Milford Track New Zealand 世界一綺麗な散歩道4日間のトレッキング ニュージーランド ミルフォードトラック

2008年04月11日(金) 〜 2008年04月14日(月)

• GPS: 75:20
• 距離: 55.1km
• 登り: 2,743m
• 下り: 2,858m

コースタイム

1日目→12:50グレイドワーフ-15:00山小屋
2日目→9:00山小屋-17:00山小屋
3日目→9:00山小屋-11:00マッキノンパス-12:00世界一綺麗なトイレ-15:00サザーランドフォール-17:00山小屋
4日目→9:00山小屋-15:00サンドフライポイント

天候

1日目〜4日目:晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 船

テ・アナウまでは自家用車。そこからスタート地点のグレイドワーフまではバスと船。ゴール地点のサンドフライポイントからミルフォードサウンドまでの船もツアーに入っているが、ミルフォードサウンドから自家用車の置いたテ・アナウまでは事前にバスを予約しておいた。

ミルフォードトラックのトレッキングのスタート地点とゴール地点には、基本的には船で行く事しかできず、バス、船の交通手段と山小屋は人数制限のある完全予約制。

コース状況／危険箇所等

1日目と2日目は氷食地形のU字谷の川沿いのゆるやかな登りを歩き、3日目に峠越え、4日目にまたU字谷の川沿いを下り、海に出るというコースです。

全工程非常に整備された道で、スニーカーでも問題なく歩く事が出来ました。また、危険な動物もおらず、非常に安全なトレッキングとなります。

ただ、水辺ではサンドフライという、とても小さな虫が多く生息しておりまして、彼らが人間を見ると寄ってきて刺してきます。刺された部分がとても痛痒くなる以外無害ですが、痛痒いのが非常に長い期間続き、あまり薬も効かないので注意が必要です。

ゴール後のミルフォードサウンド周辺には何も無いので、事前に予約したバスでテ・アナウへ帰るか、ミルフォードサウンドに1件のみあるバックパッカーに泊まる必要があります。

ミルフォードサウンドでは、フィヨルド内をクルージングするツアーやシーカヤックで巡るアクティビティーもあり、ニュージーランドでも有数の観光地となっております。

写真

4/11 12:37

この船でテ・アナウ湖を縦断し、スタート地点へ行きます。

4/11 12:43

スタート地点

4/11 12:58

広く、非常に整備された道。峠越え以外はだいたいこのような道が続きます。

4/11 13:03

豪華なコースの宿です。ミルフォードのトレッキングは2パターンあり、交通手段と山小屋のみの工程とガイドがついて装備も何も持っていかなくてよいツアーがありますが、非常に高価なツアーとなっています。

4/11 13:03

山小屋の場所が異なるため、鉢合わせする事もありません。

4/11 13:07

水が非常に綺麗です。

4/11 13:08

水が非常に綺麗です。

4/11 13:10

水が非常に綺麗です。

4/11 13:12

水が非常に綺麗です。

4/11 13:16

つり橋が水に反射しています。

4/11 13:41

これは何の木でしょうか。大木です。あまり見られませんでした。

4/11 13:54

景色が反射しています。

4/11 13:56

水が非常に綺麗です。

4/11 14:03

1泊目の近所です。木道がしっかりできています。

4/11 14:03

コケがびっしりです。

4/11 14:04

山小屋の近くにあった散策コースです。

4/11 14:05

遠くの山の上に氷河が見えます。

4/11 14:05

だんだんと氷食地形がわかるようになってきます。

4/11 14:07

コケがびっしりです。

4/11 14:07

木道がしっかり整備されています。

4/11 15:10

1泊目の山小屋です。

4/11 16:31

1泊目の山小屋です。

4/11 16:55

頂上付近は岩がむき出しです。

4/11 16:57

両側にはコケがびっしりです。

2/6 14:49

水が綺麗です。

4/11 17:02

基本的に川と平行したルートです。

4/11 17:09

やはり水が綺麗です。

4/12 9:38

小さな野鳥がいます。

4/12 9:51

静かな朝。川の水面に風景が反射しています。

4/12 10:21

頂上付近は岩がむき出しです。

4/12 10:30

川沿いの為、このような水溜りもよくあります。

4/12 10:32

両側は温帯雨林。コケがびっしりです。

4/12 10:34

かなり垂直な崖です。

4/12 10:35

水溜りがあります。

4/12 10:40

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雨が降れば滝になります。

4/12 11:10

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このあたりからだんだんと氷食地形のU字谷がわかりやすいです。

4/12 11:17

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4/12 11:24

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反射して見えますね。

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哺乳類が存在しなかったニュージーランドですが、人間がハンティングの為に放った鹿が野生化しています。

4/12 11:41

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4/12 12:13

4/12 12:13

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野鳥が人を恐れずやってきます。

4/12 12:19

水面が静かです。

4/12 12:19

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氷河が近づいてきました。

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こんな所にバスストップ！？

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4/12 14:19

4/12 14:19

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こうやって時々コーヒーを飲みました。しかし水辺だとサンドフライが寄ってきます…

4/12 14:19

4/12 15:03

あの向こうに見えるのが3日目に超えるマッキノンパスです。

4/12 15:04

雨の日には全て滝になるそうです。

4/12 15:04

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滝がありますね。

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4/12 15:43

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4/12 15:49

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2泊目の山小屋です。

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山がすぐそばです。

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工程のハイライト、マッキノンパスを登ります。

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見事な氷食地形です。

4/13 10:28

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4/13 10:45

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氷河も近づいてきました。

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ケアという鳥です。

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4/13 11:03

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断崖絶壁でした。

4/13 11:05

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4/13 12:00

日本には存在しない、見事なU字谷です。

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4/13 12:08

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世界一綺麗なトイレ、と呼ばれているらしいです。中も非常に綺麗でした。

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かつてはこの辺り全て氷河に覆われていたのでしょう。

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ケアです。

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雨が多いため、森に入るとこのような風景です。

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ニュージーランド最大の滝、サザーランドフォールです。

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2/16 23:32

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4/14 8:13

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4/14 9:18

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くりぬかれた岩の中です。

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有名なミルフォードサウンドです。

4/14 15:09

この角度からこのフィヨルドが見られるのはミルフォードトラックを歩いた者のみです。

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4/14 15:45

4/14 15:53

撮影機器：

μ830 オリンパス

FOMA L704i LGエレクトロニクス

装備

個人装備

40ℓバックパック

1

モンベルチャチャパック

寝袋

1

化繊のもの

スニーカー

虫さされ薬

共同装備

バーナーヘッド

1

クッカーセット

1

ガスカートリッジ

2

食料・水

4日分

感想

houzanji

世界一綺麗な散歩道と言われている、ニュージーランド南島のミルフォードトラック。サザンアルプスの美しい氷食地形の中を4日間かけて歩くコースですが、非常に雨の多い地域として知られておりまして、参加した際には4日間とも晴れてくれたお陰で、美しい景色を満喫する事が出来ました。近くに全く都市が無い為、星空も美しく、サザンアルプスがどれだかわからないくらい星が沢山見えました。夜に山小屋周辺を散策すると、土ホタルも見る事が出来ました。

非常に雨の多い地域ですので、植生が多様で、山を見ると氷河があるのに、森の中は温帯雨林と呼ばれるコケに覆われたジャングルの様な風景となっており、世界でも珍しいコントラストを醸し出しております。

さすが野鳥の王国と呼ばれていることもあり、色々な野鳥の姿を見る事が出来ました。一緒に工程を過ごした方の中で、夜中にニュージーランドの国鳥キウイを見たと言っていた方もおられました。

ただ、お金の無い留学中にそれほど知識無しで参加してしまったので、装備も疎かだった為、雨が降っていたらと思うと恐ろしく感じます。

山小屋にはコンロのみの設備の為、寝袋や4日間の食材は必携となります。もちろん電源も無い為、デジカメなどはバッテリーに注意をするかソーラー充電する装備があれば良いかと思います。

4日の工程はバスや船、山小屋など全て完全予約制で人数制限があり、ツアーというわけではないのですがずっと同じ人と行動するので、自然と会話を交わすようになりますので、仲良くなる事が出来ます。観光立国のニュージーランド、色々な面で整備が行き届いており、海外からの旅行者を増やそうとしている日本も見習う点も多いかと思いました。
ぜひもう一度行ってみたいですね。