
から登山口へ向かう方が道がいいらしい。(こちらを通った)
青看板に従い、犬切峠経由だと道があまりよくないらしい。
○駐車場は、しゃくなげ荘か、みはらし荘。一日500円。
1Kほど林道を登ると10台ほどの駐車スペースがある。

○民家の横の林道を登っていく。
林道は傾斜はかなりあるが、登りやすい。
○林道と同じ幅くらいの道が左に分かれるところが、
牛王院平への道。林道を歩けば将監峠。道標もあるが、目立たない。
○七つ石尾根は、路面の凹凸が少なく歩きやすい。

○急登箇所が終わると分岐が現れる。道標は無い。
牛王院平へは、そのまま尾根を登る道が正しいと思われる。
右の道を歩いてみたが、どうやら将監小屋へ向かう雰囲気だった。
○しばらく歩くと今度は十字路。牛王院平へは直進。
ここから神の土まで緩やかな道が続く。

○和名倉分岐(十字路)からしばらく山腹をトラバース。
若干アップダウンもあるが、歩きやすい。
赤布もあり、道もはっきりしている。
○西仙波に表示は無い。東仙波手前のピーク付近から
東仙波まで展望が開ける。
○東仙波から左に90度道は曲がる。直進して正面のピークに
向かわないように。(一応道はロープで塞がれています)





写真: この山行の写真をスライドショーで見る

駐車場。一日500円。

奥の林道を進む。

勾配はあるが、林道なので歩きやすい。


七つ石尾根分岐。
道標はあるが、少しわかりにくい。

朝焼けの唐松。

急登箇所。
かなりの勾配だが、登りやすい。

大菩薩と富士。

牛王院平前の十字路。
まっすぐ行けば、牛王院平。
右は将監峠?

牛王院平への道。

牛王院平分岐。
諸事情により、ここらで靴擦れ。

和名倉分岐。
ここは、十字路になっている。

奥が和名倉。
レンズ洗わないと、ですね。

和名倉山へ。

将監峠。奥は大菩薩。

奥は雲取山。

リンの峰。左を巻く。

東仙波手前。

遠く和名倉山。

国師が岳、甲武信ヶ岳方面。

甲武信ヶ岳方面。

唐松尾方面。

国師が岳と雁坂峠方面。

十文字峠方面。
遠く帳付や浅間が見える。

飛竜山。

大菩薩と富士山。
笠を被り始めている。

甲武信方面。

東仙波から唐松尾方面。

カップラーメンがうまい。

迷い込み防止。
東仙波から90度道は折れる。

あれ?いつの間に。
鉛色に雲が空を覆う。

遥かなる和名倉山。

往路を戻る。

牛王院平から東仙波。
いい山でした。
和名倉には行けなかったけど、大満足!

何かの種。

林道を下る。
  
感想/記録:(by metabo)
   和名倉山という響きと、奥秩父縦走路を大きく離れて
佇むその存在は以前より気になっていました。
7年前の主脈縦走の下山の折にも、和名倉山の重厚感のある
姿を見て、いつか登りたいと思っていました。
今回私の靴擦れにより登れませんでしたが、東仙波付近の
展望も素晴らしく、また是非とも訪れたいです。
弟よ。ふがいない兄貴を許してくれ。

         以下反省文及び記録文
青梅ICを下り、青梅街道を進む。深夜1時。
カーブが多く気が抜けない道だ。
山梨県に入るころになるとようやく道が広くなり、
丹波の町を通過し、しばらく走ってかなり急なヘアピンの
登りには入ると、一ノ瀬高原の看板があった。
下調べによると、こちらの方が道がいいようなので、
右折する。
狭い箇所もあるが、路面がよく走りやすい。
一ノ瀬の集落を越え、有料駐車場を確認し、さらに先の
駐車スペースまで行く。
登山口から約1K。しかも、帰りはかなりの登りになる。
この段階で、ここに停める気はなくなった。

ここで仮眠したあと、しゃくなげ荘の駐車場に駐車し
準備をしていると、自由散歩中の犬が現れた。
強面だが、おとなしそうなのでカメラを向けたら吼えられた。
つよしスペシャル服用後、歩き出す。
唐松の山肌が朝日を浴びて金色に輝いている。
民家脇の林道入り口から歩き出す。
序盤はかなりの勾配だ。
将監小屋の方はここを軽四輪で往復されているのだろうか?
途中スイッチバック箇所もあるほどの急なヘアピンもあった。
小川を越えるころ傾斜は緩み、唐松の中を歩く。

しばらくで、ほぼ道幅が同じ道が分かれた。
ここが七つ石尾根の分岐点だ。
しばらく行くと、勾配はかなり急になる。
唐松越しに、奥秩父主脈の山波が見え始める。
急登が終わる頃、ふいに道が二手に分かれた。
地図にも載っておらず、どうせすぐ合流すると思い、
弟とそれぞれ別の道を行く。これが大失敗だった。
このことが靴擦れの悪化を招くことになる。

私は右の道をいく。当初は山腹を巻いてみた道が、
少しずつ左の尾根から離れていく感じになり、
緩やかに下り始めた。
おかしいと思い始めた頃、笹腹の中からガサガサ音がする。
音の性質からして、鹿ではない。とすると、オヤジか?
森のクマさんを実体験するのはイヤなので
往路を戻り、弟を追いかける。
時間を相当ロスしたので、早歩きで歩く。
すると、今度は十字路。
直進するが、最悪弟が道を間違えている恐れもある。
牛王院平で待つのがベストと考え、歩きやすい道を
新品の登山靴でかなりのペースで歩く。
くるぶしが痛くなってきたが、状況的に早く追いついた方がいい。
途中人の会話が聞こえたが、どこから聞こえるのかわからない。
唐松林の中を突っ走ると、牛王院平の道標で待っている弟の
姿があった。

このころ靴擦れは悪化していたが、時間のロスがもったいない
(和名倉日帰りなので、気があせっていた)
ので様子を確認せず進むが、和名倉分岐まで歩く段階で
明らかに痛みを感じ、内心和名倉までは無理かもしれない
と思い始めた。
途中18歳の若さでなくなった男性の遭難碑があり、
思わず手を合わせる。若すぎる。無念だったろう。
彼の分も、今後山に登り続けたいと思った。
7年前ここを歩いたときは深い霧が立ち込め、
幽玄とした雰囲気だったことを思い出す。

分岐路につく。
ここで弟に靴擦れの悪化をつげ、無理と判断した段階で
引き返す旨伝えた。
通常の山であれば単独で往復してもらうのだが、
相手は「迷いやすい」和名倉山なので、大事をとらせて
もらった。
最初は山腹をトラバースし、若干のアップダウンの後
リンノ峰手前の右の展望が開けたコルにでる。
竜喰山のどっしりとした姿が見事だ。
リンの峰の左を巻くころになると、痛みは
かなり耐え難いものになってきた。
その後石楠花の中を登ると、小石をつんだケルンがある
ピークに着いた。ここが西仙波だろうか。

さらに進むとふいに尾根の樹木がなくなり、
360度展望の開ける。
東仙波の手前のピークで大休止し、靴擦れの確認をするが
かなりひどい。
弟のもってきたテープなどを張ってもらう。
青空の下、素晴らしい展望が広がる。
目の前の東仙波から90度折れ、稜線は連なっている。
その終点に、茶色いどっしりとした巨体をもって
和名倉山が佇んでいる。
振り向けば、遠く長沢ハイリョウから雲取山、
どっしりした飛竜山の山並み、竜喰山と続き、将監峠で一度
高さを落とした後、唐松尾。笠取山はその山並みに隠されて
見えないが、水晶古礼と思われる山波をすぎて雁坂峠。
そして、破風、木賊、甲武信、三宝山の山並み。
それを左に追うと、国師が岳の姿があった。
奥秩父主脈が金峰山を除きほぼ全て見える。
南には大菩薩。すでに富士山は頭に笠雲を被っていた。

コレだけの展望を見れれば、満足だ。
すぐ目の前の東仙波まで足を伸ばし、昼飯にする。
これだけ展望がすばらしいと、カップラーメンでもうまい。
ここではっきり和名倉は諦める旨伝えた。
ここまでくれば、和名倉は指呼の間で弟は相当不満げだったが、
単独で往復することは私が許さなかった。
ラーメンの湯を沸かしている間に空は雲に覆われ始めていた。
和名倉が「今日は帰れ」といっているように感じた。
既に2時間近くの時が過ぎていた。

素晴らしいひと時を過ごさせてもらった東仙波を去り、
往路を戻る。
足は痛いが時間に余裕が出来たので、ゆっくり歩く。
途中笹腹の中に鹿が描いた模様を楽しみながら歩いていると、
分岐に戻った。
分岐から牛王院平へ戻る。
再度遭難碑で手を合わせた後、牛王院平で休憩する。
空は鉛色の雲に覆われ、日の力を失った空気が冷たく
感じた。
本当は将監小屋の様子を見たかったが、足の件もあり
往路を戻る。

ガスを被った大菩薩の姿を見ながら七つ石尾根を下る。
靴擦れもつま先に関しては問題ないので、下りは楽だった。
唐松の黄葉が下るにつれ色を増してくる。
苦労もなく林道に着いた。
林道を軽快に下り、登山口に着く。
道がアスファルトになると、痛みが増してきつかった。
駐車場に戻ると、しゃくなげ荘の方がいて、お茶と
漬物などをご馳走してくださった。
色々お話をしたあと車に乗り込み、帰路に着いた。












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