宮崎・双石山（塩鶴登山口〜双石山〜九平登山口）

2014年02月20日(木) [日帰り]

• GPS: 05:50
• 距離: 7.1km
• 登り: 476m
• 下り: 470m

コースタイム

塩鶴登山口駐車場10：15−10：18塩鶴登山口10：20−10：56第一展望所11：00−12：24第二展望所12：28−13：10双石小屋13：15−13：50双石山14：00−14：30九平分岐14：33−15：08姥ヶ嶽神社15：15−15：28九平登山口15：30−16：10塩鶴登山口駐車場
【歩行時間】5時間18分　　【休憩を含めた所要時間】5時間55分
（注）数多く写真を撮りながら、また前半の岩場では色々と観察しながらゆっくりと登ったので時間が標準より掛かりましたが、道草しなければ、4時間ほどで一周できると思います。

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

【往】宮崎市内9：30（レンタカー）10：10塩鶴登山口駐車場
【復】塩鶴登山口駐車場16：15（レンタカー）16：55宮崎市内

コース状況／危険箇所等

登山口を入ってすぐ登山ポストがあります。
前半は岩場が続くので、慎重さが求められます。決して気楽に登ってはいけません。
しかしザイル、ハシゴ等補助手段があるので、岩登りの基本（3点支持）を守れば、問題なく登って行けます。
後半の尾根筋は残雪があり、傾斜のあるところは滑り易かったです。雪が柔らかいのでアイゼンは不要ですが、ストックがあると歩行が安定すると思います。
九平への下り道では所々雪による（？）倒木が道を塞いでいましたが、周辺を観察すれば、正しい下山道が分かると思います。

写真

2/20 10:18

塩鶴登山口
58.1mの標準点がひっそりと設置されています

2/20 10:36

始めは杉林の中を登って行きます

2/20 10:57

第一展望所
ほとんど展望がききません

2/20 11:07

天狗岩
どこが天狗なのかよく分かりませんが、
妖しげな岩であることだけは間違いありません

2/20 11:09

天狗岩のアップ
この岩をよくよく観察すると、かつてこの岩が海の底にあって、隆起したものであることが分かります

2/20 11:13

固定ザイルを使って、岩を登って行きます

2/20 11:19

天狗岩の後姿
妖しげな文様があります

2/20 11:24

この岩の穴をくぐります

2/20 11:29

まるで古代遺跡のようだ
段々インディ・ジョーンズの世界になってきた

2/20 11:31

なんでこんな大きな岩がここにあるんだ？
ロッククライマー達にはたまんないねぇ

2/20 11:34

チョックストーン
隙間に挟まった大きな岩の下をくぐります
なんとなく落ち着きません

2/20 11:41

岩の上に樹木が！
実にたくましい

2/20 11:54

またまた固定ザイルで大岩を登ります
楽しいですね
男の子達にはワンダーランドだね

2/20 11:57

大岩からの眺望
宮崎市街が見渡せます

2/20 12:06

樹木と岩のコラボ

2/20 12:19

今度は傾斜が緩いのでひょいひょいと
登って行けます

2/20 12:26

第二展望所
休憩にはちょうど良い所ですね

2/20 12:28

第二展望所からの眺め
遠くにフェニックス・シーガイヤ
オーシャンドームが見えています

2/20 12:34

尾根筋に入ると、ここにも
妖怪じみた樹木が！

2/20 12:37

やっと気楽な尾根道に出た
おっと右側は切れ落ちている

2/20 12:49

この木はオシャレですね

2/20 13:07

雪が出て来ました
南国宮崎の里山（？）にも
雪があるとはびっくり

2/20 13:10

双石小屋
なかなか立派です

2/20 13:11

中はしっかりと整理整頓されていました
大事に使いたいですね

2/20 13:42

雪の重さで枝が折れていました
木々も慣れない雪にはびっくりですね

2/20 13:51

双石山（ぼろいしやま）山頂 　509m
右手に三角点があります

2/20 13:59

頂上から鰐塚山（1118m）が幻想的に見えました

2/20 14:02

尾根筋の下り
雪があって滑りやすいです

2/20 14:25

アカマツ林に出ました
シーズンには松茸がどこかに

2/20 14:30

九平登山口への分岐点

2/20 14:49

下り道は土嚢が階段状になっていました

2/20 14:55

所々こんな感じで折れた木が
道を塞いでいました
道迷いに注意です

2/20 15:00

御神水です
右手の水流ではカジカが鳴いていました

2/20 15:07

姥ヶ嶽神社
九平登山口近くにあります

2/20 15:08

ユーモラスな狛犬

2/20 15:28

九平登山口が見えて来ました
もともと姥ヶ嶽神社の参道なのですね

2/20 15:40

旧飫肥街道には椿の花が落ちていて
色鮮やかです

2/20 15:59

街道から見た双石山

2/20 16:00

岩場のアップ
ロッククライミングのゲレンデでもあるそうです

2/20 16:10

やっと駐車場まで戻って来ました
この先を少し下った所に塩鶴登山口があります

撮影機器：

PowerShot SX130 IS CANON

感想

Raindrops

　宮崎県の宮崎市近郊にある双石山（509m）へ行って来ました。子供の時（50年前）に一度登ったことがあるのですが、記憶はほとんど残っていません。それで初めての山と同じでワクワクした気分で山に入りました。平日なので途中でお会いした登山者は尾根道でのグループの方一組だけでした。
　前半は杉林を抜けた後、岩の連続になります。それもなんとなく妖しげな雰囲気を漂わせた世界でした。決して安全なコースではないですが、注意して登って行けば、岩のバリエーションを楽しめると思います。
　後半は尾根道をたどって行きますが、北西側が一部断崖になっているので、要注意です。ただこの山は色々な顔をコンパクトに見せてくれるので、とても濃密で楽しい山行でした。また訪れたいと思っています。