雲取山 三峰山表参道(大輪バス停)〜三峰山〜(三峰口コース)〜霧藻ヶ峰〜白岩山〜雲取山荘(テント泊)〜雲取山〜七ッ石山〜石尾根〜六ッ石山〜麻葉の湯(日帰り入浴)〜奥多摩駅
- GPS
- 14:51
- 距離
- 31.9km
- 登り
- 2,597m
- 下り
- 2,652m
コースタイム
常磐線:18:20水戸―20:01柏 普通上野行き
常磐緩行線:20:06柏―20:13新松戸 普通唐木田行き
武蔵野線:20:18新松戸―21:08新秋津 普通府中本町行き 2210\
新秋津駅―秋津駅 徒歩5分
西武池袋線:21:19秋津―21:52飯能 快速飯能行き
西武池袋線:21:55飯能―21:56東飯能 各停西武秩父行き 290\
宿泊:マロウドイン飯能
10月12日土曜日
西武秩父線:5:34東飯能―6:25西武秩父 各停西武秩父行き 390\
秩父鉄道:6:37御花畑―6:57三峰口 ワンマン三峰口行き430\
西武観光バス:7:15三峰口駅―7:27大輪 大滝老人福祉センター行き 300\
7:32大輪―8:08清浄の滝8:11―9:30三峰ビジターセンター9:37―10:38炭窯跡(昼食)11:01―11:35霧藻ヶ峰11:38―12:49前白岩山―13:31白岩山―14:35雲取山荘
20時就寝
出発7:32―到着14:35
休憩時間36分
歩行時間6時間28分
歩行距離11.3km
10月13日日曜日
4時起床
6:42雲取山荘―7:11雲取山7:25―8:45七ツ石山8:54―10:33鷹ノ巣山避難小屋(昼食)11:04―12:26六ツ石山石尾根分岐―12:50三ノ木戸分岐―14:21麻葉の湯(日帰り入浴1000\)15:10―15:14奥多摩駅
出発6:42―到着15:14
休憩時間1時間43分
歩行時間6時間49分
歩行距離20.1km
合計歩行時間13時間17分
合計歩行距離11.3+20.1=31.4km
青梅線中央線:15:27奥多摩―17:09神田 ホリデー快速おくたま号東京行き
山手線:17:12神田―17:12上野 内回り
常磐線:17:30上野―18:47水戸 特急フレッシュひたち45号勝田行き 4560\
天候 | 10月12日晴れ 10月13日晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
西武観光バス:大輪バス停 秩父市路線バス時刻表案内:http://www.city.chichibu.lg.jp/menu2056.html JR青梅線:奥多摩駅 時刻表検索(ジョルダン):http://www.jorudan.co.jp/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所:高丸山の日陰名栗山方面への下り 急斜面 トイレ:大輪バス停近く・三峰山駐車場・霧藻ヶ峰・雲取山荘・雲取山避難小屋・鷹ノ巣山避難小屋 水場:大輪・三峰山・雲取山荘・奥多摩小屋近く・鷹ノ巣山避難小屋近く 日帰り入浴:三河屋旅館麻葉の湯 1000\ 11:30〜16:00 |
写真
感想
前日の金曜日に常磐、常磐緩行、武蔵野、西武池袋と電車を乗継いで飯能のビジネスホテルに前泊する。
12日土曜日
朝4時30分に起床、身支度を済ませホテルを5時20分にチェックアウトして近くのセブンイレブンで朝食と昼食を購入。
東飯能駅に着き切符を買い、西武池袋、秩父線に乗り朝食に食欲が無いのでおにぎり一個だけ食べる。終点の西武秩父駅から乗継の為、秩父鉄道の御花畑駅まで5分ほど歩く。御花畑駅から三峰口行きの列車に乗り三峰口へ。三峰口駅から西武観光バスに乗り三峰山の麓の大輪を目指す。
7時32分に大輪に到着。近くのトイレに行った後、すぐに出発。
やっと、1泊2日の山旅がスタートした。
登山口の鳥居を潜り荒川に架かる橋を渡り舗装された石灯篭の道を登ってゆくと5分ほどで山道に入る。三峰山の表参道で道路が無い頃はメインルートだったが今ではほとんど利用する人はいない。しかしながら道の整備状況は良くて歩きやすくて危険箇所も無い。沢のせせらぎが大きくなると清浄の滝が現れる。とりあえず水だけ触りすぐ出発。ここから三峰山にかけて本格的な登りが始まる。森は広葉樹になったり針葉樹になったり人の手が良く入っている雰囲気である。登り道を登ってゆくといきなり家が現れる。多分神社の関係の家のようで電気も通っている。ここまで来れば三峰山にも近く20分ほどで神社敷地の見晴台に到着。展望を写真に収め足を先に進める。参道を進み雲取山方面へ。途中、三峰ビジターセンターがあったので寄り道する。この近辺の動物の剥製や植物の写真など展示されていて勉強になる。見学を終えキョウの目的地の雲取山荘方面に行くがここまでの登りで正直バテ気味で先が不安になる。山道に入り緩い道が続くが足もふらつき眠気も出てきて何人もの人に抜かれた。それもそのはずさっきも言った通りおにぎり1個しか食べていないからなのは一目瞭然で、食事が出来そうなベンチを探すと炭窯跡の付近にベンチがあったので迷わず座り、昼食を摂る。昼食と小休憩を20分ほどで済ませ再出発。食事をしたおかげで足も動くようになり眠気も取れいつものペースが戻った。霧藻ヶ峰の頂上近くに展望が良い所があり両神山も望めた。霧藻ヶ峰休憩所では水分補給だけ済ませる。お経平へ下りそこから岩交じりの尾根道が始まり坂も急になる。道は少し険しいものの森が手付かずの原生林なので神秘的な雰囲気で気持ちが良く疲れもあまり感じない。そんな森の中を進むと前白岩山に着く。頂上は森の中だが南西方向は展望があり奥秩父主稜線の山並が見え木々の合間から富士の頂も少しだけ見える。前白岩から少し下ると更に展望の良い岩場に出て少し行けば休業中の白岩小屋がある。小屋を過ぎると白岩山への登りが始まりここまで何度もアップダウンを繰り返しているので正直億劫になる。小屋から30分で白岩山に到着。針葉樹の木々に囲まれ展望は無い。早くテントを張りたいので休憩せず先に進む。ここから芋ノ木ドッケ、大ダワにかけて緩い下りが続く。大ダワに下ると今日の目的地の雲取山荘まで最後の登りで男坂(急)と女坂(緩い)の分岐があるが男坂で行くことに。20分程で山荘に到着。山荘で幕営代を払い説明を受けテント場に向い早速テントを設営するも今回は前回の尾瀬に続き2回目なので正直不慣れで1時間ほどかかってしまった。テント設営してからは地図を眺めたりして時間を過ごし4時30分頃から夕食を食べ、8時には寝た。
13日日曜日
4時に起床。
8時間のうち、本当に寝られたのは半分ほどだと思う。足が寒くて寝てもしばらく経つと目が覚めてしまい熟睡できなかった。だた、星空が気になったので目が覚めたついでにテントから顔を出して見るとやはり満天の星空が見えてこんなに星ってあるのかと驚いた。
起床してから朝食を済ませ。寒いのでシュラフに潜りながら地図を眺めたりしているうちにご来光の時間が来たのはいいがトイレを催し始めたのでトイレに行くが予想以上にトイレが混雑していて並んで待っている。待っている間にご来光の瞬間が来てしまったようで見られなかったけどトイレを済ませた後に見た朝日もとても綺麗でしかも大きくて気持ちのいい朝を迎えることが出来た。テントに戻り片付けを始め30分程でパッキング。6時40分過ぎに2日目の山行をスタート。山荘から頂上までの上りは程よく急な登りで冷えた体が早速温まる。30分で雲取山頂上に到着。快晴の頂上からの景色は素晴しくて富士山を始め、奥秩父主稜線の山、南アルプス、八ヶ岳、大菩薩嶺、丹沢山地、筑波山、東京都心、東京湾など色々な山や町など見ることが出来た。
頂上からの景色を写真に収め、七ッ石山へ行く。雲取山頂上から南側は稜線上は防火帯になっており草原みたいになっていてとても展望か利いている。そんな稜線を進むと奥多摩小屋が見えすぐそばにテン場もありしかも山梨側の展望が非常に良く富士山や南アルプスも見え展望好きにはたまらないスポットだと思う。ダンシングツリーを過ぎ七ッ石山・鴨沢・日原の分岐に着き石尾根縦走なので七ッ石山方面へ進む。分岐を過ぎてすぐ頂上への急坂が始まる。急坂を登ること15分、七ッ石山頂上に到着。展望は良好で雲取山を写真に収め小休憩後出発。頂上を少し下ると石尾根縦走路は2ルートに別れ稜線コースと巻き道コースに分かれとりあえず稜線を進む事にした。稜線コースはあまり歩かれていないらしく細い踏み跡がある程度ではあるが道に迷うことは無い。しばらく行くと高丸山への登りが始まり頂上に近付くにつれて傾斜も増しかなりきつい道になる。ヤレヤレと頂上に着くも展望は無いので水分だけとってすぐ出発。しかし下りも急で防火帯には踏み後も無くどこから行けばいいのか判らないので適当に歩きやすい所を選んで歩くが土がやわらかいので崩れたりしてけっこう危険だった。高丸山と日陰名栗山の鞍部に来た所で巻き道がすぐ横に現れて正直昨日の登りで結構体に来ているので巻き道に逃げる。そんな巻き道をサクサク進むと鷹ノ巣山避難小屋に到着。ここで昼食にする事に。その前に水が減ってきたので近くの水場(5分位)で水を汲んでから昼食にした。昼食を終え出発。予定であれば鷹ノ巣山を登るはずだったが電車と温泉の時間を(正直疲れてた・・・)考慮して巻き道を使うことに。巻き道を進み途中稜線に出る所があったので稜線へ。この辺りの稜線はブナが多くしかも大木で見事だった。城山を過ぎると急な下りが少し有る。しばらく進むと六ッ石山分岐に到着。分岐から奥多摩駅方面は長い下り道が続き展望も無い。三ノ木戸林道と奥多摩駅方面の分岐が地図の場所と違うと思いながらもとりあえず標識に従い進む。三ノ木戸からの下りは杉林や雑木林の森で杉林の辺りは湿っていて粘土質の土なのでかなり滑る。一度だけ尻餅を突いてしまった。奥多摩駅への下りは下りても下りても下りが続き結構しんどいが上りは相当辛いと思う。そんな道を下りようやく林道に出る。ここからは林道を通ったり登山道を通ったりして下る。駅の近くまで来て時間があったので温泉に行くことに。三河屋旅館・麻葉の湯に到着。1000円を支払早速浴場へ行き2日間の汗を流しとてもサッパリした。風呂からは覗き込むように下を見ると多摩川の渓流が見えカヤックしている人が見える。温泉は人も少なくのんびり出来た。温泉を出たら駅はすぐで5分も掛からず到着。1泊2日の充実した山旅が終わった。
鹿の鳴き声、奥秩父の神秘的な原生林、夜の夜景と満天の星空、朝のご来光、頂上からの大展望、美味しい水、しめの温泉と大変いい思い出の残る山旅であったし、今まで肩の痛みに耐えられなかった歩き旅や尾瀬ハイクとバックパックの悩みも今回はそれ程痛みは感じなかったしフィッティングも慣れて少しは解消されて自信も付いた。来年は北ア、南ア、八ヶ岳など高山のテン泊に挑戦してみたいと思うようになり成長した自分がいる事に気付いた。テントを手際よく設営、虚弱胃腸の改善等、課題はまだあるけど早くも来年の計画でワクワクドキドキです。雲取山ありがとう!
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