近畿のムヨウラン巡り

2021年05月15日(土) [日帰り]

天候

晴れ

写真

副蕚の下に膨らみが顕著（微妙なものある、他の無いタイプでもあったりし判別方法確立されていない）
膨らみが有る種としては
エンシュウムヨウラン
ウスキムヨウラン

副蕚の下に膨らみが無い
膨らみが無い種としては
ムヨウラン
ホクリクムヨウラン
キイムヨウラン

◎副蕚の下に膨らみが顕著なタイプ
エンシュウムヨウラン
ムヨウランに比し高さ20cm前後と小型
唇弁左右の側烈弁はやや丸みを帯る
唇弁周辺に鋸歯が殆どない
花色は帯黄褐色

エンシュウムヨウラン
唇弁の毛状突起（毛）は枝分かれする（写真では判別出来ない）
花柄子房に180°の捻れあり

ウスキムヨウラン
エンシュウムヨウランに似て小型
花の時期はエンシュウムヨウランより1〜2週間遅い
唇弁が強く反り返る、毛状突起（毛）に紫色の斑点がある（写真のは僅かに認められる）

◎副蕚の下に膨らみが無いタイプ
ムヨウラン
高さ20〜50cm
花は下向きに半開する、平開しない

ムヨウラン
蕚片に細い暗紫色の条が5〜7本入る
毛状突起枝分かれしない

ホクリクムヨウラン
花柄子房に180°の捻れあり（保留）
花は半開もしないし、咲くのはまれ
横からやや下向きにごく淡い紫色を帯びる

キイムヨウラン
花は鮮黄色

キイムヨウラン

◎その他
クロムヨウラン
本物のクロムヨウランは花が咲かない
https://www.kobe-u.ac.jp/research_at_kobe/NEWS/news/2018_01_11_01.html

8/1 9:00

クロムヨウラン
開花は8月
地上茎はしばしば分枝する
唇弁は3裂しない（クロムヨウランだけ）

クロムヨウラン
茎は固くて黒い
花は淡紫色

ちょつと休憩　滝畑ダム

カワヂシャ

ヤブジラミ

ヤマハタザオ
葉には波状の鋸歯がある
ハタザオの葉には鋸歯がない

キンラン群生地

キンラン

シライトソウ

撮影機器：

COOLPIX P610 ニコン

感想

silverboy

最近、ムヨウランを少し見てきたが、判別が難しい。
色々とネットで調べて簡単に集約したが誤りがあるかも知れない。
今後、修正、追加して行きたい。
大阪府、和歌山県、三重県の山でみたものである。
一部花とものIさんの写真も拝借しました。

新型コロナの為、府下の近くを単独行動してます。
共同行動は現地集合でお互いお裾分けはしない。