記録ID: 331007
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ハイキング
剱・立山
剱沢雪渓・仙人池・雲切新道・阿曽原温泉・水平歩道
2009年08月23日(日) 〜
2009年08月26日(水)
- GPS
- 80:00
- 距離
- 28.4km
- 登り
- 2,133m
- 下り
- 3,968m
コースタイム
◆8月23日 室堂12:42-15:06剱沢小屋
◆8月24日 剱沢小屋5:50-12:43仙人池ヒュッテ
◆8月25日 仙人池ヒュッテ7:09-12:32阿曽原温泉小屋
◆8月26日 阿曽原温泉小屋6:42-10:43欅平
◆8月24日 剱沢小屋5:50-12:43仙人池ヒュッテ
◆8月25日 仙人池ヒュッテ7:09-12:32阿曽原温泉小屋
◆8月26日 阿曽原温泉小屋6:42-10:43欅平
天候 | ◆8月23日 晴れ ◆8月24日 晴れ→曇り ◆8月25日 晴れ ◆8月26日 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
東京→長野 06:24 → 08:04 あさま501号 長野→扇沢 08:30 → 10:15 直通バス 扇沢→室堂10:30 → 12:30 立山黒部アルペンルート ※本来は室堂に11:55に着く予定が激混みで35分遅れる ◆8月26日 欅平→宇奈月 11:04 → 12:23 黒部峡谷鉄道 宇奈月温泉→新魚津 12:40 → 13:08 特急うなづき号 特急料金\100 新魚津から特急はくたかで越後湯沢までそこから新幹線で東京まで |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆剱沢雪渓 事前に剱沢小屋に確認すると6本爪以上を持ってくるように ということでした。 ◆登山道 全行程にわたって道ははっきりしており迷うことはない。 危険といわれている箇所も三点支持を忘れず一歩ずつ歩を 進めれば大丈夫。(←晴れていたからですが・・・) |
予約できる山小屋 |
剱澤小屋
|
写真
感想
この年(2009年)の7月下旬に水晶岳・鷲羽岳・黒部五郎岳・薬師岳の頂に
立ち、無事に深田久弥の『日本百名山』を完登。8月上旬には奥穂高岳・
ジャンダルム・西穂高岳の縦走を終わらせた。2003年の10月から登山を
始めてこのころが一番、登山に昂揚感があったかも。
今回の登山の目的は、
○仙人池ヒュッテの志鷹静代さんのご尊顔を拝す
○仙人温泉、阿曽原温泉に入る
○北アルプス三大新道(?)の雲切新道を歩く
○水平歩道を歩く
○トロッコ列車に乗る
これらを念頭に、ピークを踏まない山行であった。
《仙人池ヒュッテ》
前日の剱沢小屋は剱岳登頂を目指す方でゴッタ返していた。同宿の登山者
から明日どちらに行くかと聞かれ「仙人池」とお答えすると「???」と
いう感じだった。これから剱岳に登られる方にとってはそんなところに行って
なにが面白いのという感じであった。
私も『日本百名山』を目指していたころは同じように「???」だったと
思う。そんな激混みの剱沢小屋からこの日、仙人池ヒュッテには私とご夫婦
一組の3人が向かった。仙人池ヒュッテの泊り客はこの3人と山関係の雑誌の
カメラマンの4人であった。仙人池ヒュッテでは池ノ平を回っても13:00前に
着いたのでよせばいいのに日本酒を散々飲んだ。志鷹さんとの話も盛り上がり
夕食前にはベロベロ。丹沢以外で唯一、暴走・脱線・転覆事故を起こして
しまった…。
志鷹さん、80歳(2011年時点)を越え、今は小屋には入られていないそうだが
お元気にされていればと思う。
2013年8月 感想はまだ完成していません m(_ _)m
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navecatさん、こんばんは。
2009年、百名山を完登させての ピークを踏まない山行。なんて贅沢なんでしょう。
私は、今まさに百名山ハンターになっているわけで・・
なんか、もっとゆっくり山を楽しみたいな〜なんて気持ちもあるのですが、でも百名山を踏破したい気持ちが勝っています。
なので、この記録を見てちょっと衝撃
4日かけて温泉三昧の贅沢な山旅。
こんな山行憧れます
野天風呂入りたいですね〜
この夏はちょっとガツガツしてますが
15日からお盆休みで、恒例の親族旅行もあるのですが
その前に伊那ICで降りて、 気になっている
霊山に行ってきます
やっと・・・泥沼から抜け出せました
読ませて頂いて、嬉しい記録でした!
心では、ゆっくりのんびりを思いつつ、夏山に思いを馳せて落ち着きない自分もアリで…
100名山にこだわりは無いんですが、意識はどうしても…
好きな山には何度も行きたいですし…
とらわれずに、いつか、
気付いたら100名山行ってたじゃん。
な山行き人生出来たらうれしいかも…
と、思いました。
ありがとうございました!
konontanさん、おはようございます。
この山行は『日本百名山』という目標が終わったからこそできたものかと思います。またこれ以前からも裏剱・仙人池・山の温泉・水平歩道は必ずやと思っていましたのでご褒美といったところでしょうか
百名山を目標にしているときは個人的には可能な限りそちらを優先しておいた方が良いと思います。行けるときに行っておいた方が良いと思いますし、余りあるほどの財産を積み上げることができるのは確実です
ちなみに仙人温泉は露天風呂は混浴で女性用は別に囲いが設置されています。阿曽原温泉は1時間ごとに男女交代で夕食後、日が落ちると混浴になります。仙人温泉は小屋のすぐ横にあって便利ですが、阿曽原温泉は往復20〜30分かかります。仙人池ヒュッテは普通の風呂ですが13:00過ぎぐらいから入れるようにしてくれていました
本当は3日ぐらいで完了できるルートなのですが独特の個性をもった山小屋ばかりでもっと日数をかけたいぐらいでした。
伊那ICで降りる霊山といえばあそこしかないと思いますが、私は一番最初はピークだけ目指して最短距離ピストンでした。2回目は山頂にも行きましたが天空のオアシスを満喫してきました。さてどのような行程で歩かれるのでしょうか。楽しみにしております
miouさん、おはようございます。
2011年10月に岳沢小屋に泊まったときこの道30年以上というご婦人から登山をしていると最初はピークを目指す、次は稜線を繋ぐことが目標に、最終段階は山にいることが楽しくなると言われていました
写真26枚めの白髪の男性も九州の某国立大学の教授なのですが毎年8月下旬に一週間ほど池ノ平に滞在されているそうです。特にどこにいくというわけでもなく日がな一日のほほんとされ、気が向けば近くの池ノ平山に登ったりされているそうです
印象や感覚としまして山のなかで温泉に入ったり、もともとメインルートから離れたそれでも場数を積まれた方が行くような場所は落ち着いた感じがして良いですね。ここはまた泊まる小屋を変えて再訪しようと思っています
このときご一緒したご夫婦はお互いに剱沢小屋では激混みで人物確認できませんでしたが仙人池ヒュッテ、阿曽原温泉では仲良くさせていただきました。ただこのご夫婦は仙人池ヒュッテでは酔っぱらった私に絡まれ阿曽原温泉では静岡から来られた酔漢の男性のお相手をしてと災難でした。ただ、このときにこのご夫婦から『日本百名山』で一番好きな山は?お勧め三つあげるとなどいろいろ聞かれました。それは自分自身のこれまでの山行を整理するうえでもすごく貴重な機会でした
いや、懐かしい風景に山小屋に温泉・・・。
まさにこのコース(雲切新道は不明)を歩きました、1989年10月、単独行です。
当時は10月10日が「体育の日」で、上手い具合に週末3連休でした。
登山バスで行ったのか、富山地鉄やバスなどを乗り継いで行ったのかも覚えてませんが、室堂に着いたら・・・雪景色でした。
そんなに深い雪ではなかったので、恐らく立山・大汝・真砂と歩いて、内蔵助小屋か剣御前小屋に泊まったような記憶。
でも、その日、上空をヘリコプターが飛んでいるんです。
へぇ・・・訓練なのか・・・荷揚げなのか・・・と思っていたら、大量遭難事故でした。
http://mtgear.blog18.fc2.com/blog-entry-1.html
当時は現地ではあまり詳しい情報も入らず、池の平・仙人池を目指して雪道を下りまして、確か仙人池に泊まった記憶。
3連休を最後に小屋締めするので、在庫処理のため「イカ墨」を振る舞って頂いたはず。
宿泊客は少なくて・・・せいぜい一桁。
翌日は帰宅しなければならないので、せっせと降りて、でも仙人温泉には入りました。当時は無料だったような・・・それとも既に小屋締めしていたか、無賃入浴したか・・・今となっては・・・???
時間がないので阿曽原温泉はパス。
あとはひたすら欅平に向けて黙々と歩きました。
トロッコ列車の案内放送が風に乗って聞こえてくるんです。
すると、もう近い!って思うでしょう?でも、遠かったなぁ・・・歩いても、歩いても・・・。
最後の下り階段も急だった(ような微かな記憶)し・・・。
足が棒になりました。
この年に剱岳にも登っているようで・・・あれこれ記憶がこんがらがって、また忘れてしまって・・・記録に残そうにも、日付もルートもあやふや。
なので余計に仙人池やチンネなどの写真を見て、「オレも見た、見た」と悶絶しております。
以上、コメントになっていない乱文・書きなぐりですが、ご容赦下さい。
ありがとうございました。
拙者も自分の記録用に、1989年の後立山縦走の地図だけ載せたところです。写真はもちろんありません。
拙者の原点は1986年の表銀座大縦走でした。が、日付が分からず・・・頓挫しております。
隊長
半袖隊長様、こんばんは
半袖隊長様もこのルートを歩かれていましたね。
山が一段落つくと歩きたくなるルートだとものの本に書かれていました。水平歩道のゴールが近くなると案内放送が聞こえてきてもうすぐだと思ってもそこからが長いということも書かれていました。もう忘れてしまいましたがそこから○○分と丁寧に書かれていましたので個人的には楽でした
私は2003年の10月から登山を始め、そのとき周囲から簡単でも記録を付けておいた方がいいよと言われ、日付・登った山・簡単なルートを控えております。コースタイムをつけ写真を撮るようになったのはそれから3,4年後です。登山を始めたころはなかなか再訪できない比較的地方の山が多く今となっては・・・といった感じです
ヤマレコの写真の容量が毎月余裕がありますので少しずつ過去の記録をまたUPしていこうかなと思ってます
何ですかこの、山温泉山温泉酒酒みたいな
大好物ですよ〜
何年か前、トロッコ電車に乗って欅平まで行きました。
その時は、まさかその先に道があるなんて考えもしませんでしたが
そんなにすばらしいルートが潜んでいたのですね。
やはり、物を知らないというのはもったいないことです
その道、いつか行けたらいいなぁ・・・
雪渓が夏でもだいぶ大きいようなので
冬をやり始めてからのことになるでしょうね。
こうやって前のお話も聞かせていただけるのはとてもうれしいです。
でも、日付見て、またお忍び?って様子見しちゃいました(笑)
muniさん、こんばんは。
ピークを目指さずひたすら温泉と酒ですね
仙人池ヒュッテでは清酒「よしのとも」に目がくらんで昼間っからガブガブ呑んでしまいました。翌日、仙人池ヒュッテから仙人温泉小屋までは千鳥足でコースタイムどおりの歩みでした。仙人温泉では露天風呂から後立山連峰の眺望もよく1時間ぐらい毒抜きをやっていました。阿曽原温泉小屋ではさすがに酒は1杯だけにしました。仙人池ヒュッテでご一緒だったご夫婦からはベロベロになる前に止めれば大丈夫と暖かい言葉をいただきました
確かに登山を始める前に行ったことがある場所でもその先にこういった素晴らしい場所があるということはなかなか分かりませんよね。剱沢雪渓は北アルプス三大雪渓のなかでも一番、歩きやすかったです。時と場合によりますがこのときは4本爪でも大丈夫でした。ちなみに針ノ木雪渓が一番急傾斜で怖かったです(個人の感想)。雪渓は冬をやる前でも全然、大丈夫ですよ
"隠密UP"はもうやり方をマスターしましたので大丈夫です。お騒がせしました
すんばらしい景色ですね〜
立山の眺望、黒部湖、みくりが池など絵葉書のようにきれいですね〜
猛暑の中涼しい思いと美人のおかみさんで最高でしたね
makoto53さん、こんにちは!
このときの山行は好天に恵まれました。そうなると一般観光客も多くアルペンルートは激混みで予定よりも室堂到着が遅れました
剱沢小屋まででしたので特に問題はありませんでしたが。
以前、山小屋で同宿になったベテランの登山者から聞いたのですが、「北アルプス・四大女将のいる山小屋」として朝日小屋、薬師岳山荘、仙人池ヒュッテ、船窪小屋を挙げられていました。どこも名物女将が前面に出て切り盛りされていますが仙人池ヒュッテの志鷹さんはもう上がられることはないと思いますので残念です
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