湯森山（黒湯沢左岸尾根から往復）

2014年04月13日(日) [日帰り]

• GPS: 04:20
• 距離: 9.4km
• 登り: 721m
• 下り: 720m

コースタイム

7:45　国民休暇村駐車場
8:10　空吹湿原（〜8:20）
9:00　標高1120m（〜9:05）
9:18　P1201（〜9:20）
9:55　標高1320m（〜10:05）
10:25　湯森山（〜10:38）
10:48　標高1210m（〜11:02）
11:15　P1201
11:48　黒湯脇の車道
12:05　休暇村駐車場

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

乳頭温泉国民休暇村駐車場を借りる。
黒湯温泉への道路は冬季閉鎖中で、次の週末に開通するとのこと。

コース状況／危険箇所等

空吹湿原を経て黒湯沢沿いの尾根にたどり着くまでは、地形図からは読みとれない細かい尾根や谷が入り組んだ複雑な地形で、段差やギャップの通過に神経と労力を使う。
黒湯の駐車場から黒湯沢を見ながら尾根筋をたどるのがスムースだと思われます。

標高1270mから黒湯沢源流の谷をルートとしたが、頭上の南西側斜面には雪庇が現れていました。積雪不安定な時は選択肢から外すべきでしょう。

写真

4/13 7:13

大釜まで行くと秋田駒が見えた　期待もたせる

4/13 7:52

よっこらせと黒湯への車道から雪面に上がる

4/13 8:09

空吹湿原で一休み

4/13 8:15

春ですなぁ

4/13 8:23

源泉施設脇から乳頭山　あっちも良さそう

4/13 8:29

尾根下部は複雑な地形で一苦労

4/13 9:00

上部はまろやかなブナ林尾根になる

4/13 9:00

下りが楽しみ

4/13 9:15

あと少し

4/13 9:18

1201m峰に出たらいきなりの大展望
まずは荷葉山方面　右奥に森吉

4/13 9:18

つぎは森吉〜大白森〜倉沢山

4/13 9:18

倉沢山〜曲崎山〜遠くに八幡平

4/13 9:18

そして乳頭山

4/13 9:18

となりに笊森山

4/13 9:18

目指す湯森山

4/13 9:18

笹森山の向こうに秋田駒男女岳

4/13 9:19

遙か遠くに鳥海山　本当に大パノラマ

4/13 9:29

ゆるゆると平坦地を進み

4/13 9:35

1230mから笹森山　地味な山だけどここから見ると案外かっこいい

4/13 9:37

さて尾根のつきあたりにこの急崖がそびえたつ　どう通過しようか

4/13 9:41

北東側の谷に入ってみる

4/13 9:45

おそるおそるだったがこれが正解でした

4/13 9:49

右手頭上に雪庇が見えて気持ち悪いが今日は安定していて崩落の危険はなさそう

4/13 9:52

1290m二又は左に入る

4/13 9:55

いい斜面が続く

4/13 10:07

振り返ると下りが楽しみ

4/13 10:09

上部はフィルムクラスト

4/13 10:20

待ってろよオープンバーン

4/13 10:25

山頂の一画で岩手山お目見え

4/13 10:25

乳頭山の向こうには裏岩手の山並みも

4/13 10:27

和賀連峰とうっすら焼石も見える

4/13 10:27

遠くに孤高の早池峰

4/13 10:28

そして何と言っても秋田駒の勇姿　素晴らしい

4/13 10:38

森吉を眺めながら下降の支度

4/13 10:42

ひゃっほう！

4/13 10:44

天然ハーフパイプですね♪

4/13 10:46

こりゃいいわ

4/13 10:48

お楽しみはあっというま

4/13 11:02

横に乳頭山を見ながら

4/13 11:10

往路をたどり

4/13 11:12

少し登り返し

4/13 11:15

もう一度P1201から最後の眺め

4/13 11:15

絶景

4/13 11:15

本当に知られざる絶景スポットだ

4/13 11:25

さて今度は樹林帯の下降

4/13 11:33

こっちも雪の状態良くあっというま

4/13 11:54

下りすぎて車道に出てしまった
道路への下降は一苦労

撮影機器：

EXILIM ZOOM EX-Z3 カシオ

感想

YKA0805

以前（2011年4月）に強風のため途中敗退したルートの再挑戦。

黒湯への道路は入口で閉鎖されていたので休暇村駐車場から登り始める。少し寒いが快晴微風で気持ちよい。
のんびりブナ林を登って1201mピークに着くと、いきなりの大展望。素晴らしいとしか言葉が出ない。

平坦な地形を過ぎると目の前に急崖がそびえる。これをどうやってクリアするかは現地で決めようと思っていたが、直登は急すぎて話しにならない。雪は安定しているので雪崩や雪庇崩落の危険は小さいと見て、思い切って北東側の谷に入ってみるとこれが大正解。

ゆるく蛇行する谷を上り詰めると湯森山頂へ続くオープンバーンにつながっている。風も出てくるがもう一がんばりと前進しようやく山頂到着。初めて秋田駒の全景が望めた。前回の毛無森から望む早池峰もそうだったが、一番見たいものを最後まで隠し続け、ゴールまで引っ張るルートってのもなかなか乙なもんだ。

下り始めるとあっという間で、1201mピークでもう一度最後の展望楽しみ、樹林帯の滑降へ。こちらも樹間広く滑りやすい。最後に複雑な小沢の地形に捕まるが無事車道に降りた。

下部のブナ美林、中間ピークの好展望、上部オープンバーンと、短い割には変化に富んだ好ルートだった。