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Yamareco

記録ID: 404797
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ハイキング
奥多摩・高尾

丹三郎山・大塚山・日の出山(雪の中を丹三郎尾根の末端から吉野梅郷まで縦走)

2014年02月08日(土) [日帰り]
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GPS
07:35
距離
14.8km
登り
871m
下り
949m

コースタイム

古里駅8:40−日枝神社(登山口)9:15−アタゴ山9:35−7号鉄塔分岐9:40−8号鉄塔9:50−9号鉄塔分岐9:55−石川積ノ頭10:05−丹三郎山10:20−一般道合流10:25−11:10大塚山休憩所11:23−大塚山頂上11:25−御嶽部落11:45−12:45日の出山13:00−梅野木峠14:10−二俣尾分岐(三室山)14:30−琴平神社15:00−ゴルフ場入口(下山口)15:50−16:15日向和田駅
天候 大雪
過去天気図(気象庁) 2014年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
往き:JR古里駅
帰り:JR日向和田駅
コース状況/
危険箇所等
午後からの積雪が多く、夕方下山口近くでは、30〜40cm積もっていました。
琴平神社から下山口までは、木の根や岩のデコボコが雪に隠れ時々アイゼンの爪を引っ掛けて転びそうになりました。
奥多摩周遊道路は通行止めの表示がされている。
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奥多摩周遊道路は通行止めの表示がされている。
生活道路も人影無し。
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生活道路も人影無し。
取り付きの日枝神社に向かう。
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取り付きの日枝神社に向かう。
日枝神社で安全祈願して出発。
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日枝神社で安全祈願して出発。
アタゴ山頂上に小さな祠(愛宕神社)が祀られている。
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アタゴ山頂上に小さな祠(愛宕神社)が祀られている。
アタゴ山頂上稜線から寸庭部落を見下ろす。
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アタゴ山頂上稜線から寸庭部落を見下ろす。
鉄塔巡視道表示(7号鉄塔への分岐)。
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鉄塔巡視道表示(7号鉄塔への分岐)。
8号鉄塔。
私の前には道が無い。
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私の前には道が無い。
私の後ろには道がある。
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私の後ろには道がある。
9号鉄塔への分岐。巡視道はここで終わり。
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9号鉄塔への分岐。巡視道はここで終わり。
立ち木に「石積川ノ頭」の表示があった。
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立ち木に「石積川ノ頭」の表示があった。
同じく、丹三郎山の表示。
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同じく、丹三郎山の表示。
一般道との合流点。バツ印で進入禁止を示している。
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一般道との合流点。バツ印で進入禁止を示している。
こちらもトレースが無い。
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こちらもトレースが無い。
境界尾根手前からトレースが現われるが、大分前のものらしい。
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境界尾根手前からトレースが現われるが、大分前のものらしい。
大塚山休憩所。ここで1回目の休憩。
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大塚山休憩所。ここで1回目の休憩。
大塚山頂上も雪に埋もれている。
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大塚山頂上も雪に埋もれている。
御嶽ビジターセンター前。人影が無い。
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御嶽ビジターセンター前。人影が無い。
いつも賑わっている茶屋も店じまい。
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いつも賑わっている茶屋も店じまい。
日の出山頂上。東屋に1人だけ先客がいた。
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日の出山頂上。東屋に1人だけ先客がいた。
先客は、つるつる温泉に向かい下っていった。
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先客は、つるつる温泉に向かい下っていった。
日の出山直下の吹き溜まりでは、ひざ下までもぐる深さ。
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日の出山直下の吹き溜まりでは、ひざ下までもぐる深さ。
高峰山下の築瀬尾根分岐の道標も半分ほど雪に埋もれている。
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高峰山下の築瀬尾根分岐の道標も半分ほど雪に埋もれている。
梅野木峠手前の吹き溜まりでは、ほぼひざまで埋まる。
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梅野木峠手前の吹き溜まりでは、ほぼひざまで埋まる。
梅野木峠。
梅野木峠から先にもトレースがあるが、上り方向のようだ。
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梅野木峠から先にもトレースがあるが、上り方向のようだ。
梅野木峠の先、林道上の通路手すりに積もった雪。一部を崩して断面を写した。
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梅野木峠の先、林道上の通路手すりに積もった雪。一部を崩して断面を写した。
三室山手前の二俣尾への分岐。
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三室山手前の二俣尾への分岐。
三室山からの下りでは、ひざくらいの深さの雪をラッセルして進む。後ろを振り向いてラッセル跡を写す。
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三室山からの下りでは、ひざくらいの深さの雪をラッセルして進む。後ろを振り向いてラッセル跡を写す。
琴平神社に到着。ここまでの無事のお礼をする。
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琴平神社に到着。ここまでの無事のお礼をする。
杉林の中に巨木が立っている。雪をまといさらに巨大に見える。
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杉林の中に巨木が立っている。雪をまといさらに巨大に見える。
雪をまとった巨木。
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雪をまとった巨木。
ゴルフ場事務所横の下山口に到着。
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ゴルフ場事務所横の下山口に到着。
里も深い雪に覆われている。
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里も深い雪に覆われている。
車も雪の中。
雪にけむる吉野梅林公園。
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雪にけむる吉野梅林公園。

感想

奥多摩で雪の中を歩くことがほとんど見込めなかったのと、前日の天気予報で8日が雪に変わったことで、9日に計画していた山行を1日前倒することにした。
ただ、予想以上の大雪で、ひざくらいの深さの雪のラッセルや、雪に隠された木の根・岩につまづき転倒しかけるなど思わぬ苦戦を強いられた。
また、帰りの電車が大幅に遅れるなどで帰宅が遅くなり、ちょっと無理をしすぎた感もある。

丹三郎尾根(寸庭川右岸尾根)の末端から大塚山へのコースは前から気になりつつ、直ぐに一般登山道に合流してしまうのでなんとなく先送りしていたが、今回雪の中でトレース無しで行けそうなので、日の出山〜吉野梅郷のコースと合わせて行くことにした。

ヤマレコの記録に尾根先端の墓地から取り付き藪漕ぎしてアタゴ山のコースがあったが、藪が濃そうなのでパスして、尾根北面の伐採地から登ることにした。寸庭部落から眺めると、日枝神社から左方向にトラバースして伐採地跡に行けば作業道に行けそうなので、日枝神社に向かう。
日枝神社に安全を祈願してから、道なき所をトラバースして行き作業道に出る。
作業道は、最初左に向かい、その後沢に沿って上り、沢の反対側をさらに左に進んだ後右に折り返し伐採地の端まで進む。その後は、伐採地の端を直登して頂上に上り詰める。頂上には、愛宕神社の小さな祠が祀られている。
尾根上にはしっかりした踏み跡があり、それを追って進む。杉林の中をしばらく進むと、鉄塔巡視道の標識が現われ、右下に向かう道には「7号鉄塔へ」と表示されている。寸庭部落から寸庭林道を上った所に巡視道の取り付きがあり、そちらから登る方が順当な道と思われる。
巡視道をしばらく進むと8号鉄塔にぶつかり、さらに進み9号鉄塔への分岐表示が現われたところで巡視道と別れる。ここから急な斜面を直登し細長いピークに上り詰めしばらく進んだところで、立ち木に巻かれた赤いテープに「石積川ノ頭」と書かれたピークに到着する。
ここから一旦コルに下り緩やかに上り上げると、立ち木に巻かれたテープに丹三郎山と表示された頂上に着く。
ここから平坦な尾根をしばらく進むと、一般登山道に合流する。丹三郎山方向は立ち木にバツ印に枝が結び付けられていて進入禁止となっている。
勿論ここまでトレース無しできたが、一般登山道に合流してもトレースは見えない。
その後しばらく進んだところで、登山道でない左斜面からトレースが上がってきて登山道に合流してきた。猟師のものと思われる。
11:10頃大塚山の休憩所につき初めての休憩をとる。こんな時には屋根があるのはありがたい。
大塚山頂上を踏み御嶽に向かう。御嶽部落に着いたが、普段観光客が行き交う道路に人影が全く見えない。
雪かきをしている住人の方にびっくりされながら日の出山に向かい、12:50頃頂上に到着する。東屋の下に1人だけ先客がいた。この人はケーブル下の道を上ってきて、これからつるつる温泉に下ると言って直ぐに分かれた。
東屋で昼食休憩としたが、風が吹き通り雪もかかるので、ゆっくり休憩も出来ずそそくさと切り上げ三室山に向けて下り始める。
朝方は小降りだった雪は、午後からは強まり風も出てきた。日の出山直下の吹き溜まりでは、靴が完全に隠れるほどになり、高峰山下の築瀬尾根分岐過ぎにはひざ下までもぐるようになる。
こんな雪の中でも、トレースが続いていたが良くみると上り方向のトレースで朝早くのものと思われた。
三室山を過ぎる頃には、さらに風雪が強まり、ひざくらいの雪をラッセルして進むようになり、ついていたトレースも途切れ途切れになってくる。
15:00頃、琴平神社に到着、里まであと一息とホットする。琴平神社に無事を感謝して、後はわずかに下るだけと思っていたが、実はここからが一番大変だった。
ここからの杉林と露岩交じりの道では、雪に隠された木の根や岩頭につまづいて転倒しそうになったり、深い雪をラッセルしたりで大分体力を消耗した。足元を探りながら、普段より1.5倍位の時間をかけて、15:50頃ようやく下山口に到着した。
けれども、里に下った後も、除雪されていない道をひざ下位の雪をかき分けて進むことになり、アイゼンはつけたままだった。
途中雪かきをしている住人に、「山から下りてきたの?」とびっくりされながら、16:15頃ようやく日向和田駅に到着した。
もしかしたら、電車が止まっているかもと心配していたが、駅には臨時の作業者が配置され、フォーム上の除雪をしてくれていて、電車も直ぐに到着するとのこと。
急いで、アイゼンを外し濡れた雨具を脱いで準備をしきた電車に乗り込む。青梅駅でも少し待たされただけで直ぐに電車が出発し安心したが、拝島駅では西武線が運行見合わせ中とのことで1時間以上足止めを喰らってしまった。

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