雨キャンに学ぶ！日本2500峰の松目とった

2021年09月05日(日) 〜 2021年09月06日(月)

• GPS: 08:13
• 距離: 17.0km
• 登り: 1,528m
• 下り: 1,495m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:53
• 休憩: 1:44
• 合計: 5:37

9:53 桜平駐車場（中）
10:03 10:15 桜平
10:42 10:53 夏沢鉱泉
11:53 13:05 オーレン小屋
13:15 13:16 赤岩の頭と峰の松目分岐
13:29 13:29 峰の松目コル
13:40 13:45 峰の松目
13:56 13:56 峰の松目コル
14:23 14:23 赤岩の頭
14:38 14:40 硫黄岳
15:13 15:14 山びこ荘
15:30 オーレン小屋

2日目

• 山行: 2:58
• 休憩: 2:09
• 合計: 5:07

7:56 オーレン小屋
8:12 8:18 夏沢峠
8:40 8:40 箕冠山
8:50 9:01 根石岳
9:07 9:07 白砂新道入口
9:21 9:41 東天狗岳
9:53 9:53 白砂新道入口
10:00 10:00 根石岳
10:04 10:05 根石岳山荘
10:34 12:05 オーレン小屋
12:38 12:38 夏沢鉱泉
12:55 12:55 桜平
13:02 13:02 桜平駐車場（中）
13:03 ゴール地点

天候

曇りか雨のどちらか

アクセス

利用交通機関：

自家用車

桜平の駐車場は林道が悪路です、ですが3.6Kもあるので歩くのはどうかと考え2inローダウンのヴェルファイアで突っ込みました。下の駐車場を過ぎたあたりで後悔し始め、戻るに戻れない状態、何とか中の駐車場まで辿りつきホッとしました。ただ帰りのことを考えると、間違いなく今回の山行の核心部になると分かりました。車高の高いSUV系の車で入りましょう。

コース状況／危険箇所等

八ヶ岳は間違えのない登山道です。

写真

9/5 9:46

雨は承知して山に入る(笑)目的は雨キャンの経験と2500m峰です。

9/5 9:47

まだ雨は降ってない9:50フランスパンくくり付けて出発、サックの重量は15Kで済みました。

9/5 9:52

尚、桜平の駐車場は中までが精一杯、帰りの林道は間違えなく核心部となると悟る。

9/5 10:42

歩きだして直ぐに雨が降り出しました、カッパやらザックカバーつけて夏沢鉱泉に着いた所で。

9/5 10:45

雨足が強くなり雨宿りします。承知で来ていますが、参っています(笑)

9/5 11:05

20分で雨はやみ、再び歩き始めます。

9/5 11:16

渓流！くらいしか撮るもんなく歩く。

9/5 11:36

普通に歩けば1時間くらいでオーレン小屋、ゆるキャンにはもってこいの場所です。

9/5 11:40

受付を済ませ調達したビールは沢に冷やしておきました。

9/5 11:54

日曜日と言う事でテン場はガラ空き、場所は選び放題です。

9/5 11:56

沢が隣に流れる角地のスノコをチョイスしました。

9/5 13:06

テントを張り終え遅めの昼食を作ります。

9/5 12:41

作るといっても即席麺にタマゴを投入しただけの簡単なキャンプ飯。

9/5 13:07

13:07雨はまだ降ってない、今日のうちに峰の松目に行く事にしました。

9/5 13:18

八ヶ岳チックな森を登る事20分。

9/5 13:27

峰の松目が見えてきた、見えるのは想定外で嬉しかった。

9/5 13:35

その後は僅かですが、えらい急登になる。

9/5 13:36

いわゆる山頂が見えないビクトリーロードを通過して。

9/5 13:40

とった2500m峰！峰の松目、八ヶ岳は何度も来ていますがここは初めて。

9/5 13:40

一切の展望はなく天気が悪い日には、もってこいの峰です。

9/5 13:53

長く居られる山頂ではなくピンポンダッシュで後にすると、赤岳鉱泉がみえた。

9/5 13:52

このまま帰るのも早いし、なにせお腹が空いていない、なので硫黄岳まで散歩に行く事にしました。

9/5 14:13

八ヶ岳チックな道を歩いて。

9/5 14:17

進む尾根は見えますが硫黄岳は確認できません。

9/5 14:18

一瞬硫黄岳見えたけどビョウで見えんくなった。

9/5 14:24

分岐でオーレン小屋まで帰れますが、まだ時間も早く行っときます。

9/5 14:39

ゆるキャン散歩！硫黄ホワイトの世界へようこそ！自撮りは割愛します。

9/5 14:44

ここまで来たら夏沢峠経由で帰る事にします。

9/5 14:57

オーレン小屋見えますが、近いので散歩には丁度いいかも。

9/5 14:57

びょうで青空見えますが、びょうで消える。

9/5 15:13

夏沢峠ですが山荘は営業していないようです。

9/5 15:31

15:30テン場に着くと丁度雨も降りだす、ガチで学んだ事は感想に書いてあります。

9/5 16:12

では雨キャンの経験を食事編どうぞ！、テント内でパン焼いてハムやらチーズ乗せて食べますが煙が臭い。

9/5 16:54

お次はバジルソーセージをボイルしたけど茹で物は蓋をした方がいいかな？

9/5 18:04

お次は焼肉！100均のソロ鉄板を買ってシーズニング(油慣らし）してきた、流石に煙が酷く。

9/5 18:09

テント前室でもムリでした！丁度雨も止み外でやりましたがテント内の焼肉は禁止したほうが良い様です(笑)

9/5 19:16

〆は百均の1合メスティンで、ご飯炊いて食べましたが雨とは関係ありませんが1合は多いと分かった。

9/6 7:14

自然に目が覚めるまで寝れるゆるキャンです、因みに昨夜は9時過ぎに寝て7時に眼が覚めました(笑)

9/6 7:20

朝食はベーコンエッグとフランスパン焼いて食べました。

9/6 7:54

テント濡れてますので乾くまで散歩に行ってきましょう。

9/6 7:57

昨日は峰の松目に行ったので、今日は東天狗まで行く事にする。

9/6 8:13

先ずは昨日下ってきた夏沢峠に登る、展望があるだけマシかな。

9/6 8:33

夏沢峠からは緩やかな登りが続きます

9/6 8:38

朝の散歩コース。

9/6 8:44

根石岳小屋付近は真っ白になりました、散歩の雰囲気ではないね！

9/6 8:48

根石岳の登りに入ると風強くなってきたが、寒くはありません。

9/6 8:54

とった根石岳！実は初めてなんです。

9/6 8:57

硫黄岳は見えそうで見えない。

9/6 8:58

さっき真っ白の根石岳小屋も見えてきました。

9/6 8:59

東天狗岳は微妙すぎる、見える！とまでは言えません。

9/6 9:00

天狗は何度も登っているから見えなくても行ってみます。

9/6 9:04

近づいただけなのか少し見えてきましたかね？

9/6 9:04

何とか見えると言ったレベルまで回復した？

9/6 9:25

逆に根石岳はガスッってきた。

9/6 9:28

朝の散歩目的地到着、いちおう部分的に天狗ブルーの世界へよここそ！

9/6 9:26

蓼科山方面はサッパリ見えません。

9/6 9:33

硫黄岳もこんな感じで見ること出来なかったです。

9/6 9:33

西天狗に行っても見えるのは変わりないので行きません。

9/6 10:04

根石小屋でビール飲もうか迷ったけど、次の理由からやめた。

9/6 10:05

根石岳にはヤッホ〜とかヒュゥ〜とか若くないのに大声で叫んでいる、それは同じテン場の二人組、もし山レコを見ることがあればその迷惑を気が付いてほしいです。

9/6 10:33

10:30朝の散歩完了！

9/6 10:59

撤収の前にランチします、最近ハマったペペロンチーノとまだ時間も早いので一杯飲みました。

9/6 12:02

1時間位かけテントを拭いたり乾かしたりして乾燥撤収できました。

9/6 12:06

12:06オーレン小屋を後にします、今回雨キャンを経て改善ネタが分かりモンベルに寄ってから帰ります。

9/6 12:07

この後20分後に大変な事が！大粒のヒョウが降りカッパはザックの上に仕舞うべきと分かりました。

9/6 13:02

中の駐車場ですが雲行きが怪しい！この後核心部の林道で一番恐れていた豪雨となり林道は川化！改善ネタとしては次は車高の高い車にしよう(笑)

撮影機器：

iPhone 11 Pro 256GB au Apple

感想

ルピモさん

9月は会社が3連休となり、山登りに絶好のチャンス到来！
ですが最初の週末の天気は、いかんせん悪過ぎる。
折角の3連休、アルプスの縦走は諦めついても
何処かの山には行きたいし、テン泊もしたい。
考えました？未踏の眺望がない山とゆるキャンができる場所はないか？
思いついたのはオーレン小屋テント泊＆日本2500m峰、峰の松目です。

日本2500m峰は可なりマイナーな山も含まれており
全て登頂はできない必ず制覇するつもりはありませんが
日本にある高い山は出来る限り登りたいと思い始めて
最近意識し始めた、そこで峰の松目を山レコで調べると
一切の眺望はなささそう、天気が悪い日の登る
ベストチョイスの山である事は間違いなさそうです。

あとテン泊に至っては昨年から初めており
今年は北岳で1泊したのみ、テント経験は浅く
雨の経験もしておいたほうがいい、そこでアプローチ近い
オーレン小屋もベストチョイスと言う事は間違いなさそう。
てな理由が今回の山行のきっかけになりました。

先ずは峰の松目です、まぁ想定通り一切の眺望もなく
晴れていようがガスっていようが、ただただ山頂を
踏んだだけの山には相応しい峰でした。
逆に晴れていたら勿体ないです。

次に雨のテント泊ですが、色々いい経験ができました。
先ず雨が酷いとフライとの隙間から雨が入りインナーが
濡れてくる、インナーは防水性がなく結果、内側が濡れる事が分かった。
そこで少しでも雨が入らないようフライは四隅しかペグダウンしていなかったが
3方向の中央部もペグダウンできるよう、帰りに諏訪のモンベルに寄って
ペグ3本追加購入してきた。
あとどうしてもフロアーサイドは湿ってくるとシェラフが触れて濡れてくる
今回は足元側に100均の銀マットを敷き、サイドを折り曲げる事で
シェラフがサイドインナーに触れても濡れないと、たいへん役に立った。
頭部にも敷けるように、もう1枚追加購入する予定です。
などなど、他にもあるが雨の経験から様々のことを学べ、改善していきたい。
何事でもそうだが、悪い条件を経て改善するからこそ次に繋がる。
いい条件下しか山に登らないとの考えは時には捨てた方がいいと思った。
また、改善をしたうえで効果を確認するには雨キャンに行くしかないよね(笑)

以上です。