丹沢/鍋割山 危うく遭難
- GPS
- 05:55
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 1,011m
- 下り
- 994m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
帰路 林道途中で気温上昇のためか雪崩状態で林道の約半分が塞がれていました 4WDのパワーをフルに発揮し突破しましたが、そうじゃない車は要注意 |
コース状況/ 危険箇所等 |
二俣〜後沢乗越 特に問題なし 倒木多いです 後沢乗越〜山頂 特に問題なく歩けます 山頂〜小丸分岐 踏み跡がしっかりついていて問題なし 小丸分岐〜二俣 上部に雪が多く踏み跡不明瞭な場所あり 要注意 |
写真
感想
先日の大雪の後、雪歩きをしたいと思っていたが、登山道までのアプローチが困難であろうと様子を見てました
表丹沢県民の森から鍋割山なら行けるかなと計画をし、出発しましたが三廻部林道途中で通行止めに
引き返して西山林道経由で目指すことに
林道には途中結構な残雪がある場所があり、轍に残った雪が車体(腹)に擦れることしばしば
二俣にはさすがに駐車されている車なし
天気はあまり良くないけど久しぶりの鍋割山に向かいます
最初は林道をトボトボ歩きます
林道終点では草野さんが車から荷降ろしをして歩荷の準備中でした
今日は小さめのザックなので歩荷のお手伝いはゴメンナサイ
ここから雪が増えるのでアイゼン装着です
気温は高めで汗が出ます
登山道の残雪は雪というより氷な感じでアイゼンが効きます
杉林では痛々しい倒木を数多く見ることができます
重い雪のせいで耐え切れず折れてしまったのでしょうがその数が半端ない
丹沢全体では数百では済まず千本単位ではないでしょうか
後沢乗越で少し休んでいるとタップリと荷物を背負った草野さんが追い越して行きました
急がず休まずマイペースで登って行き、離されていきました
展望を楽しむことなく先に進むと1000mを過ぎた辺りから雪が増えてきます
多いところではストックの長さよりもまだ多いです
もちろん日当たりの良い場所では地面の出てるとこもありますが総じて雪多いです
山頂部に近づくと霧氷のついた木々も出ています
青空ならばもっと綺麗だったろうと思いつつ山頂へ
山頂には一組の登山者いましたが、しばらくして下山されたので、しばらくは独り占めの山頂でした
風もなくそれほど寒いとは思いませんでしたが汗冷えが気になりました
残念ながら展望なく、着いたばかりの草野さんに鍋焼きうどんを注文するのも気がひけるので先に進むことに
雨山峠方面にはほぼ踏み跡なし
雪がなくてもあまりお勧めのルートではないですが雪があれば尚更です
塔ノ岳方面に進み、小丸尾根を下ることに
鍋割山稜は雪深い場所が多いですが雪質はシャーベット
気持ちいい雪歩きとはいえません
気温が上がってきて霧氷の氷がハラハラ落ちてきます
登山道には細長い雪みたいのがいっぱい落ちてきます
小丸分岐あたりで少し晴れてきました
花立・塔ノ岳がよく見えましたが富士山は見えませんでした
小丸尾根を下り始めると雪が多く踏み跡も少なかったです
途中で踏み跡が分かれたようですが雪のため本来のルートじゃない方へ進んでしまいました
こんなルートじゃないはずとは思いながら進んでいくと谷のような場所に出ました
踏み跡はずっと続いていたのでついて行くことにしましたが途中で怪しい場所に
急激に下降するようなところで踏み跡がなくなりました
地図で現在地を確認すると本来の登山道から大きく外れています
「これはいかん」「これでは遭難する」と下に下ることを止め、再び登り返すことに
登山道側の稜線を確認しながら途中から更に上を目指しました
恐らくこの人達とおぼしき踏み跡が上を目指してます
登山道に戻ったかと思えた場所もまだルートから外れた場所であり、更に上にむけて歩き始めるとやっと登山道らしき場所を発見
これで帰れると安心しました
この辺りは雪も少なく本来の登山道であることは十分確認できる場所でした
道迷いしてから元のルートに戻るまで約1時間ロスしましたが早めに戻れて良かったです
その後は、ひたすら下り、林道に出た時は本当にホッとしました
車に戻って、荷物をおろし昼食を
いつものお風呂で汗を流して帰ろうと車を進める途中で林道が塞がってました
気温の上昇で、雪のついてた斜面が崩れ、ちょっとした雪崩のようです
車を降りて様子を見て、足でなんとなく均し、4WDの威力を発揮
少し戻って助走をつけて一気に走破しました
車は大きく傾きましたがなんとか通過出来ました
後は急いで林道下り
車は泥水でドロドロ
ラリーにでも参加したような状態です
でも無事にお風呂『湯花楽』に到着
ゆっくり汗を流し帰宅
今日は道迷いで遭難しそうになったり、雪崩で孤立しそうになったりとんでもない一日でしたが無事に帰宅出来て良かったです
皆さん雪道には注意しましょう
Twitterでフォローいただいた方々ご心配おかけしました
ありがとうございました
同じルートを下ってしまいました。西に行かなければいけない所を東に行ってしまい、どんどん下り、尻シェードまでしたので、もう間違った地点迄戻るのは厳しかったので西の尾根に取り付き、ようやく正規ルートに戻れました。私以外にも誤って同じルートを下山した方がいました。心配そして危険を感じました。
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