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Yamareco

記録ID: 402246
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雪山ハイキング
東海

高時山

2014年02月01日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
05:55
距離
8.6km
登り
882m
下り
868m

コースタイム

7:35駐車地→7:45七番観音→8:05九番観音→9:00木曽越峠・十三番観音→9:45地形図P1434→10:30山頂(昼食〜11:15)→12:15木曽越峠→13:30駐車地
天候 快晴,気温高め
過去天気図(気象庁) 2014年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
木曽谷林道舗装終了地点の三差路(地形図P757)手前の道のふくらみに駐車。
ここまで,林道に積雪なし。一部凍結箇所有り。
※無雪期は上部まで林道通行可。但し,この先未舗装の悪路らしい。
コース状況/
危険箇所等
木曽越峠までは「古道木曽越峠」の標識通りに進む。途中,七番〜十三番観音がある。七番から九番までは,林道・古道・登山道が入り混じっているが,赤テープ等があり分かりやすい。九番から渡渉して十一番までつづら折れの急登。道は狭いが,トラロープがずっと張ってある。その先,木曽谷林道上部に出合う。駐車地からの林道の続きだが,冬季は積雪が多く,車は通行不可(無雪期はこの先まで車で行くことができる)。しばらく木曽谷林道を歩き,また標識に従って急な古道を登ると木曽越峠。ここには木曽越林道が通じている(ここにも無雪期は車で来られる)。古道はこの先,渡合温泉へ下って行く。山頂へは,ここから尾根の登山道を登る。
木曽谷林道出合から峠までは積雪膝下から膝上程度。峠から山頂までは積雪深い(膝上から股下程度)。トレースなし。標識・テープやペンキのマークがあり,道は分かりやすい。山頂手前は少し急登。山頂は狭い。
木曽谷林道駐車地の三差路。東万賀方面へ歩く。道は凍結ツルツル。
2014年02月01日 07:39撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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木曽谷林道駐車地の三差路。東万賀方面へ歩く。道は凍結ツルツル。
古道木曽越峠入口。この上が七番観音。下にも古道が続いており,四番観音方面へ降りて行けるようだ。
2014年02月01日 07:41撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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古道木曽越峠入口。この上が七番観音。下にも古道が続いており,四番観音方面へ降りて行けるようだ。
古の御嶽山登拝の道。
(※帰路撮影。この写真以外にも帰路に撮影したもの有り)
2014年02月01日 13:25撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/1 13:25
古の御嶽山登拝の道。
(※帰路撮影。この写真以外にも帰路に撮影したもの有り)
しばらく林道を歩く。ショートカットしようとしてこの分岐を左に行ったら,急斜面を直登することになった。失敗!
2014年02月01日 13:25撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/1 13:25
しばらく林道を歩く。ショートカットしようとしてこの分岐を左に行ったら,急斜面を直登することになった。失敗!
ここは八番観音。信仰の道。
2014年02月01日 13:15撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ここは八番観音。信仰の道。
道が分かりにくい所は,トラロープが導いてくれて,助かる。
2014年02月01日 13:04撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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道が分かりにくい所は,トラロープが導いてくれて,助かる。
九番観音(岩清水)を過ぎると荒れた木曽谷を渡渉。
2014年02月01日 08:11撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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九番観音(岩清水)を過ぎると荒れた木曽谷を渡渉。
つづら折れの急傾斜。トラロープがありがたい。
2014年02月01日 12:55撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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つづら折れの急傾斜。トラロープがありがたい。
木曽谷最上部。
2014年02月01日 12:48撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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木曽谷最上部。
急登が終わると十一番観音。
2014年02月01日 08:24撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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急登が終わると十一番観音。
古道唯一の休憩所。加子母が見渡せる。
2014年02月01日 08:30撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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古道唯一の休憩所。加子母が見渡せる。
木曽谷林道上部に出会う。積雪多く,車の轍はない。
2014年02月01日 08:38撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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木曽谷林道上部に出会う。積雪多く,車の轍はない。
数多くのトレースがあると思ったら,すべて動物の足跡。兎や鹿や狐かな?中には人の踏み跡くらいの大きさの兎の足跡もありビックリ!
2014年02月01日 12:26撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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数多くのトレースがあると思ったら,すべて動物の足跡。兎や鹿や狐かな?中には人の踏み跡くらいの大きさの兎の足跡もありビックリ!
林道終点。正面の標識に従って,左の山道へ行く。
2014年02月01日 08:45撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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林道終点。正面の標識に従って,左の山道へ行く。
木曽越林道出合。
2014年02月01日 12:18撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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木曽越林道出合。
林道を渡ったら,木曽越峠と十三番観音。
2014年02月01日 12:17撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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林道を渡ったら,木曽越峠と十三番観音。
ゲートは渡合温泉への林道。直進は,高時山の南斜面へ続く林道。帰りは,この林道を少し歩いてみた。
2014年02月01日 12:17撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ゲートは渡合温泉への林道。直進は,高時山の南斜面へ続く林道。帰りは,この林道を少し歩いてみた。
渡合方面から御嶽山へ向かう古道。古道とはここでお別れ。
2014年02月01日 12:17撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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渡合方面から御嶽山へ向かう古道。古道とはここでお別れ。
林道の向こうが高時山の登山道。相変わらず,動物以外トレースなし。ここまでツボ足で頑張ったが,ここからはワカン装着。
2014年02月01日 12:18撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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林道の向こうが高時山の登山道。相変わらず,動物以外トレースなし。ここまでツボ足で頑張ったが,ここからはワカン装着。
崩壊地上部から,眼下に加子母村。
2014年02月01日 09:20撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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崩壊地上部から,眼下に加子母村。
先ほどの林道に出合い,向こう側の急斜面を登り返す。
2014年02月01日 12:07撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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先ほどの林道に出合い,向こう側の急斜面を登り返す。
P1434。ここで90度左折。ここへの登りは,雪が深く柔らかく,大変苦労した。サインはVの木は雪に埋まり,ただの2本の木に見えたようで気がつかなかった。
2014年02月01日 09:47撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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P1434。ここで90度左折。ここへの登りは,雪が深く柔らかく,大変苦労した。サインはVの木は雪に埋まり,ただの2本の木に見えたようで気がつかなかった。
一旦下って,また登る。
2014年02月01日 09:47撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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一旦下って,また登る。
重く湿った雪の登りで,ラッセル大変。なかなか登れない。登っても登っても沈んでいく!!
2014年02月01日 09:58撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/1 9:58
重く湿った雪の登りで,ラッセル大変。なかなか登れない。登っても登っても沈んでいく!!
大変だけど,天気が良く気持ち良い。
2014年02月01日 10:00撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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大変だけど,天気が良く気持ち良い。
ようやく最後の登り。
2014年02月01日 10:27撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ようやく最後の登り。
高時山山頂。1563m。
2014年02月01日 11:03撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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高時山山頂。1563m。
山頂到着!山頂は狭い。
2014年02月01日 10:29撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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山頂到着!山頂は狭い。
これを眺めるためにここまで来た!
2014年02月01日 10:37撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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これを眺めるためにここまで来た!
御嶽山!!
2014年02月01日 11:07撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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御嶽山!!
アップ。
2014年02月01日 11:06撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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アップ。
3年前の夏に登った小秀山。兜岩から第三高原・山頂まで見渡せる。手前左は加子母アルプスの前山か?
2014年02月01日 11:03撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3年前の夏に登った小秀山。兜岩から第三高原・山頂まで見渡せる。手前左は加子母アルプスの前山か?
小秀山アップ。山頂に山頂避難小屋(秀峰舎)も見えている。立派な小屋だった。
2014年02月01日 11:06撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/1 11:06
小秀山アップ。山頂に山頂避難小屋(秀峰舎)も見えている。立派な小屋だった。
中央アルプス。左が木曽駒ヶ岳。
2014年02月01日 11:07撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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中央アルプス。左が木曽駒ヶ岳。
恵那山。
2014年02月01日 11:08撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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恵那山。
帰りは,真っ白な林道が歩きたくなったので,林道出合から木曽越峠まで木曽越林道で戻って来た。
2014年02月01日 12:11撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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帰りは,真っ白な林道が歩きたくなったので,林道出合から木曽越峠まで木曽越林道で戻って来た。
帰りは下の木曽谷林道出合までワカン装着して降りた。
2014年02月01日 12:35撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/1 12:35
帰りは下の木曽谷林道出合までワカン装着して降りた。
行きに気付かなかった登山口手前の祠。
2014年02月01日 13:28撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/1 13:28
行きに気付かなかった登山口手前の祠。
無事下山。まだ,凍結していた。
2014年02月01日 13:32撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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無事下山。まだ,凍結していた。
道の駅加子母から見た,加子母アルプス。崩壊地の左の一番低い所が木曽越峠。その右の手前の山の後ろに少しだけ見えているピークは山頂ではなくて1434P。
2014年02月01日 14:04撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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道の駅加子母から見た,加子母アルプス。崩壊地の左の一番低い所が木曽越峠。その右の手前の山の後ろに少しだけ見えているピークは山頂ではなくて1434P。

感想

最近,山に行くと,どういう訳か,御嶽方面だけは雲の中で見えないことが続いていました。本日は天気も良いし,今度こそ山頂から御嶽を眺めようと,御嶽山すぐ南の高時山へ木曽越古道から登ることにしました。御嶽の展望台としては近くの小秀山が有名であり,高時山はあまり知られていないようなので,ラッセルは覚悟して(楽しみにして)行きました。と言うか,天候が安定し穏やかな予報だったので,御嶽山の眺望と静かな雪道歩きを楽しむために,この山を選びました。

高時山は,無雪期は木曽谷林道や木曽越林道を使えば,木曽越峠直前まで車で行くことができるので,積雪期はあまり登られていないようです。木曽越古道は,荒れた所も一部ありましたが,標識やトラロープなど,地元の方々のおかげで良く整備されていました。

峠から山頂までは,積雪が深く,トレースは動物の足跡しかありませんでした。ワカンをしていても,股下まで埋まることもありました。おまけに,最近,降雪がないようなので,表面がクラストしていて,その下が湿った重い雪で,結構大変でした。急な登りでは,すぐに沈んでしまいなかなか登れないこともあり,木をつかんで何とか上がったところもありました。でも,天気が良く,そんな雪道歩きも楽しかったです。

苦労して着いた山頂からの眺めは素敵でした。目の前に大きく御嶽山!やっと念願がかない山頂から御嶽を間近に眺めることができ,嬉しかったです。山頂はちょっと狭いですが,風もなく,日差しも温かで,しばらく景色を眺めていました。本当に,気持ちの良い山頂でした。

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コメント

totokさん、今晩は
今シーズンは、ワカンが大活躍ですね。
しかもだんだんと高い山に行かれて難易度上がってますね。
御嶽とか見ることができてよかったですね。
次回はお手柔らかにお願いします。
2014/2/1 23:03
お疲れ様です。
totokさん、まいどです。
今日は中津川方面ですか!
いろいろご存じなのですね。
私はまだまだこれからです。
御嶽は出勤の車の中から毎朝眺めています。
御嶽が見えるとなんだかいい気分で出勤です。
レコを参考にさせていただいて今後の山行に役立てます!
(山行を参考というダジャレではない)
2014/2/2 0:03
bmay39さん,ありがとうございます
おはようございます。今度は鎌へ行かれたようですね。
もちろん,私も鈴鹿は好きですよ。
今回は,御嶽が見たかったので,すぐ近くの山へ登ってやろうと思って,
行ってきました。

鈴鹿に行く時は,bmay39さんの,山行を参考にさせてもらってますよ
特に年末・年始の八風方面の山行は,とても参考になりました。
ありがとうございます
2014/2/2 7:01
higurasiさん,ありがとうございます
難易度で言えば,クリスマス前の鈴鹿の八風が一番でした。
それも,お互いワカンなし。天候荒れ模様。
それに比べればずっと良かったです。
この時期は,やはり天候によって,
山の難易度は大きく変わりますね。
天候の悪い時は,無理せず行きましょう
2014/2/2 6:56
ラッセルお疲れ様でした。
totok さん 今晩は。
最近は気温が高く湿った雪のラッセルは大変だったでしょうね。
期待はずれも少し寂しいし・・・。
でも苦労の末、展望が得られて良かったですね。

ここしばらくは、寒暖が激しく希望通りの山行も難しいですね。
これからも、いろんなエリアのレコを楽しみしています。
2014/2/2 20:42
onetotaniさん,ありがとうございます
冬山は天候次第ですね。
どんな天候でも,それが山の良さですが,
やっぱり景色が良いと,報われた気がします。

これからも,onetotaniさんのレコを参考にしながら,
いろいろな山を歩いてみたいと思っています
2014/2/2 21:00
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