飛龍山〜三条の湯

2021年05月25日(火) 〜 2021年05月26日(水)

• GPS: 28:11
• 距離: 24.1km
• 登り: 2,601m
• 下り: 2,612m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:12
• 休憩: 0:21
• 合計: 7:33

5:13 道の駅たばやま
5:25 5:26 丹波バス停
6:06 6:07 山王沢
7:19 7:28 サオラ峠
8:10 8:11 熊倉山
9:46 9:47 前飛竜
10:24 10:26 飛龍権現神社
10:40 10:42 禿岩
10:45 10:46 飛龍権現神社
11:01 11:02 飛龍山
11:05 11:05 三等三角点比竜
11:27 11:29 北天のタル
12:46 三条の湯

2日目

• 山行: 3:05
• 休憩: 0:04
• 合計: 3:09

6:13 三条の湯
8:03 8:04 サオラ峠
8:08 8:09 丹波山
8:31 8:32 丹波天平
9:20 9:21 丹波山温泉バス停
9:22 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

ザレ場あり注意が必要！

写真

感想

Horn0511

シャクナゲの咲く頃の飛龍山、新緑の中の三条の湯へ

半年前の紅葉の頃に歩いたコース
小屋番さんから薦められていたこの時期に歩く

道の駅たばやまに到着し逸る気持ちを抑えながら準備を整える
サオラ峠の登山口まで意外と急な道を上がっていき柵の所へ到着
ここからいよいよ本番
あの急な九十九折の道が待っている(笑)
山王沢を過ぎた辺りは紅葉の頃と違って歩きやすい
やはりあの落ち葉モフモフ状態は疲れる
しばらく歩いていくと数日前に歩いた人がルートミスをしたであろう場所を過ぎる
おそらく、多分ミスはしないんだろうけど
ここまでの急登で疲れて視野が狭くなっていたのかな？と分析
初めてだったら自分もやらかしたかな〜と
と思っていると後ろからペースの速い3人組に抜かれる
あっという間においてかれる(笑)
自分はマイペースで歩いていく

ほぼ予定通りにサオラ峠に到着
新緑がキレイ　祠に一礼して熊倉山へ
ミサカ尾根は歩きやすい
新緑の中を歩いていくと所々にツツジが咲いている
上って下ってを繰り返して熊倉山に到着

前飛龍までの道のりはゆっくりと進む
段々岩々してきたら露岩のピークに向けての急登
キツイけど楽しい　半年前に前を歩いていた夫婦みたいにスマートには歩けないけど
登り切って振り返るとご褒美が待っていた！
迷わずここで小休止　補給しながら景色を楽しむ
さてここからはシャクナゲロード！
進みたいけど進めない(笑)
ついついシャッターを切っている

気持ちよくシャクナゲロードを歩き
飛龍権現手前の鞍部に着く
ここからの上りも何気にキツイ
でも上がり切ればまたご褒美が！
禿岩からの展望は少し雲がかかってはいたけど絶景！
もちろんここでも小休止　そして補給
やはりここは気持ちがいい！
が、雲取山方面を見るとうっすらと怪しい雲が！
のんびりしたい気分を抑えてまずは飛龍山へ

権現から登り山頂までの間のシャクナゲはこれから
飛龍山山頂に到着するが1枚写真を撮って先を急ぐ
下って下って飛龍権現からの道と合流する頃には
怪しい空模様も少し落ち着いた感じに
北天のタルまでの道のりは好きな部分
橋を渡ってここを進めば……
北天のタルに到着する頃にはまた青空が
雲取山方面はちょっとという感じだがとりあえず雨は大丈夫そう

ここからは2か所　恐怖のザレ場が待っている！
地図を確認し最初のザレ場までは快適い下っていく
最初のザレ場
あ〜ヤッパリ　そうそうこんな感じ
慎重にゆっくりと進む　今回は前回と靴を変えたので大分良さげ
ザレ場をやり過ごすまでの時間が長いこと
終わりは見えているが中々終わらない
やっとのことでやり過ごす(笑)
　
2個目のザレ場　ここが一番強烈！
初めてきた時はもうどうすんだよ！と足がすくんだ
分かっているけどやはり怖い
集中集中！って自分に言い聞かせて進む
1歩1歩進める度に土が崩れる
焦る気持ちを抑えながら慎重に1歩1歩確実な場所に置いていく
歩き切ったら思わず声が出てしまった(笑)

後は三条の湯まで転ばずに進むだけ
気が抜けた後は転びやすい　実際前回は転びかけている（転んだかも？）
どんどん高度を下げ　標高が1200mを切ると自然とペースが上がる
屋根が見えたら最後のひと下り
だいたい予定していた通りに到着

小屋番さんは外仕事で小屋にはいなかったので
まずはご褒美ビールを飲みながら待つ
ちょうど飲み終わる頃に小屋番さん登場
挨拶して受付
今日は自分の他には女性が2人らしい
小屋番さんに担ぎ上げた日本酒を渡す
すると小屋番さんからお礼を言われた後に
「イワナ食べませんか？塩焼きにして」
「で、今日は一緒に食事しましょ」と誘いを受ける　もちろん即答でOKする

今日は「雲取」
ザックから荷物をばらし温泉の準備
まだ湯が沸くまで時間があるのでまずは白ワインを飲む
そうこうしていると白が空になったので赤に（笑）
そして温泉へ　もちろん貸し切りなので1時間めいいっぱい入った（笑）
気持ちがいい！　
で、部屋に戻って2本目のビールを！
飲みながら外をボーっと眺める　贅沢な時間
ビールはあっという間に蒸発したので今度は焼酎を（笑）
美味しい水で割って飲む
夕食まではまだまだ時間がある　と思っていたら
いつの間にか寝落ちしていた（笑）
1時間くらいは寝ていただろうか　
で、起きてからまた飲む（笑）
食堂に行って雑誌を読んでいたら
小屋番さんが玉ねぎとこしあぶらのてんぷらを用意してくれた
美味しくいただく
結局夕食までに持ってきた酒はウイスキーを残すだけとなった（あと半分）

夕食は小屋番さんと一緒に
あれやこれやと山の話をしながら
酒を飲む！消灯時間をちょっと過ぎた辺りでお開き
もちろん部屋に戻ったら速攻で落ちていた

目覚ましかけていないのに4：00過ぎに目が覚める
朝食までには時間があるのでもう一回寝る
で、5：00ちょっと前に起きてゴソゴソと片付け始める
朝食を食べて部屋を片付けて掃き掃除して窓開けて
小屋番さんに挨拶
「また来ます」「また来てください」

朝の清々しい空気の中をのんびり出発
サオラ峠迄の道のりは気持ちがいい
紅葉の時にはここで甘い香りが〜なんて独りで言いながら歩く
右に曲がって平らになったらサオラ峠
あ〜前回はここから少し行ったところで熊を見たんだ！
ちょっと緊張しながら進む
遭遇ポイントに近づくにつれて心臓がドキドキしてくる
周りをキョロキョロ見ながらポイントを過ぎると一安心

丹波天平までの心地よい道を歩きいよいよ激下り（笑）
ここからも所々ザレているところはあり最後まで気が抜けない
九十九でどんどん下っていく
少しずつ下界の音が風に乗って聞こえてくる
「役場前」までの道標が見えるとゴールは近い
少しずつ人工物が木々の間から見え隠れする
川が見え　小学校が見えたらゴール
道の駅に戻り顔を洗って
「木下ベーカリー」に寄ってから自宅へ帰る

今回も楽しい山行だった！