鳳凰三山（薬師岳・観音岳のみ）を夜叉神よりテント泊にてピストン

2013年12月29日(日) 〜 2013年12月30日(月)

• GPS: 32:00
• 距離: 19.5km
• 登り: 1,547m
• 下り: 1,545m

コースタイム

12月29日
9:15　夜叉神峠登山口出発
10:27　夜叉神峠着（10分休憩）
12:20　杖立峠着（25分休憩　昼飯）
14:35　苺平着（5分休憩）
15:07　南御室小屋着（テント泊）

12月30日
7:00　南御室小屋出発
8:01　薬師小屋着
8:15　薬師岳山頂着（15分休憩）
9:00　観音岳山頂着（15分休憩）
10:50　南御室小屋着（テント撤収作業）
12:25　南御室小屋出発
15:10　夜叉神峠着（15分休憩）
16:03　夜叉神峠登山口着

天候

二日間とも晴天

アクセス

利用交通機関：

自家用車

登山口の駐車場は午前9時段階で9割方埋まっていました。

コース状況／危険箇所等

危険箇所は特になし。稜線は風が強かったです。

初日の南御室小屋までは雪道ですがアイゼンは使いませんでした。
南御室小屋から森林限界までは急登なのであったほうが良いですが、そこから先は雪が飛んでいるところが殆どで、アイゼン装着の必要性はあまりないです（むしろ無いほうが登り易いかも）。
帰りは登山口まで荷物が重いのでスリップ防止の為着用しました。
付けている人とそうでない人は半々ぐらいですかね。

観音岳までならピッケルはいりません。ストックがあれば十分かと。

写真

12/29 9:14

登山口です。
ここから雪道でした。

12/29 10:27

夜叉神峠。

12/29 12:45

杖立峠。
奥に大きなテントが一張。翌日もそのままあったので大学かなにかの訓練でしょうか。

12/29 14:36

苺平。
日陰は寒いです。

12/29 15:07

やっとこ南御室小屋着。

12/29 15:07

そのテント場。
この日は10張程度。
スコップはあったほうが整地等に便利。

12/30 7:52

森林限界超えて少し登ると薬師岳が見えます。
この辺りからアイゼンは不要かも。

12/30 7:53

振り返ると太陽の下に富士山。

12/30 8:01

薬師岳小屋。
1月4日までやっているそうです。

12/30 8:09

薬師岳への登山道。
意外と急登なれど短いです。

12/30 9:48

薬師岳山頂。
ご覧の通り雪は飛んでしまい無いです。

12/30 8:20

観音岳に続く稜線。

12/30 8:22

北には北岳。ずっと見えます。

12/30 8:36

その左奥には仙丈ヶ岳。

12/30 9:03

南に目を転じれば八ヶ岳連峰。

12/30 9:17

観音岳直下の登り。

12/30 9:12

そして観音岳山頂。

12/30 9:16

再度、北岳。

12/30 15:23

夜叉神峠にヘロヘロで戻ってきました。

12/30 16:15

そして登山口に帰還。

撮影機器：

α NEX-6 SONY

感想

bellwin

久々に厳冬期のテント泊をしたくてどこかへ行こうと思い、冬には行ったことのない鳳凰三山へ。

寒かったです。稜線は風も強かったです。
でも今の時期（年末年始）でこのコース（観音岳までのピストン）なら、冬山の中ではそれほど厳しいコースではないと感じました。

もちろん二日とも晴天だったということもありますが、危険箇所は特にありませんし、ピッケルは無用の長物、アイゼンも小屋泊まり等の軽荷なら12本はオーバーかなぁ、という感じです。（実際、使用してない人や6本を装着している方も結構見かけました）。稜線はアイゼン装着しないほうが歩きやすいです（私は外すのが面倒で履きっぱなしでしたが）。今回はトレースもバッチリでワカンも必要ありませんでした。

但し歩く距離が長く南御室小屋まではずっと雪道なので滑りやすく体力は消耗します。
日陰も多く、稜線は風も強いので寒さ対策はしっかりしたほうが良いでしょう。
及び日帰りだとかなりヘビーかも知れません。

南御室小屋は屋外に水が出ていましたので助かりました。
トイレも冬季用が使用出来ます（しかも男女別）。
テント場は雪が一面ですので整地の為にスコップはあった方が便利かと。

最終的には地蔵岳まで行きたかったのですが、朝寝坊してしまい早々に断念。観音岳まででも十分堪能できましたが、ちょっぴり後悔しています。