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Yamareco

記録ID: 335619
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ハイキング
霊仙・伊吹・藤原

T字尾根〜ゴロ谷上流部 遺留品捜索

2013年08月17日(土) [日帰り]
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コースタイム

7:30登山口〜10:00ゴロ谷上流部〜16:30登山口
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
 全般的に危険な谷です。登攀具は必携、危険なのでルートは非公開とします。
ここまでの30分急登で汗だく
2013年08月17日 08:25撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
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8/17 8:25
ここまでの30分急登で汗だく
尾根に乗ればブナワールドです。
2013年08月17日 08:25撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
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8/17 8:25
尾根に乗ればブナワールドです。
どくどくしいキノコ
2013年08月17日 08:33撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
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8/17 8:33
どくどくしいキノコ
ゴロ谷へ舞い下りる
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ゴロ谷へ舞い下りる
 静かで良い谷ですが
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 静かで良い谷ですが
上流を見上げる
2013年08月17日 12:54撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
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8/17 12:54
上流を見上げる
6〜7月の豪雨の影響で谷の様子も変わっている。
2013年08月17日 12:55撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
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8/17 12:55
6〜7月の豪雨の影響で谷の様子も変わっている。
2013年08月17日 12:55撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
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8/17 12:55
2013年08月17日 12:55撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
8/17 12:55
緑が谷を覆い隠す
2013年08月17日 12:55撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
8/17 12:55
緑が谷を覆い隠す
これではヘリからの視認は無理
2013年08月17日 12:55撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
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8/17 12:55
これではヘリからの視認は無理
日陰は快適です
ロープにヘルメット
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ロープにヘルメット
 ハーネス、エイト環、クイックドロー、スリング2本(80cm、150cm)カラビナ3個、使いこなすとまでは・・・。
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 ハーネス、エイト環、クイックドロー、スリング2本(80cm、150cm)カラビナ3個、使いこなすとまでは・・・。
美しい谷なんです!
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美しい谷なんです!
さて、帰りますか。
さて、帰りますか。
T字尾根に戻る
まだまだ緑が美しい・・・。
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まだまだ緑が美しい・・・。
また来ます!

感想

 当初はレコアップ対象外山行でしたが行きと帰り両方で某ユーザーと(momochan1967さん)と出会ってしまったので、「この山行で会ったかも?」機能を確認したくて登録しました。

 相変わらず人を寄せ付けない険しい谷です。登攀具一式なしでの入谷は不可です。
初めての方は単独行は控えられた方が良いと思います。
 万が一迷ったり、脱出が困難なときは谷を上へ上へと詰めて下さい、源頭部付近に比較的緩やかな斜面がありT字尾根側(上流に向かって右手)を登ると「ブナ権現」と呼ばれるあたりに出られます。ブナ権現をもう少し登るとT字尾根の本道にぶち当たります。
 
 先に述べたmomochanさんのゴロ谷第4尾根までの記録のお陰で概ねゴロ谷の全貌がやっと把握できました。

 遭難中に紛失したカメラと携帯電話の捜索がメインでしたが両方とも本日は成果なく終わりました。ゴロ谷からT字尾根にかけての斜面を場所変えながら計3回登攀と下降を繰り返しましたが発見には至りませんでした。

 とくにカメラや携帯が惜しくてやっている訳ではありません、谷が呼んでいるのかむしょうにゴロ谷へ行きたくなる時があり行けば落着きます。サケやアユの遡上本能に通じるのかわかりませんが、あの遭難が夢ではなく事実であったことを確認して得心するようなわけです。
 この習性もしばらく続きそうです。山行には皆様にご迷惑がかからぬよう細心の注意を払い行っております。

 もし、どうしても行ってみたいという方がおられたら、私がご案内しますので独りで行かず御連絡下さい。

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コメント

yuconさんの「我が家」になってしまいましたか?
人それぞれに「この山のここが!」なんて思い込みのあるところを持つようで、きつい体験の記憶もありながら、呼ばれて行ってしまうのですね

ひたすら歩いて達成感! なんてのも山の醍醐味ですが、とっておきの居場所で山の風景と同化して呼吸しているのも贅沢ですよね
2013/8/21 17:36
まだまだですよ!
 monsieurさん ありがとうございます!

 鈴鹿全体がそうなんですが この山にもまだまだ大先輩の先住民がいらっしゃって、私などは山裾で小じんまり三角座りしている程度です。
 
 いつかはそういう方々に認められたくて日々精進です。ひょんなことから名前だけが先行してしまい不利な面もありますが、いちど話を聞いてやろう的な有利な面もあり鈴鹿の重鎮と呼ばれる方々と御一緒させていただいたりお話やご意見を窺ったりしています。
 そういう方々はその人だけのとっておきを持っておられ こっそりと教えていただいたりして「こんな所にこんな○○が!」とビックリします。
 いつの事かわかりませんが、まだまだ通い続けます。
2013/8/24 6:37
戻ってみたくなるものなのですね。
この山域と何か縁があるのでしょうね。yuconさんを死の淵に追いやったゴロ谷、でも救ってくれたのもゴロ谷。仲間もいたのも確かですが、yuconさんを生かしてくれたこの場所に思い入れがあるのかと察します。改めて自分が生きているという証を感じ取ることができるのかもしれませんね。

ブログやヤマレコ、ヤマケイを読みましたが、本当に貴重な体験をされました。次に遭難者を出さないためにも、私やみなさんへの教訓として残るものと思います。

あれからyuconさんは凄く精神的にも技術的にも成長され、大きく逞しくなられました。これからもこの山域を守る使命として情報を発信していただければと思います
2013/8/25 12:27
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mountrexさん ありがとうございます
 戻りたいというか当時の記憶を鮮明にしたい、何処で夜を過ごしたのか、一晩中激しい雨に打たれ続けたのはどの中洲なのか?なにか大事なことを忘れてやしないか?等です。5月の最終取材の時コッヘルのふたを発見しましたがその時の感動と衝撃は忘れられません。そしてToshiさんが帽子と虫除けを発見して下さって1年振りに手元に帰ってきた3つのアイテムをによって自分を取り戻せたような気がしました。
 「幻でも夢でもなく本当に7日間を生き抜いたんや!」技術的なこと教訓や未然に防ぐためにすべきこと・・・などは周囲の方々に分析して頂けます。
 私の役目は、万が一遭難の状況に陥った時に捜索の方、要救の方共に私の事を思い出して欲しいのです。
 「yuconでも生還できたのだから自分はきっと助かるはず!(きっと生きているはず)」希望があるのとないのとでは生存率に大きな差が生じるはずです。
2013/8/25 19:03
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