県境の稜線を歩いて笊ヶ岳へ
- GPS
- 29:32
- 距離
- 66.3km
- 登り
- 5,148m
- 下り
- 5,147m
コースタイム
- 山行
- 11:20
- 休憩
- 2:10
- 合計
- 13:30
- 山行
- 7:47
- 休憩
- 2:04
- 合計
- 9:51
天候 | 8/28 晴れ 8/29 晴れ 8/30 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
無料 詰め詰めで4〜50台程度。 金曜22:30でほぼ満車。 ギリギリ一台分スペースを確保しました。 ここに停められない場合は離れた畑薙ダムや臨時駐車場を。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<沼平〜青薙山> 沼平からは東俣林道を歩きます。 畑薙大吊橋をを通り過ぎトンネルを越え畑薙橋が見える頃に右手側に登山口。 階段を登り尾根に取り付きます。 ここから池の平まではなかなかの急登。 尾根からトラバースになり傾斜が緩むと間もなく池の平。 水はとても美味しいです。 赤薙の頭まではわかりやすい登山道。 そこから先は昨年通った時は草が生い茂りガレの淵から離れて行くところが結構分かりにくいと感じましたがそれ程でもなく普通に歩けました。 青薙のコルからは再び尾根に乗るのでそのまま登って行き傾斜が緩めばすぐに青薙山。 <青薙山〜稲又山〜所の沢越〜布引山> 樹林帯の尾根歩き。 綺麗で気持ちい樹林帯歩きで特筆することもないです。 稲又山から所の沢越までテープはしっかりついていますが踏み跡は薄く一部分かりにくいところがあるのでしっかりマークを追う事。 小屋跡付近が特に踏み跡がわかりにくいところ。 シダが少なくなってくると所の沢越。 水場までは5〜10分程度下ります。 所の沢越からは急登が続きます。 一部踏み跡が薄いところがありますが慎重に歩けば一般道と変わらないと思います。 基本は崩落地の淵に沿って登って行く感じです。 崩落地から少し離れ始めるとあと一登りで笊が岳の登山道に合流。 すぐに布引山。 <布引山〜笊が岳〜伝付峠> 一般登山道 小さなアップダウンを繰り返して行きます。 入山者が少ない為広い尾根はそこまで踏み跡は濃くないですがマークをしっかりたどれば問題なし。 配松尾に寄り道しました縦走路から生木割山に曲がるところをそのまま尾根沿いに真っ直ぐ登ると猛烈なハイマツ漕ぎですが東側に回り込めば踏み跡がついています。 ガレから生木割に向かうところの取り付きさえ間違えなければこの先はわかりやすい登山道です。 教理が地味に長く標高が全然下がらないので伝付峠まで遠く感じます。 林道っぽくなって来ればまもなく伝付峠 <伝付峠〜二軒小屋〜椹島〜沼平> 伝付峠から二軒小屋はとてもよく整備された登山道ですが結構短い距離で600m以上標高を下げます。登るときついかもなぁ。 そこからは林道歩き。 二軒小屋は水場は使えますがロッジもテントも×です。 二軒小屋から椹島までは約10キロ 椹島から沼平までは約17キロ 林道はリニア工事の車両が通るように整備が進んでいるのでだいぶ舗装路部分が多くなっています。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
|
---|---|
備考 | 水3L スポーツドリンク600ml ゼリー250ml×3 加えて各水場毎に1L程度補給 |
感想
近所をお散歩ぐらいはしてますがまともに山を歩くのは約一か月ぶり。
遠征もまだ控えて無理のない程度に市内の山を歩いてきました。
この暑さで稜線を歩く時間が長いルートだと水を担ぐ量がどうしても水を担がなきゃならないのでビールはちょっと減らして一晩一本にしといて荷物は20キロちょいに抑えておきます。
金曜の夜22:30頃に沼平の駐車場に到着。
この時点で駐車場はほぼ満車。何とか狭いところを奥まで突っ込んで一台分のスペースを確保できましたが後続の方は停められなくて皆さん引き返してたのでもっと手前
に停めることになったでしょうね。
車中泊して4時スタートをっ目安に就寝。
23時頃に出発してく方とかいてびっくり。
3時頃になると支度をはじめる方がちらほら出てきました。
<DAY1>
自分も支度をはじめ4時に出発。
バスの利用ができなく営業小屋もないので自転車の方が今までよりもかなり増えててびっくりしました。道も以前より良くなってるので走りやすいってのもあるかも。
4時半頃までには明るくなると思ってたけど意外と暗いままで青薙ぎ登山口に着いた頃にようやくヘッデン消すぐらい。
ここで後続の方が一名自分と同じルートで笊が岳まで登って椹島に下るといって追い抜いて行きました。小さなザックだったけどその計画だと結構早く歩かなきゃだね。
池の平までは急登でまだ涼しい時間だけど汗が吹き出します。
水が取れるのはわかってたのでここまではどんどん水分補給して減った分を補給。
しばらくはちょうど一年ぐらい前に歩いてるルートなので結構気楽に歩けました。
赤薙の頭からの崩落地や正面に見える上河内岳や茶臼岳、これから向かう青薙山の景色を眺め一息ついたら先へ。
自分がわかってるってのもあるけど去年に比べだいぶ歩きやすくなってました。
青薙山でブランチ。
この先の布引山までの区間が未踏なので楽しみ。
稲又山までは普通の登山道。
破線ルートですがマークはしっかりあるのでそれを追います。
分かりにくいのは所の沢越までの下りで小屋跡付近。
所の沢越で水場まで下り、水を1.5L補給。
行動食を摂り一息ついて布引山まで登ります。結構疲れてきてるのもあってこの先の急登がかなり堪えました。
布引山でテント張ろうかと思ったけど笊までCT以下のペースで歩いても明るいうちに余裕をもってたどり着けるのでもう少しだけ頑張ります。
この辺はペースもがた落ちだったけどね。
笊まで頑張ったおかげで夕暮れの景色が楽しめました。
<DAY2>
3時半起床。
明るくなるころ(稜線なら4時半頃かな)には出発しようと思ってましたが天気が良く景色もいいので日の出を見てから出発しようと山頂でコーヒーを淹れて日の出を待ちます。とは言ってもあんまり待ってると遅くなっちゃうので5時過ぎたところで後ろ髪をひかれながらも出発するか・・・・と思ったところで出ました!
出発は遅れちゃったけどご来光と朝日に照らされる南アルプスの山を楽しむことができて良かったです。
ここからは昨年の12月に歩いたばかりのルートなので何も心配することなく快適な山歩き。
水場分岐辺りで初めて人に会います。
お互い人に合うとは思ったなかったようで少しおしゃべり。
足を止めちゃってすみません。
配松尾に少し寄り道して生木割山へ。
静岡百山最後に登った思い入れのある山です。
一息ついて伝付峠へ。
標高差の少ない移動ですが結構距離があるので地味に長くて疲れますね。
伝付峠で一息ついて二軒小屋まで下ります。
午前中に二軒小屋に着いたら千枚まで1500m登り返す計画だつたけど二軒小屋に着いた時標高の低いところは思った以上に暑い事、上で水が不足気味で節約してきて結構バテた事、出発が予定より遅くなって一応昼前に二軒小屋まで降りてきたけどこの後の登り結構頑張らなきゃな事、未踏の青薙〜布引を歩いて満足した事などで元気はあるけど急登を1500m登り返す意欲がわかず椹島へ下ることにしました。
軽い昼食を作ってのんびり休憩。
林道をひたすら歩きます。
途中作業の方に良い情報を教えてもらったので10キロの長い林道歩きもテンション上がりました。
椹島に到着。
この時間ならこのまま下山しちゃうこともできたけどいつも通過しちゃう椹島にのんびりする機会はなかなかないのでここでテント張ります。
テントの受付をしてお風呂に入りビールを飲んで他の登山者と談笑。
暗くなったら就寝。
<DAY3>
今日は椹島から沼平まで林道を歩くだけ。
テントを乾かしてから撤収してテン場で一緒になった方とおしゃべりしながらのんびり林道を歩いて沼平まで戻りました。
時間だけで言ったら一人で黙々と歩いたほうがだいぶ早いだろうけど談笑しながら歩いたほうが時間がたつのが早くて長い林道歩きに退屈することなく楽しく歩けました。
沼平の指導所で検温、下山届の提出を済ませ車に戻り帰路につきました。
8月はほぼ家から出ることもなく静かに過ごしていたので最後にお天気にも恵まれのんびりとした山を楽しめて良かったです。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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椹島ロッジのテント場でお会いした千葉在住者です。
当日は楽しく、又貴重な山のお話をお聞かせいただきありがとうございました。
老体に鞭打って私も頑張って歩きたいと思っています。
これからもお気をつけて素晴らしい山行をお続け下さい。
お世話になりました。
こちらこそ楽しい時間ありがとうございました。
お互い怪我や事故には気をつけて長く山を楽しめると良いですね。
またどこかの山で⛰️
本州の山のお話はとても興味深く、楽しい時間を過ごさせて頂きました。大変ありがとうございました。
また、機会がありましたらどこかの山でお会いしましょう。
こんばんは。
本州への遠征がお天気にも恵まれて素晴らしいものになってようで良かったです。
南アルプスをホームグラウンドにしてる身としては自分が好きな山々を楽しんでもらえたのがうれしいです。
椹島からの長い林道もご一緒させてもらったので飽きずに歩けました。
ありがとうございます。
またどこかの山で✋
山男には山で会いたいですね
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