木曽駒ヶ岳 ちょっとマイナーでハードな上松Aコース

2013年07月06日(土) 〜 2013年07月07日(日)

• GPS: 20:50
• 距離: 13.2km
• 登り: 1,916m
• 下り: 1,916m

コースタイム

＝7月6日＝
　敬神ノ滝小屋（三合目）　16：40
　金懸小屋（五合目）　18：25

　今夜は、ここで宿泊

＝7月7日＝
　金懸小屋　4：15
　八合目　7：00
　玉ノ窪小屋　8：30
　山頂　9：15
　金懸小屋　12：20
　敬神ノ滝　13：30

※金懸小屋（標高約1200M）から山頂（2956M）まで5時間かかっていますが、前夜私が酒を飲み過ぎ二日酔いでペースをかなり落としました。通常なら3時間余りで行けそうです。

天候

終日曇りベース、時々雨、山頂部強風
終日ガスガスで、周囲の山は全く拝めませんでした。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

1.国道19号線、新たに作られたバイパスと旧道が並行して走っています。名古屋方面からは、山が右側にあり右折したいのですが、バイパスからは直接右折しても行けません。地図を良く見てください。

2.山と高原地図等で登山の出発点をアルプス山荘としていますが、敬神ノ滝（小屋）から出発した方が、登り30分は短縮できます。このコースはロングです。後々、この30分は体に堪えるはずです。敬神ノ滝（小屋）まで車で行けますが、少し道がややこしいです。赤い大きな橋を渡ると行き止まりになっていますが、そこを右折する道がありますので道なりに進むとたどり着きます。

コース状況／危険箇所等

1.木曽駒ヶ岳は知る人ぞ知る”百名山”
千畳敷からは多くの登山者でごった返すのに比べ、今回登った上松Aコースは登る人も極端に少なく、静けさを求める方には最高でしょう。

但し、
・人が少ないせいか、熊が出没するそうです。地元上松の方のお話。
・標高差約1800Mを一気に登るイメージ、結構登り応えがあります。
　今回の様に金懸小屋泊まりにすると時間的・体力的余裕が出ます。

2.コースを通じて特に危険な箇所は無かったと思います。
山の性質か登山者が少ないせいなのか、登山道で崩れている箇所はほとんどありませんでした。森林限界に行くまでは、結構深い森の中を進む感じで道には落ち葉が積もってフカフカでした。

3.木曽駒ヶ岳は高山植物咲き乱れ
山頂から下まで標高に応じて色々な種類の花が咲いています。
初夏咲く花から滋賀の山では春先に見られる花までが贅沢に見られます。
特に八合目を過ぎ、巻き道に進むとお花畑の街道とも言ってもよい群生地が現れます。
あのクロユリが一輪、ひっそりと咲いていたのが印象的でした。

写真

7/6 16:38

他にバイク1台のみ、少し寂しい登山口。

7/6 16:40

敬神ノ滝小屋（無人）
アルプス山荘から歩かなくて良かった・・・

7/6 16:40

滝です。水の確保しておいてください。最後の給水地になるかも。

7/6 16:54

うっそうとした林の中を進みます。

7/6 17:48

葉緑素を持たないギンリョウソウ？

7/7 12:03

下から撮影するとまた趣が異なります。

7/6 18:11

雷が鳴ってきたのでどんどん進みましょう。

7/7 11:25

可憐な色合い、何の花でしょうか？

7/7 11:28

7/6 18:25

無人の金懸小屋、トイレもあります。

7/6 18:26

1Fの様子、GOOD！畳付

7/6 18:29

布団も、今回使わせていただきました。

7/6 18:46

3時間くらい、酒を酌み交わしました。

7/7 4:13

朝3時30分、名古屋のNさんがきっちり起こしてくれます。

7/7 4:14

4時15分、出発！
私、完全に酔っ払い状態、足を引っ張りました、反省。

7/7 12:19

小屋を出て直ぐに水場があります。

7/7 12:20

頂上まで水場はありません。

7/7 4:21

今日は豊富でしたが、枯れていることもよくあるそうです。当てにしない方がベター。

7/7 4:25

7/7 5:05

山を見たのはこれが最後だったかも・・・

7/7 5:44

ゴゼンタチバナ？

7/7 5:53

信仰の道だったらしく、石仏があります。

7/7 5:54

眺望ゼロ

7/7 5:58

コマクサ

7/7 6:13

雨上がり、趣は最高

7/7 6:19

新芽

7/7 6:44

7/7 6:44

7/7 6:49

7/7 6:55

次から次と花が出てきます。

7/7 7:06

7/7 7:11

山桜も・・・

7/7 7:11

鳥の好物

7/7 7:12

7/7 7:13

森林限界を越えてきました。

7/7 7:15

もっと花の名前がわかればなぁ・・・

7/7 7:16

八合目を越え、巻き道に進むと

7/7 7:18

ここより花の群生地が道沿いに広がります。

7/7 7:18

7/7 7:20

7/7 7:21

7/7 7:23

7/7 10:23

クロユリ、一輪だけひっそりと咲いていました。

7/7 10:23

登りでは見逃していました。
これは、得した気分。

7/7 7:24

ガスガスです。

7/7 7:27

7/7 7:28

7/7 7:29

7/7 7:31

7/7 7:32

7/7 7:32

7/7 7:33

7/7 7:33

7/7 7:35

7/7 7:36

7/7 7:38

名古屋のNさんを筆頭に、足が前に進みません！！

7/7 7:39

7/7 7:40

7/7 7:41

標識にも”お花畑”と書いてありました。
納得・・・

7/7 7:43

7/7 7:46

7/7 7:48

アルプスの絶景を拝みたかった。

7/7 7:48

先頭より、刈谷のKさん、名古屋のNさん、大須のHさんです。

7/7 7:50

淡い〜

7/7 7:51

7/7 7:52

このコースで一番危険な所だったかも？

7/7 7:52

慎重に行けば問題は無いかと。

7/7 7:53

みんな余裕です。

7/7 7:54

大須のHさん、武奈ヶ岳山頂でお知り合いになりました。

7/7 7:57

快晴の駒ヶ岳再登頂！！
リベンジを誓うのでした。

7/7 7:59

7/7 8:02

7/7 8:09

木曽駒花崗岩だそうです。

7/7 8:11

硯の様。

7/7 8:12

7/7 8:16

7/7 8:22

7/7 8:24

7/7 8:26

7/7 8:28

玉の窪小屋（有人）到着、2750M
外は強風と大雨

7/7 8:29

中は快適

7/7 8:32

山頂部に小屋が複数あり、天気が急変しても安心です。

7/7 8:33

テレビもあります。

7/7 8:44

7/7 8:44

山頂へ

7/7 8:45

そこら中に花、花、花・・・
足が止まります。

7/7 8:46

7/7 8:46

7/7 8:48

7/7 8:56

7/7 8:58

7/7 9:14

頂上木曽小屋（2900M）を右手にやり過ごして・・・

7/7 9:20

いよいよ山頂

7/7 9:22

山小屋の主人、ここ1週間ほどこの状態、商売あがったり。

7/7 9:24

無事登頂を感謝

撮影機器：

サイバーショット DSC-HX30V SONY

感想

よしくん

今年は山登りに燃えますよ・・・と”100日登山”の目標を立て、今日32日目・・・
家庭を顧みず？、よく登ったなぁと自画自賛・・・
しかし、上には上がいたもんだ、名古屋のNさん何と45日！！
恐れ入りました。

当初は白山と別山を楽しみましょうという計画でしたが、天気がよろしく無い様子。Nさんの提案で梅雨前線より少しは離れている木曽駒ヶ岳に急遽変更。

結果、天気は変わりませんでした。2日間ともガスガスで、時折雨と強風のの歓迎。
周囲の風景は見られなかったですが、木曽駒の十種類以上の花に出合うことができました。

特に、クロユリが一輪ひっそりと咲いていたのが印象的。
（益々、白山に行きたくなりました。）

今日ご一緒したのは、いつもの名古屋のNさん、刈谷のKさん、そして6月だったですね、滋賀県比良山系武奈ヶ岳山頂で偶然出会い、八雲ヶ原まで歩いた名古屋大須のHさんの合計4人。

Hさんは、仕事で一時的に名古屋に居住、早ければ年内に関東に戻られるとのこと。鈴鹿・比良・伊吹・白山・・・こちらの山を精々楽しんでくださいね。

コメント

yucon

お天気が残念
　梅雨明け直前でしたし滋賀県は概ね　はれ/くもりの空でしたが　さすがは３千m級の山天候は全然違いますね。

　木曽駒ケ岳も滋賀からのアクセスは比較的容易な山ですね、しかし単独では私なぞ無理そうなので　また連れってください（笑）
　
　もう白山以来メジャー級の山は　まず先輩が行かれて　もう一度行きたくなって再登山の時に便乗するようにしています。これで比較的楽に日本を代表するような山を踏破できます。良き先輩がおられて感謝です！

よしくん

yuconさんへ
おっしゃる通り、木曽駒ヶ岳も長野駒ヶ根からは距離もありますし、ロープウエイ代等お金も余計にかかりますし、多くの登山者でまさに”プチ富士山”状態です。
岐阜からのルートは、静かな山登りが楽しめ、達成感が倍増し、途中の小屋を利用すれば余裕を持って登れます。
良いコースを教えてもらいました。
ecopasoさんも近いうちに再開されると思います。是非、みんなで行きましょう。今度は、景色を楽しみます。

yuconさん、暑さにも負けず、ヒルにも負けず・・・ですね。

ecopaso

むずむずしております。
山を一歩一歩登っていくっていいですね。
それも初めての所ってわくわくします。
是非またご一緒お願いします。
山宴には3Lぐらいのいいちこを持って行かれたのですか。
体力維持に心掛け、スタンバイモードにしております。