憧れの北岳
- GPS
- 29:59
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 1,848m
- 下り
- 1,844m
コースタイム
2日目)(3:30-5:00写真撮影) 5:00北岳山荘出発-6:30北岳山頂-8:15北岳肩ノ小屋-9:35小太郎尾根分岐-11:00二俣-(大樺沢ルート)-13:00広河原
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
5:30の市営バスにて広河原まで。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・危険箇所等はありませんが、ハイシーズンの土曜ということもあり、登山客が非常に多いです。細い道での追い抜きやすれ違いの際は十分気をつけてください。 ・二俣〜八本歯ノコル:アイゼンは必要ありませんが、雪渓が薄くなっている箇所があります。 |
写真
感想
3人パーティーでの山行。メンバー2人は小屋泊で私はテント。ルートは一緒に登り、宿泊はソロ幕営しました。…だって小屋高いんだもん(泣)
装備は基本的な夏山装備。最低気温8°最高気温14°風がなかったため、比較的暑く感じましたが、やはり朝夕は冷え込みます。
[1日目]
芦安:芦安からのバスは土曜日ということもあって、激混みでした。駐車場には4:00頃着きましたが、その時点で5:10の始発に向けて既に用意を始めている人もいました。ちなみに、第1〜3駐車場は既に満車でした。ぎりぎり第4駐車場に停めることができたという感じです。タクシーの運転手には「いっぱいだからバスに乗って」と言われました。
広河原〜白根御池小屋:人混みが特に酷かったです。土曜の人気山域を舐めてはいけません(汗)渋滞の連続。
白根御池小屋〜二俣:植物が豊富に咲き、ルートも平坦なので気持よく歩けました。草スベリを行く人が目立ちましたね。
二俣〜八本歯ノコル:前半は雪渓歩きもちらほら。涼しい風と一緒に登ります。本日一番の頑張りどころ。雪渓は薄いところもあり、これからのシーズンは注意が必要かもしれません。後半は急登のハシゴが連続します。雨の日には行きたくないルートです。
八本歯ノコル〜北岳山荘:鎖場などはありませんが、高度感のある岩場の連続です。ルート的には平坦が多く、植物も楽しめます。また、雷鳥の姿も運が良ければ見れます。
北岳山荘:山荘泊、テント泊 それぞれ人でいっぱいでした。なるべく早くテン場を確保したいですね。あと、携帯の機種によっては電波が微弱に入っているものもありました。驚き!
[2日目]
北岳山荘〜北岳山頂〜北岳肩ノ小屋:360°の大展望。見事としか言い様がありません。ぜひとも暗いうちから稜線に出ることをおすすめします。条件が良ければ、間ノ岳方面に美しいモルゲンロートが見え、山頂に立てばルートが鮮明に映る稜線がどこまでも続いているかのように感じられます。北西には仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳が雄々しく聳え立ち、北東には地蔵岳のオベリスクが見えます。又、西の方角には駒ヶ根の街も望めます。
北岳肩ノ小屋〜二俣:落ち着いたルートです。良く言えばベーシックで歩きやすい。悪く言えば単調で飽きるルートです。このルートで登ってくる方も結構いました。特に親子で登ってくる人が多かった印象があります。
二俣〜広河原(大樺沢):野呂川に注ぐ支流を見ながら歩く事ができ、川好きな人にはたまらないルートです。地面はぬかるんでいる箇所も多いので、転倒に注意です。
広河原バス停:15:00位のバスに乗りましたが、非常に混んでました。100人程バス待ちをしており、バスセンターの職員は「人が多すぎてこの時間の便に乗れない人も出てくるかもしれません」とアナウンスをしてました。同時刻に4台出発しましたが、どのバスも立ち乗りをしなければバスターミナルで待っている人が乗り切れない状態でした。
まとめ:とにかく人が多い!昨今の登山ブームの影響が確実に出ていると思います。山を愛する人が増えるのは非常に嬉しい事ですが、混み合う場所での登山マナーやゴミを落とさない等の基本的なルールをより厳重に守って行きたいですね。もちろん、自分にも言い聞かせます。
北岳は2回目のリベンジなのです。1度目は学生時代に仲間の体調不良により、ピーカンの日に草スベリを登り切ったところでリターン。2回目は社会人になってすぐ。天候悪化により断念。やっと山頂に立てた今回の山行は非常に感動しました。何よりこの景色。キツイ登山ではありますが、“次はいつ登ろうか。”下山した直後から、そう思える山です。
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