不動堂山−福連寺山 周回 【ワカン筋トレ山行】
- GPS
- 04:32
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 738m
- 下り
- 747m
コースタイム
8:13 林道柄沢線終点(誤ルート
8:47 登山道尾根復帰
9:38 不動堂山山頂 (10:07 下山開始
11:25 福連寺山山頂
11:42 林道ゲート入口
天候 | 曇りのち雨・雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
福田石材のきのこ工場さん脇から入る。 この日は平日で きのこ工場の門が開いていたために従業員の方に了承を頂き林道手前のゲートまで車で入ることが出来た。土日にきのこ工場の門が開いているかはすんませんが不明。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●林道〜不動堂山 林道を進むと左手に不動堂山の道標があるので見落とさないように。 杉林の斜面をつづら折れに付けられた登山道で尾根を目指す。 上がりきると鉄塔がありここより徐々に雪深くなっている。 トレース通りに進むと沢方向に下りてしまうため要注意。 夏道であれば道標が見えるのかも知れないが今回は見つけられず。 本線は非常に歩きやすい尾根道が続くが時折南方向から突き上げられる冷たい強風が轟音と共に襲ってくる。 今回は降雪なく地の雪も湿っていたために吹雪とはならなかったが注意が必要。 この日は山頂までで深雪部は50〜60cm。 ●不動堂山〜福連寺山〜林道入口 北側斜面に下りられる登山道が拓かれている。 中盤まではそれほどの斜度は無いために快適に歩くことが出来る。 右手の沢音を聞きながら左手には権現・神戸・白山などの連山が望めそう。 この日は箇所によって積雪が薄いため雪下の濡れた落ち葉層に足元を掬われるしばしば。 福連寺山の手前と越えてから麓に下りるまでにはかなりの急登がある。 雪の量が増えれば別だが今時期だとすっ転ぶ可能性が高いので注意されたい。 |
写真
感想
突然やってきた平日休み(´_ゝ`)
決まったのは前日の木曜、この日は深々と雪が降り平野部でも20cmの降雪を観測。
川内近辺で狙っていたコースはどれも高めで長めのため
今回は程よい高さと難易度を鑑み こちらの菅名山塊のルートを選択した。
●出発〜尾根歩き
事前情報通り福田石材のきのこ工場に向かう。
平日なので従業員の方がいらっしゃり
「工場奥の林道手前に停めても良いよ♪」と仰っていただき感謝する。
初っ端から風が顔面を切りつける( Д )゜゜
「帰ったら目だし帽を購入する! 山中で変態と思われてもイインダ!」
とか思ったが風には結構スグに慣れてきた(笑
林道を5分ほど進むと左手に登山道が出てくるため傾注頂きたい。
この日、取付きから鉄塔までは積雪が無いものの落ち葉で若干滑る。
それでも過日の権現よりは杉の木が多いためにそれほど足場は悪くない。
鉄塔を過ぎるに連れて徐々に積雪が増え加えて強めの風が吹きつける。
登山道に沿って歩くといつしか下り道になり そのうち沢まで下りてしまう。
途中で地形図を確認すれば良かったものの明らかな登山道とおぼろげなトレースを頼って大失敗。
200mほどの名もなきピークをぐるっと回ってしまったらしい(笑
気を取り直して斜面を登り切ったものの尾根に上がる登山道が見つけられずバリで入る。
予想よりも楽に尾根に復帰するも南側よりとんでもない強風が突き上げてくる。
この時は小雨と小雪が交互に舞っていたが 「ゴゴー」と雷のような音が右手にしたかと思うと
それら雨と雪が横殴りでコチラを襲ってくる。
今日は湿った雪で助かったがパウダーベースか吹雪であったらひとたまりもない。
晴天の翌日には一晩でクラストベースになると思われるほどの風圧だ。
●不動堂山頂へ
尾根歩きの最中、積雪が膝下まで来たところでワカンを装着。
(実際は長靴ラッセルでも問題ないがせっかくなので(´_ゝ`)
そこまでの積雪でないために大きな浮力は感じられないものの安定感は抜群。
雪ダンゴはそれほど付かないがワカンの上に雪が乗って重い(笑
ビニテとシリコンスプレーで多少のカスタマイズをしたが効果のほどは不明。
不動堂山頂着。
有難いことに 雨・雪の晴れ間であったために着替え・昼食・撮影と上手く済ませて下山に入る。
●福連寺山への尾根道
地形図には緩やかな尾根が見てとれるが登山道はなるほど結構な急斜が出てくる。
こちらはつづら折れではなく幾分直登気味だが積雪があり難なく下山できる。
南に向かっていた道を西側に右折する際に唯一の福連寺山行きの道標がある。
西へ向かう尾根道は綺麗にP268を取っており北側にある通ってきた尾根を眺めながら沢音に耳を澄ます。
(というか結構な轟音.
左手南側には白山や雷山が望めるが杉林に阻まれて気が向いた時にしか顔を覗かせない。
途中で尾根を右手に外れる分岐があるが道標などは一切ない、ご注意を。
そして福連寺山への最後の急登がキツイ。
権現で痛い目に会ったので忘れずに持ってきたT字ポールが活躍した。
福連寺山到着。
広めの平地があるが大昔に城があったらしくなるほどそのような佇まい。
雨が強くなってきたため足早に下山する。
●福連寺から林道入口を目指す
この傾斜がまたキツイ。
3〜4度は大げさに転んでしまい落ち葉と泥にまみれたザックを見ながら一人でシャウトする。
麓まではほんの15分ほどであったがこの15分がこの日で一番辛かった気がする。
お昼休憩?らしき工場のお姉さまに挨拶をしながら車止めしてある林道を目指し無事帰還する。
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今回はお試しワカンをメインに伺った山行。
地形図に登山道の記載はないがネット情報ではいくつか確認が出来た。
途中で飲料のペットボトルを車中に忘れたことが分かりかなり萎えた分、山頂のチリトマが旨く感じた!
今回からお湯沸かし短縮のためだけにポットを持参したためチリトマ調理は快調。
しかし食後にはどうしようもなく喉が乾いてしまい「そりゃそうだわ。」と反省した。
初のワカンは予想よりスムーズに動けるもののやはり多少は太ももにストレスを感じる。
それにこの程度の積雪などで大きな恩恵は感じられなかったものの安心感は感じられた。
引き続き少しずつカスタムしていきたい。
危険個所などは少ないがやはり吹き上げの風が強いために十分にご注意頂きたい。
道標がほとんど無いために地元の方が楽しんでおられるコースかも知れない.
要所で整備の跡が見られたためにこの場をお借りして有志の方には御礼を申し上げます(*・∀・)b
新潟や日本海側は週末に寒波がやってきますので十分にお気を付けを。
今回も素敵な山にお伺い出来ました。
ありがとうございました〜ヾ( ゜∀゜)ノ゛ヒョー♪
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コメント
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pusukeさん、ワカンデビューおめでとうございます。
つぼ足で歩くより楽だったと思いますが、履いてみた感想はどうでしたか?
雪が無いところを歩くと紐がすり減りますのでご注意を。
こんにちは^^v
ようやくデビューすることが出来ました!
ありがとうございます!
ワンタッチの割には取付に手間取ってしまいまして
素手でやりましたら手がかじかんでしまいましたね。
修行が必要です(汗
やはり膝ほどの積雪でも楽に感じました。
踏み込んだ足を上にあげず前に出してしまうと
ゴッソリと雪が乗ってしまうために少しコツが要りますね!
本日は久しぶりに程よい筋肉痛が心地よいです。
今シーズンは春まで低山にて練習に励みます♪(*・∀・)b
お疲れ様です。
低山とは言え、雪山は別物。くたびれたことでしょう。
60センチの積雪は、わかんが重くなって筋肉痛になりますよね。
私もトレーニングしたいのですが、何だかんだでできてません。筋力UPしなければ
しかし、疲れて食べる温かいチリトマは最高のごちそうですよね!
次はいつ行けるかなぁ(遠い目)
おはようございます^^v
やはり夏道とは違った疲れ方になりますね(´_ゝ`)!
せっかくなのでもう少し積もっていた有難かったのですが
初回にしては十二分に楽しめたと思います♪
ワタシから見たらDSAさんにはビルドアップの必要が無いほど
出来上がっていると思うのですがね!
かの山での「ほぼ直登岸壁登り」が目に焼き付いています(*・∀・)b
今夏、ワタクシがお邪魔しました京都の皆子山での遭難報道がありました。
低山でも侮れませんね・・・。
DSAさんの雪山レコ、楽しみにしておりますよー!!!
pusukeさん、こんにちは
ついにワカン購入したんですね〜
すぐそばに雪があって、試したり練習したりできるのがうらやましいです
アルガも最近スノーシューを買ったのですが、お試しできるのは年明けになりそうです
でわでわ
こんばんわっ^^v
買っちゃいましたよ!
ここだけの秘密です(笑
lizhiさんのワカンと同型なのですが
不器用ですので紐で縛るタイプではなくゴムで引っ掛けるタイプですよ♪
エェェェエ( Д )゚゚!!
スノーシューゲットですか??いいっすねぇ◎
こちらの雪事情を考えますとスグに実践出来るのも考え物です(笑
アルガさんは雪なんて無くても近所の芝とかでやってそうですが(*・∀・)bナンテ♪
UP楽しみにしてますよっ!!!
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