室堂〜五色ヶ原〜スゴ乗越〜折立 テントかついで二泊三日

2021年07月21日(水) 〜 2021年07月23日(金)

• GPS: 22:00
• 距離: 29.1km
• 登り: 2,284m
• 下り: 3,429m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:16
• 休憩: 0:27
• 合計: 5:43

9:16 室堂
10:30 10:30 浄土山
10:39 10:54 浄土山南峰
11:03 11:05 龍王岳
11:40 11:41 鬼岳東面
12:49 12:50 獅子岳
14:03 14:04 ザラ峠
14:41 14:48 五色ヶ原山荘
14:58 14:58 五色ヶ原キャンプ場
14:59 宿泊地

2日目

• 山行: 6:00
• 休憩: 0:08
• 合計: 6:08

3:58 五色ヶ原山荘
4:43 4:46 鳶山
6:45 6:50 越中沢岳
9:07 9:07 スゴ乗越
10:06 スゴ乗越小屋

3日目

• 山行: 9:25
• 休憩: 0:36
• 合計: 10:01

0:55 スゴ乗越小屋
2:04 2:04 間山
3:42 3:49 北薬師岳
5:00 5:07 薬師岳
5:19 5:20 薬師岳避難小屋跡
5:41 5:41 薬師岳山荘
6:15 6:15 薬師平
6:41 6:56 薬師峠
8:12 8:17 太郎平小屋
8:32 8:32 太郎兵衛平
8:46 8:46 五光岩ベンチ
9:34 9:34 積雪深計測ポール
9:45 9:45 青淵三角点
10:13 10:14 太郎坂
10:52 10:52 十三重之塔 慰霊碑
10:55 10:55 折立
10:56 ゴール地点

テント泊の装備ではCT通り。休憩の時間も織り込まないといけない。ヤマレコのCTは若干早く、北アの地図のCT通り。やはりトレランの軽装とは違うと改めて認識。

天候

晴れ（夕方雨）

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車

21日(水)：立山駅前の無料駐車場。4連休前の平日早朝駅前の駐車場をゲット。
23日(金)：折立12:00発→富山駅行バス(2700円)→有峰口バス停着12:47頃→徒歩(2分)→有峰口駅発12:52→富山電鉄(420円)→立山駅着13:06

※有峰口駅(旧小見駅)とバス停は少し離れていてわかりにくいので要注意。初日立山駅停車前に現地下見して正解。平日時刻表では有峰口バス12:50/電車12:50発で連絡していないが、実際は有峰林道の工事信号待ちなどでバス停着は少し早くなり乗換可能（なことが多いらしい）。※道路状況で変化あり絶対ではない。ただし土日祝日は12：52発と連絡している。

コース状況／危険箇所等

【1】鬼岳東面の雪渓：通常アイゼンが必要だが、山荘関係者の方々が雪かきで道を作っていただいており感謝。
【2】越中沢岳〜スゴ乗越：猛烈な数回のアップダウン。ザレており勾配も急。この時期はいずれの小山からも十分な水を持っていくことが必要。
【3】北薬師岳〜薬師岳：切れ落ちている箇所が何か所かある。

その他周辺情報

下山後はグリーンパーク吉峰の温泉へ。登山者が結構多い感じ。

写真

7/21 5:49

【day1】
出発前にバス停〜有峰口駅の下見。
これで帰りの乗り換えがスムーズに行けた。

7/21 6:18

立山駅前の無料駐車場はまだ余裕あり。
23日下山時は遠くの駐車場まで満車。

7/21 6:53

WEBで切符を購入したので並ばずに切符交換でらくちん

7/21 7:56

久しぶりに電車とバスを乗り継ぎ

7/21 9:07

あっという間に室堂へ

7/21 9:15

さあ、出発！

7/21 9:17

この晴天で御山にも寄りたいが、我慢して浄土山を目指す

7/21 10:07

今回のルート

7/21 10:17

出だしから浄土山へ一気の登り

7/21 10:29

登り上げると富山大学研究所方面へ

7/21 10:32

今日テント泊する五色ヶ原が見える

7/21 10:32

出だしから景色が良すぎてなかなか進まない

7/21 10:32

こちらから見る、一ノ越〜御山もいいねー

7/21 10:32

岩の殿堂、劔岳

7/21 10:40

中型リュックに無理やり詰め込んで上蓋が締まらないShari_bate

7/21 10:41

珍しく大型リックに缶詰めやレトルトカレーやら五食分をかつぐheroherohiro

7/21 10:43

このころはまだ余裕あり

7/21 10:56

荷物をデポして龍王岳(2872m)へ

7/21 11:03

空身だとあっという間に

7/21 11:03

黒部湖も見える

7/21 11:03

いやいや、今日は劔じゃなくて、反対ですよ

7/21 11:04

五色ヶ原はきれいな大地ということがよくわかる

7/21 11:45

鬼岳東面の雪渓。みなさん汗だくで登山道のステップを作っていただいてます。

7/21 11:45

ステップがないとアイゼンが必要となり、感謝感謝。

7/21 11:50

獅子岳へ向かう

7/21 11:51

振り返ると、東面のトラバースがよくわかる

7/21 12:26

いい天気だねー

7/21 12:49

獅子岳山頂

7/21 12:49

お！遠くに山荘が見えた！

7/21 12:58

道のりはまだ遠い

7/21 13:08

黒部湖がきれい

7/21 13:17

西側からガスがわいてくる

7/21 13:23

梯子もあるでよー

7/21 13:43

7/21 13:47

ザラ峠に到着

7/21 13:49

暑くて一枚脱ぐ

7/21 14:27

テン場へ

7/21 14:34

噂通りここは楽園か

7/21 14:36

山荘が見えてきた

7/21 14:40

五色ヶ原山荘でテン場のチェックイン

7/21 14:53

テン場は下ったところにある

7/21 14:57

今日は10張程度

7/21 15:13

飲料可能な沢水は無料。
トイレは協力金100円。

7/21 16:20

本日の夕食

7/21 17:30

後立山方面からゴロゴロと雷鳴が。あっという間に空が真っ黒になったが、幸いにもここは雨雲から外れて数分の小雨程度。きれいな二重の虹

7/22 4:28

【day2】
今日は。早朝出発しスゴ乗越まで行ってから、体調と天気で薬師峠テン場まで行くかを決める

7/22 4:28

鳶山へ向かう

7/22 4:43

山頂(2616m)

7/22 4:43

五色ヶ原山荘に朝が来る

7/22 4:44

これから向かう北薬師岳〜薬師岳の稜線の朝焼け。
右奥の笠ヶ岳の山容がきれい

7/22 4:44

槍のモルゲンロート

7/22 4:44

朝日が

7/22 4:45

御来光

7/22 5:26

本日のコース

7/22 5:26

陽が上るともう暑い

7/22 6:29

越中沢岳(2591m)到着。
ここで、早朝組5〜6人の方々と北アルプスのオールスターを堪能。ここで折り返し室堂へ戻る彼や、薬師岳山荘まで頑張るソロの彼女等いろんな人が

7/22 6:30

中央にスゴ乗越の小屋を見つけ、結構早く着くんで薬師までいけるねー等とこの時は楽しく会話

7/22 6:28

”近くて遠いはスゴの小屋、アップダウンが続くよ！”
この後、身をもってこの言葉のホントの意味を知る

7/22 7:11

ザレザレのトラバース

7/22 7:11

来た道を振り返る

7/22 7:33

よく落ちないと思う立方体の岩

7/22 8:18

急降下のあと急登で、スゴの頭

7/22 8:18

すでにherohero

7/22 9:07

越中沢乗越まで底の底まで降りる

7/22 9:55

またまた登り返しで、よーやく、よーやくキャンプ場の看板

7/22 9:56

テン場はまだ無人。

7/22 12:18

すぐに山荘に到着し、まず協力金100円の冷たい水を腹いっぱい飲みつくす！(※休憩後撮影）

7/22 12:18

既に休憩中の方や次々と五色ヶ原から到着する皆さんと、激アップダウンの愚痴？の言い合いで盛り上がる。先ほどのソロの彼女もすでに到着しており元気に出発していった（なんと同県〉。われわれは既に心が真っ二つに折れていて、今日はここのテン場に決定し、まった〜りタイム

7/22 12:40

テント場に戻ると既に何張か張ってる

7/22 14:31

今日のディナー。
この後、小雨が1時間ほど降り続き、日没前に晴れ上がる

7/23 3:47

【day3】
1時にテン場出発。
暖かい無風のナイトハイクで、北薬師岳(2900m)到着。
昨日のアップダウンから打って変って歩きやすい道。
途中、トレランの方が追い抜いて行かれた（夕方間に上高地に抜ける予定！？だとか）

7/23 4:31

薬師岳へ続く稜線。
続々と人が上がっていく

7/23 4:31

今日もサイコーの天気

7/23 4:48

ナイフブリッジで危険個所あり。
濡れてなくてよかった

7/23 4:48

立山方面のモルゲンロート

7/23 4:48

針ノ木岳方面からの御来光。
薬師岳はあまりの人なので、途中で日の出を楽しむ

7/23 4:48

最後の登り

7/23 4:48

太郎平が見えてきた

7/23 5:03

5年ぶりの薬師岳(2926m)

7/23 5:01

山頂は御来光を見に来た人々で大賑わい。

7/23 5:03

薬師からの神々しい日の出。
写真を撮ったら、早々に下山

7/23 5:40

薬師岳山荘

7/23 6:42

薬師峠テント場。この時間テント撤収済みが多いけど、恐ろしいテン泊の数の人出だったとのこと。やはりスゴ乗越にして大正解

7/23 7:12

太郎小屋が見えてきた

7/23 7:23

太郎小屋に到着

7/23 7:59

三日間晴天をゲットした、超晴れ男の有志

7/23 8:00

雨男のパワーが弱くてなにより！

7/23 8:13

いつもここではのんびり

7/23 8:16

そろそろバスの時間もあるので、

7/23 8:13

では、また

7/23 10:53

炎天下の中、heroheroでげざーん！

7/23 10:55

最終日、CT10時間のロングコースだったが予定通り

7/23 10:55

12時発のバスに間に合う

7/23 11:22

時間もあるので、今回のコースを改めて

7/23 12:46

間に合ったー！
三日ぶりの有峰口駅に、同じコースの皆さんをバス停から案内
（今回の核心の一つだった乗換も無事できた）

7/23 12:47

いい雰囲気の無人駅

7/23 12:51

いい旅ができたねー

撮影機器：

iPhone 6s Apple

感想

シャリバテ

　オリンピックイヤーの4連休を活用し、heroherohiroさんと久しぶりのロングコースを計画。連休前日から休みを取って平日先行で入山。
　室堂〜薬師岳は、渋いコース＆休日先行できたので、予想通り人も少なく静かな山行となった。心配した天気も日中はすべて快晴で、思う存分北アルプスを堪能できた。五色ヶ原〜スゴ乗越は予想以上のアップダウンで炎天下と重装備も重なり、今まででベストに入るしんどさだった。その分、記憶に残るこのコースになること間違いなし。今度は反対側から行ってみようか…というこはまずないだろう。
途中で出会った人とこの苦行？を共有するのが面白かった。
　やはり1年に1回ぐらいは、数泊のテント泊でゆっくり山と向き合うのも有りと再認識できた。