大倉山避難小屋(白山撤退・平瀬道)
- GPS
- 05:56
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 827m
- 下り
- 820m
コースタイム
天候 | 曇時々晴れ、稜線は強風 スタート時20℃、稜線に出ると16℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車スペースは広く、水洗トイレもあります。トイレの必要ない方は登山口にある平瀬道・登山口休憩所にも駐車スペースがあります。 登山口休憩所には登山ポスト(用紙あり)があります。 登山口から樹林帯を良く整備された道が続きます。ヘビを数匹見ましたが、危険はありません。 稜線手前(標高1950M付近)に雪渓(残雪)があり、キックステップは出来るが硬めのため、滑落注意です。但し、滑落しても標高差5〜6M(流れで10Mくらい)なので、そこまで危険ではありません。(1週間後は消えてないかも?) 避難小屋までの稜線部は風が強く気温は16℃でも体感気温は10℃以下でした。 |
写真
感想
ここ数年、同じシーズンに複数回行っているところがあります。
09年・・・上高地(焼岳含め6回)
10年・・・御嶽(4回)、木曽駒&三沢岳(2回)
11年・・・北沢峠から仙丈ケ岳・甲斐駒ケ岳(4回)、立山(2回)
12年・・・八ヶ岳(10回)
今年はどこか?ズバリ!!白山の予定です。
その第一弾が今回の山行、平瀬道から室堂平〜御前峰ピストンでした。
東海北陸道・ひるがの高原SA(下り)で車中前泊し、白水湖に6時過ぎに到着し、用意を済ませてスタートしたのが、6時半くらいでした。
ヤマレコの皆さんはこのコースを日帰りピストンされていますが、嫁はん帯同でスタートが6時半になったことで、室堂平ピストンになるだろうと自分の中では予感がありました。
スタートしてすぐに男性のソロの方に道を譲り、その後も複数パーティに道を譲りました。いつものことですが、鈍足夫婦です。
2時間経過して3Km(標高差630M)ですので、1.5KM/時のペースでした。追い抜いて行かれた方々は2.0KM/Hくらいのペースなのでしょうか?
平地では4.0Km/Hの歩行は楽に出来ますので、縦方向がどれだけ負担なのかよくわかります。それと、追い越された方々のザックを見ると私たちより小さめなものばかりです。転ばぬ先の杖と申しますが、水の量一つを取ってみても私が2.5L、嫁はんが1.8L(テルモス含む)です。室堂平で給水できると分かっていましたのでこれでも少なめです。以前、渇水地獄を経験して以来、こうなっています。
山に慣れれば歩行速度も上がって、楽に登れるようになると思っていましたが、兄謀からんや妹謀って、決して楽にはなっていません。下山後の筋肉痛は改善されましたが…。
そうこうしていると、雪渓(残雪)に差し掛かりました。先行者の付けたキック跡が最初上へその後でトラバースとなっていましたので、そのまま行きましたが、後で考えると他にも方法があったのではと思います。
ここで嫁はんがビビッてしまい超スローになってしまったため、これから先のカンクラ雪渓等の通過が慮(オモンパカ)られました。
スタートから約3時間強で大倉山避難小屋に到着しましたが、中では床があるスペースに男性3名・女性2名のパーティが酒盛り中でした。私たちと入れ替わる形で男性2名の方々が出発されました。
10分くらい休憩し、スタートしようと5名の方々に挨拶すると、「これからどこまで行かれますか?」と聞かれましたので、「室堂平まで」と答えると、「この先3ヶ所の雪渓があり、ガスで道が見えないので引返した。」との他の方の情報を教えて下さり、自分たちはここまでにするとのことでした。
その話を聞いて、私たちも迷うことなくここで引き返すことを決断しました。アイゼン&ピッケルがないことも決断理由の一つにはなりましたが、”嫁の機嫌”が最大の理由です。
その後は、ひたすら下山・・・
嫁はんのトイレの催促もあり、久々の「マタギ走り風」も織り交ぜ、2時間弱での駐車スペース到着でした。
下山後は先々週に引き続きクーポン券(ニッカのお尻のポケットに入れてあった財布の中で濡れていました)を持って、大白川温泉・しらみずの湯へ直行しました。
午後1時過ぎなので、ほぼ独占状態で各種温泉を満喫させていただきました。
本日のトピックス
ザック新調しました。メインザックのオスプレイ「ストラトス36」からグレゴリー「Z40」に変更です。両者とも背中がネットになって風通しが良くなる構造です。
私は汗かきなので、2年も使うと汗染みと臭いで風格が出てきます。しかし、他人の迷惑になることもあり得ること、またザックフェチでもあるので、今回の新調となりました。
フィット感はストラトスよりZ40の方が、私向きのようです。ストラトス36は下ろしたときにウエストベルトが内側を向いてしまいます。背負う時、ウエストベルトを外側に広げる必要がありました。Z40はデフォルトで外側に向いていますので背負う時に気を遣う必要がありません。
但し、ザックが替わっても重さに比例して辛くなるのは変わりません。
もう一つは、ドライレイヤーの下として、「フラッドラッシュ パワーメッシュ ニータイツ」(finetrack)の導入です。
これについては、その上が直接ニッカだったため、効果半減でした。間に吸汗性のあるパンツ類がないと駄目です。上はドライレイヤー・ベースレイヤー・山シャツなので効果絶大です。
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