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Yamareco

記録ID: 3684891
全員に公開
雪山ハイキング
槍・穂高・乗鞍

【北ア】新穂高から行く初冬の双六岳・三俣蓮華岳

2021年10月30日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
10:32
距離
36.4km
登り
2,477m
下り
2,515m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:10
休憩
1:16
合計
11:26
6:10
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11
6:21
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9
6:30
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6:39
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17:03
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17:16
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0
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ゴール地点
天候 天気: 快晴のちガス
気温: 新穂高登山口で2℃(5:30頃)、鏡平で−6℃(8:30頃)、双六岳で−4℃(11:00頃)、三俣蓮華岳で−3℃(正午頃)
風: 北寄りの風3m/s位のち5〜6m/s
過去天気図(気象庁) 2021年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
深山荘前の登山者用無料駐車場P5(市営新穂高第3駐車場)を利用。利用状況は自分を含めて15台位、率にして1割位の埋まり具合。

道路状況(高山市内の国道158号線、471号線)は前回と比べて片側交互通行の規制箇所の数が減っていて渋滞も起きなかった。
コース状況/
危険箇所等
登山道の積雪状況は、林道ではゼロ、小池新道では鏡平の手前から先で本格的に積雪となっていた。積雪状況については、この後の天気次第で大きく変わるため、気象情報は常に気に掛けるなどして状況把握に努める必要がある。

以下、各区間の状況など。

新穂高登山口から小池新道入口:
左俣林道は積雪も無く異常はなかった。途中にある笠新道の入口の水場は稼働中だったが、枯れていることもあるので注意。わさび平小屋は冬期閉鎖中。

小池新道入口から鏡平まで:
素晴らしい整備状況で、うまく配置された石畳のおかげで、とても歩きやすい。これは下山の際特にありがたい。先日の地震の影響も感じることはなかった。途中数カ所ある渡渉点の架橋は積雪に備えて全て外されているが、脇を通るなどして通行には影響は無い。シシウドヶ原から谷筋に入る頃から積雪となってきた。10〜20cm位で朝はバリバリに凍っていて歩きにくかった。

鏡平から双六小屋まで:
鏡平山荘は冬期閉鎖中。積雪状況は鏡平から弓折乗越で20〜30cm、その先双六小屋までで20〜40cm位となっていて雪山装備が必要だが、全体的にフカフカの雪質だったため、自分は滑り止めを装着せずに通過した。

双六小屋から双六岳:
双六小屋も冬期閉鎖中。ここから滑り止めにチェーンスパイクとウィペットを装着。双六小屋から巻道分岐点までの急勾配には50cm程度、その先、双六台地に上がる急斜面では60cm位で、全体的にフカフカの新雪状態だったためズルズル崩れて歩きにくいがトレースがあったためまだマシだった。双六台地では30〜60cm位で、午前中は固い部分もあって比較的歩きやすかったが、午後の帰りは踏み抜きが多発した。

双六岳から三俣蓮華岳:
双六岳から先は積雪50〜70cm位で雪質は新雪ふわふわ。特に北側斜面にはそれ以上積もっている箇所もあった。トレースはなんとなくそれっぽいのが分かる程度にかき消されており、ほぼラッセルとなった。

その他周辺情報 登山者は少なかったが、各温泉旅館や施設は賑わっていた。登山者御用達のひがくの湯は、ひときわ明るくライトアップされ目立っていて賑やかそうに見えた。
今回は出来れば鷲羽岳までと考えてスタート。ギリギリヘッドライトは無しでいける明るさ。鷲羽岳まで行くにはちょっと遅いような感じだが、やっぱり甘くはなかった。
2021年10月30日 05:44撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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10/30 5:44
今回は出来れば鷲羽岳までと考えてスタート。ギリギリヘッドライトは無しでいける明るさ。鷲羽岳まで行くにはちょっと遅いような感じだが、やっぱり甘くはなかった。
左俣林道はちょうど晩秋といった感じの雰囲気。色づく木々が美しい。
2021年10月30日 05:52撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
10/30 5:52
左俣林道はちょうど晩秋といった感じの雰囲気。色づく木々が美しい。
笠新道の入口にある水場は稼働中。帰りは飲料を飲み干してしまったため、こちらでお世話になった。うまかった!
2021年10月30日 06:29撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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10/30 6:29
笠新道の入口にある水場は稼働中。帰りは飲料を飲み干してしまったため、こちらでお世話になった。うまかった!
わさび平小屋を通過。小屋閉めの作業や保守作業を何人もの方が朝早くから行っていた。このおかげで我々の楽しく安全な登山が守られている。
2021年10月30日 06:38撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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10/30 6:38
わさび平小屋を通過。小屋閉めの作業や保守作業を何人もの方が朝早くから行っていた。このおかげで我々の楽しく安全な登山が守られている。
小池新道入口を通過。今回も快晴だが、午後は曇ってくる予想なので、先を急ぐ。
2021年10月30日 06:52撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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10/30 6:52
小池新道入口を通過。今回も快晴だが、午後は曇ってくる予想なので、先を急ぐ。
小池新道はこの素晴らしい整備状況なので、快適に?急ぐことができる。
2021年10月30日 06:59撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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10/30 6:59
小池新道はこの素晴らしい整備状況なので、快適に?急ぐことができる。
標高が上がるにつれて穂高連峰の姿も見えるようになってくる。雪の量は先週と大差ないようだ。
2021年10月30日 07:10撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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10/30 7:10
標高が上がるにつれて穂高連峰の姿も見えるようになってくる。雪の量は先週と大差ないようだ。
槍ヶ岳の姿も見えてくる。飛騨沢は真っ白。
2021年10月30日 07:18撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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10/30 7:18
槍ヶ岳の姿も見えてくる。飛騨沢は真っ白。
手前に焼岳と、奥に乗鞍岳。快晴で空気も澄んでいて、遠くまでよく見える。
2021年10月30日 07:40撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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10/30 7:40
手前に焼岳と、奥に乗鞍岳。快晴で空気も澄んでいて、遠くまでよく見える。
荒涼とした弓折−大ノマの稜線。真っ青な空と茶色のコントラストが素晴らしい。
2021年10月30日 07:56撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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10/30 7:56
荒涼とした弓折−大ノマの稜線。真っ青な空と茶色のコントラストが素晴らしい。
鏡池に到着。気温−6.4℃。無風。池はバリバリに凍りつき、逆さ槍は見ることはできなかったが、この景色は素晴らしいの一言。
2021年10月30日 08:20撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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10/30 8:20
鏡池に到着。気温−6.4℃。無風。池はバリバリに凍りつき、逆さ槍は見ることはできなかったが、この景色は素晴らしいの一言。
槍ヶ岳アップ!
2021年10月30日 08:22撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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10/30 8:22
槍ヶ岳アップ!
大キレット。来年は是非とも行ってみたいと思う。
2021年10月30日 08:22撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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10/30 8:22
大キレット。来年は是非とも行ってみたいと思う。
弓折乗越を通過。このあたりから雪の量は多くなってくる。朝のうちなので程よい雪質で、滑り止めなしのまま先へ向かう。
2021年10月30日 09:01撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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10/30 9:01
弓折乗越を通過。このあたりから雪の量は多くなってくる。朝のうちなので程よい雪質で、滑り止めなしのまま先へ向かう。
弓折稜線に乗ってからは、常にこの絶景を右手に見つつ進む。手前に西鎌尾根、奥に槍ヶ岳、北鎌尾根。
2021年10月30日 09:14撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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10/30 9:14
弓折稜線に乗ってからは、常にこの絶景を右手に見つつ進む。手前に西鎌尾根、奥に槍ヶ岳、北鎌尾根。
双六小屋のだーれもいないテン場。双六池もバリバリに凍りついていて、すっかり冬山の様相。
2021年10月30日 09:44撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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10/30 9:44
双六小屋のだーれもいないテン場。双六池もバリバリに凍りついていて、すっかり冬山の様相。
双六小屋。しっかりと冬支度が整っている。少し寂しい気もするが、冬山ならではの光景。
2021年10月30日 09:45撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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10/30 9:45
双六小屋。しっかりと冬支度が整っている。少し寂しい気もするが、冬山ならではの光景。
双六台地に乗る急斜面には相当量の雪がついている。ワカンやスノーシューがあるとちょうど良い感じだった。
2021年10月30日 10:09撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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双六台地に乗る急斜面には相当量の雪がついている。ワカンやスノーシューがあるとちょうど良い感じだった。
双六台地に向けて急斜面を登る。トレースがあるのものの、フワフワの雪が60cm位の深さでズルズル崩れるため、ほとんどラッセル状態。
2021年10月30日 10:22撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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10/30 10:22
双六台地に向けて急斜面を登る。トレースがあるのものの、フワフワの雪が60cm位の深さでズルズル崩れるため、ほとんどラッセル状態。
台地に乗り上がる最後の急斜面は、カンカンに締め固まった雪でチェーンスパイクでは心もとなく、ウィペットが無かったら上がれなかったかもしれない。
2021年10月30日 10:33撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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10/30 10:33
台地に乗り上がる最後の急斜面は、カンカンに締め固まった雪でチェーンスパイクでは心もとなく、ウィペットが無かったら上がれなかったかもしれない。
双六台地に上がったら、この時間帯、雪が固く締まっており快適な雪山ハイクを堪能できた。ひときわ目立つトンガリは日本百名山笠ヶ岳。
2021年10月30日 10:43撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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10/30 10:43
双六台地に上がったら、この時間帯、雪が固く締まっており快適な雪山ハイクを堪能できた。ひときわ目立つトンガリは日本百名山笠ヶ岳。
天空の滑走路。この絶景を何度も振り返って眺めるものだから、ちっとも先へ進まない。しかも貸し切り。なんとも贅沢だ。
2021年10月30日 10:50撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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天空の滑走路。この絶景を何度も振り返って眺めるものだから、ちっとも先へ進まない。しかも貸し切り。なんとも贅沢だ。
双六岳山頂に到着!標高2860m,気温−3.9℃、風は穏やか。ここでのんびりと風呂敷を広げて絶景を眺めながらピクニックでもよかったのだが、更に奥地へと行きたい気持ちが勝り、すぐに出発。
2021年10月30日 10:58撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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10/30 10:58
双六岳山頂に到着!標高2860m,気温−3.9℃、風は穏やか。ここでのんびりと風呂敷を広げて絶景を眺めながらピクニックでもよかったのだが、更に奥地へと行きたい気持ちが勝り、すぐに出発。
それにしても双六岳からの眺望は素晴らしすぎる。遮るもののない360°の景色。
2021年10月30日 10:59撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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それにしても双六岳からの眺望は素晴らしすぎる。遮るもののない360°の景色。
黒部五郎岳もかなり近くに見ることができる。
2021年10月30日 10:59撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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黒部五郎岳もかなり近くに見ることができる。
雄大で美しい薬師岳の佇まい。写真では伝わりにくいが、とてつもなくデカい!
2021年10月30日 10:59撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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10/30 10:59
雄大で美しい薬師岳の佇まい。写真では伝わりにくいが、とてつもなくデカい!
これから進む稜線。ここから見る限りは、そう苦労もなく歩けそうかなと思ったのだが、それは甘かった。
2021年10月30日 10:59撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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10/30 10:59
これから進む稜線。ここから見る限りは、そう苦労もなく歩けそうかなと思ったのだが、それは甘かった。
今いちばん登りたい山のひとつである野口五郎岳。雪を纏っていて白いが、雪がなくても白い。
2021年10月30日 11:01撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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10/30 11:01
今いちばん登りたい山のひとつである野口五郎岳。雪を纏っていて白いが、雪がなくても白い。
黒部五郎岳の広大なカール。来シーズンはこのコースで行ってみようと思う。出来ればテント泊で!
2021年10月30日 11:01撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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10/30 11:01
黒部五郎岳の広大なカール。来シーズンはこのコースで行ってみようと思う。出来ればテント泊で!
容姿端麗が際立つ岐阜の名峰笠ヶ岳。ここから見る笠ヶ岳が最も好きだ。しかも雪を纏っているので更に美しい。
2021年10月30日 11:02撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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10/30 11:02
容姿端麗が際立つ岐阜の名峰笠ヶ岳。ここから見る笠ヶ岳が最も好きだ。しかも雪を纏っているので更に美しい。
遙か彼方に雪を纏った白山の姿。積雪の白山も今ならギリギリ行けそう。
2021年10月30日 11:03撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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10/30 11:03
遙か彼方に雪を纏った白山の姿。積雪の白山も今ならギリギリ行けそう。
双六岳ー三俣蓮華岳の稜線上にある丸山のたおやかな姿。標高2854m。今回はラッセルでキツイ思いをしたが、天気の良い無雪期には絶景のハイキングができること間違いなしの素晴らしいコース。
2021年10月30日 11:20撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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10/30 11:20
双六岳ー三俣蓮華岳の稜線上にある丸山のたおやかな姿。標高2854m。今回はラッセルでキツイ思いをしたが、天気の良い無雪期には絶景のハイキングができること間違いなしの素晴らしいコース。
丸山を超えてもキツいラッセルは続く。北側斜面と東側斜面に多くの雪がある。
2021年10月30日 11:44撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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10/30 11:44
丸山を超えてもキツいラッセルは続く。北側斜面と東側斜面に多くの雪がある。
後もう少し!見えているが、なかなか近づいてこない三俣蓮華岳の山頂。ラッセルと藪ズボがキッツイ!
2021年10月30日 11:56撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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10/30 11:56
後もう少し!見えているが、なかなか近づいてこない三俣蓮華岳の山頂。ラッセルと藪ズボがキッツイ!
這々の体でなんとか三俣蓮華岳に登頂!標高2841m、気温−3.2℃、風速3〜5m/s。ラッセルで大量の汗をかいてしまったため、誰もいないのをいいことに、ここで着替えた。しかし裸になると突き刺すような寒さ!普段身に纏うウェアに守られていることを実感する。この時間では鷲羽岳まではとても無理。ここでランチと絶景を堪能することにした。
2021年10月30日 12:08撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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10/30 12:08
這々の体でなんとか三俣蓮華岳に登頂!標高2841m、気温−3.2℃、風速3〜5m/s。ラッセルで大量の汗をかいてしまったため、誰もいないのをいいことに、ここで着替えた。しかし裸になると突き刺すような寒さ!普段身に纏うウェアに守られていることを実感する。この時間では鷲羽岳まではとても無理。ここでランチと絶景を堪能することにした。
360°遮るものがない三俣蓮華岳の山頂。黒部五郎岳のカールがより間近に見ることができる。迫力がすごい。
2021年10月30日 12:09撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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10/30 12:09
360°遮るものがない三俣蓮華岳の山頂。黒部五郎岳のカールがより間近に見ることができる。迫力がすごい。
大きく翼を広げる鷲羽岳の絶景。雪を纏って羽ばたく鷲羽岳の姿はそうそうお目にかかれるものではないだけに喜びもひとしおだ。
2021年10月30日 12:10撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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10/30 12:10
大きく翼を広げる鷲羽岳の絶景。雪を纏って羽ばたく鷲羽岳の姿はそうそうお目にかかれるものではないだけに喜びもひとしおだ。
雲ノ平もかなり近くに見ることができる。山荘の窓がキラキラと輝いていた。ということはまだ営業中?
2021年10月30日 12:10撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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10/30 12:10
雲ノ平もかなり近くに見ることができる。山荘の窓がキラキラと輝いていた。ということはまだ営業中?
水晶岳(黒岳)もこの迫力で見ることができる。今年もう一度行ってみたかった水晶岳。来年また会おう!
2021年10月30日 12:11撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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10/30 12:11
水晶岳(黒岳)もこの迫力で見ることができる。今年もう一度行ってみたかった水晶岳。来年また会おう!
遙か眼下には、ぽつんと一軒家な三俣山荘。あんなにも下まで降りて、また鷲羽岳まで雪の付いた斜面を登ってそのまま日帰りするなんて今の自分にはとても無理。鍛えて来シーズン以降にやってみたい。
2021年10月30日 12:11撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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遙か眼下には、ぽつんと一軒家な三俣山荘。あんなにも下まで降りて、また鷲羽岳まで雪の付いた斜面を登ってそのまま日帰りするなんて今の自分にはとても無理。鍛えて来シーズン以降にやってみたい。
奥に立山連峰、手前にはたおやかな祖父岳の姿。北アルプスの最深部の様子が一望のもと。
2021年10月30日 12:11撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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奥に立山連峰、手前にはたおやかな祖父岳の姿。北アルプスの最深部の様子が一望のもと。
光当たり方で刻一刻と見え方も変わってくる雪の山岳風景。1回として同じ姿を見せることのない景色を楽しむのも冬山の醍醐味の1つだ。これからも安全第一で楽しみたい。
2021年10月30日 12:12撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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10/30 12:12
光当たり方で刻一刻と見え方も変わってくる雪の山岳風景。1回として同じ姿を見せることのない景色を楽しむのも冬山の醍醐味の1つだ。これからも安全第一で楽しみたい。
北アルプス最深部の全景。まだ真っ白になり切れていない夏の名残を残す風景。初冬ならでは。
2021年10月30日 12:12撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
7
10/30 12:12
北アルプス最深部の全景。まだ真っ白になり切れていない夏の名残を残す風景。初冬ならでは。
日が暮れる前には下山したいので名残惜しいが山頂をあとにする。さらば奥深き北アルプスの山々たち!出来れば今年もう一度行かせてほしい!
2021年10月30日 12:35撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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10/30 12:35
日が暮れる前には下山したいので名残惜しいが山頂をあとにする。さらば奥深き北アルプスの山々たち!出来れば今年もう一度行かせてほしい!
帰りは自分のトレースがあるとはいえ、ほとんどラッセルに近い感じで苦しいが、絶景がお供してくれるのが励みだ。奥に大天井岳と手前には硫黄尾根。
2021年10月30日 12:35撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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10/30 12:35
帰りは自分のトレースがあるとはいえ、ほとんどラッセルに近い感じで苦しいが、絶景がお供してくれるのが励みだ。奥に大天井岳と手前には硫黄尾根。
双六一三俣蓮華の稜線。フカフカの新雪歩きはある意味厳冬期よりもキツいかも。でも厳冬期ではここまで到達すること自体が難しいだろうから、この風景を見られるのは貴重だ。
2021年10月30日 13:00撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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10/30 13:00
双六一三俣蓮華の稜線。フカフカの新雪歩きはある意味厳冬期よりもキツいかも。でも厳冬期ではここまで到達すること自体が難しいだろうから、この風景を見られるのは貴重だ。
名峰笠ヶ岳を前方に見るのが励みになる。
2021年10月30日 13:03撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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10/30 13:03
名峰笠ヶ岳を前方に見るのが励みになる。
双六岳まで戻ってきた。雲海と笠ヶ岳のコラボレーションがまるで神様の領域のよう。
2021年10月30日 13:34撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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10/30 13:34
双六岳まで戻ってきた。雲海と笠ヶ岳のコラボレーションがまるで神様の領域のよう。
北アルプス最深部の山々が遠くになりつつある。さらばじゃ!
2021年10月30日 13:34撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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10/30 13:34
北アルプス最深部の山々が遠くになりつつある。さらばじゃ!
午前中とは見え方が違う双六台地からの天空の滑走路。光と影の織りなす造形美にウットリしそうなほど。
2021年10月30日 13:44撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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午前中とは見え方が違う双六台地からの天空の滑走路。光と影の織りなす造形美にウットリしそうなほど。
このあと、急速に雲やガスが流れ込んでくる。風もやや強くなってきた。荒れてきそうな雰囲気が漂い始める。先を急ぐ。
2021年10月30日 13:56撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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10/30 13:56
このあと、急速に雲やガスが流れ込んでくる。風もやや強くなってきた。荒れてきそうな雰囲気が漂い始める。先を急ぐ。
ガスと雲が速い速度で上空を通過していく。ここから先の時間帯、槍は完全に姿を消した。
2021年10月30日 14:03撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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10/30 14:03
ガスと雲が速い速度で上空を通過していく。ここから先の時間帯、槍は完全に姿を消した。
雲が次々と通過したり青空が見えたり。冬らしい空模様だが、こういうのを見ると恐ろしさも感じる。
2021年10月30日 14:09撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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10/30 14:09
雲が次々と通過したり青空が見えたり。冬らしい空模様だが、こういうのを見ると恐ろしさも感じる。
雲に飲まれつつある山々。急ぎたいところだが、この先のアップダウンが消耗した脚には実に堪える。
2021年10月30日 14:12撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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10/30 14:12
雲に飲まれつつある山々。急ぎたいところだが、この先のアップダウンが消耗した脚には実に堪える。
林道まで戻ってくればもう安心。この辺りの標高では紅葉が真っ盛り。高山帯の冬景色が嘘だったみたいだ。
2021年10月30日 16:31撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
10/30 16:31
林道まで戻ってくればもう安心。この辺りの標高では紅葉が真っ盛り。高山帯の冬景色が嘘だったみたいだ。
水墨画風の錫杖ヶ岳。
2021年10月30日 16:46撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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10/30 16:46
水墨画風の錫杖ヶ岳。
ギリギリヘッドライトを灯すことなく下山することができた。これからの季節日が暮れるのが早いので時間配分には気をつけたい。
2021年10月30日 17:16撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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10/30 17:16
ギリギリヘッドライトを灯すことなく下山することができた。これからの季節日が暮れるのが早いので時間配分には気をつけたい。

感想

先週は槍ヶ岳を『登る』ハイクだったので、今週は槍ヶ岳を『見る』ハイクをと思い、双六岳方面へ。今回は時間の制限も特に無いため、欲張って槍ヶ岳だけでなく、この時期の雪を纏った北アルプス最深部の山々に間近まで迫ってみたいと考えて、出来れば鷲羽岳までと考えていたのだが、そこは初冬積雪の北アルプス最深部、甘くはなかった。途中からラッセルが続き、とても鷲羽岳までは時間も体力も持たない。帰りの時間や体力のことも考えて、今回は三俣蓮華岳までとした。鷲羽岳までなんて欲張った自分を少々恥じた。それでもこの三俣蓮華岳からの眺望は素晴らしく、雪を纏った鷲羽岳や水晶岳、雲ノ平や黒部五郎岳、薬師岳の絶景をかなり近くに見ることができ、十分に満足出来るものだった。北アルプスでも特に雪深いこの界隈に行けるのは恐らく今年最後となるだろう。雪を纏った北アルプス最深部の山々はそう簡単には見られない。その姿をしっかり目とカメラに焼き付けた。


以下備忘録

着用衣服・装備(スタート時):
メリノウールのベースとタイツ、フリースジャケット、靴下(厚手)、ソフトシェルパンツ、薄手のグローブ、3シーズンブーツ、ゲイター

持参装備・衣服(状況により使用する物など):
チェーンスパイク(使用)、12本爪アイゼン、ハードシェル上下(上のみ使用)、ビーニー、ヘルメット、ウィペット2本(使用)、予備Tシャツ(使用)、予備フリース(使用)、予備靴下、化繊中綿パンツ、ダウンジャケット、ビビイ、夏用化繊シュラフ、タープ、厳冬期のグローブ、ヘッドランプ2個、調理器具1式、予備のGPS機

飲・食料:ポカリ3リットル(全量消費、足りず)、薄皮アンパン5個入(消費)、カップラーメン2個(消費せず)、ブラックサンダー3個(1個消費)、小魚ナッツ20グラム入り(消費)、棒状の大きめのカルパス(消費せず)

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