(福岡) 冬の若杉山(記念すべき、「山歩き」第一回目) (1981)
- GPS
- 05:20
- 距離
- 11.3km
- 上り
- 656m
- 下り
- 651m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
冬だったが積雪はほとんどなかった。 |
感想
【山行No 1】
※ 前の年(1980年)の夏に信州への旅行に行ってから、山への憧れがでてきて、
秋から冬にかけ、近くの丘陵レベルの小山に登ったりしていたが、
だんだんと、もう少し高い、山らしい山に登りたくなってきた。
そこで、真冬の時期ではあるが、住んでいるアパートのある福岡市内から
いつもまじかに見えている若杉山へと、思い切って行ってみることにした。
・日曜日の朝、遅く起きてしまったが、外を見ると冬とは思えないぽかぽかした
感じの青空が広がっていた。
登山日和と思い、10時過ぎにアパートを、自転車で出発する。
登山口まで距離にして12〜13km、約1時間のサイクリングで登山口へ。
11:30 若杉神社
・この麓の神社が登山口となっている。ここから先も林道が続いているが、
自転車で登るには苦しいので、ここに自転車を置いて、さて、登山開始だ。
・くねくねとした林道にそって、歩いてゆく。冬にしては寒くはない。
・林道に沿って歩いていると、だいぶ距離を損しているような気がしてきた。
山肌を直登してショートカットしたら良いかな?と思いつき、
林道からそれて、杉の植林帯の中をずんずんと登ってみた。
が、、、すぐに林道にであうと思っていたのに、いつまでたっても林道に再びであうことがなかった。
道を失ったな、と思うが、すでに標高差で50m位登ってきており、時間も押しているので、
再び下りかえす気にはなれない。(初心者にありがちな判断ミス)
とりあえず、そのままズンズンと道ではないところを登って行くと、ひょっこりと登山道に出た。
ヤレヤレ、これで無事山頂へ行けるな、と思い、登山道を進む。
が、登山道は次第に西のほうへ続いており、山頂への道とはちがうことに気付くが、
まあ、どこかに標識があるだろうと思い、そのまま進む。
12:30-13:30 岳城山(標高=381m)
・ひょっこりと山頂のような場所に出た。標識を見ると「岳城山」と書いてある。
目的の若杉山とは違うところにでて、ちょっと戸惑うが、
とりあえずお昼時でもあるし、持ってきたパンで昼食休憩とした。
・岳城山はここで登山道が行き止まりだったので、再び元来た道を戻る。
とすると、10分ほど戻ったところに分岐があり、若杉山山頂の表示もある。
ようやく当初の道にでて一安心。そのあと、尾根沿いに景色を眺めながら登ってゆく。
山頂までだいぶ距離があったが、登るにつれて、福岡平野の眺めが出だして、
なんだかずいぶんと高い山に登っているような気がした。
14:30-15:30 若杉山山頂(標高=681m)
・午後も遅くなり、陽も傾き始めているが、ようやく目的の山頂に到着!
標高500mを越える、山らしい山に初めて登頂でき、達成感がある。
頂上からは、南に三郡山、宝満山といったさらに高い山が見え、なかなか景色が素晴らしい。
今日は、冬の日にしては風もなく穏やかな、小春日和的な感じで、
陽射しを浴びながらおやつを食べてのんびりした。
時刻が遅い割には、ハイキング姿の登山者が割と多く残っていた。
・午後も遅くなり、陽が傾きかけてきたので、下りは急ぎ気味で、表参道を下る。
道ははっきりしていて、この道をくればなんてことはなかったな、と思いながら下るが、
道が谷沿いについているために、以前に降った雪が道に所どころ残っており、
ぼろいスニーカーではちょっと滑りやすい道だった。
16:50 若杉神社着
・日が暮れたころ、ようやく登山口に到着。
あとは自転車で一路、自宅へと帰った。
※ 記念すべき、本格的山歩きの第一回目。
途中で道を失うという初歩的なミスはあったが、無事登頂でき、
山歩きの楽しさを味わえた一日だった。
この登山から、自分の登山人生が始まったかと思うと、感慨深い。
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