八ヶ岳ー本沢入口-硫黄岳-赤岳鉱泉-行者小屋-阿弥陀岳-美濃戸口ー

2021年08月04日(水) 〜 2021年08月06日(金)

• GPS: 46:11
• 距離: 24.6km
• 登り: 1,833m
• 下り: 1,933m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:09
• 休憩: 0:03
• 合計: 2:12

13:28 本沢入口
14:16 14:19 ゲート前登山口
14:37 14:37 富士見平
15:27 15:27 本沢温泉方面分岐
15:40 本沢温泉

2日目

• 山行: 4:39
• 休憩: 2:54
• 合計: 7:33

6:58 本沢温泉
7:10 7:11 本沢温泉野天風呂
8:05 8:07 夏沢峠
8:09 8:26 山びこ荘
8:27 8:27 ヒュッテ夏沢
9:44 10:55 硫黄岳
11:13 11:30 赤岩の頭
12:26 12:42 ジョウゴ沢
12:49 12:49 大同心沢（大同心ルンゼ）分岐
12:53 13:42 赤岳鉱泉
14:20 14:21 中山尾根展望台
14:31 14:31 行者小屋
14:31 阿弥陀岳分岐

3日目

• 山行: 4:33
• 休憩: 1:34
• 合計: 6:07

5:30 阿弥陀岳分岐
5:49 6:03 中岳のコル登山道水場
6:04 6:04 阿弥陀岳北稜
6:09 6:35 中岳のコル登山道水場
6:36 6:37 阿弥陀岳北稜
6:41 6:43 中岳のコル登山道水場
6:45 6:45 阿弥陀岳北稜
7:07 7:07 阿弥陀岳分岐
7:15 7:40 行者小屋
8:53 9:04 中ノ行者小屋跡
10:28 10:29 美濃戸山荘
10:33 10:39 美濃戸
10:39 10:40 美濃戸山荘
10:44 10:44 やまのこ村
11:30 11:34 美濃戸口
11:34 11:37 八ヶ岳山荘
11:37 美濃戸口バス停

天候

1日目ー晴れ後小雨、2日目、3日目ー快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 タクシー

往路：（タクシー）JR野辺山駅→本沢入口
復路：（タクシー）美濃戸口→JR茅野駅

コース状況／危険箇所等

コースルート／1日目：本沢入口→本沢温泉（宿泊）、2日目：本沢温泉→夏沢峠→硫黄岳→赤岳鉱泉→行者小屋（宿泊）、3日目：行者小屋→中岳コル→行者小屋→美濃戸口
コース状況／危険箇所等特になし。

その他周辺情報

原村の天然温泉「もみの湯」あり。大浴場・露天風呂・サウナ・リフレッシュルーム、さらにお食事処を併設した大休憩室を完備されています。

写真

8/4 12:33

JR野辺山駅、さすが、八ヶ岳の入口。シャレた雰囲気の駅。

8/4 12:33

JR野辺山駅からタクシーにて、本沢入口へ向かう。

8/4 13:19

本沢温泉登山口に到着。

8/4 13:25

タクシー下車し、本沢温泉に向かう。空気が美味い。

8/4 13:51

沿道の針葉樹は、シラビソ、モミか？

8/4 14:58

小雨が降りはじめる。リュックが、雨に濡れ重い、肩に食い込む。

8/4 15:30

クリンソウ、残念ながら花の季節は終り。

8/4 15:39

やっと、本沢温泉に到着。

8/4 18:35

南の空に見える硫黄岳の爆裂口。

8/4 18:35

「日本の秘湯　本沢温泉」、「日本最高所　野天風呂　標高2150m」の看板。

8/4 18:37

硫黄岳の南稜線、今晩は本沢温泉にて宿泊。

8/5 6:30

小屋横の山道を上がって行く、夏沢峠、硫黄岳への道。

8/5 6:29

本沢温泉の内湯の硫黄泉、熱く最高だった。
朝6時半、昨日のシトシト雨から一転、快晴。
今日登る硫黄岳爆裂口。

8/5 6:31

付近の登山案内図。

8/5 7:02

夏沢峠に向けて発つ。

8/5 7:04

しばらく登山道を進む、野天風呂の標識。

8/5 7:10

登山道の横の斜面の下の磧に日本最高所の野天風呂。
本沢温泉の宿舎からはかなり離れている。

8/5 7:49

登山道の視界開け、硫黄岳が顔を出す。

8/5 8:11

夏沢峠に到着。

8/5 8:11

山びこ荘。

8/5 8:22

夏沢峠から爆裂火口を経て、硫黄岳山頂に向かう。すれちがった下山者、「ガスが強くかかり、風向き・強さで赤岳が見えたり、隠れたり」とのこと。

8/5 8:22

ヒュッテ夏沢。

8/5 8:32

途中、登山道が崩落しており、山側に作られた迂回路を進む。

8/5 8:41

シナノオトギリ。

8/5 8:45

南からガスが強風に乗り山頂を覆い隠す、硫黄岳頂上からの展望、良くないかもしれず。

8/5 8:45

この辺からハイマツの群落始まる。

8/5 8:52

硫黄岳頂上へ向かう、登山道はガレ場に変わる。

8/5 9:00

ハクサンボウフウ。

8/5 9:06

山の下の方からガスが吹きつけて来る。

8/5 9:07

ガス、遂に山肌を隠す。

8/5 9:21

硫黄岳の頂上に向かい登山道に立つケルン、良い目印となる。

8/5 9:25

だいぶ、ガスが濃くなる。

8/5 9:27

オンタデ。

8/5 9:34

ガスがますます濃くなり、ケルンも見えなくなる。

8/5 9:42

ミヤマダイコンソウ、イワツメクサ。

8/5 9:45

硫黄岳周辺案内図。

8/5 9:49

左から横岳、赤岳、阿弥陀岳の稜線。強風にあおられ、ガスが稜線上を暴れる。

8/5 9:49

稜線を隠していたガスが風に吹き飛ばされ、一瞬後にはまたガスに隠される・・・

8/5 9:50

ガスが晴れた！
左から横岳ー大同心、赤岳、阿弥陀岳。

8/5 10:00

硫黄山荘付近でコマクサが見られるとのことで、横岳への縦走路を移動する（GPSは携帯せず）。

8/5 10:04

縦走路の西側斜面の砂礫地に花が見られる。
チシマギキョウ。

8/5 10:12

コマクサ、硫黄岳頂上からはるばる移動して見に来たかいあり。

8/5 10:12

この付近、見映えのするコマクサ、多し。

8/5 10:14

東側の斜面のハイマツ、シャクナゲの群落。

8/5 10:16

硫黄岳山荘付近の縦走路から見た大同心、赤岳、阿弥陀岳。

8/5 10:16

ガス一掃され、荒々しき山肌が見える。

8/5 10:16

大同心の岩稜。

8/5 10:50

赤岩ノ頭の方向に進む、次の目的地は赤岳鉱泉。

8/5 11:07

ガレ場続く。

8/5 11:07

左側は鋭く落ち込んでいる。

8/5 11:10

硫黄岳から続く大きなケルン。

8/5 11:12

かなり下部までアリジゴクの穴のように急降下。

8/5 11:18

背後に見えるのは蓼科山。

8/5 11:19

赤岳、押し包んでいたガスは完全に消える。
赤岳、なるほど、山肌が赤く見える。

8/5 11:19

横岳の岩稜、別角度から見るとまた、一興。

8/5 11:30

ウスユキソウ。

8/5 12:30

ホタルブクロ。

8/5 12:32

ジョウゴ沢、ここで小休憩をとる。

8/5 12:34

イワツメクサ。

8/5 13:13

赤岳鉱泉に到着。

8/5 13:13

赤岳鉱泉周辺案内図。

8/5 13:14

オタカラコウ。

8/5 13:14

ヒヨドリバナ。

8/5 13:32

木間越しに見えた大同心。

8/5 13:32

赤岳鉱泉のテント場。

8/5 13:35

肩に食い込むリュックが段々重くなる。

8/5 14:22

中山乗越に到着。あと一息。

8/5 14:36

明日の目標の阿弥陀岳頂上。

8/5 14:36

横岳の岩稜を振り返る。

8/5 14:36

行者小屋に到着。

8/5 14:37

行者小屋前の広場、左の中岳と右の阿弥陀岳の間を中岳コルに向かうルートを視認。中岳コルまでコースタイムは1時間。見た目はもっとかかりそうだが・・・今夜は行者小屋で宿泊。

8/6 5:00

朝日に照らされた阿弥陀岳の頂上、今日の目標。

8/6 5:01

阿弥陀岳頂上、かなり高く見えるが、とにかく、中岳コルまで行くことにする。

8/6 5:24

涸沢を中岳コルに向かって遡上していく。

8/6 5:31

阿弥陀岳への道標。

8/6 5:33

石だらけのガレた道が続く。

8/6 5:40

コルに向かっての九十九折の登山道。

8/6 5:54

かなり、高度が上がっている。中岳のコル付近に到着。

8/6 6:25

中岳のコル付近。なるほど、コースタイム通り、約1時間で行者小屋より到達。時間が押しているため、下山することにする。

8/6 6:25

8/6 6:26

横岳から赤岳の稜線。

8/6 6:27

イブキジャコウソウ。

8/6 6:27

ミヤマイワニガナ。

8/6 7:32

阿弥陀岳、見納め。次の機会には頂上まで登りたい。

8/6 7:43

行者小屋を発ち、南沢の涸沢を下る。

8/6 8:00

心地良いシラビソ、コメツガの森中の道。

8/6 8:00

8/6 8:06

木の下は分厚くコケで覆われている。しっとり感のある登山道。

8/6 10:38

美濃戸山荘に到着、小休止。

8/6 10:38

美濃戸山荘前の水飲み場。

8/6 11:27

八ヶ岳の美林ともお別れ。

8/6 11:31

美濃戸口に到着。今回の八ヶ岳山行は終了。

撮影機器：

FinePix F300EXR 富士フイルム

Xperia XZs SO-03J docomo SONY

感想

yama002

1日目　13:30野辺山駅にて下車、タクシーにて本沢入口へ。針葉樹とクマザサの道を進む。15:00小雨降り始め、ザック、衣類濡れ、重い。15:40本沢温泉到着。山小屋でのコロナ対策か、予め山小屋より要請されたシーツ持参、受付では、枕カバー渡される。内湯の温泉は硫黄泉、湯元より混じりけなしで直接注がれる、熱いが気持ち良し。
2日目　6:58本沢温泉出立。7:10野天風呂通過。野天風呂、山小屋より、かなり離れている。しばらくして、下山して来た登山者とすれ違う。「頂上、ガスで、赤（赤岳のこと）は見えたり、隠れたり・・・」とのこと。8:05夏沢峠、到着。ガス吹き寄せ、展望悪し。ザック重く、足思うようには進まず。この所の鍛錬不足のせいか。爆裂口の横を通り、9:44硫黄岳頂上に達す。白いガスで隠れた横岳、赤岳、阿弥陀岳と連なる岩の稜線、強風により吹き飛ばされ、姿現す。ギザギザの荒々しい岩の塊。これを見ただけでも、八ヶ岳に来た甲斐あり。素晴らしい岩塊である。コマクサの群落を見る為、硫黄山荘付近まで縦走路を往復する。10:53硫黄岳山頂出発、12:53赤岳鉱泉、休憩をとる。大同心の岩塊が木間越しに見える。13:42赤岳鉱泉出発。大休息取ったものの、すぐに足重く感ず。14:31行者小屋到着。行者小屋前の阿弥陀岳分岐より阿弥陀岳頂上を見上げる、巨大な山塊。頂上、夕陽に照り映える。
3日目　不要な荷物をデポさせてもらい、空荷で5:30行者小屋出発。分岐から中岳コルまで登る、6:30なり。先の予定が積んでおり、ここで引き返す。7:15行者小屋到着。　7:40行者小屋出発、南沢ルートで美濃戸部に向かう。最初、ガレた涸沢を歩く。次は、鬱蒼としたコメツガ、シラビソの林、厚いコケの林床の中、淡々と歩く。気持ちの良い森林浴なり。
11:37美濃戸部到着。あとは温泉に入って、帰途に就く。