曽山−金森山(伊那山脈縦走)
- GPS
- 11:32
- 距離
- 16.3km
- 登り
- 1,719m
- 下り
- 1,709m
コースタイム
08:24 小川路峠登山道合流(金毘羅様)
10:17 曽山分岐・・ルートロス・・10:53再出発
11:51 曽山山頂 12:01発
12:53 曽山分岐
12:55 昼食 13:15発
13:12 小川路峠
14:13 1660mピーク(荷物デポ)
14:36 金森山山頂
15:11 1660mピーク(荷物デポ地点へ戻る)
18:13 駐車地着
天候 | 晴れ時々曇り&雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
千代、野池から小川路峠までのルート以外はバリエーションです。 特に下り尾根はお勧めしません(危険です) 飯田市千代野池、米川沿いの林道終点に駐車。車4〜5台 野池の米川沿い「親水公園」に立派な公衆WC |
写真
感想
久しぶりの冬化粧をした伊那谷の静かな山を歩いてきました。
この山行きは昨年から取り組んでいる「伊那山脈縦走」の続きになります。
一回目「白沢山−大西山」
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-294669.html
二回目「大西山−鬼面山」
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-303148.html
三回目「鬼面山−曽山」
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-308291.html
四回目になる今回は「曽山−金森山」
伊那山脈主稜線部踏破にはあと2〜3ピッチ位かな?
日帰りで基本的には足だけで周回しているので時間もかかるのです。
但し「白沢山−大西山」は車デポだったのもあり、白沢山が主稜線になるのか疑問でもあるのでので登り直すかは思案中。
今回は律儀に北から繋げてる赤線の続き「曽山−金森山」を歩く事になります
飯田市千代の野池地区を基点に周回する事にして、米川沿いの林道終点から出発。親切に設置してくれてある木梯子を登るとナンと「登山道」と言って良いくらいな立派な踏み跡。
「キノコかなぁ?山神様かなぁ・・・?でも社マークは地図上無いし・・・」と思いつつこの素晴らしく良い道を歩かせてもらいます。
道は細くなるどころか段々良くなってくる。・・・と言う事は、千代側から遠山への旧街道だったのだろうか?と左に迫ってくる小川路林道の尾根を見ながら謎解きの楽しさにワクワクしながら歩いて行くと、やはり見覚えのある地点。左から飯田市上久堅側からの小川路林道。金毘羅様と赤松、13番観音様のある場所でした。落石などなければここまで車で来る方もいます。
帰宅してから調べたら下記のページ等・・・けっこう知られている道だったんですね。ワタシが無知なだけでした
http://www.mis.janis.or.jp/~takao424/hudoki/tiyotouge1.htm
小川路峠の周回ルートとしてもっと紹介されても良いくらいです
スッキリした所で小川路の登山道をGO!新雪がきれいな静かな山道を雪解けの瀬音を聞きながら登ります。
以前は無かった「ボーズッタ線」の看板が曽山分岐でした。
しかし、分岐からすぐのトラバースに「うーん・・・」無雪期なら行ってしまうのですが、薄雪の下のコンディションが読めない。再度登り返して三角点のあるピークへ。ここで尾根筋を間違えてまたリターン。
ピークから見た正しい尾根は今日はとても下れない斜度なので、やはりあのザレザレトラバースしかありません。慎重に渡ります。滑ったら谷に呑まれてしまう!
核心部を通過したらヤセ尾根もありますが基本的に広くて気持ち良い尾根歩きで曽山に到着。10ヶ月ぶりに線を繋ぎます。
小川路峠を目指し曽山を出発すると雲行きが怪しくなり、横殴りの雪アラレ・・・右頬だけ冷たくて痛い〜(><)
3回目になる小川路峠で33番観音様に参拝を終え、金森山へ。笹がけっこう元気です。
下って行く予定のピークにザックをデポして山頂へ向かうと、下枝の伐採に薄雪が乗っていて足元が滑ります。「ズルッ」としながら金森山山頂着。次回の偵察と写真だけで下ります。未知の尾根を下るには時間が少し遅いので・・・
帰路にとった尾根は・・・アリの門渡り、ジャンダルム・・・尾根が切れて無くなってたり・・・今思えば楽しかった・・・カナ?
もう一回行く?と聞かれたら「もういいかなぁ・・・」(笑)
下り始め、時間的にも間違えることは出来ないし・・・と最初はGPSを見ましたが、現在地の追尾がなかなか出なくて、あいまいな尾根の始まりで悩みました。結局地図を読んだほうが判りやすかったかな
米川の水量が無いのは往路で見ていたので、最後は谷に下りました。
時間に余裕があれば楽しい沢歩きが出来る感じの谷でしたが・・・金森山の下りで沢歩き。白骨死体があるとヤだなぁ・・・(^-^;)と思いつつ(笑)
(伊那谷の山HPの元管理人さんが白骨死体を発見されたのは違う沢筋でしたが)
やっとの思いで予定していた破線道に出た時、安全圏に帰ってきた安堵感もあってか、夕日を浴びた里の山が美しくて・・・伊那谷の山と、谷あいに息づく木霊達を心からいとおしく感じました
余談ですが、3シーズン用ブーツが水漏れするので今回買い換えてまして・・・おニューの登山靴デビュー戦でした☆
「こんな仕様で、この予算まで・・・」の中で割と足にフィットしたトリオレちゃん。
ごめんネ。こんな藪を歩かされるなんて夢にも思わなかったでしょう(笑)
コメント
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馬原山は、行かないのですか?
そして、第二ブロックや第一ブロックは・・・行くんですか?
行くと・・・いいなあ・・・。
支脈にも良い山いっぱいあるし、行くといいのになあ・・・と思います。また、谷京峠は、戸倉山から線を引くだけでなく、是非、為栗ないし十方峡の要長橋まで線を引いてくださいね。こくぞーさんの勝手だけれど・・・。
標高がちがうと、こうも景色の色が違うのですねぇ。 ワタシの方は春っぽかった。歩き出しが遅い時刻であったけど、バラバラと樹から落ちる音・・・・
金森山の西面〜南西は地図に余計な記号が無く、もちろんヤマレコの足跡も無い広大な地域と注目していましたので、ちょっとヤラレタ感も
この尾根は目に入っていませんでした。
お疲れさまでした
こんばんわfloatcloudさん
主稜線の線をどういう風に繋げるかなぁ・・・?と考えています。
白沢山も含めるなら、当然馬原山からになると思っているのですが
第二ブロックへは大萱山から・・・と思っているので
第一から第四ブロックまで行けるとイイですね。頑張ってみます
伊那山地だけでも、まだま行きたい山が沢山ありますが
少しずつ・・・訪れる事ができたらいいなぁ。と思っています
こんばんわyama-takeさん
春めいてきたし、そろそろこちらの縦走の続きをしようと腰を上げました
前回金森山へnucchiさんと行かれた記録の、金森山の尾根のワナが解かりましたよ。あれは間違えちゃいますね
下山の尾根は本当はもう少し大きなループで南西の尾根を狙ってましたが
時間もキツかったので少し短いこちらの尾根に変更しました
個人的な好みだと神社マークの破線道へ出たいので・・・わかりますよね(笑)
今年の上半期に第一部を終えたいと思っていますので、またご一緒に行きましょうネ
おはようございます♪kokuzooさん(*^_^*)
この日はかなり寒そうな感じだったようですネ その分、イイ〜道が続いていたようで・・とてもキレイですネ
『こんな日にこんなところ歩く物好きは・・何人か知ってます』と、そのうちのお一人ですネ!kokuzooさん (笑) おにゅーのトリオレちゃん、きっとkokuzooさんに買われた時点で覚悟の上だったでしょう いきなり藪を歩く事も・・ (笑)うふふっ って何だかブラックなコメントに・・ (笑)
新しい靴は実際歩いてみないとなかなか分からないので、高くても安くても結構気になりますネ(>_<) もちろん慣れもあったりしますが、合わなかったり痛いところがあったりすると、楽しいヤマ歩きも苦痛になっちゃったり・・ でも、なかなかのフィット感 良かったですネ ももさんの靴・・何とかオフジェにならずに済んでるかなぁ〜 (笑) 今週末はまたハードな探し物のヤマ歩きのようですネ 晴れて楽しい探し物が出来ると良いですネ
ぐる〜っと縦走 お疲れさまでした
とてもkokuzooさんらしさを感じられるイイ〜ヤマ歩きをありがとうございました
驚きましたねえ、第四ブロックって、いったいどこにあるんですか?
大萱山南、つまり第二ブロック南端に九円沢ノ頭1397Pがあって、小渋橋付近から大山塊に見えるんですが、良い山だと思います。
大萱山南の鞍部を越える中山峠は、鹿塩の西側も美しい林で道もしっかりしていますが、中山沢側からの方が、貴女向きかな、と思います。旧中山集落の名残は濃く、かつての通い道が所々に残っていて、沢、樹林ともに美しいです。渡渉も何度かしますが、転石など拾っておらずに、チャプチャプ渡る体験もしてくださいな・・・。この山は、番外として既にブログにアップしたので、良かったら参考にしてください。
では、以降の伊那山地主稜縦走をタップリ楽しまれることをお祈りしています。
ども♪kokuzooさん♪こんばんは〜♪
ボーなんとか線ってなんすか?(笑)バリカンで五分刈りにした頭のような感じの線なのかな?
トリオレ!?いい靴じゃないですか!
そんな気を利かせてもらわなくてもいいのに〜 LOWAで苦しんでる俺を見てFitする靴を用意してくれるなんて・・・ありがとうございます しかも試し履きしてくれたなんて ストックと交換って事ですよね?
しかし、よくサイズ分かりましたねぇ〜 嬉しいなぁ〜
ま、これくらいにして(笑)
ヤマ、またまたいい感じの里山ですねぇ〜 ガクブルゾーンもあるなんて楽しそう
でも鹿の食害・・・バランスが崩れてるのかなぁ〜・・・オオカミを放ちますか
皆さんのように詳しくは分かりませんが、分かると楽しいんでしょうねぇ〜
こんばんわ〜kchan
里では桜も咲いてたけど山は冬に逆戻りで
でも春なのに里山で雪山気分ってちょっと「やった♪」って感じでした
それってやっぱ物好き?
新しい靴、本当は今回使いたくはなかったけど
予備の夏靴はミドルカットなので、スパッツ付けても雪が入っちゃうし
今週末のロングに備えて、痛いところとかあったらチェックしておきたいと言うのもあったので
まぁ、トリオレちゃんもこれで覚悟が決まったでしょう
momoさんの靴、どうなったかな?
うまく直ってるといいですね
ワタシらしい静かな山行きでしたが、また景色の良いところにも行きたいな
い〜い眺めたっぷりのkchan達のレコをまた楽しみにしています
floatcloudさん、度々のコメントありがとうゴザイマス
「第四ブロック」は、Wikipediaの定義なので、不確かな部分もありますね
Wikiでは、下記の様な記述になってます
* * * * * * * *
伊那山地は、赤石山脈に発し、伊那山地を東から西へと横切る川の横谷によって
四つの部分に分かれている。
最北部は、諏訪湖の南、守屋山から三峰川の横谷まで。
中北部は三峰川から小渋川の横谷まで。
中南部は小渋川から遠山川の横谷まで。
最南部が、遠山川から天竜川の間である。
* * * * * * * *
・・・だそうですが「遠山川から天竜川の間」は伊那ではないので地理的に見て・・・って事かな?と思ってました
大萱山、中山沢側からの記録、読ませて頂きました。
いいですね・・・集落の名残、かつての通い道。美しい沢、樹林
早くも新緑の頃に行きたくなりました
こんばんわ〜 momoGさん
ボーズッタ線って、アレですよ!
中坊の時に丸刈りだった線君が、高校になって髪を伸ばしたら見違えて〜
「えっ!?あの坊主だった線!?」なぁんて 苦しいかなっ(笑)
誰か!冷笑してないで意味を教えてください
うふふ〜。トリオレちゃん、アウトレットだけどブルーでカワイイのだ
幅広足のワタシにはレディースのブーツは大体履けないけど、今回大丈夫でした
でも仕方ないな〜 あの純金のストックとなら交換してあげる
momoさんがはくとシンデレラの義理の姉状態ですわよ。おほほ・・・
なんて、ブラックなおふざけはここら辺で
オオカミを放ったらバランスを取る為に、次は赤ずきんちゃんを放たねば・・・?
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