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Yamareco

記録ID: 358896
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
朝日・出羽三山

月山 (姥沢〜山頂〜姥ヶ岳)

2013年10月14日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:05
距離
11.1km
登り
913m
下り
906m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

姥沢P 6:04−7:57 牛首 −9:00 月山山頂 9:40−10:00 牛首 −10:58 姥ヶ岳 11:04−11:21 リフト上駅 11:39≠11:53 リフト下駅 −12:05 姥沢P
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2013年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
姥沢駐車場:約500台。無料。水洗トイレあり。
 山形道西川ICより約28km。
 途中間沢のR112沿いにセブンイレブンあり。

ペアリフト:標高差約280m。長さ約1km。所要時間約15分。
 料金片道560円(往復1,000円)。時間8:00〜16:30。10月25日まで営業。
コース状況/
危険箇所等
姥沢〜牛首は、ほとんど木道歩き。

牛首〜山頂は、岩石の道で急登。手を使うほどではない。
 下山者との擦れ違いが困難な狭い箇所あり。

牛首〜姥ヶ岳は、石畳と木道の緩やかなアップダウンの道。
 稜線近くを歩くので、村山側の展望抜群。

姥ヶ岳〜リフト上駅
 草地の急斜面で、一部木道。

トイレは、姥沢P、リフト上下駅、山頂小屋脇にあり。

日帰り温泉は、
 R112沿いの道の駅にしかわの水沢温泉館(300円)。
 山形道寒河江SA脇の寒河江花咲か温泉ゆ〜チェリー(300円)。
  ここは、SAに駐車したままで歩いて行ける。
【自宅のより立派】
姥沢Pのトイレはすごい。車中泊には嬉しすぎ。
【自宅のより立派】
姥沢Pのトイレはすごい。車中泊には嬉しすぎ。
【トイレ外観】
更衣室もあったんだ。
【トイレ外観】
更衣室もあったんだ。
【無風快晴】
今日にしてよかった。いざ出発。
【無風快晴】
今日にしてよかった。いざ出発。
【姥沢コース入口】
リフトはまだ動いていない。登りはこっちから行こう。
【姥沢コース入口】
リフトはまだ動いていない。登りはこっちから行こう。
【雄宝清水】
ヒシャク付き。冷たくて美味い。
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【雄宝清水】
ヒシャク付き。冷たくて美味い。
【朝日連峰】
早速顔を出した朝日連峰。小朝日、大朝日がよく分かる。
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【朝日連峰】
早速顔を出した朝日連峰。小朝日、大朝日がよく分かる。
【Gassan水】
ブナのしずくとも書いてある。水は豊富だ。
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【Gassan水】
ブナのしずくとも書いてある。水は豊富だ。
【蔵王連峰】
東には、逆光の蔵王連峰が見えてきた。
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【蔵王連峰】
東には、逆光の蔵王連峰が見えてきた。
【気持ちも高揚】
抜けるような青空に紅葉が映える。
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【気持ちも高揚】
抜けるような青空に紅葉が映える。
【月山庭園入口】
いよいよ月山ワールドが始まる。ワクワクしてくる。
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【月山庭園入口】
いよいよ月山ワールドが始まる。ワクワクしてくる。
【吾妻連峰と磐梯山】
振り返ると、遠くには吾妻連峰と磐梯山も。
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【吾妻連峰と磐梯山】
振り返ると、遠くには吾妻連峰と磐梯山も。
【開放大空間】
次第に樹木が低くなってきた。心が次第に空っぽになってくる。
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【開放大空間】
次第に樹木が低くなってきた。心が次第に空っぽになってくる。
【ナナカマド】
僅かに残った紅葉。
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【ナナカマド】
僅かに残った紅葉。
【実は真っ赤】
ナナカマドの赤い実がアクセントに。
2
【実は真っ赤】
ナナカマドの赤い実がアクセントに。
【秋色一色】
牛首下の平原は、一面キツネ色。
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【秋色一色】
牛首下の平原は、一面キツネ色。
【牛首下】
リフトからの道との合流点。リフトからは、まだ誰も来ない。
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【牛首下】
リフトからの道との合流点。リフトからは、まだ誰も来ない。
【エゾオヤマリンドウ】
姥ヶ岳を望む木道脇には、空と青さを競う秋の花。
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【エゾオヤマリンドウ】
姥ヶ岳を望む木道脇には、空と青さを競う秋の花。
【朝日連峰】
月山から見る朝日連峰は格別。感無量だ。
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【朝日連峰】
月山から見る朝日連峰は格別。感無量だ。
【疑似お花畑】
黄色い葉の群落は、夏のお花畑のよう。
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【疑似お花畑】
黄色い葉の群落は、夏のお花畑のよう。
【牛首】
姥ヶ岳からの道との合流点。丸いコンクリート畳の道が面白い。
【牛首】
姥ヶ岳からの道との合流点。丸いコンクリート畳の道が面白い。
【朝日と飯豊】
朝日連峰の向こうに、ようやく飯豊が見えてきた。
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【朝日と飯豊】
朝日連峰の向こうに、ようやく飯豊が見えてきた。
【鳥海山】
牛首から稜線に出ると、冠雪した秀麗な鳥海山が目に飛び込んできた。
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【鳥海山】
牛首から稜線に出ると、冠雪した秀麗な鳥海山が目に飛び込んできた。
【霜柱】
夜は冷えたようだ。霜柱がザクザク。水溜まりにはスガ(薄氷)も張ってた。
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【霜柱】
夜は冷えたようだ。霜柱がザクザク。水溜まりにはスガ(薄氷)も張ってた。
【姥ヶ岳への稜線】
綺麗に秋化粧。きめ細かい山肌にうっとり。
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【姥ヶ岳への稜線】
綺麗に秋化粧。きめ細かい山肌にうっとり。
【山頂神社と鳥海山】
後ろで鳥海山が笑っているようだ。
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【山頂神社と鳥海山】
後ろで鳥海山が笑っているようだ。
【月見ヶ原と葉山】
遠くには奥羽の山なみ。船形山、面白山、大東岳がくっきり。
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【月見ヶ原と葉山】
遠くには奥羽の山なみ。船形山、面白山、大東岳がくっきり。
【一等三角点】
神社の裏にひっそりと埋められた三角点が、鳥海山と対峙していた。
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【一等三角点】
神社の裏にひっそりと埋められた三角点が、鳥海山と対峙していた。
【蔵王連峰】
山形盆地の向こうには奥羽山脈。蔵王から二口の山々へと続く稜線がはっきり。
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【蔵王連峰】
山形盆地の向こうには奥羽山脈。蔵王から二口の山々へと続く稜線がはっきり。
【奥羽山脈北部】
遠くに薄っすら見えるのは岩手山か。
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【奥羽山脈北部】
遠くに薄っすら見えるのは岩手山か。
【カシミールで確認】
やっぱりあれが岩手山だった。
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【カシミールで確認】
やっぱりあれが岩手山だった。
【池塘と蔵王】
霞む山形市の上には、蔵王連峰を中心とした奥羽の山々が連なる。
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【池塘と蔵王】
霞む山形市の上には、蔵王連峰を中心とした奥羽の山々が連なる。
【立派なトイレ】
山頂小屋の脇にあるトイレは、山小屋と見間違う程だ。
【立派なトイレ】
山頂小屋の脇にあるトイレは、山小屋と見間違う程だ。
【波立つ山頂の神仙池】
蔵王連峰を背にした神仙池は、なぜか手前半分だけが波立っていた。
2
【波立つ山頂の神仙池】
蔵王連峰を背にした神仙池は、なぜか手前半分だけが波立っていた。
【人がいっぱい】
いつの間にか、下から人がどんどん上がってきた。リフトが動き始めたのかな。
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【人がいっぱい】
いつの間にか、下から人がどんどん上がってきた。リフトが動き始めたのかな。
【ナナカマドの実】
真っ赤な実のむこうにあるのは、やっぱり朝日連峰。
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【ナナカマドの実】
真っ赤な実のむこうにあるのは、やっぱり朝日連峰。
【コバイケイソウ】
ドライフラワーと化したコバイケイソウと人の列。
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【コバイケイソウ】
ドライフラワーと化したコバイケイソウと人の列。
【両手を広げて】
いいなぁ〜!
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【両手を広げて】
いいなぁ〜!
【金姥と姥ヶ岳】
右に行くと湯殿山だ。
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【金姥と姥ヶ岳】
右に行くと湯殿山だ。
【タテヤマリンドウ?】
ひしゃげながらも、石の間に咲いていた。
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【タテヤマリンドウ?】
ひしゃげながらも、石の間に咲いていた。
【ずっと見えてる】
姥ヶ岳へ行く途中で振り向くと、尾根の上には鳥海山が。
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【ずっと見えてる】
姥ヶ岳へ行く途中で振り向くと、尾根の上には鳥海山が。
【やっと山頂が見えた】
歩いてきた道の向こうには、どっしりと構えた月山の山頂が見えた。
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【やっと山頂が見えた】
歩いてきた道の向こうには、どっしりと構えた月山の山頂が見えた。
【朝通った木道】
眼下には、箱庭のような草原が。うねって伸びている木道は高速道路みたいだ。
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【朝通った木道】
眼下には、箱庭のような草原が。うねって伸びている木道は高速道路みたいだ。
【姥ヶ岳から見た月山】
次第に遠くなる山頂。次第に全体が見えてきた。配色が秋を感じさせる。
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【姥ヶ岳から見た月山】
次第に遠くなる山頂。次第に全体が見えてきた。配色が秋を感じさせる。
【姥ヶ岳山頂】
山頂は、リフト駅から登ってきた人たちでいっぱい。
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【姥ヶ岳山頂】
山頂は、リフト駅から登ってきた人たちでいっぱい。
【見納めの鳥海山】
月山から見る鳥海山は、いつも順光なので、見栄えがする。
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【見納めの鳥海山】
月山から見る鳥海山は、いつも順光なので、見栄えがする。
【寝そべっている月山】
フカフカのキツネ色の絨毯の上に、俯きで寝そべっているかのような月山。
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【寝そべっている月山】
フカフカのキツネ色の絨毯の上に、俯きで寝そべっているかのような月山。
【駐車場俯瞰】
凄い車の数だ。路駐の車列もすごい。
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【駐車場俯瞰】
凄い車の数だ。路駐の車列もすごい。
【錦繍を纏った月山】
絵はがきのよう。
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【錦繍を纏った月山】
絵はがきのよう。
【リフト上駅】
ここからリフトで。
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【リフト上駅】
ここからリフトで。
【まわりは工事中】
リフト駅のトイレ。迂回すると正面にあった。
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【まわりは工事中】
リフト駅のトイレ。迂回すると正面にあった。
【玉こんにゃく】
のぼりにつられて食べてしまった。一串4玉で150円。
2
【玉こんにゃく】
のぼりにつられて食べてしまった。一串4玉で150円。
【姥ヶ岳仰観】
姥ヶ岳の斜面は黄色が鮮やか。月山の渋さとは対照的だ。
2
【姥ヶ岳仰観】
姥ヶ岳の斜面は黄色が鮮やか。月山の渋さとは対照的だ。
【姥沢バス停】
西川町営バスで、西川ICのバスストップまで行くようだ。(10/25まで)
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【姥沢バス停】
西川町営バスで、西川ICのバスストップまで行くようだ。(10/25まで)
【満車】
凄い車の数だ。まだどんどん上がってくる。
【満車】
凄い車の数だ。まだどんどん上がってくる。
【秋晴れの一日】
朝は分からなかったが、ここから山頂が見えたんだ。最高の一日をありがとう。
【秋晴れの一日】
朝は分からなかったが、ここから山頂が見えたんだ。最高の一日をありがとう。
【月山湖大噴水】
帰りに立ち寄った寒河江ダム。大噴水が手を振って見送ってくれた。
2
【月山湖大噴水】
帰りに立ち寄った寒河江ダム。大噴水が手を振って見送ってくれた。

感想

連休を利用して、また山形へ行ってきた。
今度は、朝日連峰の隣の月山だ。
当日の天気は無風快晴で、まさに山日和だった。

前夜、姥沢Pまで入り、車中泊をした。
夜はかなり冷えたが、晴天を約束してくれる放射冷却だと思うと大歓迎だった。
トイレが快適なのも嬉しかった。

次の日の朝、空が白んでくると快晴の予感。
身体が勝手に動き始めた。
そそくさと支度をし、出発する。
ピーンと張りつめた空気が、ウキウキした心を引き締める。

姥沢小屋の跡に差し掛かったとき、ここだと思った。
初めて月山に登った時の記憶に、姥沢小屋があった。
その他のことはまるで覚えていないのだが、なぜか小屋の脇に立っている自分だけを鮮明に覚えていた。
懐かしさを感じたが、今は感傷に浸っている場合ではない。
もう、ほとんど初めての山のようなものだから。
そう思うと、すぐに登山道に入っていった。

ずっと続いている木道を軽快に進む。
なぜか足どりがすこぶる軽い。
歩きやすい木道だ。

月山本体は、陽が当たらず陰になって黒くなっている。
それとは対照的に、牛首下の広い谷には、全面に朝日が当たってきた。
真っ青な空の下で、草原が金色に輝き、夢空間へと誘う。
遠くには、朝日連峰を初め、吾妻連峰、蔵王連峰がくっきりと見える。
よく見ると、磐梯山や、雁戸山も見えている。
明るくやわらかい朝の光と空気の中、もう心は空っぽになった。
完全に月山ワールドの中にどっぷりと浸かってしまっている。
なんて穏やかな、なんて清々しい空間なんだろう。
笑ってしまうほどの快適さだ。

牛首を過ぎ稜線に出ると、思わず声が出てしまった。
そこには、秀麗で凛々しい鳥海山が、空中に浮かんでいた。
冠雪した姿は、さすがと思わせる名山の貫禄があった。

山頂からは、周囲の山々が総見えだ。
これでもかというくらいによく見えた。
朝日連峰は、盆に登った山だ。
大朝日、小朝日、中岳、西朝日、以東岳は指差しだ。
奥羽山脈も、中央蔵王、雁戸山、山形神室、大東岳、面白山、船形山と続いているのがよくわかる。
吾妻連峰の右には磐梯山、朝日連峰の奧には飯豊連峰も見える。
北の方に見えるのは、栗駒、焼石あたりだろうか。
遠くには、薄く岩手山らしき山も見える。
鳥海山は誰が見ても分かるだろう。
近くの葉山も見落としてはならない。
カシミールで確認すると、ここからは早池峰や八幡平も見えるようだ。
山座同定は楽しい。
特に東北の山は楽しい。
程よく離れていて分かりやすいからだろうか。

山頂から下り始めると、登ってくる人が多くなった。
下の方を見ると、目を疑った。
なんと、登山道に行列が出来ているではないか。
月山で、こんなに多くの人を見るとは思ってもみなかった。
最盛期の伊吹山でも、こんなに多くはない。
これでは、いくら大きな駐車場でも溢れてしまうのではと思った。
案の定、帰り道では、路駐の車がかなり下まで続いていた。
山形自動車道が出来て、交通の便が良くなったせいだろうか。
アクセスがよく、大きな駐車場も完備となれば、むべなるかなである。
志津から歩いて登った頃とは隔世の感がある。

今回は、天候に恵まれたせいか、何もかもが素晴らしかった。
月山が、こんなに開放感のある山だとは思っていなかった。
お陰で、心洗われる思いの爽快な一日を過ごすことができた。

帰りに、月山湖の関の茶屋で、ぬた(ずんだ)餅と玉コンと芋煮汁を食べた。
こうして、懐かしい山形の味覚を味わいながら、月山遠征を締めくくった。

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