登り初めは納古山【岐阜県】大牧谷〜ワイルドな小牧谷
- GPS
- 05:04
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 627m
- 下り
- 621m
コースタイム
7:56 牧ヶ洞林道入口
8:49 林道終点
9:04 中級コース合流
9:12 天空岩
9:44〜山頂〜10:00
11:04 33番鉄塔
11:15〜昼めし休憩〜11:45
12:10 34番鉄塔
12:18 横谷林道出合
12:50 駐車場着
■ 所要時間 5:00(登り1:25 下り2:20 休憩0:45)
天候 | 晴れ 【気温 スタート時7:50 −2℃ 山頂10:00 10℃】 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
プール跡地横に駐車場があり「ここ、いいのかな?」と思ったら、登山者向けの注意書きがあったので安心しました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■ 危険箇所なし しかし、小牧谷コースは道迷い覚悟で ■ 登山ポストはありません。 ■ トイレは駐車場横に、結構きれいな水洗トイレあり ■ このコース中、熊出没注意喚起の看板はありませんが、要注意でしょう。 ハンターに対して登山者注意の看板がありました。 明るい色の服装・熊鈴が有効だと思います ■ ヒル発生情報はありません。 【大牧谷コース】 牧ケ洞林道を終点まで歩き、そのあと中級コースへ合流するコースです。 駐車場から約1時間の林道歩きが難点です。 1カ所、以前の豪雨で橋が流されていますが、人は渡れるように仮の橋が架けてあります。 なぜ「通行不可」の看板があるのかが不思議です。 【小牧谷コース】 こちらは、あまりおすすめできないコースです。 ・山頂〜33番鉄塔 道はないに等しいです。かすかな踏み跡と、過去の目印を目安に歩きます。 尾根芯を外さなければ、間違うことはないと思います。 ・33番鉄塔〜駐車場 巡視路を下るだけですが、かなり怪しげな巡視路です。33番から34番の間でルートをロストしました。 最後はまた20分くらいの林道歩きす。 |
写真
感想
以前から気になっていたコースです。
大牧谷は、中級コースで「塩の道」へ出たところに「通行止め」の看板があるし、一方の小牧谷は、納古口コースを通った時に見かけていつか歩きたいと思っていました。
何も正月早々そんな怪しげなとこ行かなくてもいいやろと思いますが、藪漕ぎや蜘蛛の巣の煩わしさのない時期を狙ってたら、今になっちゃいました。
さて、このルートの教科書は「可児からの山歩き」さんのHPとTANEさんのレコです。
これがなかったら、相当ひどい目にあってただろうな〜と思います。
この日の日記も参考にどうぞ。
http://www.yamareco.com/modules/diary/4535-detail-64314
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駐車場から集落内を歩いて牧ケ洞林道入口へ。大きな案内看板があります。ここには「通行止め」の掲示はなし。
ひたすら谷間の杉林の中を歩きます。途中、橋が流されている箇所があるけど、頑丈そうな仮設橋があるので問題なし。
歩き始めて1時間くらい、やっと林道終点、登山道に入ります。
でも15分ほどで、木和谷からの中級コースに出ました。
たぶん、今まで登ってきた道も「塩の道」の一部なんじゃないでしょうか?
傾斜が一定で歩きやすい道でした。
結局なんの問題もなく、大牧谷コースを通過できました。
ここからは他の登山者もいて、少しにぎやかなルートで山頂へ。
山頂から、雪の御嶽を眺めて少し休憩して、今日のメインのコースへ向かいます。
南尾根をたどり、納古口コースと別れたところからが本番スタート。
諸先輩の情報では、踏み跡が薄いとか、迷ったとか、なかなか手強そう。
いきなり踏み跡が薄い、というか無い?
枯葉が積もってる時期だからでしょうか?夏ならわかりやすいのかな?
とにかく尾根芯を外さないように左右をキョロキョロしながら下ります。
情けないけど、古い赤テープと不思議なチラシ片のマークを頼ってしまいました。
さすがに人が通った気配は少なくて、枯れ枝をかき分けて進む場面も多いです。
(こういうの、顔に当たると痛いんですよね〜)
1時間かかって、無事33番高圧鉄塔に到着。
ここからは、尾根を外れて鋭角に下ります。
鉄塔は見晴しがよくないので、巡視路を少し歩いてか南側が開けたところで昼休憩しました。
(冬とは思えない温かい陽ざしの中で、休憩してたら眠〜くなりました)
ここからは34番鉄塔を経由して巡視路を林道へ降りるだけですが「可児からの山歩き」さんが迷ったという場所です。
なるほど、巡視路とはいえ、めちゃ細い。プラ階段もかなり無理矢理つけた感じ。
案の定、あっという間にルートをロストしました。
一旦戻ってみたけどよくわからないし、下手に積もった枯葉の斜面を下ったら、登り返すのは大変そう、なるべく斜面上部をトラバース気味に進みます。
しばらくして、2m位下に落ち葉に埋もれたプラ階段を見つけました。
たまたまルートに戻れたのか?正しく歩いてたのか?よくわかりませんがとりあえず結果オーライ。
そのあとも、何度も罠にはまりながら不親切な巡視路をたどって34番鉄塔に到着。
降りてきたルートを振り返って、思わず一人で笑いだしてしまいました。
たかが、鉄塔1区間分、数100mの区間にえらく苦労しました。
ここからは、わかりやすい道を迷うことなく林道へ。
あまりに陽当たりが良すぎて、気分的にも少しヒートアップした体をクールダウンしながら戻りました。
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小牧谷のコースは、登山ルートとしておすすめできるコースではありませんが、個人的には久しぶりに緊張感のある山歩きが楽しめて満足でした。
この納古山、たかが600mそこそこの低山ですが、奥の深いいい山ですね。
NanjaMonjaの納古山に関連する記録
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-288380.html
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-275087.html
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-257443.html
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-135837.html
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