花盛り：火打山と妙高山（高谷池ヒュッテ自炊泊）

2021年07月23日(金) 〜 2021年07月24日(土)

• GPS: 18:54
• 距離: 28.1km
• 登り: 2,237m
• 下り: 2,217m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:02
• 休憩: 3:20
• 合計: 9:22

6:16 笹ヶ峰登山口
6:57 7:04 黒沢橋
8:19 8:19 富士見平分岐
8:55 9:51 高谷池ヒュッテ
10:20 10:24 天狗の庭
11:01 11:16 ライチョウ平
11:47 13:33 火打山
13:50 14:01 ライチョウ平
14:24 14:25 天狗の庭
15:38 高谷池ヒュッテ

2日目

• 山行: 7:17
• 休憩: 1:56
• 合計: 9:13

4:17 高谷池ヒュッテ
4:36 5:01 茶臼山
5:23 5:31 黒沢池ヒュッテ
5:51 5:58 大倉乗越
6:32 6:38 長助池分岐
7:42 8:09 妙高山(北峰)
8:12 8:12 日本岩
8:17 8:34 妙高山
8:37 8:37 日本岩
8:41 8:42 妙高山(北峰)
9:36 9:46 長助池分岐
10:23 10:28 大倉乗越
11:15 11:16 黒沢池ヒュッテ
11:45 11:48 黒沢丸太橋
12:03 12:04 富士見平分岐
12:54 12:57 黒沢橋
13:28 13:30 笹ヶ峰登山口
13:30 ゴール地点

天候

☆晴れ時々ガス、微風、気温高め

アクセス

利用交通機関：

自家用車

☆前日22時頃到着、駐車場は既にほぼ満車状態でした。駐車場は進行方向右手には登山口駐車場、左手には大規模な駐車場（トイレあり）があります。どちらでも特に差はありません。紅葉シーズンの週末はもっと混むでしょうね。

☆自宅（米原市）から現地まで日本海回りでオール下道で約420キロ、福井県〜石川県〜富山県〜新潟県と、9時間程かかりました。

コース状況／危険箇所等

☆ゴロゴロした大きな岩の急斜面を登り下りする場面が数か所あります。表面が乾いていても滑りやすいです。特に下りに注意してください。大倉乗越から長助池分岐までの急斜面をトラバースするエリアは登山道が崩壊しています。また7月上旬までは雪が残り、アイゼン携行必須（今回は不要）とのことです。

☆女性的山容の火打山に対してゴツゴツ感のある妙高山、両方をセットで楽しむのがベストです。高谷池ヒュッテに泊まって、初日は火打山へ向かいます。翌日は茶臼山でご来光の後、黒沢池ヒュッテで重い荷物をデポして妙高山をピストンしましょう。帰りは黒沢池ヒュッテから富士見平分岐へワープします。

☆水の確保に注意してください。高谷池ヒュッテの宿泊者（自炊6000円）は水は無料でいただけますが、テン泊者はペットボトルを有料で購入することになります（500ミリリットル400円）。高谷池ヒュッテの水場は完全に干上がっていました。天然の水場は黒沢橋と大倉乗越から下った所にある雪渓の雪解け水（雪が無くなると枯れる可能性あり）です。

その他周辺情報

☆登山口から下って一番近い所にある日帰り温泉は苗名の湯、少しぬるめの温泉です。高谷池ヒュッテの入り口に割引券（500円→350円）が置いてあります。誰でももらえそうです。

写真

7/22 22:41

前夜車中泊、22時過ぎに到着、登山口駐車場は既に満車御礼。

7/22 22:46

辛うじて停めた、ビール飲んで就寝。

7/23 5:23

下段駐車場も満車、こちらにトイレあり。

7/23 6:10

今宵の宿は予約済なので全く慌てる必要は無し。入山料500円協力。

7/23 6:27

さぁ、黒沢橋まで約50分だ。ずっと木道の登山道を歩く。

7/23 6:57

黒沢橋到着、ここで水をしっかり補給。高谷池ヒュッテ宿泊者は水を無料で分けてもらえるが、テン泊者と日帰り者は500ミリリットル400円の水を購入する必要あり。

7/23 7:17

有名な十二曲がりのスタート

7/23 7:28

親切だ。意外とあっけなく終わる。

7/23 7:57

十二曲がりが終わってもしばらくは少し急な登山道に汗をかく。森林浴を楽しむ。

7/23 8:06

さすが！！ビッグサイズのエンレイソウ。

7/23 8:18

富士見平分岐到着、振り返ると槍等が見えるそうだ。今回は遠景はダメ。

7/23 8:32

富士見平からは山の中腹をトラバース気味に歩く。おぉ、火打山だ。

7/23 8:41

実はこの時はどこの山なのかわからなかった、笑。

7/23 8:43

キヌガサソウは割と多く見られた。

7/23 8:48

火打山もコバイケイソウ祭りだった。

7/23 8:52

カラマツソウ？

7/23 8:54

富士見平分岐から30分程横に歩くと・・・

7/23 8:54

今宵の宿、高谷池ヒュッテに到着。建物裏側

7/23 8:55

表側に向かう。遠くに火打山

7/23 8:56

ヒュッテ正面に回る。

7/23 8:56

ヒュッテの前には複数のベンチ。ここ、特等席

7/23 9:00

高谷池が眼前にドーン。

7/23 9:02

ヒュッテで受付を済ます。自炊で6000円は安い。

7/23 9:02

入り口の様子。左奥に進むと食堂だ。

7/23 9:05

寝床は2階、逆光になったので・・・

7/23 9:05

窓側から撮影する。二段になっている。

7/23 9:06

二階のバルコニーから撮影。下にはベンチ、そして高谷池、火打山が広がる。ここ、最高！！

7/23 9:09

下に降りて食堂

7/23 9:10

蛇口をひねると飲料水、宿泊者はご自由に。ここは自炊場、火器使用OK。

7/23 9:10

大体自炊者の待遇は悪いものだが、ここは違った。食堂の一角に自炊者専用のテーブルがあった。ここでも火器使用OKだ。

7/23 9:29

ここが私の寝床、通常なら二人分のスペースが今は一人分。バルコニー側の特等席だった。

7/23 9:13

二階から外を眺めるとこんな感じ。

7/23 9:39

テン場は超超超密

7/23 9:39

テン場横の水場は干上がっていた。

7/23 9:40

テン場と高谷池の位置関係。次から次とテン泊者が上がってきていたが、追い返されるということは無さそうだ。場所の文句は言えないが、何とかテントを張らせてくれるようだ。

7/23 9:43

余分な荷物を置いて火打山に向かおう。

7/23 9:48

高谷池の周囲を歩きながら火打山に向かう。奥に見えるのはテン場

7/23 9:49

トンボ舞っていた。

7/23 9:56

本当に楽園だなぁ。

7/23 9:56

空の青が写り込んでいる。

7/23 9:57

お花もしっかり

7/23 9:58

7/23 10:03

初めての者にとって間違いなく感動を感じるところ。小天狗の庭とかロックガーデンとか、通称お花畑とか呼ばれている。

7/23 10:03

ハクサンコザクラの群生地で有名なエリア。

7/23 10:04

木道の周囲は花だらけでなかなか前に進めないよ。

7/23 10:04

満開のハクサンコザクラと火打山のベストなアングル。

7/23 10:07

チングルマも密。

7/23 10:09

7/23 10:11

木道を歩いて天狗の庭へ進もう。

7/23 10:14

7/23 10:15

密集

7/23 10:16

お目当てのエリア一つ

7/23 10:24

雲が取れて逆さ火打、これが見たかった。

7/23 10:25

群生地

7/23 10:26

コバイケイソウとワタスゲ

7/23 10:30

歩いたことが無い方へ、ちょっと遠いけど是非、行ってみてください。

7/23 10:31

逆さワタスゲ

7/23 10:32

コラボ

7/23 10:39

池塘に青空が写る。

7/23 10:50

雷鳥平に向けて徐々に標高を上げていく。

7/23 10:58

振り返って天狗の庭

7/23 11:03

7/23 11:05

雷鳥平到着、ここ掘れワンワン！！持ってきたビールと焼酎を雪に埋めて山頂へ。

7/23 11:12

火打山ではこの雪渓脇にだけまだ残っていた。

7/23 11:19

森林限界で木々が低くなり、火打山が見えてくるようになる。

7/23 11:28

最後の登り

7/23 11:41

虫も一生懸命だ。

7/23 11:48

火打山到着！！百名山。

7/23 11:59

晴れていたら・・・また来たい。

7/23 12:01

続々と山頂に登ってくる登山者

7/23 13:40

遠くで雷が鳴ってきたので慌てて下山開始。

7/23 13:58

勿論、ビールは回収、ヒュッテ前のベンチで一杯やろう。

7/23 14:13

7/23 14:17

天狗の庭

7/23 14:19

あれだけ山頂は曇っていたのに・・・もう少し粘っていたら良かったかな。でも天狗の庭のこの絶景には出会えなかっただろう。

7/23 14:23

草紅葉の季節はどんなんだろうか。

7/23 14:24

登山者はほとんどいない。

7/23 14:26

天狗の庭の標識前にて。キンキンに冷えたビールを早く飲みたい〜。

7/23 14:38

ヒュッテまで待てなかった、笑。小天狗の庭のベンチで一杯やってしまった、汗。

7/23 14:41

7/23 14:42

7/23 15:08

晴れを待つ。

7/23 15:21

酔いが回ってます〜

7/23 15:23

花はやはり青空が似合うね。

7/23 15:25

週二登山者がいなくなった。

7/23 15:25

一人独占！！

7/23 15:26

ビール5本は飲めたな。

7/23 15:34

ヒュッテに帰ってきた。

7/23 15:35

池を回り込んで戻ろう。

7/23 15:40

7/23 15:53

ヒュッテ到着

7/23 15:53

ヒュッテ前のベンチは満員御礼。ほとんどがテン泊者かな。テン場は超密で外で食事するスペースも無いので仕方が無い。

7/23 17:01

17時なのに全く寒くない、シャツ一枚で外で夕食。福島のご夫婦と山談義。

7/23 18:07

ご夫婦と別れ、二階の寝床へ。ベランダから、少しガスが沸いてきた。

7/24 4:03

おはようございます。茶臼山でご来光を仰ぎましょう。

7/24 4:12

ヒュッテ食事付きの宿泊者はみんなまだ寝ていた。

7/24 4:15

黒沢池の方へ進む。

7/24 4:25

日の出前のこのひと時が好き。

7/24 4:36

茶臼山到着だが、山頂は見晴らしが悪いのでもう少し進む。

7/24 4:40

視界が開ける場所到着。眼下には黒沢池ヒュッテ。そして妙高山

7/24 4:40

間もなく日の出時刻

7/24 4:41

何回も何回も通いたい山域。

7/24 4:48

雲越しにご来光だ。

7/24 5:02

この時はよくわからなかったが、手前の大倉乗越に登って下って奥の妙高山を登り返す・・・火打山のようにルンルンとはいかない。

7/24 5:03

笹の夜露にズボンはずぶ濡れ。

7/24 5:05

雲海が神秘的だった。

7/24 5:20

間もなく黒沢池ヒュッテ

7/24 5:24

ヒュッテ。ここで一息入れて妙高山に向かう。

7/24 5:39

7/24 5:54

そこその登りで大倉乗越へ。振り返ると昨日登った火打山。

7/24 5:54

正面にはこれから登る妙高山

7/24 6:08

足元には長助池

7/24 6:09

崩壊しているトラバース道を注意して長助池分岐まで高度を下げる。何とも勿体ないことだ。

7/24 6:13

ちょうど逆光タイムの長助池

7/24 6:15

今日は寄らない。

7/24 6:22

7/24 6:29

雪渓が残っていた。とても冷たい雪解け水が飲める。

7/24 6:32

長助池分岐、登山道では一番低い所。

7/24 6:37

さぁ、ここから妙高山の頂まで一気登り。標高差400M？

7/24 7:18

火山ならでは

7/24 7:22

ホントに火打山とは全く正反対のキツイ登り

7/24 7:32

右手に大きな岩稜が見えてくると山頂は間もなく。

7/24 7:34

ハクサンシャクナゲ

7/24 7:36

山頂稜線が見見えて

7/24 7:46

山頂直下にある祠

7/24 7:46

いよいよ〜

7/24 7:47

妙高山の頂

7/24 7:48

北峰

7/24 7:49

火打山は雲の中

7/24 7:50

一気に成長する雲

7/24 7:54

山頂台地

7/24 8:11

7/24 8:14

山頂の楽しさは火打山より上

7/24 8:15

南峰に向かって歩く。

7/24 8:15

北峰に群がる登山者たち

7/24 8:16

南峰にも写真待ちの登山者

7/24 8:17

みんなイイ顔してるね。

7/24 8:18

別ルートからも続々と登ってくる。

7/24 8:19

山頂はこんな感じ

7/24 8:36

噴火時の荒々しさが想像できる。

7/24 10:19

大倉乗越へのトラバース道は本当に崩れているので注意。

7/24 10:21

大倉乗越への最後の登り

7/24 10:24

私の汗を吸いに来ている。

7/24 10:28

7/24 10:51

黒沢池ヒュッテに戻る。みんなデポして妙高山に向かっている。

7/24 11:18

黒沢池ヒュッテに別れを告げて。

7/24 11:29

黒沢池もワタスゲが盛り。

7/24 11:29

天狗の庭より大きいかな。

7/24 11:29

チングルマ

7/24 11:30

比較的なだらかな登山道で富士見平分岐へ。

7/24 11:32

静か

7/24 11:33

想い出に浸りながら帰路。

7/24 11:34

チングルマとワタスゲ

7/24 11:36

ワタスゲ

7/24 11:44

カラマツソウ

7/24 11:45

名残り惜しい・・・

7/24 11:47

秋に再訪しよう。

7/24 13:58

苗名の湯で疲れを洗い流す。

最後にもう一度。

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS SH-3 オリンパス

HUAWEI P20 Pro HW-01K docomo HUAWEI

感想

よしくん

2021.7.23-24〜花の楽園〜
天狗の庭：ワタスゲと逆さ火打山
小天狗の庭：ハクサンコザクラ

米原市の自宅から420キロ、はるばる来た甲斐がありました。初めての火打山＆妙高山、泊まりは自炊で高谷池ヒュッテ。雷鳥平の雪渓で冷やしたビールを小天狗の庭のベンチでハクサンコザクラを酒の肴にグイッと・・・もう最高だぁ！！
紅葉の季節に再訪したいです。火打と妙高がどんな風景に変わっているのでしょうか？

コメント

10ko3

yoshikun1さん、はじめまして(^^)

来週、白山の予定でしたがテン場が使用できなくなり・・
さて、どこに行こうか思案していたところにレコを拝見しました

即決で、妙高・火打に変更しました♪

水とテントの両方は担げないので・・
テントはあきらめて、わたしも自炊でヒュッテを予約しました
諸々の情報、ありがとうございました。たいへん参考になりました

妙高は荷物デポしてピストン！そのようにいたします(^^)/

よしくん

10ko3さん、はじめまして〜
素晴らしい山域、素晴らしい山小屋です。上手く宿が取れて良かっですね。

もう慌てることはありませんよ😁、ゆっくりのんびり山を楽しんでください。雷鳥平で雷鳥に逢えるとイイですね。

雷鳥平にはまだ雪渓は残っていると思います。火打山への途中にビール等埋めて下山途中に回収、是非小天狗の庭でグビッとやってください。

あぁ〜もう一度行きたくなってきましたよ😁😁😁。