湘南平・浅間山・高麗山
- GPS
- 05:30
- 距離
- 6.2km
- 登り
- 273m
- 下り
- 286m
コースタイム
天候 | 快晴(強風) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年02月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
住宅街から湘南平へ入る道までは道標がしっかりある。 湘南平から下山までは道標はあるが、道が複数枝分かれしておりわかりにくい。 ただし、どの道に行っても最終的に後で合流することが多い。 道は整備されており、ファミリーハイクに丁度いい。 大磯駅周辺は著名人の邸宅跡などが多く、観光も楽しめる。 駅横にコンビニ1軒、喫茶店数軒あり。 トイレは駅前、湘南平にあり。 湘南平にはレストハウスあり。 |
写真
感想
(大磯駅〜湘南平)10:30〜11:30
JR東海道線大磯駅に10時30分集合。今回の例会は最高標高が181m、2時間程度の気軽なハイクで、集合ものんびりです。駅前の観光案内所でこれから行くハイキングコースの地図をもらい、出発。
少しだけ線路沿いを歩いた後、線路を横切り、住宅街の中を登っていきます。このあたりは昔からの別荘地で、建っている家はどれも皆立派。登っていくにつれ、湘南の海が一面に広がり、雪化粧の富士山も木立からちらちら顔を覗かせます。「こんなところに住めたらいいなあ(でもいくらくらいするのかなあ)」とぼんやり思いながらどんどん登っていくと、高田公園という小さな広場があり、その裏手からハイキングコースが始まっていました。
コンクリートで固められた細い道がすぐに終わり、落ち葉が敷き詰められた尾根道を30分程度歩いていくと、テレビ局の中継塔がそびえる広場に到着。湘南平です。
(湘南平〜昼食)11:30〜12:50
湘南平は、レストランも併設した立派な展望台があり、早速登ってみることにしました。登ってくる途中ずっと眺めていた湘南の海がさらに大きく広がっていて、うっすらと伊豆大島も見えます。反対側は丹沢の山並み、その左手には箱根の山々と富士山が堂々とその姿を現していました。前日の雨風が空気を洗濯してくれたようで、ぬけるような青空に真っ白な富士山がとてもよく映えます。あまりにも見事な景色に、皆で写真を撮り続けました。
風がとても強かったので、展望台内の休憩室で昼食をとり、さらにレストランで食後のコーヒーを飲みながらのんびりと休憩しました。
(湘南平〜浅間山〜八俵山〜高麗山〜高来神社)12:50〜14:40
休憩後、記念写真を撮り、出発。10分ほどで浅間山のピークに到着です。浅間山の看板と、小さな鳥居と祠のある浅間神社がぽつんとあるだけの小さな広場です。写真を撮ってすぐに出発。またすぐに八俵山のピークに到着。こちらはうっそうとした木々の中に看板が立っているのみです。そこもすぐに通過し、さらにのんびりと進みます。道はゆるやかに下っていて決してつらくはないのですが、駅からすぐの裏山とは思えないほど静かで山歩きを楽しめます。地元の人にもとても親しまれているようで、犬の散歩をしている方ともよくすれ違いました。
高麗山のピークも森に覆われた小さな広場で、やはり写真を撮ってすぐに出発。2時間程度のハイクで3つの山を制覇するなんて、ちょっと得した気分だな、と思いながらどんどん下っていきました。
このハイキングコースはいくつかに枝分かれしていて、特に案内板もないため、結果的に少し遠回りをして、終点の高来神社に到着。
(高来神社〜大磯駅)14:40〜16:00
高来神社はとても古い神社で、途中お寺と一緒になったり、またお寺と離されたり、と複雑な歴史を持っているようです。名前も元々高麗神社であったらしく、その名前から分かるように高句麗から日本に渡ってきた渡来人のゆかりの神社だそうです。2日後に行われる節分際の準備に来ていた地元の方が、私達が案内板を見ながら話しているのを見て、その歴史について熱心に語ってくださいました。
しばらくして高来神社を後にし、駅に向かって歩いていきました。途中、昔の海辺で砂浜に生えていたと思われる立派な松並木や、こぢんまりとした、でも建物に立派な彫り物のある神社など、土地の歴史を感じられる場所が随所にあり、観光も楽しみながら出発地の大磯駅に到着。とても内容の濃い一日でした。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する