桜平→夏沢鉱泉→根石岳・硫黄岳半ば
- GPS
- 07:15
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 860m
- 下り
- 801m
コースタイム
- 山行
- 4:21
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 5:37
天候 | 二日間とも晴れ。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
茅野駅から夏沢鉱泉の送迎利用。 復路も同様。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【1日目】 前日夕方まで降り続いた雪のおかげで膝下までの新雪状態。 【2日目】 前日の晴天及び当日の好天で雪は引き締まってきた。 |
その他周辺情報 | オーレン小屋近くのトイレは使用可能(紙が溢れているとかはなかったです)。ただし便座がやや湿っていたので女性には不利。 |
写真
感想
目的は山小屋泊と森林限界超え。どちらも自分には初となる。
山小屋泊については、事前のリサーチどおり夏沢鉱泉が極めて居心地良い。
そもそも自家電源や自家水源があるゆえの生活環境の良さに加え、スタッフやオーナーのホスピタリティ、料理のクオリティ(だけでなく、皿数も多い)、お風呂(温泉)と、本や雑誌で読んだ山小屋の不便さとは異次元の快適さ。
しかも宿泊者が私1人だけだったので部屋は個室、他人のいびきに悩まされることもなく、お風呂も気兼ねなく浸かれ、トイレで使用後の紙を箱に入れるという山小屋カルチャーにやや面食らったほかは特段の不便さを感じることなく滞在できた。
森林限界超えについては、ログを見ていただければ分かるとおり、目的を達したとは言えない。
【1日目】
入山前日の夕方まで降り続いた雪で初日は新雪状態。
とはいえ、オーレン小屋の方が朝入山していてオーレン小屋まではトレースがあった。おかげで踏み抜きはほぼゼロ。
オーレン小屋から箕冠山まではノートレース。レンタル(一泊二日で1000円の良心価格)したスノーシューに履き替えて進んだ。これがとても便利。カカト部分がアンロックされるようになっていて、登りも違和感なく進める。だが夏沢鉱泉を出たのが11:35、進みも遅く、体力的にも厳しくなり箕冠山を目指す途中で引き返す。
根石岳どころか箕冠山のピークすら踏めなかったが、悔しさは不思議とない。むしろ、スノーシューの有り難みを実感でき、無理しない判断を自分で肯定しつつ小屋に戻った。
【2日目】
本日も晴天なり。
昨夜降雪はなく、雪は締まってきている。
7:15、アイゼンで夏沢鉱泉を出てオーレン小屋でスノーシューに履き替える。夏沢峠までノートレース。
峠でアイゼンに履き替える準備をしている途中、考えを変え、行けるところまでスノーシューで行くことにする。時間的に登頂は無理だったし、しばらくトレースのない樹林帯が続くはずだから、傾斜がややきつくなる以外は夏沢峠までと変わらないはず。
夏沢峠でそんなことを考えながら食事休憩していると硫黄岳から降りてきた方と出会う。トレースなしを覚悟していたが目の前に出来たてのトレースが出現。とはいえ途中で引き返す予定なのでスノーシューで夏沢峠をあとにする。
出来たてのトレースをスノーシューで踏み締めながら樹林帯を登る。森林限界までくると傾斜もキツくなり、ここから先は、スノーシュー→アイゼン、ストック→ピッケル の装備替えが必要。引き返し時間まであと30分、持ち替えや履き替えをしていたら行動時間はあって無いようなものになりそうだったのでここで引き返す決断(というほど大げさなものではないが)。スノーシューのままオーレン小屋まで降り、そこからアイゼンに履き替えて夏沢鉱泉まで戻る。
お風呂をつかわしていただいて、帰途についた。
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