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Yamareco

記録ID: 3175099
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

双子尾根からの杓子岳

2021年05月10日(月) 〜 2021年05月11日(火)
 - 拍手
GPS
17:08
距離
9.7km
登り
1,792m
下り
1,098m

コースタイム

1日目
山行
11:10
休憩
1:19
合計
12:29
4:54
4:59
57
5:56
5:56
22
6:18
6:19
74
7:33
7:40
138
9:58
9:58
75
11:13
11:44
153
14:17
14:41
120
16:41
16:52
26
17:18
宿泊地
2日目
山行
6:51
休憩
0:03
合計
6:54
8:14
122
宿泊地
10:16
10:17
19
10:36
10:36
54
11:30
11:31
22
11:53
11:53
111
13:44
13:45
83
白馬尻
15:08
猿倉登山口駐車場
天候 5/10…快晴のち吹雪
5/11…吹雪のち晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
山行当日の状況です。特に雪の状況は日々変わりますのであくまで参考程度に考えて下さい。
★猿倉〜小日向のコル★
雪は腐っていますが、アイゼンのみで快適に歩けます。

★小日向のコル〜樺平★
所々クラックが入っていますが、注意して歩けば問題ないレベルです。雪切れしていて薮濃き箇所があります。

★樺平〜ジャンクションピーク★
無数にクレバスがあり、雪で隠れているものもあるので要注意です。
特に標高2,400m付近のクレバスは、段差が1.5メートルくらい、深さが2メートルくらいあって今ルートの核心部と言えるくらい、一番緊張した所でした。

★ジャンクションピーク〜杓子岳山頂★
岩峰手前の急斜面が一部氷化していてアイゼンの前爪が刺さらず吹雪にさらされたこともあり、予想外に難儀しました。できればロープを出した方がいいと思います。

★杓子岳山頂〜村営宿舎★
一部夏道が出ています。ガスってホワイトアウトの時は迷いやすいので要注意です。

★村営宿舎〜白馬尻★
上部は雪も比較的締まっていて歩きやすかったですが、デブリが出てくるあたりからは雪が腐っていて踏み抜くことも多数あり。
落石も時々ありましたので、特にBCで大雪渓のサイドを滑降する場合は、上部からの落石に細心の注意が必要です。

★白馬尻〜猿倉★
渡渉箇所はありません。普通に歩けます。
猿倉の駐車場。正面に白馬岳がそびえます。自分以外はほとんどがBCの方々のようです。
2021年05月10日 04:33撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 4:33
猿倉の駐車場。正面に白馬岳がそびえます。自分以外はほとんどがBCの方々のようです。
猿倉荘。初めてここに来たのは、高校の時の学校登山の時です。
2021年05月10日 04:53撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 4:53
猿倉荘。初めてここに来たのは、高校の時の学校登山の時です。
玄関に登山届のポストがあるので、登山届を出して出発です。
2021年05月10日 04:56撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 4:56
玄関に登山届のポストがあるので、登山届を出して出発です。
白馬鑓温泉方面との分岐。大雪渓へは直進します。
2021年05月10日 05:12撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 5:12
白馬鑓温泉方面との分岐。大雪渓へは直進します。
今回行くのはこっち。白馬鑓温泉方面は、夏秋も含めて初めて行くので、どんなところなのかちょっとわくわく。
2021年05月10日 05:13撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 5:13
今回行くのはこっち。白馬鑓温泉方面は、夏秋も含めて初めて行くので、どんなところなのかちょっとわくわく。
今日の白馬岳は綺麗ですね。
2021年05月10日 05:44撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 5:44
今日の白馬岳は綺麗ですね。
猿倉台地。うぉーーこんないい所あったんだぁーと感動!
2021年05月10日 05:50撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 5:50
猿倉台地。うぉーーこんないい所あったんだぁーと感動!
思わずパノラマで撮影。相変わらずヘタクソですが…。
2021年05月10日 05:51撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 5:51
思わずパノラマで撮影。相変わらずヘタクソですが…。
テントが1張りありました。
2021年05月10日 05:55撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 5:55
テントが1張りありました。
正面に見えるのが双子尾根かな?
2021年05月10日 06:03撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 6:03
正面に見えるのが双子尾根かな?
登山あるあるですが、絶景に囲まれていると全然進まない。
2021年05月10日 06:04撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 6:04
登山あるあるですが、絶景に囲まれていると全然進まない。
たまにマーキングもありました。
2021年05月10日 06:15撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 6:15
たまにマーキングもありました。
こちらは小日向山
2021年05月10日 06:15撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 6:15
こちらは小日向山
こちらは白馬岳から小蓮華、白馬乗鞍へと続く稜線。先程のテン泊のお二人は、鑓温泉に行くとおっしゃってました。
インターネットで5/5に誰かが直して入れるようになったと出ていたそうです。今度行ってみたいなぁー。
2021年05月10日 06:15撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 6:15
こちらは白馬岳から小蓮華、白馬乗鞍へと続く稜線。先程のテン泊のお二人は、鑓温泉に行くとおっしゃってました。
インターネットで5/5に誰かが直して入れるようになったと出ていたそうです。今度行ってみたいなぁー。
後ろは戸隠連峰かな?
2021年05月10日 06:16撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 6:16
後ろは戸隠連峰かな?
この緩い感じが最高!
2021年05月10日 06:16撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 6:16
この緩い感じが最高!
小日向山の斜面
2021年05月10日 06:31撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 6:31
小日向山の斜面
左の鞍部の小日向のコルに向かって登ります。ゲレンデの中にいるみたい。
2021年05月10日 06:31撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 6:31
左の鞍部の小日向のコルに向かって登ります。ゲレンデの中にいるみたい。
空が青い
2021年05月10日 06:37撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 6:37
空が青い
予報だと夕方前から天気が崩れる予報だけど、とてもそうとは思えない。(予報通り猛吹雪になりますけど…)
2021年05月10日 06:39撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 6:39
予報だと夕方前から天気が崩れる予報だけど、とてもそうとは思えない。(予報通り猛吹雪になりますけど…)
青い空に雪と白樺の白さが映えます。見たかった景色の一つがこれ。
2021年05月10日 06:45撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 6:45
青い空に雪と白樺の白さが映えます。見たかった景色の一つがこれ。
絵葉書みたいな景色。
2021年05月10日 06:45撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 6:45
絵葉書みたいな景色。
テン泊装備にはちょっときつい登りも、景色が励ましてくれます。
2021年05月10日 06:45撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 6:45
テン泊装備にはちょっときつい登りも、景色が励ましてくれます。
白馬岳の山頂直下の主稜線が見えるけど、さすがにあそこはへたれな自分には無理だな。
2021年05月10日 06:45撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 6:45
白馬岳の山頂直下の主稜線が見えるけど、さすがにあそこはへたれな自分には無理だな。
でも栂池からの稜線歩きならできるかも…。
2021年05月10日 06:45撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 6:45
でも栂池からの稜線歩きならできるかも…。
そこかしこに、こういうクラックがあります。
2021年05月10日 07:11撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 7:11
そこかしこに、こういうクラックがあります。
コルに向けての急登です。
2021年05月10日 07:11撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 7:11
コルに向けての急登です。
幕営跡があります。今日みたいな日なら天国かも。
2021年05月10日 07:32撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 7:32
幕営跡があります。今日みたいな日なら天国かも。
妙高の溶岩ドームも見えてきました。
2021年05月10日 07:32撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 7:32
妙高の溶岩ドームも見えてきました。
右手に白馬岳を見ながら双子尾根を登ります。
2021年05月10日 07:47撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 7:47
右手に白馬岳を見ながら双子尾根を登ります。
白馬鑓ヶ岳と目指す杓子岳。
2021年05月10日 07:48撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 7:48
白馬鑓ヶ岳と目指す杓子岳。
左手には八方尾根。
2021年05月10日 07:48撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 7:48
左手には八方尾根。
真正面がこれから登る双子尾根。結構雪切れしているので、薮漕ぎが何回かありますね。
2021年05月10日 07:57撮影 by  DSC-WX350, SONY
1
5/10 7:57
真正面がこれから登る双子尾根。結構雪切れしているので、薮漕ぎが何回かありますね。
ここから滑ると気持ちよさそう。
2021年05月10日 08:00撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 8:00
ここから滑ると気持ちよさそう。
クラックもこんな感じではっきりわかれば全く問題ないですけど…。
2021年05月10日 08:02撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 8:02
クラックもこんな感じではっきりわかれば全く問題ないですけど…。
いかにも春山って雰囲気ですね。この辺りは問題なく行けます。
2021年05月10日 08:08撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 8:08
いかにも春山って雰囲気ですね。この辺りは問題なく行けます。
後ろを振り返った所。
2021年05月10日 08:17撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 8:17
後ろを振り返った所。
最初の薮漕ぎです。もちろん中央突破です。
2021年05月10日 08:31撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 8:31
最初の薮漕ぎです。もちろん中央突破です。
こっちの薮漕ぎの方が若干手強いかも。
2021年05月10日 08:46撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 8:46
こっちの薮漕ぎの方が若干手強いかも。
小日向山も見下ろす感じになってきました。
2021年05月10日 08:46撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 8:46
小日向山も見下ろす感じになってきました。
猿が本当に座れそうなくらいの立派なサルノコシカケ。漢方薬になります。
2021年05月10日 08:56撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 8:56
猿が本当に座れそうなくらいの立派なサルノコシカケ。漢方薬になります。
ここもあと少しすると厄介な感じになりそう。
2021年05月10日 08:56撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 8:56
ここもあと少しすると厄介な感じになりそう。
再び薮漕ぎゾーン。ほぼ道になってます。
2021年05月10日 09:26撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 9:26
再び薮漕ぎゾーン。ほぼ道になってます。
薮がないと天国ですが…。
2021年05月10日 09:29撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 9:29
薮がないと天国ですが…。
中々手強い薮。
2021年05月10日 09:29撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 9:29
中々手強い薮。
正面にジャンクションピークと杓子岳。左は白馬鑓ヶ岳。
2021年05月10日 09:32撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 9:32
正面にジャンクションピークと杓子岳。左は白馬鑓ヶ岳。
ここにも幕営跡。今思えばここに幕営して早めに休憩してた方がよかったかも。
2021年05月10日 09:38撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 9:38
ここにも幕営跡。今思えばここに幕営して早めに休憩してた方がよかったかも。
結構深いクレバス。こんなのがたくさんありました。
2021年05月10日 09:43撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 9:43
結構深いクレバス。こんなのがたくさんありました。
樺平に出る直前のところ。
2021年05月10日 09:43撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 9:43
樺平に出る直前のところ。
上から見たところ。小さいクレバスが雪に隠れているので、結構侮れないです。
2021年05月10日 09:47撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 9:47
上から見たところ。小さいクレバスが雪に隠れているので、結構侮れないです。
眼下には歩いてきた猿倉台地。
2021年05月10日 09:47撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 9:47
眼下には歩いてきた猿倉台地。
樺平です。本当は真っ白な雪原にポツンと樺の木があるのが見たかったんですけど、だいぶ雪融けが進んでますね。
2021年05月10日 09:52撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 9:52
樺平です。本当は真っ白な雪原にポツンと樺の木があるのが見たかったんですけど、だいぶ雪融けが進んでますね。
ジャンクションピークへの急斜面。
2021年05月10日 09:52撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 9:52
ジャンクションピークへの急斜面。
白馬鑓が迫力あります。
2021年05月10日 09:53撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 9:53
白馬鑓が迫力あります。
樺の木の枝のこの感じが、なんかいい感じです。
2021年05月10日 09:53撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 9:53
樺の木の枝のこの感じが、なんかいい感じです。
ジャンクションピークへの急斜面。この時は天気が崩れる前に村営宿舎に行けると思ってたのですが…。
2021年05月10日 10:16撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 10:16
ジャンクションピークへの急斜面。この時は天気が崩れる前に村営宿舎に行けると思ってたのですが…。
八ヶ岳の右端の編笠山のすぐ横に、うすーーーく富士山が見えます。
2021年05月10日 10:16撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 10:16
八ヶ岳の右端の編笠山のすぐ横に、うすーーーく富士山が見えます。
白馬鑓の下にシュプールが残っています。山頂の脇から下りたんでしょうか?
2021年05月10日 11:15撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 11:15
白馬鑓の下にシュプールが残っています。山頂の脇から下りたんでしょうか?
ここから見るとすんなり登れそうに見えますね。
2021年05月10日 11:15撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 11:15
ここから見るとすんなり登れそうに見えますね。
眼下には樺平。
2021年05月10日 11:16撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 11:16
眼下には樺平。
雪のグラデーションが美しい。
2021年05月10日 11:16撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 11:16
雪のグラデーションが美しい。
小日向山の向こうには岩岳のゲレンデが見えます。
2021年05月10日 11:16撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 11:16
小日向山の向こうには岩岳のゲレンデが見えます。
山頂に向かって左の斜面。
2021年05月10日 11:44撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 11:44
山頂に向かって左の斜面。
こっちは右側の斜面。転んだら止まらなそう。
2021年05月10日 11:44撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 11:44
こっちは右側の斜面。転んだら止まらなそう。
実はこれも立派なクレバス。延長線上は避けて足を置かないと大変な事になります。
2021年05月10日 11:59撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 11:59
実はこれも立派なクレバス。延長線上は避けて足を置かないと大変な事になります。
これくらい開いていれば見逃すことなくちゃんと避けれると思います。
2021年05月10日 12:09撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 12:09
これくらい開いていれば見逃すことなくちゃんと避けれると思います。
今回一番緊張した所。標高2,400mくらいのところで、幅は見ての通り狭いですが、段差が150cmくらいで深さは2メートルくらいはありそうでした。ポールを仕舞っていたら地図を落としてしまいましたが、運よく途中で引っかかったので、ポールを伸ばして回収しました。
2021年05月10日 12:15撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 12:15
今回一番緊張した所。標高2,400mくらいのところで、幅は見ての通り狭いですが、段差が150cmくらいで深さは2メートルくらいはありそうでした。ポールを仕舞っていたら地図を落としてしまいましたが、運よく途中で引っかかったので、ポールを伸ばして回収しました。
今思うと、隣の八方尾根はなんて平和なんだろうと思う。
2021年05月10日 12:25撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 12:25
今思うと、隣の八方尾根はなんて平和なんだろうと思う。
行く手にまたクレバスが見えてきました。
2021年05月10日 12:40撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 12:40
行く手にまたクレバスが見えてきました。
ここまで来たらクレバスを越えて下りるのは嫌なので、もう行くしかないですね。
2021年05月10日 12:56撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 12:56
ここまで来たらクレバスを越えて下りるのは嫌なので、もう行くしかないですね。
だんだん曇ってきました。
2021年05月10日 13:32撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 13:32
だんだん曇ってきました。
山頂が近く見えます。
2021年05月10日 13:32撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 13:32
山頂が近く見えます。
登ってきた双子尾根。急ですがクレバスさえなければ普通に登って来れると思います。
2021年05月10日 13:32撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 13:32
登ってきた双子尾根。急ですがクレバスさえなければ普通に登って来れると思います。
これくらいなら楽にクリアできますが、身体より神経が疲れます。
2021年05月10日 13:33撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 13:33
これくらいなら楽にクリアできますが、身体より神経が疲れます。
早くクレバス地帯から抜け出したい。
2021年05月10日 13:35撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 13:35
早くクレバス地帯から抜け出したい。
樺平から予想以上に時間を喰ってしまいました。
2021年05月10日 13:35撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 13:35
樺平から予想以上に時間を喰ってしまいました。
これが最後のクレバスかな?
2021年05月10日 13:48撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 13:48
これが最後のクレバスかな?
ジャンクションピークからの白馬岳。だいぶガスってきたと思ったら、この後5分もしないうちに吹雪になりました。
2021年05月10日 14:25撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 14:25
ジャンクションピークからの白馬岳。だいぶガスってきたと思ったら、この後5分もしないうちに吹雪になりました。
もう目の前が杓子岳山頂です。ここからが超大変でした。
2021年05月10日 14:26撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 14:26
もう目の前が杓子岳山頂です。ここからが超大変でした。
白馬鑓です。既に爆風状態です。
2021年05月10日 14:26撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 14:26
白馬鑓です。既に爆風状態です。
こっちは八方尾根と唐松岳。
2021年05月10日 14:26撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 14:26
こっちは八方尾根と唐松岳。
後ろはこんな感じ。まだ見えますね。
2021年05月10日 14:26撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 14:26
後ろはこんな感じ。まだ見えますね。
山頂手前の岩峰がやっと見えてきました。急斜面が氷化していて尚且つ爆風で耐風姿勢を取らざるを得なくて、だいぶ時間を喰ってしまいました。本当ならとっくに村営宿舎まで行ってるはずだけど…。
2021年05月10日 16:05撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 16:05
山頂手前の岩峰がやっと見えてきました。急斜面が氷化していて尚且つ爆風で耐風姿勢を取らざるを得なくて、だいぶ時間を喰ってしまいました。本当ならとっくに村営宿舎まで行ってるはずだけど…。
吹雪と爆風の中ようやく山頂に到着。
2021年05月10日 16:36撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 16:36
吹雪と爆風の中ようやく山頂に到着。
山頂から下りてきて、巻き道との合流点近くに風をしのげそうな大きい岩があったので、吹雪と爆風の中なんとかテントを設営して中に避難。『岩陰にビバークします』と友人や妻にラインをしようとしたら圏外で出来ず、吹雪の写真を送った後に連絡できない状態になり、ログもストップしたので、家族や友人にかなり心配をかけてしまいました。どうもスイマセン。
とても写真を撮る余裕はなかったので、翌朝の写真です。吹き溜まりで30〜40センチほど積もりました。
携帯のバッテリーが、吹き込んだ雪で濡れてしまったせいか、電池残量があるのに充電できなくなりました。
2021年05月11日 05:42撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/11 5:42
山頂から下りてきて、巻き道との合流点近くに風をしのげそうな大きい岩があったので、吹雪と爆風の中なんとかテントを設営して中に避難。『岩陰にビバークします』と友人や妻にラインをしようとしたら圏外で出来ず、吹雪の写真を送った後に連絡できない状態になり、ログもストップしたので、家族や友人にかなり心配をかけてしまいました。どうもスイマセン。
とても写真を撮る余裕はなかったので、翌朝の写真です。吹き溜まりで30〜40センチほど積もりました。
携帯のバッテリーが、吹き込んだ雪で濡れてしまったせいか、電池残量があるのに充電できなくなりました。
翌朝トイレに起きると、ぐぇっぐぇっとヒキガエルが鳴くような声がしたので、これはもしかして雷鳥かなっと辺りを探すと、雷鳥を2羽発見!
2021年05月11日 05:41撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/11 5:41
翌朝トイレに起きると、ぐぇっぐぇっとヒキガエルが鳴くような声がしたので、これはもしかして雷鳥かなっと辺りを探すと、雷鳥を2羽発見!
雪は止んだけど、相変わらずスゴイ爆風の中ですが、全く平気な様子。さすが氷河期の生き残りのことだけある。
2021年05月11日 05:41撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/11 5:41
雪は止んだけど、相変わらずスゴイ爆風の中ですが、全く平気な様子。さすが氷河期の生き残りのことだけある。
今日は天気が回復してくる予報だったので、風が弱まってから撤収するつもりでしたが、中々風が弱くならず、爆風の中撤収。
携帯のバッテリーが奇跡的に復活。携帯を充電しながらスタート。
昨夜積もった雪で白馬岳がより一層白く輝いてます。
2021年05月11日 08:28撮影 by  DSC-WX350, SONY
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今日は天気が回復してくる予報だったので、風が弱まってから撤収するつもりでしたが、中々風が弱くならず、爆風の中撤収。
携帯のバッテリーが奇跡的に復活。携帯を充電しながらスタート。
昨夜積もった雪で白馬岳がより一層白く輝いてます。
昨夜のブリザードが嘘のような天気。
ここで携帯が繋がったようで、ラインやらメールやらの受信音が鬼のように鳴りまくりました。きっと昨夜心配して連絡取ろうとしてくれたんだね。どうもスイマセン。
2021年05月11日 08:28撮影 by  DSC-WX350, SONY
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昨夜のブリザードが嘘のような天気。
ここで携帯が繋がったようで、ラインやらメールやらの受信音が鬼のように鳴りまくりました。きっと昨夜心配して連絡取ろうとしてくれたんだね。どうもスイマセン。
天国みたいな景色です。本当に天国に行かなくてよかった。
携帯が少し充電できたところで、友人や妻に移動中である旨ラインをしました。
但し、バッテリーもあまりあてにできないので、車に戻るまでラインは敢えてせず。ログが移動しているのがわかれば取り敢えず良しとしよう。
2021年05月11日 08:28撮影 by  DSC-WX350, SONY
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天国みたいな景色です。本当に天国に行かなくてよかった。
携帯が少し充電できたところで、友人や妻に移動中である旨ラインをしました。
但し、バッテリーもあまりあてにできないので、車に戻るまでラインは敢えてせず。ログが移動しているのがわかれば取り敢えず良しとしよう。
下に大雪渓が見えます。ショートカットしてここを下りるのも考えましたが、剱岳を一目見たいなぁーと思い、普通に村営宿舎に向かいます。
2021年05月11日 08:29撮影 by  DSC-WX350, SONY
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下に大雪渓が見えます。ショートカットしてここを下りるのも考えましたが、剱岳を一目見たいなぁーと思い、普通に村営宿舎に向かいます。
振り返って杓子岳。
2021年05月11日 08:30撮影 by  DSC-WX350, SONY
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振り返って杓子岳。
本当は白馬岳も登頂したいけど、早く下山して無事であることを伝えるのを優先して今回は見送ります。
2021年05月11日 08:37撮影 by  DSC-WX350, SONY
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本当は白馬岳も登頂したいけど、早く下山して無事であることを伝えるのを優先して今回は見送ります。
百高山の旭岳もいつか行きたいなぁー。
2021年05月11日 08:37撮影 by  DSC-WX350, SONY
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百高山の旭岳もいつか行きたいなぁー。
昨夜のブリザードの足跡。
2021年05月11日 08:46撮影 by  DSC-WX350, SONY
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昨夜のブリザードの足跡。
こちらは雷鳥の足跡。
2021年05月11日 08:48撮影 by  DSC-WX350, SONY
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こちらは雷鳥の足跡。
後ろはまたガスが出てきてます。
2021年05月11日 08:54撮影 by  DSC-WX350, SONY
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後ろはまたガスが出てきてます。
これは雷鳥のカップルかな?
2021年05月11日 09:26撮影 by  DSC-WX350, SONY
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これは雷鳥のカップルかな?
剱岳の頭が一瞬見えました。
2021年05月11日 09:36撮影 by  DSC-WX350, SONY
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剱岳の頭が一瞬見えました。
道迷い防止用の竹棒があります。
2021年05月11日 09:41撮影 by  DSC-WX350, SONY
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道迷い防止用の竹棒があります。
村営宿舎の少し下に、大雪渓を上がってきた登山者がいます。もうちょっとです。頑張って!!
2021年05月11日 10:03撮影 by  DSC-WX350, SONY
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村営宿舎の少し下に、大雪渓を上がってきた登山者がいます。もうちょっとです。頑張って!!
まるで氷の花のよう。これも昨夜のブリザードの産物。
2021年05月11日 10:13撮影 by  DSC-WX350, SONY
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まるで氷の花のよう。これも昨夜のブリザードの産物。
旭岳に登る登山道はありませんが、今の時期ならどこからでも適当に行けそう。今日はおとなしく帰ります。
2021年05月11日 10:24撮影 by  DSC-WX350, SONY
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旭岳に登る登山道はありませんが、今の時期ならどこからでも適当に行けそう。今日はおとなしく帰ります。
分岐まで来ました。だんだん風も収まってきましたが、まだ15.6メートルくらいはありそうです。
2021年05月11日 10:28撮影 by  DSC-WX350, SONY
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分岐まで来ました。だんだん風も収まってきましたが、まだ15.6メートルくらいはありそうです。
先程の登山者です。白馬岳まで行ってピストンで下りるのかな?
2021年05月11日 10:28撮影 by  DSC-WX350, SONY
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先程の登山者です。白馬岳まで行ってピストンで下りるのかな?
村営宿舎に到着。結構雪で埋まっていますが、裏のテン場は信じられないことに地面が出ていて全く雪が積もっていませんでした。
2021年05月11日 10:35撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/11 10:35
村営宿舎に到着。結構雪で埋まっていますが、裏のテン場は信じられないことに地面が出ていて全く雪が積もっていませんでした。
腹ごしらえをして、いよいよ大雪渓を下山です。
2021年05月11日 11:05撮影 by  DSC-WX350, SONY
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腹ごしらえをして、いよいよ大雪渓を下山です。
夏は一帯がお花畑で綺麗な所ですが、一面雪です。
2021年05月11日 11:05撮影 by  DSC-WX350, SONY
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夏は一帯がお花畑で綺麗な所ですが、一面雪です。
正面の右から下りてきている尾根が杓子尾根かな?
2021年05月11日 11:05撮影 by  DSC-WX350, SONY
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正面の右から下りてきている尾根が杓子尾根かな?
また一人登山者が登って行きました。
2021年05月11日 11:22撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/11 11:22
また一人登山者が登って行きました。
この辺はアイゼンの刃が心地よく刺さって歩きやすいです。
2021年05月11日 11:22撮影 by  DSC-WX350, SONY
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この辺はアイゼンの刃が心地よく刺さって歩きやすいです。
杓子岳から歩いてきた稜線が見えます。今ならショートカットして下りてきてもよさそうです。
2021年05月11日 11:29撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/11 11:29
杓子岳から歩いてきた稜線が見えます。今ならショートカットして下りてきてもよさそうです。
天狗菱が超かっこいい
2021年05月11日 11:29撮影 by  DSC-WX350, SONY
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天狗菱が超かっこいい
下からBCの方たちが上がってきてます。
2021年05月11日 11:33撮影 by  DSC-WX350, SONY
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下からBCの方たちが上がってきてます。
尻セードするにはちょっと急ですね。
2021年05月11日 11:49撮影 by  DSC-WX350, SONY
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尻セードするにはちょっと急ですね。
見上げると中々の急斜面です。
2021年05月11日 12:05撮影 by  DSC-WX350, SONY
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見上げると中々の急斜面です。
雪が少なくて地面が出ているのかと思いきや…。
2021年05月11日 12:09撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/11 12:09
雪が少なくて地面が出ているのかと思いきや…。
全部あそこの岩峰から落ちてきた物でした。なのでさっさと下ります。
2021年05月11日 12:09撮影 by  DSC-WX350, SONY
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全部あそこの岩峰から落ちてきた物でした。なのでさっさと下ります。
デブリが凄い!
2021年05月11日 12:19撮影 by  DSC-WX350, SONY
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デブリが凄い!
いよいよデブリに突入。
2021年05月11日 12:19撮影 by  DSC-WX350, SONY
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いよいよデブリに突入。
シャーっと音がしたので見たら、小規模の雪崩がおきました。
2021年05月11日 12:34撮影 by  DSC-WX350, SONY
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シャーっと音がしたので見たら、小規模の雪崩がおきました。
ぬをっ!股まで踏み抜き
2021年05月11日 12:50撮影 by  DSC-WX350, SONY
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ぬをっ!股まで踏み抜き
デブリの中歩きづらい。
2021年05月11日 12:50撮影 by  DSC-WX350, SONY
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デブリの中歩きづらい。
予想以上にデブリが凄い!
2021年05月11日 12:55撮影 by  DSC-WX350, SONY
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予想以上にデブリが凄い!
当分デブリ歩きが続きそう。
2021年05月11日 12:55撮影 by  DSC-WX350, SONY
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当分デブリ歩きが続きそう。
まるで除雪車で押したようになっています。結構スゴイ!
2021年05月11日 13:05撮影 by  DSC-WX350, SONY
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まるで除雪車で押したようになっています。結構スゴイ!
やっとデブリの末端が見えてきました。
2021年05月11日 13:15撮影 by  DSC-WX350, SONY
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やっとデブリの末端が見えてきました。
石の前に溝が掘れていますが…。
2021年05月11日 13:25撮影 by  DSC-WX350, SONY
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石の前に溝が掘れていますが…。
上から落ちてきた跡が綺麗に残っています。
2021年05月11日 13:25撮影 by  DSC-WX350, SONY
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上から落ちてきた跡が綺麗に残っています。
デブリの末端付近から見上げたところ。
2021年05月11日 13:35撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/11 13:35
デブリの末端付近から見上げたところ。
ここから先はやっと普通に歩けます。
2021年05月11日 13:37撮影 by  DSC-WX350, SONY
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ここから先はやっと普通に歩けます。
たぶん白馬尻小屋がある辺りですが、建材も完全に雪に埋まっています。
2021年05月11日 13:44撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/11 13:44
たぶん白馬尻小屋がある辺りですが、建材も完全に雪に埋まっています。
雪が多いとこの辺もデブリで覆われるのでしょうね。
2021年05月11日 13:44撮影 by  DSC-WX350, SONY
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雪が多いとこの辺もデブリで覆われるのでしょうね。
ここで大雪渓とはお別れ。
2021年05月11日 13:50撮影 by  DSC-WX350, SONY
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ここで大雪渓とはお別れ。
スノーブリッジになってますが、水量がそんなには多くないので、渡渉しても問題ないでしょう。
2021年05月11日 14:06撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/11 14:06
スノーブリッジになってますが、水量がそんなには多くないので、渡渉しても問題ないでしょう。
ショートカットする道ができています。この時期ならではですね。
2021年05月11日 14:10撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/11 14:10
ショートカットする道ができています。この時期ならではですね。
本当はヘアピンカーブになっています。
2021年05月11日 14:10撮影 by  DSC-WX350, SONY
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本当はヘアピンカーブになっています。
長走沢はまだ雪が余裕であるので、渡渉しなくて平気です。
2021年05月11日 14:13撮影 by  DSC-WX350, SONY
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長走沢はまだ雪が余裕であるので、渡渉しなくて平気です。
最後に白馬岳が見送ってくれました。
2021年05月11日 14:23撮影 by  DSC-WX350, SONY
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最後に白馬岳が見送ってくれました。
無事駐車場まで下りてきました。あぁー無事着いてよかった!!
2021年05月11日 15:09撮影 by  DSC-WX350, SONY
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無事駐車場まで下りてきました。あぁー無事着いてよかった!!

装備

個人装備
長袖シャツ ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター ネックウォーマー 毛帽子 着替え ザック ザックカバー サブザック アイゼン ピッケル スコップ 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒(保温性) ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト カメラ ポール テント テントマット シェラフ ヘルメット

感想

初めての双子尾根からの杓子岳で登頂はできたものの、吹雪の中で幕営したり、圏外でビバークする旨の連絡ができなかったり、携帯のバッテリーが充電できなくなったりで家族や友人に心配をかけてしまった事もあり、達成感は全くなく、反省点の多い山行でした。
夕方から天気が崩れる事はわかっていて、当初樺平で幕営するつもりが、時間が早くてもう少し上まで行ってもいいかなと上まで行きだしたのがそもそもの間違いの元でした。
加えてジャンクションピーク手前でクレバスをやり過ごすのに時間がかかったのと、ジャンクションピークの先の急斜面が氷化していて、その急斜面で爆風の為に耐風姿勢を暫く強いられて、ジャンクションピークから山頂まで普通なら30〜40分もあれば行く所を2時間もかかって、一つ間違えば遭難してもおかしくない状況でした。
元々テン泊装備だったので、どこでもビバークできる状態だったのと、最悪吹雪になってもいいような装備ではいたので、吹雪の中でも整地や幕営ができたのと、大きい岩陰で爆風をある程度遮れる場所をすぐ見つける事が出来たのがよかったと思います。
白馬岳〜杓子岳は去年の夏に来て、その前にも来てはいるので、ある程度様子と方向はわかっていましたが、もしビバークせずにそのまま進んでいたら、たぶんGW中に赤岳や槍ヶ岳で遭難してしまった登山者と同じ運命をたどったと思います。

ビバーク中は一睡もできないのを覚悟してましたが、外は猛烈なブリザードでもテントの中は快適で、シュラフに包まって横になったら割とすぐに寝てしまいました。
因みにフライは冬用のスノーフライではなく、通常のレインフライです。
ツェルトも持ってましたが、出さなくても大丈夫でした。
ただテント用マットは雪で少し濡れていたので、タオルで拭いた後一人用のレジャーシートをマットの上に敷いて寝ていたので冷たい思いはしなくて済みました。
オレンジのエマージェンシーシートも持ってましたが、これも使わなくても大丈夫でした。
横になって3時間ほどで目が覚めたので、テントの入口に積もった雪で水を作りながら食事も摂り、凍った飲料用水も溶かし、水作りが終わったら再び眠りに入り更に3時間ほど寝ていたと思います。
会社にはポストに出した登山届と同じものを、歩くルートを書いた地図と一緒に提出し、妻にはヤマレコといまココのアプリをダウンロードさせて自分のログの位置の確認方法を教えておいたのですが、電池切れや圏外の時はどうなるかを言っておかなかったので、かえって心配させることになりました。
そもそも天気が崩れるのがわかっているのだから、早めにビバーク態勢にしないといけなかったですね。
途中で電池切れでログが切れていますが、自戒の思いと注意喚起の意味をこめてレコをアップしたいと思います。

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ハイキング 白馬・鹿島槍・五竜 [2日]
猿倉〜大雪渓(秋道)〜白馬山頂〜白馬鑓温泉〜猿倉
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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