北信の美人・黒姫山へ大橋登山口から往復
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 994m
- 下り
- 977m
コースタイム
天候 | ☁曇り→☂雨→☀晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
●大橋登山口駐車場 登山地図を見ると、県道36号線の沢に架かる大橋の袂に駐車場があります。ここは10〜15台駐車可能で大橋林道の起点となっています。ネット検索すると、こちらが「大橋登山口」として紹介されているようです。 一方、今回使ったのは、それよりも300mほど東にある登山口の駐車スペースです。駐車可能台数は3〜5台といったところでしょうか。「大橋登山口」の標識と登山ポストがあります。 この登山口からは、種池や古池を経由することができますので、橋の袂の「大橋登山口」に駐車した方も、下りは是非、こちらを目指していただきたいです。 なお、信濃町IC付近に「道の駅しなの」がありますが、ICから駐車場までの間には、コンビニはありません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
大橋登山口から種池、古池を経て新道分岐へ。新道を使って登頂した後、峰ノ大池分岐まで戻り、峰ノ大池まで下って西登山道へ。再びの新道分岐から登山口へ戻りました。 ●大橋登山口→新道→山頂 歩き始めて間もなくで種池の標識が現れます。池はすぐ近くなので立ち寄ると良いでしょう。道はほとんど勾配がありません。古池からは晴れていれば美しい池越しに黒姫山を眺めることができます。 池から新道分岐までは、トラバース気味にやや高度を上げていきます。徒渉をして下草が笹(ネマガリダケ採取は禁止されている旨の標識あり)で覆われる道を登ると、新道分岐に辿り着きます。 新道分岐からは本格的な尾根の登りとなり、ブナ林を暫く登ると「しなの木」が現れます。ここから更に辛抱の登りが続きますが、やがて灌木帯となり、外輪山の西端に到着。ここからは晴れていれば眺望の良い快適な稜線歩き。しらたま平を過ぎると山頂が近くなります。 峰ノ大池分岐からは最後の登りで、岩が現れると山頂がほど近いです。 ●山頂→峰ノ大池→西登山道→大橋登山口 峰ノ大池分岐まで戻ると、池までは斜面を大きく下っていきます。間もなくで樹木越しに御巣鷹山(小黒姫)が見えてきます。この道の下半分からは苔むした岩がゴロゴロしており、やや歩きにくい感じ。ピンクテープは豊富に付けられています。 大池は静寂に包まれており、神秘的な雰囲気があります。私は「逆さ御巣鷹山」を見ることができました。 池からの西登山道は、樹林帯の中の岩ゴロの道。足場を考えながら通過します。西登山口に向かって大きく左にカーブしていく手前に天狗岩がありますが、ここは特に大岩が並んでおり、通過に難儀しました。 岩場を超えて西登山口まで下ると、ここから新道分岐までは、所々で道が細いものの作業車両も通行するかの様な林道状になっています。大ダルミには美しい湿原が広がっており、景色を楽しみながらの休憩にはうってつけでした。 そこから新道分岐まで下り基調に歩くと、登山口までは来た道を戻ります。 ●全体的に 山容も良く、特に池や湿原が印象に残る美しい山。さすが「姫」という字がよく似合います。私はショートカットしましたが、時間があれば山頂から黒姫乗越まで下り、「オオシラビソの林」と「七ツ池」を経由すると、余計に黒姫山を満喫できそうです。 私が使った大橋登山口には、登山ポストがあるものの、トイレはありませんでした。今回のルートに水場はなく、トイレもありません。 道は明瞭で迷う箇所はありませんでした。苔に覆われた岩、木の根、勾配の付いた土は滑りますので注意が必要。新道では上部で道の洗掘があり、やや歩きにくいものの、全体的に難しい箇所はなく、登山者も多過ぎず、静かなトレッキングを満喫できると思います。 今回は小雨に見舞われましたが、山頂はちょっとした広場になっており、丁度雨雲が通過した直後で、お向かいの飯縄山や信濃町方面がよく見えました。 私のau携帯は、所々で電波が入っていましたが、峰ノ大池や西登山道では特に不調でした。 |
その他周辺情報 | ●戸隠とは(戸隠観光協会) https://togakushi-21.jp/ ●戸隠神社 駐車場から奥社までは、片道2km。参道の杉の巨木は圧巻。最後の登り道を経て、参拝します。 https://www.togakushi-jinja.jp/okusha/ ●そば茶屋 極楽坊 営業時間:[夏期]10:30〜18:00、[冬期]11:30〜18:00。定休日:木曜(祝日の場合は営業) https://togakushi.org/gourmet/gokurakubo/ ●道の駅しなの お土産を買うのに便利です。 https://f-tenbou.com/ |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
保険証
携帯
時計
タオル
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感想
7月20日のニセコアンヌプリ登山の後、十勝岳、大雪山を歩きました。先々週には南アルプスの光岳へ登ったのですが、最近はレコ作成をサボり気味でした。1か月前から腰が痛くて・・・
(*﹏*๑) 炎症かな?
光岳では易老渡からテン泊装備で、易老岳までの急登を、腰を擦りながら登ったのですがキツかった〜。(_ _。)・・・ 途中で何度も帰ろうと思いました。
今も腰痛が酷くて痛み止めを飲みながらなのですが、今回からレコを頑張ります。
さて、腰の話はこの位にして、今回は北信五岳の黒姫山へやって参りました。
「黒姫山」というと、私が小学生の頃に横綱の輪島や北の湖と名勝負を繰り広げた関脇の黒姫山を思い出します。というより、山は見たこともなかったので、名前を聞いても力士しか思い浮かばなかったわけでして。ただし、この四股名は、新潟県糸魚川にある同名の山(青海黒姫山)からとったらしいのですが…。
それはともかく、数年前に戸隠山に登った際に、近くにある北信五岳の黒姫山を見て、是非またこの山にも登ってみたいという気持ちを温めていたところです。
岩手県に姫神山という森の樹相が美しい山があり、さすがに「姫」という名前が付く美人の山でしたが、果たして黒姫山も、森と池が美しい神秘的で美しい山でした。
登山口の標高は1140m、山頂が2053mですから、単純標高差は900m余と登り応えもあります。
本日は雲が多くて、あまり遠くまでの景色を見通せませんでしたが、この山自体の魅力を見つけることができて満足です。
さて、今夜は赤倉温泉に安宿をとり、明日は燕温泉から妙高山に向かいます。この山に足を踏み入れるのは20年余ぶりでしょうか。腰の具合によっては登山を諦めて帰ろうと思うのですが・・・レコは近々アップしたいと思います。
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