鹿島槍ヶ岳・爺ヶ岳

2021年05月03日(月) 〜 2021年05月04日(火)

• GPS: 18:14
• 距離: 18.2km
• 登り: 2,302m
• 下り: 2,296m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:29
• 休憩: 0:01
• 合計: 3:30

9:24 柏原新道登山口
11:09 11:10 駅見岬
13:01 宿泊地

2日目

• 山行: 13:21
• 休憩: 1:09
• 合計: 14:30

4:08 宿泊地
5:29 5:31 爺ヶ岳南峰
5:44 5:44 爺ヶ岳中峰
6:12 6:13 爺ヶ岳北峰
6:56 6:56 冷乗越
7:23 7:36 冷池山荘
7:49 7:49 冷池山荘テント場
9:12 9:33 布引山
10:28 10:32 鹿島槍ヶ岳
11:04 11:04 布引山
11:52 11:53 冷池山荘テント場
12:00 12:22 冷池山荘
12:49 12:58 冷乗越
13:57 13:58 爺ヶ岳北峰
14:24 14:24 爺ヶ岳中峰
14:46 14:46 爺ヶ岳南峰
17:31 17:32 駅見岬
18:45 柏原新道登山口

天候

5/3 雪・強風
5/4 晴れ、午前は強風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

その他周辺情報

湯けむり屋敷 薬師の湯 750円

写真

5/3 9:11

しゅっぱつ
今回は50Lザック使用。重さは17.7kg

5/3 9:25

雪がちらつく朝

5/3 14:32

冷池まで行きたかったが、吹雪になってきた。
これ以上標高を上げるのは危険と判断し、ジャンクション尾根で幕営とした

5/3 15:25

水づくりに励む
夕飯は鳥塩鍋

周囲には他にテントが3,4張ほどあった
2,400あたりに幕営してる人もいた

5/3 18:17

爺ヶ岳は雲に隠れてよく見えない
風が強い

5/4 4:08

いざ、2日目
松本は都会だね

5/4 4:29

日の出を爺ヶ岳で迎えたかった！

昨日ほどではないけど風は相変わらず強め

5/4 5:10

針ノ木方向

5/4 5:10

明るくなってきたー

5/4 5:29

爺ヶ岳南峰
そして、、稜線の彼方に鹿島槍ヶ岳！
美しい、、

5/4 6:00

爺ヶ岳をトラバースしているときのこの眺めが至高だったなー
ラッセルが思ったよりキツい
冷池のコルまで出来るだけ最短距離になるようにラインを引いておいた

5/4 6:00

剱岳様も綺麗に見える

5/4 6:23

この稜線の美しさたるや

5/4 7:38

冷池山荘
帰りにコーラを購入してしまった

5/4 8:09

遠い、、

5/4 9:20

布引山で引き返そうかと悩んだが、結局進むことに

5/4 10:29

風が相変わらず強いけど気温も高かったので耐えれる

5/4 10:30

ついたー

5/4 11:07

さて帰るぞ

5/4 14:56

鹿島じゃない槍ヶ岳も見える
2,400近くで幕営しているパーティーもいた

5/4 17:25

鳴沢岳、、なのかな

5/4 18:44

日没前滑り込み下山

1日目の天気
ジャンクション尾根で時折20m近い風が吹いていたと思う

撮影機器：

iPhone 11 128GB SIMフリー Apple

感想

ryosu

【課題が多く残る山行】

反省すべきことが多々あったので記録として。

まず、幕営場所をジャンクション尾根にしたのは正解だった。当初は冷池山荘まで突っ切る予定だったが、2,300を越えるあたりから時折20m近い風が吹いてたので早々に行動を終了した。下手に進んでたら危なかった。
今回マイテントを初めて山に持ち込んだ。キャンプとかで何度も使ってたから大丈夫だろうと思ってたけど、強風の中で設営に1時間半近くかかってしまった。厳冬期であれば凍死してたかもしれない。
また、仕方ないことかもしれないけどこのテント、寒すぎる。持ってるもの全部着てイスカ690EXのシュラフに包まるも寒さと風で殆ど寝れなかった。
夜強風でテントが歪んでインナーテントのチャックも閉まらなくなってしまった。テントの固定がまずかったのかもしれない。

朝は2時前に起床。だらだらご飯食べてたら出発が4時をこえてしまった。結果として日没ギリギリ下山になってしまったので、次からは起きてから1時間以内に行動するようにしよう。
GWということもあり、ワカンは持ってきてなかったが、ここ数日の降雪で冷池山荘までラッセルを余儀なくされ、体力を大幅に消耗してしまった。冷池からは先行パーティーのおかけで進むことができたが、もし単独であれば布引山までも到達できなかったに違いない。
登りに費やした時間を考慮して11時に引き返すことにしてひたすら進む。10時半ごろにピークまで到達するも登りに体力を使いすぎて帰りの冷池到着時あたりには完全にへばってしまい、歩く速度がまったく上がらない。以降ずっとノロノロ歩行を余儀なくされた。
帰りは後続の登山者のトレースと雪解けでノンラッセルだったが、もし雪が降り積りラッセルで帰らないといけない状況であれば力尽きてたかもしれない。
まずいかったのは赤岩尾根からエスケープするという選択肢が当時全く無かったということ。幕営道具を放置してトンズラすることも考えておくべきだった。今回は運良く帰れたけど、次は生きて帰れないかもしれない。