黒部五郎岳 〜 鷲羽岳 〜 水晶岳 〜 笠ヶ岳 (無雪期ピークハント/縦走 / 槍・穂高・乗鞍)
日程:
2008年08月30日
〜
2008年09月03日
メンバー:
天候:
8/30(土)曇り→雨→曇り
8/31(日)晴れ時々曇り→夕方小雨がパラパラ
9/1 (月)晴れ時々曇り→夜に雨
9/2 (火)晴れ→曇り→小雨→曇り
9/3 (水) 晴れ→曇り→雨
8/31(日)晴れ時々曇り→夕方小雨がパラパラ
9/1 (月)晴れ時々曇り→夜に雨
9/2 (火)晴れ→曇り→小雨→曇り
9/3 (水) 晴れ→曇り→雨
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| コースタイム: | |||||
| 8/30(土)前夜上野駅23:33〜急行能登〜5:45電鉄富山駅6:10〜路線バス〜8:20折立8:38〜12:15太郎平小屋〜12:34薬師峠キャンプ場 幕営 8/31(日)出発4:50〜7:06北ノ俣岳〜10:28黒部五郎岳10:37〜11:25カール見物11:51〜13:19黒部五郎小舎 幕営 9/1 (月)出発4:45〜7:25三俣山荘幕営(荷物デポ)7:53〜9:11鷲羽岳〜11:21水晶岳11:48〜12:53岩苔乗越〜14:09三俣山荘 幕営 9/2 (火)出発4:56〜6:00三俣蓮華岳〜7:14双六岳〜7:56双六小屋〜9:33弓折岳〜10:38大ノマ岳〜11:10秩父平〜12:44笠新道分岐〜14:34笠ヶ岳山頂 9/3 (水) 出発4:59〜6:18笠新道分岐〜7:12杓子平〜9:49笠新道登山口〜10:43新穂高温泉10:50〜路線バス〜11:23平湯14:30〜高速バス〜19:00新宿 |
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| コース状況/その他周辺情報: | |||||
| ひらゆの森 500円 露天風呂に65度の源泉あり |
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写真:
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感想/記録:(by noria)
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| 8/29(金)前夜 東京ではゲリラ雷雨で出発時から雨でした。 翌日も雨の予報が出ていたけれど、薬師岳に行ったことがあり、薬師峠キャンプ場まで危ない道もないことが分かっていたので雨でも決行することにしてました。 そうはいうものの、やっぱり雨じゃないほうがいいな。 急行能登の席を予約したときは禁煙席の指定席は最後の1席で満席だったはずなのに、意外と空席があり。この雨で中止にする人が増えたのでしょう。 窓側の隣の席の方が現れなかったので、2席利用で横になって寝させて頂きました。意外とラッキー。 雨(雷雨)で各電車が遅延し、停車駅ごとに接続を待ち10分ぐらい遅れての発車でした。 8/30(土)1日目 富山駅到着前に老夫婦に起こされた・・・。何事かと思ったら 「席、空いてますか?」 もしかして隣の席に座る予定の人だったのか。 眠かったので何も聞き返さず、真実は不明のまま富山駅で下車しました。 富山駅ではどんよりと曇り空。それでも最初から雨の覚悟だったので、少し安心。サービス精神のあるバスの運転手さんとともにバスに揺られて、折立へ。 直通バスなのですが、途中、有峰湖で降ろしてもらいました。前回ここで降りた記憶がないので、運転手さんの独自サービスなのかもしれません。 折立へ到着し、登山届を出し、水を汲む。水は飲まないようにと書いてあったので、携帯濾過器でろ過してプラティパスに入れました。(これで安全なのかは??) 東京都の山岳会の女性陣に声をかけられ、勧誘されました。ちょっと傾いたかな。 歩き始めて2時間ぐらいしたら、雨が降りはじめました。晴れていたら、超雰囲気のよい道なだけに、少々残念ですが、その割には薬師岳も見えたので、まぁいいかと地道に歩き、もうちょっとで太郎平小屋かなぁってところで、karamomoちゃんに会いました。赤木沢の帰りとの事。沢に詳しくないので、沢に出かけていることは知っていたけれど、まさか同じ山域だったとは知らずにビックリ。そしてこのときは誰だか分からなかったkoshibaさんに写真を撮ってもらいました。 なんだか嬉しくなってズンズン歩いたら、あっという間に小屋へ到着〜。テント場のお金は回収にやってくるとのことだったので、チューハイを1本(400円)買って薬師峠キャンプ場へ向かいました。 雨の中のテント設置。初デビューのテントなのにねぇ。雨デビューなんて。 ゴアライトの実力よ、フライなしでどこまで行けるのか見てみたい〜。なんて思ってましたが、さっそく実現しちゃいました。 そしてテントはザックの一番下にあり、荷物を全部取り出していたら、ちょっと濡れてしまいました。しかもザックカバーの防水性が落ちていたらしく、ザックも少し濡れていて。自分も濡れていて髪の毛もぐっしょり。Tシャツもぐっしょり。失敗したのが虫よけ素材の綿混入のTシャツを着ていたこと。綿が混入されているので乾きが悪い。何か勉強になりました。 水は沢水だそうで、そのまま飲むには適していないようなので、後で煮沸することにして、とりあえずプラティパスに汲んでおき、夕食の準備。 夕食はうなぎご飯。美味しいなぁ。ご飯って大切だなぁって改めて実感しました。 そして、雨はいつの間にか上がっていました。 8/31(日)2日目 まだ暗い空を見上げると、ところどころ星が見える。なんだかお天気大丈夫そう。 テントは昨日の雨の影響はないけど、結露で重たくなっていて、初日よりも荷物が重い。でも気分はいいな。だんだん明るくなる空を見ていると希望に満ちてくる気がする。意外と単純なのだなぁ。でもそんなもんか。360度のパノラマの中、黒部五郎岳がどんどん近くなるのを見ながら歩くのは楽しい。特に危険な個所もないし。 あれ、遠くに団体さんが見える。なんだか距離感が縮まらない。向こうは小屋泊装備とはいえ、意外と健脚な団体さんみたいだなぁ。少々ライバル意識を燃やしつつ黒部五郎山頂へ到着。う〜ん。団体さん25名×2組と一緒になっちゃいました。 1組は同じルートだったので、黒部五郎のカール鑑賞でも重なってしまいました。そして団体さんは休憩中、途切れることなく交替で岩陰にて用を足していたので、目のやり場にも困りました。団体さんを追い抜かして先に行くべきか、もっと休憩をして待ったほうがいいのか。とか。思案に暮れ。 そうこうしていると、ペースをすっかり乱されたのか、具合が悪くなってきてフラフラになってしまいました。昨日、芯まで冷えて寒くてあんまり眠れなかったし。 この日三俣まで行く予定だったのですが、急遽黒部五郎小舎にて幕営することにしました。団体さんたちは三俣までだったようで、立ち去ってくれてホットしました。1〜2時間お昼寝をして気力ともに復活! 水は無料でそのまま飲んでも大丈夫とのことだったので、汲んで夕飯の準備に取り掛かることにしました。豚肉の生姜焼き。塩豚も腐ってません。 美味しく頂いたあと、ふと、何気なくプラティパスを見てみると・・・。 うぅん、白い糸のような虫が泳いでいる・・・。小石も混ざっているし・・・。 折立の水か、薬師峠の水か、黒部五郎の水か。どれなんだろう。 折立の水は濾過機でろ過したし、捨てたよね。薬師峠の水は煮沸してプラティパスに入れたし、、、となると黒部五郎か!なんかちょっとグッタリ。 でも、このテント場は気持ちのいいところです。お昼寝したのにも関わらずぐっすり眠れました。 9/1(月)3日目 目覚めて空を見上げると満点の星空。今日もお天気大丈夫そう。 暗いなか登っていると、途中途中でゆっくりコースと急坂コースへとの分岐があり、迷わずゆっくりコースを選択。すぐに合流するのでどっちでも良さそうです。 黒部五郎乗越手前の2661のピークに到着する地点ではお花が結構咲いていました。チングルマやハクサンイチゲもまだ咲いていたので、嬉しくてテンションが↑。槍も見える。三俣までは巻道ルートで行きました。このルートも結構花が咲いていたので、なかなか気に入りました。 しかし、お腹が急に痛くなったので、急いで三俣へ。やはり昨日のプラティパスに浮く白い寄生虫を見てしまったプラシーボ効果かな。 事を済ませた後、三俣ではテントを設置し、荷物をデポ。このテント場も気持の良いところで、沢に面している。黄色いテントが災いしてか、小虫がびっしりとテントに張り付く。これも水が綺麗だからよね。でも虫と一緒に眠りたくないので、テントのチャックの開け閉めは超スピーディーに済ませることにしました。 身軽になったところで、目指すは鷲羽・水晶。 今までのルートと違って岩場が増えてきたので、少々スリリング?(ってほどでもないけど)荷物が軽いから楽ですけど、重たかったら面倒だったかも。 鷲羽から三俣へ戻る途中。単独の女性とすれ違いました。この北アルプスは単独の女性が数名いたけれど、テントを担いでの単独女性はこの方と私だけでした。 黒部五郎でテントの張り綱を落としていたようで、渡して下さいました。ありがたい。感謝感謝。 この後は、ちょっと雲の平の雰囲気を味わいつつ、黒部五郎源流ルートから三俣へ戻りました。このルートもお花が咲いていました。 そして、ご飯を食べて、小屋へトイレをお借りしてテントに戻ろうとしたとき、霧がワ〜っと出ていて展望が一切無くなっていました。そしたら方向感覚が一気になくなり、テント場へ戻れなくなってウロウロしてしまいました。この様子を見ていた親切な叔父様が教えて下さりやっとでテント場へ。危ないな〜。周囲の景色から判断して方向感覚って成り立っている部分が多いにあるんだと痛感しました。 夜は雨が降り出し、沢沿いにテントを幕営したことを後悔しました。もう少し、沢に面していないほうが増水したときにも安心です。そして沢沿いだと寒いぃ。寝付けない夜になりました。 9/2(火)4日目 かなり気持ちの良い朝焼け。いつもは朝7時に起床な低血圧な奴なのに、不思議と山だと早起きしても気持がいい。テントは昨日の雨でぐっしょり重たく、今までの中で一番重たくなっていた。食糧が軽くなった分だって軽く帳消し。やっぱりテントって重たいのね〜。 三俣蓮華で気持ちよく展望を楽しみ、双六岳へ。 双六ではなぜかガスってしまい、今まで見えていた槍がここからは見えなかった。 しかし、ガスると雷鳥登場。雷鳥は気づくと半径1.5M以内にいる。意識しつつプイって背中向けてるけど、後ろから吹き矢を射られたらどうするんだろ。天然記念物な理由がここにある気がしました。暑い日差しの中、双六山荘へ到着。 午後からは雨が降る予報ですが、せいぜい濡れても2時間弱ぐらいで小雨だろうと予測し、予定どおり笠ヶ岳へ行くことにしました。そして、その予想は見事に当たりでした。しかし、弓折岳からは登山者が減る影響か、今まで分岐や標識がしっかりしていたのに、明らかに破損していたり手抜きとなり、大ノマ岳や秩父平としか思えない場所でも明記されていないので、なんとなく不安。そしてガスも濃くなり視界が10Mぐらいなので、気がつくと巨岩が近くにあって驚いたり、片側が崖になっている個所が多いのにガスっているので、妙に怖かったりしました。秩父岩とか不気味でした。 なんか笠ヶ岳って北アルプスなのに地味よねぇ。最後に笠ヶ岳って失敗したかな。とか悔んでいるうちに小雨がパラパラ降り出し。笠新道との分岐までがなんだかとても長かったです。 そうしているうちに笠ヶ岳の幕営地に到着したようです。岩場の中に区切られた区画があり、そこに幕営する感じです。小屋は近くには見えず、まだ上の方にあるようでした。荷物を置いてテントを張る気になれず、そのまま小屋へ向かいました。 岩に白いペンキで○印が書いてあるので見落とさないように、岩から岩へと歩き、岩に書かれた「ガンバレ」の文字に励まされつつ、かなり立派な小屋へ到着しました。小屋の前に荷物を置かせてもらって、山頂へ向かい笠ヶ岳ゲット。一切の展望もなく、これで良かったんだろうか?と疑問を抱きつつ小屋へ降りました。 小屋では親切で素敵な受付のお兄さんが、入り口にある薪ストーブの焚かれている待合所で「服やザックを乾かしてはいかがですか。」と仰ってくれたので、甘えさせていただきました。ストーブに当たっていると、おばあちゃんがお菓子をくれて百名山話で盛り上がりました。なんか本当に温まりました。 気がつくと雨が上がっていたので、おばあちゃんにお礼を言ってテントを張ることにしまいした。(他にテントを張っている人はいませんでした。) テント場は風が強くて、寒かったです。風が強いおかげでぐっしょり濡れたテントが乾いたので、いいか悪いかの判断は微妙でした。近くに水場はなく(枯れているらしい)、小屋の前にある水をいただきます。トイレも小屋のトイレを利用。10分ぐらい岩岩を歩く感じなので便利はよくありませんね。あまりにも山荘が立派なので泊まりたい衝動を抑えつつ、寒さを堪えつつ寝袋へ。 9/3(水)5日目 星の見えない朝。今日の天気予報も曇りのち雨。 もう一度山頂へ行き、ご来光を待ってから下山するっていうことも考えたけれど、帰りのバスの時間と絶対に温泉に入ってから帰りたいということと疲労を考慮すると時間があまりないので、下山することにしました。 またガスっていて一切の展望がなく、やっぱり最後に笠ヶ岳を繋ぐんじゃなかったなぁって思いながら歩いたところ、なにか感じるものがあったので振り返ってみたところ、笠ヶ岳の山頂と小屋が見えました。 しばらく見ているとガスがどんどん取れていくのが分かりました。そしてオレンジ色に染まる空。朝日が辺り一帯の霧や雲を晴らしているのです。 前を見ると、何も見えなかった前方の道も見えています。また歩いては振り返り、歩いては振り返り。振り返る毎に笠ヶ岳の全貌がくっきりと見えてきました。そしてカメラには収まらなかったけど、虹もちょこっと出ていて。前方からは眩しい朝日が昇り。全ての迷いを打ち消すような力強い朝日でした。感動して涙がだ〜っと流れました。笠ヶ岳。最後に登れて良かったって思えました。 杓子平を過ぎ、笠新道の樹林帯に入るころ、天気は曇天に変わり、2時間限定のサービスだったようにも思えました。 笠新道を急いで下るのは足腰に負担がかかるので嫌だったのですが、やってしまいました。そしたら案の定、やはり足にガタが来てしまいました。恐るべし笠新道。 標高1450M付近からはバスの時間も温泉の時間も安心と分かり、ゆっくり歩くことにしました。そうしたらそうしたで、更に恐ろしく長く感じられる笠新道。 ここから登ってくる人は凄いよ。下るのも嫌だけど登るのはもっと嫌だと思いました。 新穂高温泉バスターミナルで下山届を出し、平湯温泉へ。バスに乗ってしばらくすると雨が降り出しました。 雨に降られずにラッキーだとニコニコで温泉へ入ると、露天風呂が雨で台無しだった。ひらゆの森の露天風呂には65度の源泉があり、とてもいいお湯でした。自宅に帰るまで硫黄臭が残っていました。カルビ定食も美味しかったなぁ。 やはり窓際の席の人がキャンセルしたのか、帰りのバスも2席利用で楽でした。 初めてのソロテントでしたが、日程もちょうど良く、なんだか楽しかったです。 また来年も行きたいって思いました。 |
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関連する山:※関係ない山が表示される場合もあります。 | |||||
黒部五郎岳
[2840m]
/ 槍・穂高・乗鞍
水晶岳
[2986m]
/ 槍・穂高・乗鞍
鷲羽岳
[2924m]
/ 槍・穂高・乗鞍
笠ヶ岳
[2897m]
/ 槍・穂高・乗鞍
笠ヶ岳
[2076m]
/ 志賀・草津・四阿山・浅間
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関連する記録:※内容が近いものを自動的に表示しています。 | |||||
- 2008年08月10日:北アルプス 折立〜新穂高縦走(槍・穂高・乗鞍) 82 1 - kaz
- 2000年08月22日:笠ヶ岳から薬師岳(青二才編)笠新道−笠ヶ岳−双六岳−三俣蓮華岳−鷲羽岳−水晶岳−雲の平−黒部五郎岳−北ノ俣岳−薬師岳−折立(槍・穂高・乗鞍) 17 1 1 - metabo
- 2008年08月12日:【北アルプス】薬師岳〜赤木沢〜黒部五郎岳〜三俣蓮華岳〜双六岳〜笠ヶ岳(槍・穂高・乗鞍) 91 1 - matsuoka
- 2006年07月30日:黒部五郎岳、鷲羽岳、三俣蓮華岳、槍ヶ岳(槍・穂高・乗鞍) 1 - tianshan
- 2008年08月14日:北アルプス 黒部五郎岳〜水晶岳〜鷲羽岳(槍・穂高・乗鞍) 38 1 - marippe
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