蓼科山(武田佐和子ガイドと登る雪の百名山)
- GPS
- 04:59
- 距離
- 27.9km
- 登り
- 574m
- 下り
- 1,484m
コースタイム
天候 | 曇り時々雪、頂上は暴風雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ログは下山後、駅まで切り忘れています。ご容赦ください。 登りがきつくて、途中でガイドさんの勧めで、登山道わきに荷物デポしました。ログが山頂まで行っていないのはそのためです。 登山中、下山者さんとすれ違ったのは10名ほどでしょうか。もちろん下山中に登って来られる方はいらっしゃいませんでしたから、一日の登山者は少なかったですね。天気が悪かったせいもあるでしょうけど。 登山中の模様は後ほどの感想まで。 |
写真
感想
「山は一人で静かに登るべかりけり」を山登りのモットーとしてきたのですが、あえて信念を曲げてツアーに参加してきました。
S406 蓼科山日帰り 2/2(日)発 武田佐和子ガイドと登る雪の百名山
正月に雲取山へ行って、雪山の楽しさにはまってしまいました。
あれこれ装備を拡充するうち、一人雪山は不安だし、やはり基本を一度きちんと学習しなければと思い至り、いろいろ探した結果、このツアーに巡り合えました。知らない人と一緒に山登りは少し抵抗があったのですが、来週は一人で雪山に行く腹づもりなので、参加してみることにしました。
参加人数は10名プラスガイド武田佐和子さんと、登山口で合流する現地ガイドさん一名の総勢12名。女性6名男性4名、たぶん私が一番年長かなという感じで、女性陣も若くてほとんどソロでの参加という陣営です。
駅で集合後、すぐに登山口までタクシー移動。ここで円陣組んで自己紹介。準備ができ次第出発しました。
10分ほど林道歩いて登り口で、アイゼン装着。今回は新調の冬靴とワンタッチアイゼン。うちで練習したせいかすんなり装着できました。登り始めは斜度もそんなになくて歯ががっちり効いて歩きやすいです。
ガイドさんのすぐ後ろを歩きながら、ガイドさんの足運びを観察してました。説明もありましたが、足運びは一辺倒にならないよう変化をつける、斜面の上に向かって真っすぐ踏み込んだり、斜めに踏み込んだり、時には横に踏み込んだりと変化をつけると、筋肉の疲労が分散されるそうです。
ガイドさんのゆったりした歩調はとても参考になります。
蓼科山の登山ルートには、急登が3か所あります。最初に登ってやや平坦、次にまた登ってまた平坦、ここで標高2.110m地点。中間地点です。ここから標高差400mの一気の登り。そして森林限界を過ぎると岩場になり広い山頂に出ます。
中間地点までは何とかついて行けましたが、ここで限界。皆さんから遅れ始めました。地元ガイドさんが付き添っていろいろアドバイスしてくれます。
「立ち止まって休憩したらいつまでもゼロだよ。少しずつでもいいから進みながら深呼吸して」
「荷物が重けりゃ置いていけばいいんだよ。どうせこの道降りてくるんだから」
「アイゼン効かなくなったら、靴の裏に雪がくっついているんだ。岩蹴って雪落として」
「足の裏全体で雪を踏んで。つま先だけじゃふくらはぎが疲れるだけだよ」
温かい励ましで何とか森林限界地点で先行隊に追いついた。ここからは遮るものがない暴風地帯。トレースも風で消えてしまっている。体を持って行かれそうになりながら、ガイドさんのツボ足たどって何とか山頂票までたどり着きました。周りはホワイトアウト。眺望全くゼロ。
皆さんで山頂票の前で記念撮影。
もう寒さで限界。指先も痛くなってきました。すぐに撤収。
登りの苦しさを乗り越えてて山頂に出るとご褒美だよと言われていたのですが、山頂は地獄でした。
下りは風が収まると、温かく感じます。一気に降りて、登り4時間、下り1時間半。
下界に戻ると空が明るくなってきて、青空が見えてきました。
どうせ何時ものことです。
今回の教訓と感想
雲取山日帰りピストンできたので一人前だと思っていたのは大間違い。まだまだ初心者であること思い知らされました。ちなみにずっと励ましてくれた現地ガイドさんは御年67歳、私よりも一回り年上でした。すばらしい方です。
メインガイドの武田佐和子さんはかわいらしいですが、アドバイスがしっかりして、いい勉強になりました。芯の強いよいガイドさんだと思いますよ。またほかのツアーに参加したくなりました。しかし、今回のツアーは初心者コースではないよなぁ・・
女性陣の強さに圧倒されました。若い女性が黙々と登る姿は美しいですね。女性陣において行かれた老いぼれとしては情けなかったですが・・・
また、これから単独登山に戻りますが、近いうちにもう一度初心に戻って、このようなツアーに参加してみるのもいいなあと思いました。ただ、行列で登るので、勝手に立ち止まって写真撮れないのが難ですね。今回写真が少ないのはそのせいです。まあ、そんな余裕もなかったですけど。
いろいろ準備した装備品はこのような事情で試せませんでした。その辺のリポートはまた次回で。
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