白毛門沢 「ナメとスラブ入門」だけのはずがついでに「藪漕ぎ入門」も
kj0819
体力度について
- GPS
- 08:31
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 1,118m
- 下り
- 1,124m
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17:13 山頂―19:47 白毛門登山口の橋。沢で沢靴などを洗った後、駐車場へ。
| 天候 | 晴れのち曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
GPSログはルートミス。多分、ガイド本『東京起点沢登りルート120』の��の辺りか、その先の1:2の右俣に入ってしまったものと思われる。1400mから上。 それ以外はガイド本通りですんなり。 |
写真
速攻涼みたいので白毛門登山口の橋のところから入渓した。けど、すぐに堰堤がある（手前で容易に巻ける）。橋の手前、登山ポストのところから右（左岸）に踏み跡が見えたけど、堰堤先までそちらを行ってもいいかも。つか、改めて見たらガイド本は堰堤先まで右岸か左岸の踏み跡を行くようになっているな…
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その下に残置ハーケンも。ここで一体何のためだろう。ついでに写真撮れてないけど（ヘルメットカメラには映っていたけど）�イ梁貂限Α◆崗緝瑤琉貶發�細かく」という辺りにも残置ハーケンがあった。
タラタラのセンの上から。すぐの5m滝の上が大ナメ滝なのかな。5m滝は被っていて登れないようなので、沢床に降り立ったのもつかの間、顔だけ洗ってそのまま今度は右の灌木帯から軽く巻く。上の大ナメは登った記憶が無い。5m滝を右から巻いたわけだが、巻き過ぎたのかも。というか、水流に出ようかと思ったが滑ったら下の5m滝を飛び落ち兼ねないな、ということで藪の巻きを継続したのだったか。で、大岩の横辺りに出たのかも。
大ナメ滝上辺りから山頂方面。14:18。この頃はまだ視界があった。本来は多分画面真ん中の枯れた沢っぽく見えるところを上がるはずなのだが、真ん中上のコルっぽく見えるところより右のこんもりしたところ、あるいはさらにもう一つ右の、手前の枝で隠れたこんもり辺りに登り詰めてしまったと思われる。
16:38、藪漕ぎ1時間ちょっとでようやく山頂方面の視界が開けた。けどまだ藪…結局ここから100mほど進んで登山道に合流するのにさらに20分近く掛かった。
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山頂到着も、ガスで真っ白。展望を楽しみにしていたのに、何も見えなかった。この日は15時くらいまでなら晴れていたはずで、遅出の自分が悪いんだけど。
感想
ガイド本読んで、の写真など見て、藪漕ぎ無しで山頂に出られて上越らしい沢を体験出来るなら、これは行かねば、ということで出向いたのだけど、ルートミスで激藪漕ぎも堪能してしまった。まあ1時間半弱なので、上越の藪漕ぎとしてはぬるい方なのかもしれないけど。
Twitterで昼前入山のツイートしたら若干お叱りを頂いてしまったのだけど、一番暑い時間帯に沢で水浴び、涼しくなってから下山、という元からの目論見。若干トラブルで涼しいを通り越して暗い時間になってしまい、ヘッデン下山を強いられたが、ともあれ無事に帰って来れてよかった。
東黒沢下部のハナゲの滝下では、キャニオニング（って何なのかよく知らないのだが）の人たちは確かに多かった。駐車場でもマイクロバスでピストンで次々に行ったりしていたし、3組ほど追い越した。沢登りの人には一人だけ遭った。白毛門沢上部、最初の二俣の少し下で追い越した。
15時過ぎ、多分間違った支沢に入ってしばらくしてから水流が途切れ藪漕ぎに。おかしいと思って一旦左へトラバース。すぐに水流のある沢に出たのでそれを登ったが、これも間違った支沢だったみたいで、しばらくしてまた藪漕ぎに。というわけで15時半から登山道に出る17時前まで、ひたすら背丈以上の灌木＋笹だった。視界が殆ど無いけどGPS持っているので、稜線へ向けて適当なルートを取る。断崖の岩場に出るのは嫌なので、トラバースはせずにひたすら藪を登った。
そしてようやく登山道に合流してから気付いたが、藪漕ぎ中に右膝の裏の腱を痛めたみたい。それまでは必死で気付かなかった。痛み方から推測するに、藪漕ぎハイステップに失敗してずり落ち掛けたときに無理な力を掛けてしまったのだろう。藪ラッセルはどうしても大股で行きたくなってしまうが、ゆっくりでももう少し堅実に進んだ方がよかったのかな。
というわけで山頂から2時間掛からず下山のつもりが、完全に無理になってしまった。怪我さえ無ければ遅くとも2時間で、17時から下山でも19時には下に着いて、ヘッデンは不要だったはず。まあそんなトラブルも見込んでの早出が鉄則ではあるのだけど。というわけで山頂出発の時点でヘッデン出して首に掛けておいた。
下山は、痛めた右足に負担が掛からないように、右足を下に降ろしてから同じところに左足、という感じでスタンスが限定されていたので、見込み通り大分時間が掛かってしまった（結局2時間半ほど。意外と掛からなかったとも思える）。後で気付いたのだけど、痛み止めを持っていたので、それを飲めばよかった。骨折しながらもしばらく重荷抱えつつ横滑りで下りた程度には痛みには強い方だと思うのだけど、このときは耐えられず呻きながら。酷い怪我でなく、何とか持ってよかった。
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