前穂高岳
- GPS
- 09:53
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 1,620m
- 下り
- 1,617m
コースタイム
- 山行
- 8:35
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 9:53
天候 | 午前中は快晴、午後はガス気味。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
◎ 重太郎新道は上りも下りもなかなかきついルートですが、コース自体は極めてよく整備されていて、危険箇所はなかったです。 |
その他周辺情報 | 温泉:「ひらゆの湯」 |
感想
前穂高岳は日帰りだときついかな…とおもっていたのだが、先週の燕岳日帰りが体力的にはまだ余裕があるかなという感じだったのに気を良くして日帰りにチャレンジ!燕岳(中房温泉ピストン)がコースタイム7時間ちょい・コース定数30ちょいで、前穂高岳(重太郎新道ピストン)はコースタイム10時間ちょい・コース定数40くらい、なのでギリギリいけるのでは、と。
結果的には、確かにこの辺りが自分の体力的限界という感じ。
上高地〜岳沢小屋までは本格的な登山装備がなくてもこられそうなハイキングコース。「何合目」の看板がこまめに(標高差で言うと70mくらいごと、登り時間で言うと10〜15分ごとくらい?)出てきて、リズムをつかみやすい。
岳沢小屋で持ってきたバナナを食べる。重い行動食から食べる作戦。岳沢小屋は水場が枯れたとのことで大変そうだった。トイレで手を洗う水もなかった。
ちょっと休憩して、重太郎新道に出発。終始雲ひとつない快晴で、西穂〜ジャンダルム〜奥穂〜吊尾根〜前穂の稜線がよく見える。地形図上でジグザグのルートが終わったあたりで大きな岩の細い割れ目?を通過して、かなり長いハシゴがあり、この辺りから本格的な岩場。クサリ場とハシゴが連続するが、クサリは登りでは使わなくても登れそう。カモシカの立場(ってどう言う意味?)、岳沢パノラマ、雷鳥広場、という特徴的な名前の展望スポットを経て紀美子平へ。技術的にはすごく難しいわけではないが、急勾配がずっと続くので後半はかなりバテてしまった…
紀美子平は奥穂から吊尾根経由で来た人もいて賑わっていた。週末を利用して1泊2日で涸沢→奥穂→岳沢、なのだろうか(これも体力的にきつそう…)。ガスってきそうなので早く山頂を目指したいのだけど、重太郎新道を登り切った疲れでついダラダラしてしまう。バナナ、おにぎり、月餅を食べて元気を出す。
紀美子平〜山頂も、空荷で一息に登れると思いきや意外と長い。技術的に怖いところはほぼないが、休憩で回復したはずの元気がすぐ萎んでいく…(あとこの高度だと風が強いので、好天でも軽い防寒着は持っていくと安心かもしれない、と思った。水は持っていったが不要だったかも)
山頂に着いた頃はあいにくのガス。晴天だと360度槍穂高連峰・涸沢・上高地など全部見通せるらしいので、残念…。あともう少し急いで登れていれば…
重太郎新道の下りは筋肉がずっとプルプルしていた、疲労が溜まったところでの岩場の下りは本当に気を使う。バスの前に温泉に入ることだけを目標にして必死に下り続け、岳沢小屋での休憩もそこそこに上高地へ下山。
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