北岳（北岳山荘→北岳→肩ノ小屋→広河原）

2021年07月26日(月) [日帰り]

• GPS: 03:56
• 距離: 6.6km
• 登り: 335m
• 下り: 1,710m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:23
• 休憩: 0:32
• 合計: 3:55

5:00 北岳山荘
5:27 5:28 トラバースルート分岐
5:40 5:41 吊尾根分岐
5:55 6:14 北岳
6:32 6:33 両俣分岐
6:42 6:43 北岳肩ノ小屋
7:01 7:06 小太郎尾根分岐
7:11 7:12 草すべり分岐
7:52 7:53 白根御池小屋
8:41 8:42 白根御池分岐
8:52 8:53 広河原山荘
8:55 広河原インフォメーションセンター

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

下山は平日の月曜日、始発バス（10時発）の出発1時間前にバス停に到着して前から2番目でした。結局二人程、座れない人が出ましたが、連休中はもっと凄い混み方だったのでしょう。

コース状況／危険箇所等

★北岳山荘〜北岳山頂
山荘から見える北岳は、どこを歩くんだろうと思うくらい物凄く険しい山に見えますが心配は無用です。険しい岩場はトラバースしつつ、ハシゴを使いながら徐々に高度を上げていきますし、山頂直下のザレた砂礫の急斜面は丸太で階段状にしてあり、滑落の危険なく安全に登れるようにしてあります。空気が薄く体力的には厳しいですが、気を抜かずに慎重に歩けばそれほど危険な区間ではありません。

★北岳山頂〜草すべり分岐
結構な急斜面を下る感じになりますが、北岳山荘側（南側斜面）に比べれば歩きやすく、危険度は低い区間です。

★草すべり分岐〜白根尾池小屋
斜度のある長い下りが延々と続く感じです。草すべりという名前からは、草ぼうぼうの滑りやすく歩きにくい道を連想させますが、普通の登山道です。粘土質の湿ったトレイルでもなく、砂礫の多い滑りやすい道でもありません。ある程度高度を落とすと白根御池が見えてきます。

★白根尾池小屋〜広河原インフォメーションセンター
最初の30分位は標高2200m前後の所を、細かいアップダウンを繰り返しながらトラバース気味に歩き続ける感じになります。広河原を示す標識を過ぎると、一気に高度を下げる感じになります。危険箇所、道迷いしやすい所はありません。

写真

7/26 5:00

10時の広河原始発バスに余裕をもって乗りたいので、朝5時に出発。広河原山荘の朝食は朝5時からなので、お弁当にしてもらいました。

7/26 5:04

山荘を出発した直後はガスガスで、北岳山頂からの景色は諦めて登山を開始。

7/26 5:25

出発して20分程したら、一気にガスが抜けていい天気に。

7/26 5:26

遠目にはどこを歩くんだろうと思うくらい険しい山に見えますが、険しい岩場は西側をトラバースしながら通過します。写真のとおりここは普通の穏やかな登山道です。

7/26 5:32

一か所だけハシゴがあります。しっかりしたハシゴです。

7/26 5:35

7/26 5:41

八本歯のコルへの分岐。ここから山頂まであとわずか。

7/26 5:44

山頂直下は斜度がきつくなります。

7/26 5:46

斜度がきつく足元は滑りやすいが、ハシゴ状に丸太が敷かれているので歩きやすく安全です。

7/26 5:49

山頂まであとわずか。鉄の棒と鎖で歩く箇所が示されています。

7/26 5:52

最後は右側（東側）から回り込む感じで山頂に到達します。

7/26 5:55

7/26 5:55

第一位。

7/26 6:06

奥穂と同着第三位。右に見える丸っこい山頂は塩見岳。間ノ岳と塩見岳の間に見える遠くの山は、たぶん荒川、赤石、聖あたり。地図上で北岳から真っすぐ定規をあてると、ちょうど間ノ岳と塩見岳の間に来るんだが、どれがどれだか？？

7/26 6:12

北アルプス方面。槍ヶ岳は特徴あるから判りやすい。

7/26 6:13

南アルプスの山の多くは山頂が複数県の県境になっているが、北岳山頂は山梨県だけのものです。

7/26 6:43

肩ノ小屋。

7/26 7:12

草すべり分岐。

7/26 7:15

草すべりはこんな道が延々と続く感じ。普通の登山道。

7/26 7:44

標高を落とすと白根御池が見えてくる。

7/26 7:53

白根御池小屋。

7/26 8:07

この道標を過ぎると、登山道は一気に高度を下げていきます。

7/26 8:53

広河原山荘を過ぎた先の吊り橋。振り返るとさっき登った北岳が。あんな高い所から降りてきたのか！

撮影機器：

iPhone 11 128GB SIMフリー Apple

感想

3cats

シーズンには布団一枚で3人寝ることもある。そんな話を耳にする超人気で激混み必死の北岳山荘。収容人数は例年なら150人のところ（実際には数百人泊まる日もありますが）、今年は70人に制限しており宿泊には事前予約が必要です。
早朝4時頃は風が強くてガスも多く、眺望は諦めて北岳山荘を5時ちょうどに出発しましたが途中でガスがきれいに抜け、富士山や南アルプス、遠くに北アルプスまで見通すことが出来ました。富士山の姿が見えるとなぜあれ程テンション上がるのでしょう。見飽きるくらい何度も見てるのに、その美しい姿を目にすると感動を抑えられません。登頂までの苦労が報われ、登山の素晴らしさを再確認する瞬間ですね。