巻機山(天狗岩と割引岳)
- GPS
- 09:20
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 1,723m
- 下り
- 1,707m
コースタイム
6:20五合目
7:40七合目
8:40前巻機
9:20巻機山頂上(御機屋)
9:40巻機山最高点
10:20割引岳
11:20巻機山
12:30七合目
13:30五合目
14:20桜坂駐車場
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
一般的な井戸尾根コースは登山道がしっかりしています。 但し、降雨のあとは登山道が粘土質のため歩きにくいです。 |
写真
感想
「巻機山というやさしい名前と共に、この隠れた美しい山を、私は上越国境中の一名山として挙げたい」という深田久弥氏の日本百名山の一文からどんな山なのだろうか?という想いが湧いてきました。
更に、著書の中で「上越線が計画された時も、この旧清水峠を通じるものと、現在の線路と二つの案があったそうである。もし前者が採用されていたら、上越国境の中でもあまり人に登られていない桧倉ノ頭(ひのきぐらのあたま)、柄沢山、米子頭山(こめこがしら)、巻機山の連峰が、もっと世に現れただろう。これらの山の中で、最も高く、最も立派なのが巻機山である」ということから、これらの山々を見てみたいという想いがつのってきました。
地図上でこのエリアを確認してみると、なんと直線で20Km四方に越後駒ヶ岳、平ケ岳、至仏山、武尊山、谷川岳。更にその先には会津駒ヶ岳、燧ケ岳の百名山七座が
鎮座していることがわかり、もしかして頂上から眺望できるかな?と欲張りな気持ちになり、これだったら行ってみるっきゃない!
巻機というちょっと変わった山名の由来を調べてみますと、機(はた)とは布を織るための昔の手動式の織り機のことで、巻機(まきはた)は機織りの準備のために経糸(たていと)を巻き取ることだそうです。機織り神の巻機姫の御機屋(おはたや)があった場所が現在の頂上だそうです。(地図上に記されています)
登山口から井戸尾根を登って行くと六合目付近から左手前方に天狗岩とヌクビ沢が見えます。(残念ながらガスでみられませんでしたが下山の時少しみえました)
この天狗岩から割引岳の稜線と割引岳の頂上から天狗岩の頭と清水集落を眺望するのが今回の登山の目的のひとつにしましたが、残念ながらガスのため両方とも見ることができませんでした。
今回の登山では眺望は望めませんでしたが、頂上で地元の登山者と出会う機会があり、20回以上巻機山に登られている方でした。その方の話によれば、頂上は以前現在の場所から牛ケ岳方面に行った場所にあったそうです。しかし、植物保護のために現在の場所に移されたと言ってました。実際に最高点のケルンがローピングの中にありましたので、これから行かれる方はこの場所にも立ち寄られたらと思います。
又、割引岳に向かう途中にはお花畑もありますので、時間に余裕があればこちらもおすすめします。割引岳までは往復50分程度ですので、散策のつもりで行ってみたらいかがでしょうか。素敵な眺望が望めると思います。
今度は、越後駒ヶ岳や平ケ岳の山頂からこの巻機山を見てみたいと思います。
こんにちは、ts2999さん!
今回の登山では眺望が望めなかったようですね
しかし、きれいな が見れたようで
コイワカガミやハクサンコザクラは癒される
感じで良いです
私は花の名前はダメですが
ts2999さんは詳しそうですね〜
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