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Yamareco

記録ID: 362195
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ハイキング
氷ノ山

扇ノ山系霧ヶ滝渓谷(魚止めの滝〜絹糸の滝〜霧ヶ滝)

2013年10月27日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:02
距離
5.5km
登り
509m
下り
518m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

駐車場所12:58-渓流入り口(ほととぎす橋)13:02-遊歩道13:05-思案橋13:06-魚止めの滝13:12-1号鉄橋13:20-2号鉄橋跡13:32-3号鉄橋跡13:35-4号鉄橋13:39-ジグザグ坂13:41-絹糸の滝13:53-桂の木14:18-霧ヶ滝14:25 ここで折り返し駐車場所16:00着
天候 曇り時々晴れ 10〜12℃
過去天気図(気象庁) 2013年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
行き:鳥取市に近い国道29号線から県道31号線(雨滝街道)を通り、国道9号線に合流。岸田川沿いの県道262、103に乗る。渓谷入り口手前50mほどに路駐(2〜3台)できるスペースあり。
帰り:国道9号線から八鹿を抜ける
コース状況/
危険箇所等
台風後で増水しているので渡渉しづらいところが数カ所あったが、平時は問題無いと思われる。3号鉄橋跡の木橋は真ん中が水没。4号鉄橋は帰りに気づいたのだが、どうも鉄橋は通行止めで下に設置してある木橋を渡るようだが木橋は台風で転倒していた(10月13日に訪谷した方の写真ではちゃんと機能していたようだ)
なお、登山路は全般的に湿気が多く苔むしているので滑りやすい。

赤滝は霧ヶ滝出会以降の登山道が崩落したままとのことで、当局から通行禁止の指導あり。同じく、畑ヶ平から扇ノ山へ行く登山道も崩壊のため通行止。整備に期待したいが復興気配は無さそうだ。
駐車スペースから渓谷の様子。台風後の増水だが濁っておらず清流そのものだ。
2013年10月27日 12:58撮影 by  SO-02E, Sony
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10/27 12:58
駐車スペースから渓谷の様子。台風後の増水だが濁っておらず清流そのものだ。
デフォルメされているが沢と登山道とビューポイントの位置関係は正確だ。後に赤滝方面(現在は通行止め)の旧登山道は左岸だったのかあと気づく。
2013年10月27日 13:01撮影 by  SO-02E, Sony
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10/27 13:01
デフォルメされているが沢と登山道とビューポイントの位置関係は正確だ。後に赤滝方面(現在は通行止め)の旧登山道は左岸だったのかあと気づく。
ここから渓谷に入る。やたらといろんな所管官公庁の注意書がある。
2013年10月27日 13:01撮影 by  SO-02E, Sony
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10/27 13:01
ここから渓谷に入る。やたらといろんな所管官公庁の注意書がある。
ほととぎす橋から見る岸田川上流側。淵が深く澄んでいる。
2013年10月27日 13:02撮影 by  SO-02E, Sony
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10/27 13:02
ほととぎす橋から見る岸田川上流側。淵が深く澄んでいる。
同じく下流側。左から流れ込んでいるのがこれから向かう霧ヶ滝渓谷。
2013年10月27日 13:02撮影 by  SO-02E, Sony
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10/27 13:02
同じく下流側。左から流れ込んでいるのがこれから向かう霧ヶ滝渓谷。
北が上じゃない地図はどうも頭に入らないな。
2013年10月27日 13:04撮影 by  SO-02E, Sony
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10/27 13:04
北が上じゃない地図はどうも頭に入らないな。
対岸は100m以上の岩壁がそそり立っている。
2013年10月27日 13:05撮影 by  SO-02E, Sony
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10/27 13:05
対岸は100m以上の岩壁がそそり立っている。
出だしは平な遊歩道。この下はコンクリートの水路。
2013年10月27日 13:05撮影 by  SO-02E, Sony
10/27 13:05
出だしは平な遊歩道。この下はコンクリートの水路。
しばらく廻廊が続く。
2013年10月27日 13:06撮影 by  SO-02E, Sony
10/27 13:06
しばらく廻廊が続く。
関電の取水設備を越える。
2013年10月27日 13:07撮影 by  SO-02E, Sony
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10/27 13:07
関電の取水設備を越える。
魚止めの滝。豪快な水量。滝壺は深そうだ。
2013年10月27日 13:12撮影 by  SO-02E, Sony
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10/27 13:12
魚止めの滝。豪快な水量。滝壺は深そうだ。
地元の有志の方が登山道を整備し続けておられるようだ。
2013年10月27日 13:14撮影 by  SO-02E, Sony
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10/27 13:14
地元の有志の方が登山道を整備し続けておられるようだ。
巻き付かれてしまった木と清流の淵。
2013年10月27日 13:19撮影 by  SO-02E, Sony
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10/27 13:19
巻き付かれてしまった木と清流の淵。
1号鉄橋。途中から手摺が無くなっているが安定しているので問題はない。
2013年10月27日 13:20撮影 by  SO-02E, Sony
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10/27 13:20
1号鉄橋。途中から手摺が無くなっているが安定しているので問題はない。
アチコチでダイモンジソウの可憐な姿を見ることができる。
2013年10月27日 13:23撮影 by  SO-02E, Sony
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10/27 13:23
アチコチでダイモンジソウの可憐な姿を見ることができる。
手作感満載の木橋。それにしてもこんな廃材どうやって荷揚げしたんだろう?
2013年10月27日 13:24撮影 by  SO-02E, Sony
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10/27 13:24
手作感満載の木橋。それにしてもこんな廃材どうやって荷揚げしたんだろう?
いい感じの清流。
2013年10月27日 13:27撮影 by  SO-02E, Sony
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10/27 13:27
いい感じの清流。
ときどき陽が入り水面がキラキラと輝く。
2013年10月27日 13:29撮影 by  SO-02E, Sony
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10/27 13:29
ときどき陽が入り水面がキラキラと輝く。
2号鉄橋。大きくダメージを受け通行不能。
2013年10月27日 13:32撮影 by  SO-02E, Sony
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10/27 13:32
2号鉄橋。大きくダメージを受け通行不能。
替わりに手作りの木橋を渉る。
2013年10月27日 13:32撮影 by  SO-02E, Sony
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10/27 13:32
替わりに手作りの木橋を渉る。
夏場なら飛び込んでるね。
2013年10月27日 13:33撮影 by  SO-02E, Sony
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10/27 13:33
夏場なら飛び込んでるね。
3号鉄橋跡。増水で木橋の位置がズレ水没しかけ。なお、鉄橋はこのすぐ下流に無惨な姿で横たわっている。
2013年10月27日 13:35撮影 by  SO-02E, Sony
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10/27 13:35
3号鉄橋跡。増水で木橋の位置がズレ水没しかけ。なお、鉄橋はこのすぐ下流に無惨な姿で横たわっている。
4号鉄橋。重量制限200kgの注意書きが出ているがそれ以下でも崩落しそうなほど傾き錆び付いている。なんとなく橋にとうせんぼがしてあるような雰囲気があったのだが、恐る恐る渡ってみた。
今にも落ちそうな感じだった。帰りに気がついたのだが、この下に木橋が設置してあったがこれも崩落していた。
2013年10月27日 13:39撮影 by  SO-02E, Sony
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10/27 13:39
4号鉄橋。重量制限200kgの注意書きが出ているがそれ以下でも崩落しそうなほど傾き錆び付いている。なんとなく橋にとうせんぼがしてあるような雰囲気があったのだが、恐る恐る渡ってみた。
今にも落ちそうな感じだった。帰りに気がついたのだが、この下に木橋が設置してあったがこれも崩落していた。
ジグザグの高巻き道。案内板もシンプルでわかりやすい。
2013年10月27日 13:41撮影 by  SO-02E, Sony
10/27 13:41
ジグザグの高巻き道。案内板もシンプルでわかりやすい。
崩落地なのか単なる伐採地なのかよくわからないがススキの穂が秋らしい。
2013年10月27日 13:42撮影 by  SO-02E, Sony
10/27 13:42
崩落地なのか単なる伐採地なのかよくわからないがススキの穂が秋らしい。
でかい木が多い。
2013年10月27日 13:46撮影 by  SO-02E, Sony
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10/27 13:46
でかい木が多い。
木々も少し色づきはじめている。後2週間後くらいが最盛期のようだ。
2013年10月27日 13:47撮影 by  SO-02E, Sony
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10/27 13:47
木々も少し色づきはじめている。後2週間後くらいが最盛期のようだ。
ブナの深い森。こころ洗われるね。
2013年10月27日 13:49撮影 by  SO-02E, Sony
10/27 13:49
ブナの深い森。こころ洗われるね。
芦生スギ。でかい。枝分かれたやつが普通の杉の太さだ。
巻き道の最高度地点付近で入渓地点から1.7km。
2013年10月27日 13:53撮影 by  SO-02E, Sony
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10/27 13:53
芦生スギ。でかい。枝分かれたやつが普通の杉の太さだ。
巻き道の最高度地点付近で入渓地点から1.7km。
巻き道を下る途中から絹糸の滝が見えてくる。いく筋かの流れが細い一本に集約され岩肌を削り取っているようすが良くわかる。
滝の落ち口の隙間構造を見てみたいものだ。
2013年10月27日 13:58撮影 by  SO-02E, Sony
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10/27 13:58
巻き道を下る途中から絹糸の滝が見えてくる。いく筋かの流れが細い一本に集約され岩肌を削り取っているようすが良くわかる。
滝の落ち口の隙間構造を見てみたいものだ。
いろんな工夫がされているのだが、グラグラ揺れるのでソロリソロリと歩く。そして良く滑る。なおかつトラロープのテンションが緩くあまり頼りにならない。
向こう岸には予備の資材がデポしてある。
2013年10月27日 14:00撮影 by  SO-02E, Sony
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10/27 14:00
いろんな工夫がされているのだが、グラグラ揺れるのでソロリソロリと歩く。そして良く滑る。なおかつトラロープのテンションが緩くあまり頼りにならない。
向こう岸には予備の資材がデポしてある。
さらに透明感がさらに増す。
2013年10月27日 14:01撮影 by  SO-02E, Sony
10/27 14:01
さらに透明感がさらに増す。
上流に行くにしたがい、だんだん荒々しくなってくる。
2013年10月27日 14:03撮影 by  SO-02E, Sony
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10/27 14:03
上流に行くにしたがい、だんだん荒々しくなってくる。
縦横無尽に張り巡らされているトラロープ。好みで好きなところを渡渉できる。
2013年10月27日 14:05撮影 by  SO-02E, Sony
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10/27 14:05
縦横無尽に張り巡らされているトラロープ。好みで好きなところを渡渉できる。
いい感じの釜。
2013年10月27日 14:07撮影 by  SO-02E, Sony
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10/27 14:07
いい感じの釜。
途中の小滝。なかなかの迫力。
2013年10月27日 14:12撮影 by  SO-02E, Sony
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10/27 14:12
途中の小滝。なかなかの迫力。
トチの大木も迫力あり。
2013年10月27日 14:18撮影 by  SO-02E, Sony
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10/27 14:18
トチの大木も迫力あり。
しばらく歩くと霧ヶ滝に到着。落差は軽く70m近くはある。
下部は伏流水も吹き出している。
2013年10月27日 14:27撮影 by  SO-02E, Sony
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10/27 14:27
しばらく歩くと霧ヶ滝に到着。落差は軽く70m近くはある。
下部は伏流水も吹き出している。
角度を変えて滝上部や周りの岩壁の様子を捉える。
2013年10月27日 14:29撮影 by  SO-02E, Sony
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10/27 14:29
角度を変えて滝上部や周りの岩壁の様子を捉える。
霧ヶ滝の100mほど下流に注ぐ赤谷渓谷。なかなかの急流。
登山道が崩壊しているため長らく通行止めで赤滝には行けない。
ということで下山。
2013年10月27日 14:24撮影 by  SO-02E, Sony
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10/27 14:24
霧ヶ滝の100mほど下流に注ぐ赤谷渓谷。なかなかの急流。
登山道が崩壊しているため長らく通行止めで赤滝には行けない。
ということで下山。
畑ヶ平高原の登山道も崩壊しているのかあ。ずいぶん昔からだが直す気は無さそうだ。
2013年10月27日 14:41撮影 by  SO-02E, Sony
10/27 14:41
畑ヶ平高原の登山道も崩壊しているのかあ。ずいぶん昔からだが直す気は無さそうだ。
カツラの大木と渓谷。
2013年10月27日 14:50撮影 by  SO-02E, Sony
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10/27 14:50
カツラの大木と渓谷。
唯一すれ違った人を入れてみた。
2013年10月27日 14:54撮影 by  SO-02E, Sony
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10/27 14:54
唯一すれ違った人を入れてみた。
カラビナと8環で熊避けの鈴の替わりにした。
2013年10月27日 14:59撮影 by  SO-02E, Sony
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10/27 14:59
カラビナと8環で熊避けの鈴の替わりにした。
第3鉄橋は無惨。
2013年10月27日 15:24撮影 by  SO-02E, Sony
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10/27 15:24
第3鉄橋は無惨。
取水口の様子。
2013年10月27日 15:44撮影 by  SO-02E, Sony
10/27 15:44
取水口の様子。
対岸に渡って渓谷を見下ろしてみた。豪快。
2013年10月27日 15:51撮影 by  SO-02E, Sony
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10/27 15:51
対岸に渡って渓谷を見下ろしてみた。豪快。
撮影機器:

感想

霧ヶ滝を見たあと赤滝をピストンし畑ヶ平尾根から扇ノ山山頂を目指したかったが、残念ながらどちらも通行禁止。薮漕ぎでなんとか行けそうだったが今回は時間的に断念。そもそも朝に用事があり出だしが遅れて現地に着いたのが13時。増水のために渡渉通過時間がかかるのと日没を考慮し霧ヶ滝ピストンとした。

渓谷を渉る橋は何度も何度も流されていて、地元ボランティアによって付け替えを繰り返しているようだ。支点になる凄く高い位置からトラロープが張ってあったり、何度も何度も継ぎ足して複雑怪奇な形になっているのが面白くフィールドアスレチック感覚で歩ける。補修資材も所々にデポしてあるのだが、担ぎ上げるのはほんとに大変だ。ボランティアの方々に感謝ですね。

渓谷そのものは台風後の増水にもかかわらず濁りが無く透明度抜群の清流。途中の小滝群と釜も感じが良く、最後の霧ヶ滝で「うおー」と歓声をあげたくなるような迫力があり楽しい山行となった。




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コメント

ゲスト
すごく良い雰囲気のトコロですね。
夏、マイナスイオンを感じに行ってみたいですねー。

>カラビナと8巻
こんな使い方もあるんですね。

私も地図は北じゃないと勘狂っちゃいます。
2013/10/28 8:43
想像以上に
いいところでした。
夏ならジャブジャブ楽しそうです。

8環は仏具のおりんのように「チーン」と鳴るので、
お遍路さんみたいに「なむだいしへんじょうこんごう・・・」と唱えてしまいそうです。
2013/10/28 10:19
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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