早池峰山 夜行日帰り 盛岡駅泊
- GPS
- 06:20
- 距離
- 19.0km
- 登り
- 1,698m
- 下り
- 1,638m
コースタイム
- 山行
- 6:36
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 7:30
07:25 平津戸駅 07:40 - 07:50 登山口 営林署まえ - 08:18 林道分岐(材木沢橋付近か?) - 08:23 登山口 8:31 - 09:04 林道出合い - 09:25 峠
09:32 分岐 - 09:33 沢(握沢か?) - 09:40 六合目 - 10:30 八合目 - 11:00 九号目 - 11:29 早池峰山頂 12:04 - 12:57 中岳 13:00 - 14:12 鶏頭山 14:20 - 14:40 畳石(地図に記載なし) - 14:50 分岐 - 15:08 登山口 - 15:10 岳バス停 15:48 - 17:05 花巻駅 17:44(駅前、扇屋?で中華そばを食べる)とメモ帳に記載 - 18:30 盛岡駅(泊)
8月14日
07:00 盛岡 - 07:30 馬返し 〜7:36 - 10:31 八合目(水場) 〜10:41 - 11:27 岩手山 〜11:45 - 12:12 不動平 〜12:40 - 13:22 休憩 〜13:25
14:00 駐車場(バス停) 〜15:30
天候 | 早池峰山 = 曇り 岩手山 = 晴れ |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
1984年(昭和59年)08月12日(日) (※当時の時刻表にて、再検証し追記) 17:35 家(タクシー)540円 17:40 下北 17:54、大湊線、3300円+1200円(乗車券+急行券) 19:02 野辺地 20:23、東北本線、急行『十和田』 22:42 盛岡(駅泊、待合室で仮眠) 1984年8月13日(月) 05:50 盛岡、山田線、800円(52.2Km) 07:25 平津戸(wikiで確認したところ、無人化されたのが、1982年になっていたので、この時はすでに無人だったようだ。無人駅にスタンプが残されていたのは、奇跡のような気がする)この頃、山田線は一日10本程度走っている 復路 15:48 岳(岩手県交通バス)1200円 17:05 花巻 17:44、東北本線、普通(800円?)55.3Km 18:30 盛岡 1984年8月14日(火) 往路( 岩手山 ) 07:00 盛岡(タクシー)3360円 07:30 登山口 復路 15:30 登山口、バス停(970円) 16:35 盛岡 17:04 東北本線、臨時特急『ふるさと』(8/9~8/20運転) 3300円+1200円? 19:06 野辺地 19:33、大湊線、快速『なつどまり』 20:27 大湊 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に迷った記憶も無く(覚えていないだけ?)合目標識があることから、それなりに標識があったのだろう |
その他周辺情報 | 盛岡、グランドサウナ盛岡、2000円 5万図:早池峰山・川井(早池峰山)、 :八幡平、沼宮内、雫石、盛岡(岩手山) 歩行距離を正確にするために、記録を分割しました。 76Km → 18.95km + 10.59Km = 29.54Km(-46.46Km)(2020/08/16) |
写真
感想
当時の日記を発見したのでメモ帳に打ちこんで登録した。
大雪山遠征の前の訓練的な登山として早池峰と岩手山を選んだ。東北の山を知るとともに高山植物が豊富である事もこの山を選んだ理由の一つだ。夜行列車で盛岡まで行き待合室で一夜を明かす。
翌朝一番の山田線で平津戸という駅まで行く。駅には案内板が設置されているがわかりにくい。天気は雲がずいぶん下まで降りて来ていて不安だが、何、道がわからなくなったら引き返せば良いと思い林道を進む。
程なく営林署があり登山者届に名前を書く。さらに行くと道標があり、どうにか登山口についたらしい。道は北側のためかぬかるんでいて朝一番でくもの巣がしつこく顔にまとわりつく。光線のかげんで糸が全くみえないので突然顔にかかる感触が何ともいえない。沢をわたり、林道に出てまた尾根に入ると急登がつづく道には岩が多くなってきた。久しぶりの急な標高稼ぎのためかバテ気味である。森林の背がいよいよ低くなって高山帯に入ると大きな岩がごろごろしている。高木はもう見当たらず、完全にガスの中入ってしまった。視界は30メートル位はあろうか、風がないのが救いである。ガスの中にお花畑が見えてくると、どうやら頂上らしい、人の声が聞こえてくる。頂上付近の道は所々土が露出していて岩も大きなものがガスの中に立っている。他にパーティが十位いるだろうか?どうやらみんな反対側から登ってきたらしい。頂上ではガスのため何も見えず、寒いので昼食をとると縦走路へ向かう。途中岩の間からハヤチネウスユキソウらしいものがたくさんのぞいている。時期は少しおそかったらしい。縦走路の途中にはちょっとした岩場があり少しスリルを楽しむことができた。鶏頭山にどうにかたどりつくがあいかわらずガスは晴れる気配がない。仕方なく下りにかかる。これまたものすごい急坂をかけ降りて行く。岳にはだいぶ早くついたがここでも300メートル位上の方に雲があるらしく曇っている。バス停に待っていると人が次々降りてくる。売店でみやげ品を買っているとハヤチネウスユキソウの話に花が咲きいろいろ話し合っていた。ここからバスの旅は長く花巻までずいぶん景色を楽しむことができた。花巻へ着くと普通列車で再び盛岡へ行きまた一夜を明かすことになるが久々の長時間歩行で足がガタガタなので駅の近くのサウナ風呂で身体を休めて着替えて待合室で休もうと思ったが、いすが空いていなかったので仕方なく新聞紙を敷いて寝た。
朝、疲れが完璧に取れたわけではなかったが、今日は岩手山に行くことにしていたのでバス停に待っていて、よく時刻表を見直してみると、休日運休と書いてあったのであわててタクシーで麓までとばしてもらう。結構値が張るが時間短縮のためには仕方がない 登っていると、昨日の残りの水しか持っていないことを忘れていた。途中の水場はすっかり枯れていてだめで、ほとんど死にそうな程汗をかいているのに水をほとんど飲めなかったので本当に苦しかった。次の水場もちょろちょろしか流れていなくて20分ほど粘ってやっとコップ一杯の水を飲めただけだった、だが不動平小屋の水場をあてにして登ることにした。そこにはたくさん水がでていた。どこからかひいているようだった。そこで目一杯水を飲んで、ガスが流れていて涼しく頂上までは快調にとばした。頂上近くには富士山のような火山礫みたいなところにコマクサがたくさん生えていたので、予備知識のなかった僕は大変感動してしまった。頂上では風が強く時折盛岡らしい市街が見渡せ晴れ間も見えたので気持ちがよかった。写真を撮ったが紫外線が強すぎたためか失敗してしまった。岩手山は2041メートルもあったのです。火口を一周して不動平に降り昼飯にする。2日前のフランスパンはかたい!!鬼ヶ城を越えて下山する。下りはものすごい岩だらけで良い訓練になりそうだ。下るにつれ天気がよくなり暑くて、汗で全身びっしょりになる。下山途中一パーティだけ会った。下りの僕がバテているので”頑張れ”と登ってきた彼らに言われてしまった。登山口にはなにもなく駐車場があるだけだった。バスの時間まであと1時間半もあったので焼けたアスファルトの上でシャツを乾かしてのんびりとバスを待った。バスは2人位しか乗っていなかったのでゆっくりバス旅行が出来ると思ったが、小岩井農場に来ると人がたくさん乗って満員になってしまった。だいぶ回り道を通りながら盛岡に着くと立ち食い蕎麦を食べ大湊への帰途に着いた。
登山の距離にしても、標高差、高度感も久しく味わうことができない充実した山行だった。今度は晴れの早池峰と裏岩手山を秋田駒ヶ岳までの縦走路へ行ってみたい所だ。
登録2009年6月15日
家を出てから、帰るまでを一つの山行と考えているので、この記録と翌日の岩手山は、連続した一つのもの思っていますが、ヤマレコのシステム上というか、ルート登録の制約から、同じ山行に登録すると、歩いていない離れたルートも合計された距離となってしまうので、分割して登録することにしました。
2021年09月26日
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